【読売新聞】 マスク着用ルールを緩和するか維持するか、企業が揺れている。政府は、今月13日以降、着用の是非は「個人の判断に委ねる」との方針を打ち出しており、企業の多くは、積極的に脱マスクを進めて消費回復に弾みを付けたいところだ。ただ
2023年1月20日に、岸田総理は今春にも新型コロナを5類感染症に移行することを発表しました。 大きな節目となるこの5類への移行ですが、必ずしも良いことばかりではありません。 現在の「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」に移行すると、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。 すでに感染症法上の措置の緩和は進んできている新型コロナに対する初期の対応と現在の対応(第110回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード資料) 新型コロナ流行初期には、病原性や感染経路など未知の部分が大きかったことから厳しい対応が行われていました。 例えば、感染者は全例入院し、感染者の隔離期間や濃厚接触者の待機期間も14日間と厳しく設定されていました。 現在は、感染者の入院は原則として重症例に限られており、自宅療養も7日間にまで短縮しています。濃厚接触者の対応も家庭内感染など限られた状況に限
日本ではすでに1000万人以上の方が新型コロナに感染しており、このうち実に800万人以上の人はオミクロン株が出現した第6波以降に感染しています。 過去に新型コロナに感染した人、特にオミクロン株BA.1やBA.2に感染した人は、今拡大しているオミクロン株の亜系統BA.5にどれくらい感染しにくいのでしょうか? 新型コロナに感染するとしばらくは感染しにくい初感染からの時間経過と感染予防効果の推移(doi: https://doi.org/10.1038/d41586-022-01914-6より) 新型コロナに感染すると、免疫ができるため、一度新型コロナに感染すると、しばらくの間は感染しにくくなります。 これまでの研究によると、 ということが分かっています。 しかし、一度感染した後は二度と感染しないというものではなく、特に過去の感染から時間が経つと予防効果は落ちてきますし、別の変異株には再び新型コ
人が立場から自由になることは難しい。どれほど客観的かつ冷静であることを装った意見にも、立場というものは透けてしまう。 わかりやすい例は、この2年間の新型コロナウイルスに対する態度だ。たとえば感染拡大当初から、コロナとの共存を訴えてきた知識人には大学に所属していない人が多かった。東浩紀さん、三浦瑠麗さん、與那覇潤さんといった具合だ。 速報「パンに虫が」「変な味がする」 山崎製パン元社員が重大証言、クレーム対応の“マル秘テクニック”は「客を装っての“ダマでの買い取り”」 速報ウエルシア社長の電撃辞任、原因は中国人女性との不倫だった 女性は取引先の関係者 一方で大学から給与をもらう教員からは、例外はあるものの、総じて「緊急事態宣言を出せ、社会を止めろ」という意見が聞こえてきた。彼らは理屈を並べて、いかにコロナが危険かを説いた。だが心の底に「緊急事態宣言を出してもらえば講義がリモートになる。その方
反マスク・反ワクチンをやめたくなったときどうしたらよいか手順やトラブル時の解決法を説明します 反マスク運動や反ワクチン運動に参加していた人たちから、周囲で新型コロナ肺炎に罹る人が現れはじめて、中には連絡が取れなくなった人もいて怖い、どうしたらよいのかと私たちに気持ちの迷いを伝えるメールが届いています。 人それぞれ状況が違うでしょう。でも私たちに言えることはひとつ。 「匿名でやっているならフェードアウト。実名を知られていても縁切り」 これだけです。 でも踏ん切りがつかないとしたら、その理由を考えてみましょう。 仲間内の人間関係が崩れたり、親しくしていた人を裏切ったり、仲よくしていた友だちが消えたり──こんな心配をしているのでしょうか? 私たちは同じような心配をしていた人を、放射線が怖いと言ってデマを流したりデモをしていた人々の中にたくさん見てきました。 はっきり言えるのは、反マスクや反ワクチ
