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ブックマーク / ascii.jp (49)

  • ウェブブラウザー戦線異状あり──2008年、「Safari/WebKit」が大ブレイク!? (1/4)

    今年は1年を通して最大の話題は、アップルが発表した携帯電話機「iPhone」だろう。iPhoneは、キャリアーとメーカーの立場を逆転させるなど、それまでのケータイ業界の常識をことごとく打ち破った。米国に続いて欧州主要国での発売も始まり、あいかわらず話題を提供し続けている。 iPhoneがもたらした、もう1つの変化 ところで、このiPhoneは、ケータイ業界以外の世界にもいろいろな影響をおよぼし始めている。例えばウェブ業界だ。 iPhoneが、ウェブブラウザーとして「Safari」を採用したことで、今やSafariはウェブクリエイターの中で無視できない存在となった(その後、iPod touchもiPhoneに続いたためなおさらだ)。 Safariが重要なのは、採用機器の数や人気だけの問題ではない。 実際にこれらの機器のユーザーが、どれだけブラウザーを活用しているかも重要だが、最近、米ネット・

    ウェブブラウザー戦線異状あり──2008年、「Safari/WebKit」が大ブレイク!? (1/4)
  • 進まないレーベル会社の参加 PC向け音楽配信のキビしい現実 (1/3)

    2005年10月に始まった有料の音楽配信サービス(関連記事3)。ダウンロードした楽曲は、パソコンではWindows用の音楽プレーヤー「MOOCS PLAYER」(または「SD-Jukebox」)を使って再生が可能。ダウンロードした楽曲をSDメモリーカードにコピーすれば、携帯音楽プレーヤーや携帯電話機でも音楽を楽しめる。 サービスの統廃合が相次ぐ ── 音楽配信サービスは、今どんな状況ですか? 津田 ニフティだけでなく、同業他社でもサービスの整理が始まっています。9月には「MSNミュージック」と「エキサイト・ミュージック・ストア」が終了しました。また、今年の2月には、NTTグループが「goo Music Store」と「OCN MUSICSTORE」という2つの音楽配信サービスを統合して、「MUSICO」と名前を変えました。 ── 今年に入って「勝ち負け」がはっきりしてきたということでしょう

    進まないレーベル会社の参加 PC向け音楽配信のキビしい現実 (1/3)
  • ユーザーインターフェースの深いところ(後編) (1/3)

    HPが、2007年7月に35周年記念を祝った電卓「HP-35」は画期的な製品だった。 科学技術計算用の関数機能を持ちながら、ポケットに入る大きさだったからだ。それまで、関数の値を求めたいなら計算尺で3桁くらいの精度のものを使うか、辞書のように分厚い数表から引くしかなかった。 これにどれほどの価値があるかは、この両方を体験した世代にしか分からないかもしれない。ポケットサイズの関数電卓は、シャープやカシオなどの日メーカーからも相次いで発売されることになるが、HPは、RPNの合理性とプログラム機能でまるで別モノだった。HP-35と同じ年に発売されたHP-65は、プログラム機能を持った電卓で、それを独自の磁気カードを読み書きできた。 パソコンになれなかった電卓 初期のマイコンが誰にでもすぐに使える製品になったのは、1977年。日では「御三家」といわることになる「Apple II」「TRS-80

    ユーザーインターフェースの深いところ(後編) (1/3)
  • ユーザーインターフェースの深いところ(前編) (1/2)

    私は、パソコンの日本語入力は「親指シフト」、携帯電話では「ポケベル打ち」、電卓は「逆ポーランド記法」である。たぶん、興味のない人は「なんのこっちゃ」というような話なのだが、どれも機械に意志を伝えるのに都合のよいやり方だと思っている。 ポケベル打ち 携帯電話の文字入力方式で、「ツータッチ」や「ニコタッチ」などのバリエーションがある。一般的なカナ入力で「あ」は“1”、「い」は“11”、「う」は“111”、「こ」は“22222”……と入力するが、ポケベル打ちでは、「あ」は“11”(ア行の1番目)、「い」は“12”、「う」は“13”、「こ」は“25”……となる。キーを押す回数が3分の2に減るほか、1文字を必ず2回のタッチで打てるのでリズミカルな入力ができる。 親指シフト 富士通のワープロ「OASYS」シリーズで採用された日本語入力方式。改良され「ニコラ配列」ともいう。キーボードの中央手前に「親指シ

    ユーザーインターフェースの深いところ(前編) (1/2)
  • 石井裕の“デジタルの感触”

