「パートナー法ネット」共同代表・大江千束さんインタビュー(後編) 東京オリンピックまでに日本は変わるべき―「同性婚」推進団体代表に聞く、いま法制化が必要な理由 >>【前編はこちら】日本の結婚は男女平等じゃない―「パートナー法ネット」共同代表が語る、同性婚法の成立が難しい理由 2015年2月12日、東京都渋谷区が同性カップルに「結婚に相当する関係」と認める「パートナーシップ証明」を発行する条例案を、3月に区議会に提出すると発表しました。 後編では、同性カップルが婚姻制度に代わる制度として利用している「養子縁組」、また「パートナーシップ制度」について「パートナー法ネット」の共同代表の大江千束さんにお話を伺います。 パートナーなのに、養子縁組では「親子」「兄弟」に ――現在、法的にパートナーシップを結びたい場合、「養子縁組」を選択する形になるのでしょうか。 大江千束さん(以下、大江):パートナー