新型コロナに家族全員感染したので、知見をまとめます。何ぶん個人差の大きいものではありますが、これが地震や台風のような一つの災害の例として、家族で備えるための一助となればと思います。 経緯小学校低学年の子供が高熱、通っている学童で既に陽性者有(小学校で陽性があったと発熱の前日にお知らせが来たが、同じ学童の子だという事は熱を出して学童を休む連絡をした時に知った)。検査して陽性。 2 日後私が高熱、検査して陽性。 夫はその翌日微熱、濃厚接触者として保健所から検査を手配後。陽性確認。 自宅療養約 1 週間の後、私と子供はホテル療養。 やっていた感染対策夫婦共に40代前半、在宅勤務、基礎疾患なし、外食・会食・旅行はここ 1 年半以上なし、手洗い・消毒、マスク(不織布)、出かけたのは近所の小規模なショッピング施設での買い物、人のいない近所のマイナーな公園だけ。とても感染に気をつけていたというよりは、単
新型コロナウイルス感染が急拡大し、コロナ病床が逼迫(ひっぱく)している。首都圏に近い県東部は60%を超え、県西部も50%に達した。お盆明けには、さらに感染者が増加するとの懸念もあり、医療関係者からは「病床の大半が埋まる」との声も。最前線で治療に当たる医師は「今、感染を抑え込まないと、連日、感染のピークとなる状況が続く」と危機感を強める。 (岸友里、久下聡美) 今月上旬、浜松医療センター(浜松市中区)に三十代男性が搬送された。「あっ、あっ、あの…」。マラソンを走った直後のように、息苦しそうに激しく肩を動かす男性がストレッチャーで運ばれるのを、感染症内科の田島靖久部長は見守った。歩くことはできず、明らかに重症。搬送されてすぐに、集中治療室(ICU)に運び込まれた。
2021年6月18日、政府の新型コロナウイルス感染症対策に助言をしてきた尾身茂氏ら感染症の専門家有志が、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会、政府等に、大会開催に伴う感染拡大及び医療逼迫を招かないための提言書を提出しました。提出者は次の通りです。 阿南英明 今村顕史 太田圭洋 大曲貴夫 小坂 健 岡部信彦 押谷 仁 尾身 茂 釜萢 敏 河岡義裕 川名明彦 鈴木 基 清古愛弓 高山義浩 舘田一博 谷口清州 朝野和典 中澤よう子 中島一敏 西浦 博 長谷川秀樹 古瀬祐気 前田秀雄 吉田正樹 脇田隆字 和田耕治 (五十音順) 同日18時に、日本記者クラブにおいて、提出者を代表して尾身茂氏(独立行政法人地域医療機能推進機構理事長)、釜萢敏氏(公益社団法人日本医師会常任理事)、中澤よう子氏(全国衛生部長会会長)、中島一敏氏(大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学学科教授)、前田秀雄氏(東京都
このところ、「隔離メシ」なる単語がTwitter上を賑わせています。 隔離メシとは、コロナ禍によって生まれた新語の一つ。 コロナ禍にあってA国からB国に入国する際、B国で定められた決まりによって検疫のため、ホテルなどの施設で一定期間、隔離生活を強いられるわけですが、その際に配給される食事のことを指します。 隔離期間は基本的にホテルの部屋から出ることができず、自由な外出や買い物は禁止されているため、当局からはおもに弁当形式での食事が提供されます。 日本では、新型コロナウイルス変異株流行国と認定された国と地域(3月23日時点では英国、ドイツなど24カ国)から帰国する場合、まず出国前に現地で検査を受けて陰性証明を提出しなければならず、到着後も日本の空港で抗原検査を受け、この結果が陰性でも検疫所の確保する施設(ホテルなど)で最低3日間の隔離生活を義務付けられる事になります。さらに3日後、検査を受け
「ホーム」の中で何が起きているのか 「ステイホーム」「お家にいましょう」がスローガンになって、渋谷のスクランブル交差点や浅草の雷門はすっかり閑散としたのに、スーパーマーケットや商店街、それから公園や遊歩道などにはふだん以上に人が溢れている。 何度も繰り返されたニュース映像だが、何が起きているのかわからない人が多く、いけないと言われているのになぜこんな人出が、と困惑気味のレポーターもいた。 東京都知事はこわい顔でスーパーの入場規制を打ち出した。大阪市長は「女性の買物は時間がかかるから」と嘲るようなコメントをした。 しかし、考えてもみれば、ふだんは学校や職場に行っていた子どもや大人が今はみんな家にいる。給食や社食で食べていたランチを家で食べる。飲食店もガラガラなので、いつもは店を埋めていた人たちも家で食べている。 これだけ膨大な食の需要が行き場を失い、土石流のように家に押し寄せてきた。家族がそ
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