    人とビット(デジタル情報)、アトム(物理世界)をシームレスに接続する「タンジブル・ビット」。連載では、横軸に「タンジブル・ユーザー・インターフェース(TUI)」研究の軌跡、縦軸に人とテクノロジーの関わり方をとり、日々考えていることをエッセイとして綴りたい。 2008年02月10日 12時03分 iPhone/Mac 石井裕の“デジタルの感触” 最終回 Macintoshを通じて視る未来 私の愛機はMacである。Mac一筋の人生になってから、はや20年が経過した。Macに出会う前は、短い間だったが同じくアップル製の「Lisa」が私の側にいてくれた。 2008年02月03日 22時34分 iPhone/Mac 石井裕の“デジタルの感触” 第29回 私のヒーロー 私のヒーローは、ダグラス・エンゲルバートである。彼が存在しなかったら、自分自身も存在しなかっただろうと思うほど、自分にとってかけがえ

    石井裕の“デジタルの感触”
  • 【Seybold San Francisco 99 vol.3】アップルがスーパーコンピューター級の新機種、Power Mac G4を発表

    米時間8月31日午前9時、カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の“Seybold Seminars”の基調講演にアップル社暫定CEO、スティーブ・ジョブズが登壇した。数々の新発表があった講演だが、中でももっとも重要なのがプロ用デスクトップMacの新世代機、Power Mac G4の発表と同機専用につくられた22インチTFT液晶ディスプレー“Apple Cinema Display”だ。 複数データを一括処理するSIMD機構“Velocity Engine(コード名:AltiVec)”採用の“Power Mac G4” Power Mac G4は一見しただけでは現行機種のPower Mac G3に酷似しているが、注意深く見ると、半透明の白色プラスチックからうっすらと覗いていた力強い“G3”の文字が消えている。また白とブルーベリー(青色)からなる筐体色は、シルバー(かなり明るめの銀)、グラ

    plusdotk
    plusdotk 2007/10/01
    powermac G4 基調講演 1999年
  • アップル、『Power Mac G4』のマイクロプロセッサーを仕様変更

    アップルコンピュータ(株)は、『Power Mac G4』のラインアップについて、マイクロプロセッサーの仕様を変更すると発表した。 新ラインアップは以下の通り。 ●スタンダードモデル ・『Power Mac G4』(350MHz)、10月下旬発売、価格19万8000円 ・『Power Mac G4』(400MHz)、11月発売、価格31万8000円 ・『Power Mac G4』(450MHz)、11月発売、価格42万8000円 ●Ultimateモデル ・『Power Mac G4 Ultimate』(400MHz)、発売日未定、価格81万6000円 ・『Power Mac G4 Ultimate』(450MHz)、発売日未定、価格92万6000円 これは、米モトローラ社でのPowerPC G4-500MHzの量産が遅れていることが原因で、事実上のダウングレードとなる。マイクロプロセッサ

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    plusdotk 2007/10/01
    powermac G4 1999年 ダウングレード
  • オリジナルであること (1/2)

    アイデアの根底にあるオリジナリティー 研究に限らず、我々が創造的な仕事をしていくうえで最も大切なこと──それは、オリジナリティーに対する固執、未来を見つめ続けること、そして時々先人たちの偉業を振り返り自分の踏破した距離を確認することだと考える。しかし、今の世の中は人のアイデアをベースにした改良型(incremental)で、しかも短期決戦、売ったもん勝ち的なプロジェクトが多すぎる。 前回までは、MITメディア・ラボのタンジブル・メディア・グループで進めてきた自分の研究を駆け足で紹介してきたが、今回はその根底を流れるオリジナリティーに対する思いについて綴ってみたい。 Altoとの出会い 商用機の世界におけるGUI(Graphical User Interfaces)の原点は、'81年に米ゼロックス社から発表された「Xerox Star Information System」にある。その前身と

    オリジナルであること (1/2)
    plusdotk
    plusdotk 2007/09/26
    ユーザインターフェース
  • 混迷するユビキタスの未来 (1/3)

    宣伝色に染まった「ユビキタス」 「ユビキタス」(Ubiquitous)の文脈は今ひどく混迷している。 「至る所にある」というユビキタスの辞書的な意味が転じて、日のメディアでは「いつでも・どこでも」ネットアクセスできる多機能モバイル・コンピューティングという意味で使われているように思える。1台の大型コンピューターを共有するメインフレームの時代から、1人1台のパーソナル・コンピューターを経て、各人がたくさんのコンピューターを使うユビキタスの時代──という未来像は、小型情報通信機器の販売を促進する旗としては、確かに有効な宣伝コピーではある。 しかし、「いつでも・どこでも」(any time, any place)は、何ら新しい概念ではなく、かつて「高度情報化社会」や「マルチメディア社会」が華々しく論じられたときに、何度も出てきたスローガンだった。では、ユビキタスもそれらのスローガンと同様、一時

    混迷するユビキタスの未来 (1/3)
    plusdotk
    plusdotk 2007/09/26
    ユビキタス