リレーで自作したスポット溶接装置で十字配線ユニバーサル基板をカットする:注目デバイスで組み込み開発をアップグレード(16)(1/3 ページ) 注目デバイスの活用で組み込み開発の幅を広げることが狙いの本連載。第16回は、近年広く販売されるようになった十字配線ユニバーサル基板の配線をカットするために、リレーを使って自作したスポット溶接装置を紹介する。 はじめに 十字配線ユニバーサル基板なるものをご存じでしょうか。秋月電子通商などから販売されており2015年ころから取り扱っているようです。このユニバーサル基板は、スルーホールの縦と横(格子状)に既に配線されており、これらのパターンをカッターやルーターなどで切断することで、自由にユーザーの回路をこの基板上に作成できるというものです。ですからプリント基板を起こしたり、手はんだでユニバーサル基板上に配線したりする必要がないという代物です。 ⇒連載「注目