【ワシントン=小川聡】安倍元首相は17日午後(日本時間18日未明)、ワシントンの政策研究機関「ブルッキングス研究所」で講演し、「一緒に(ワシントンに)来ている前原誠司副代表が、もし民主党政権になって首相をやれば、自民党と(政策的に)ほとんど変わりがないと思う」と述べた。 民主党政権が誕生した場合の日米関係への影響について、米国人ジャーナリストの質問に答えた。 安倍氏は、民主党の小沢代表が在日米軍は第7艦隊だけで十分とした発言を取りあげ、「民主党はよく言えば意見の多様性がある。現実を言えば、統一された政策を持っていない」と批判した。