音楽サブスクリプション配信中のゲーム音楽のポータルサイト
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各国選手団の入場行進曲は、日本のカルチャーで世界中で愛されているゲームのテーマ曲が選曲された。ドラゴンクエストのテーマをはじめとするゲーム音楽をオーケストラが演奏。また漫画表現をモチーフにしたプラカードが掲げられ、ロールプレーイングゲームのテーマソングの中を歩く選手たちが、まるで勇者のように見えてくる演出。 ◇ ◇ ◇ ドラクエ、FF、モンハン-日本から生まれた有名なゲーム音楽のオーケストラに合わせて、選手たちが入場。国名のプラカードはマンガの吹き出し風のデザインが施された。 選手入場時の使用曲は以下の通り。 ◆ドラゴンクエスト「序章:ロトのテーマ」 ◆ファイナルファンタジー「勝利のファンファーレ」 ◆テイルズオブシリーズ「スレイのテーマ~導師~」 ◆モンスターハンター「英雄の証」 ◆キングダムハーツ「Olympus Coliseum」 ◆クロノ・トリガー「カエルのテーマ」 ◆エー
『星のカービィスーパーデラックス』のアレンジ楽曲「MetaKnight'sRevenge」が、第64回グラミー賞を受賞したことで話題を呼んでいる。大変おめでたいことであり、さっそくこれを聴いてみたという方も多いと思うが、そのアルバムクレジットにはNintendoやHAL研究所の権利表記が全くないことにお気づきだろうか。 先日の糸田氏による記事でも指摘があったように、ここにはアメリカにおける音楽著作権法の改定が影響している。実はここ数年の間に、海外におけるゲーム音楽アレンジ/リミックスを取り巻く状況は激変しているのだ。音楽サブスクリプション(特にSpotify)を日常的に使っている人ならお気づきだろう。こうした「許諾なしのゲーム音楽アレンジ楽曲」が堂々と、しかも商品として罷り通るようになってきているのだ。その背景で一体何が起きているのか。いい機会なので、その背景について解説しよう。 Spot
タイトルのようなことをインタビュー(https://youtu.be/G2fobhbpdIc?t=645)で語ってたけどマジこれなんよ 一見すると古代ギリシアかローマあたりから綿々と連綿と延々と続いてきた年寄りによる最近の若いもん語りなんだろうけどさ マジで心にブッ刺さる音があんま出てこんのよ 芸大作曲科卒の実力というかスゴいんやろなってのはまあわかるんよ そりゃ技巧やら理論でイケる人にとっちゃそりゃ楽しいかもしれんけどもさ そういう高見盛、これは予測変換で勝手に出たんだけどそういう「高み」に至って初めてイクんじゃなくてさ 単純にまっさらな原始の心の状態でなんも考えてない🧠に直接流れ込んで感情にブッ刺さりに来る音、減ったなってしみじみ思うよね なんで? 最近だとゲームじゃないけどデジタルサーカスのメインテーマみたいなやつ。ああいうんでいいんよ。ああゆうんがマジで欲しい。 (追記) おもい
ローファイ・ヒップホップとは? ご存じない方に説明するなら、ゆったりしたビートとほんのりジャジーなフレーズが織りなす「癒やしのインスト・ヒップホップ」といったところでしょうか。ヒップホップと言いつつも、実はその文化の中から生まれたものではなく、主な支持層はこれ系のサントラに郷愁を感じる00年代アニメ世代、あるいは「作業用BGM」として魅せられた若いYouTubeリスナーなどだったりします。ヒップホップ本流との結び付きは、あくまでも気だるいビートだけで、音楽的にはむしろVaporwaveの後裔的な位置にあるといえるでしょう。霞がかったノスタルジックな音像や、ビジュアルイメージと一体化したサウンドの扱いなどには、確かにVaporwaveの影響を感じることができます。 さて、そんなローファイ・ヒップホップですが、最近これにゲーム音楽が接近しつつあります。ムーブメントとしてのローファイ・ヒップホッ
東京オリンピックの開会式の入場曲に、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』をはじめとするゲーム音楽が使用されたことについて、ネットではその是非を巡って、さまざまな意見が飛び交っている。 ゲーム音楽が、ひいてはゲーム文化が国際的な場で使われる=認められたことは喜ばしいことであるとか、自分の好きな曲が流れてきて嬉しい!だとか。その逆に、愛するゲーム文化が政治的に利用されるのが許せない、という意見も見受けられる。 まぁ、人それぞれ意見はあってよいと思うし、それを表明するのも自由だと思うので、こうした議論が起こること自体は、とても興味深いことだと感じる。 千駄ヶ谷・新国立競技場 そうした一方で、今回の一連の動きで、個人的に改めて再認識したのが、 今の世の中──少なくともネット上において、本当に「分断」が顕著になってきているなぁ ということかもしれない。 というのも、「ゲームが好き」という
