「スーパーマリオブラザーズ」や「ドラゴンクエスト」ー。1980年代に大ブームを巻き起こした任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター(ファミコン)」を彩った数々のカセット(ソフト)を、40代以上の方々は夢中になってプレイしていませんでしたか? 誕生日など年数回しか買ってもらえないカセットは宝物。友人に貸してもちゃんと返してもらえるように(あるいは保護者に言われて)名前を書いていた人も少なくないでしょう。 そんな「名前入り」のファミコンカセットを1000本以上も集めてインターネットで公開し、持ち主を探して手元に返す活動をしている人がいます。東京都世田谷区でゲーム開発会社を経営しながら「名前入りカセット博物館」を運営している関純治さん(49)です。