「本格的すぎる音楽制作」が特徴のゲーム音楽開発者シム『Music Power Up』がめちゃくちゃ凝ってる。シンセサイザーやトラックを実際に使う脅威のゲーム内容がSteamストアページで紹介 音楽制作アプリケーションとシミュレーションゲームをかけ合わせた新ジャンルゲーム『Music Power Up』のSteamストアページが公開された。 プレイヤーはミュージシャンとして1980年代を舞台に、0からゲームの音楽とサウンドエフェクトを制作しなければならない。パブ、コンピューターフェア、電気店を訪れると、他のミュージシャンやゲームプログラマーの人と出会うことができ、当時のコンピューターに対しての興奮を分かち合うことが出来る。ゲームをプレイし、寝室で音楽を作っていると、すぐにゲーム音楽の制作に雇われるだろう。 (画像はSteamストアページより) 本作の一番の見どころとして、実際に音楽を作れるの
週プレNEWS TOPニュースエンタメ"ゲーム音楽の父"すぎやまこういちさん追悼インタビュー。"Dr.マシリト"鳥嶋和彦さんが『ドラクエ』誕生秘話を語る! 『ドラクエ』シリーズに名曲の数々を送り込んだすぎやまこういち氏 10月7日、作曲家・すぎやまこういちさんの訃報が日本列島を駆け抜けた。享年90。『ドラクエ』シリーズに名曲の数々を送り込んだ"ゲーム音楽の父"に哀悼の意を表して――。 編集者として『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』を生み出し、『ドラクエ』誕生にも深く関わった鳥嶋和彦(とりしま・かずひこ)さんが当時を振り返る。 * * * ■『ドラクエ』を作った"伝説のパーティ" 『ドラクエ』誕生にも深く関わった鳥嶋氏 ――35年前、『ドラゴンクエスト』の記念すべき第1弾が発売されました。鳥嶋さんはキャラクターデザインに鳥山明先生を紹介して最大級の貢献をなさるわけですが、当時の、『ドラクエ
ディスクユニオンの新たな専門店『ディスクユニオン アニソン・ゲームミュージックストア』が 7月24日 新宿にNEWオープン!アニソンとゲームミュージックの魅力を発信するディスクユニオンの新たな専門店。 株式会社ディスクユニオン(千代田区/代表取締役:広畑雅彦)は7月24日(月)、日本のポップカルチャー「アニソン」と「ゲームミュージック」に特化したCD・レコード専門店『ディスクユニオン アニソン・ゲームミュージックストア』をオープンします。(株)ディスクユニオン PRESS RELEASE 2023年7月10日 アニソンとゲームミュージックの魅力を発信するディスクユニオンの新たな専門店『ディスクユニオン アニソン・ゲームミュージックストア』7月24日(月) 新宿にNEWオープン! 株式会社ディスクユニオン(千代田区/代表取締役:広畑雅彦)は7月24日(月)、日本のポップカルチャー「アニソン」
田中 “hally” 治久(著) 2024/10/22 本体 2,400円+税 ISBN:978-4-910511-79-5 Amazon ゲーム音楽の歴史と本質を知るための最良の手引き 第一人者による積年の研究の集大成 いまわたしたちの目の前にあるゲーム音楽は、 なにがどうなった結果としてそこにあるのだろうか? 『コンピュータースペース』『ポン』『アメイジング・メイズ』 『スペースインベーダー』『ラリーX』『ゼビウス』 『ジャイラス』『デウス・エクス・マシーナ』 『スーパーマリオブラザーズ』『ドラゴンクエスト』 『ジーザス』『ファイナルファンタジー』『アクトレイザー』…… ゲーム音楽を「ゲームサウンド」という大きな枠組みのなかに 位置付け直すことで、その答えを探る。 これまでゲーム音楽の構造研究は主として産業史・技術史の観点からなされてきたが、その大半は「ゲーム音楽はこんなにも進歩してき
任天堂の音楽アプリ「Nintendo Music」をさっそく使ってみた。なんとこれ,ゲーム&音楽好きにガチササリな想像以上に本気のアプリだった! 編集部:Junpoco 任天堂のゲーム音楽をいつでもどこでも――任天堂が本日(2024年10月31日)スマートフォン向けに配信を開始した「Nintendo Music」(iOS / Android)は,Nintendo Switch Online加入者向けサービスの音楽アプリだ。 朝起きて早々に公式Xのポストを見て,「目覚まし時計(Alarmo)に続いて,これまた急にびっくりサプライズがきたなあ」なんて言いながらダウンロードしてみると……なんとこれがゲーム好きにも音楽好きにもガチササリな,想像以上に本気な音楽アプリだったのだ! 「Nintendo Music」公式サイト 「Nintendo Music」ダウンロードページ 「Nintendo Mu
ソニック・ザ・ヘッジホッグ:中村正人(ドリカム DAIVA:浅倉大介 OUT→ BURAI:Show-Ya 天外魔境:坂本龍一 ←IN 惜しかった(というか人によっては入れ替わるであろう)候補 すぎやまこういち:当時「あのすぎやまが!」だったのかもしれないけど、今ではドラクエの人(俺の中ではずっとイデオンの人だけど) タケカワユキヒデ:凄いんだけどゲームの知名度が……(じゃあDAIVAは?というツッコミは無しでw) 久石譲:正直迷ったが天外魔境シリーズという事で坂本龍一をIN OPやEDなどの歌を提供:残念だけど今回はゲーム中に流れる音楽で絞らせてもらいました とりあえず三大では絞れないほど色んな人がゲーム音楽を作っていることがわかったので良かったです 知識をご披露いただいたみなさんありがとうございました
ホーム ニュース 音楽配信サービスにて配信中の「ゲーム音楽」を一覧で見られるサイトが便利。膨大な数のゲームサントラを楽しもう 音楽配信サービスにて聞くことができる“ゲーム音楽一覧”をまとめるサイトが今、注目を集めている。その名も「ゲーム音楽」。同サイトでは音楽ストリーミングサービスにおける「ゲーム音楽」だけを閲覧できるWebサービスで、アルバムは常に最新の情報に基づいて表示される。noteアカウントhimanushi氏が開発し、話題となっている。 「ゲーム音楽」は上述のとおり、音楽のストリーミングサービスから、ゲーム音楽にしぼって検索と閲覧ができるサイト。サポートしているサブスクリプションサービスはSpotifyとApple Musicで、複数のサービスをまたいで検索できる。またサブスクリプションサービスではないものの、iTunesストアもカバー。これらのサービスでは膨大な数の楽曲を楽しむ
今年4月末に公開されて以降、国内興行収入140億円、総動員数が980万人を突破し、日本で公開された洋画アニメ作品歴代2位の興行成績を叩き出した映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。さらに全世界興行収入は13億ドル(約2,039億円)を突破し、歴代興行成績の第17位を記録するなど、まさに歴史に残るメガヒットムービーとなっている。原作である任天堂のゲーム「スーパーマリオ」シリーズへのリスペクトとオマージュがふんだんに込められ、大人から子どもまで存分に楽しめる本作だが、そのオリジナルサウンドトラックのCD/LPが8〜9月にかけて発売された。 今回は、数々のポップスからアニメ/ゲーム劇伴までを手がけるヒャダインと、「クロノ・トリガー」や「ゼノブレイド」シリーズをはじめ、『マリオパーティ』でも作曲を担当している光田康典による対談をセッティング。たくさんの仕掛けが詰まった『ザ・スーパーマリオ
米国の生活において文化的、歴史的、美学的に重要な音楽として、米国議会図書館に登録された『スーパーマリオブラザーズ』のテーマ曲。同曲を作った任天堂の近藤浩治から、ゲーム音楽作りの秘訣について米紙「ワシントン・ポスト」が聞いた。 米国の歴史にも重要な曲 近藤浩治(62)は、米国議会図書館の「国家保存重要録音登録簿」に登録される音楽がどんなものなのか、理解していなかった。そのリストに並んでいたのは、ジョン・レノンの『イマジン』、ビリー・ホリデイ、マイルス・デイヴィス、アレサ・フランクリン、『イパネマの娘』などだった。 「並んでいるのは有名な曲、もっと有名なもの、それより著名な曲…という感じでした。調べれば調べるほど、どれも信じられないほど重要なものだったんです」。近藤は通訳を介して米紙「ワシントン・ポスト」のインタビューにそう答えた。 2023年、名古屋出身の近藤の作品は、米国での生活にとって「
ここ数年でゲーム音楽のコンサートが一般的になっている。 超有名作はもちろん、知る人ぞ知るみたいな作品のコンサートも開かれていて、年一回の日本青年館が楽しみだった頃から比べると驚きの状況だ。 最近は映像を流しているところも多く、ゲームの映像に合わせてコンサートの音楽が流れる形態のものも多い。 しかしこの形式、コンサートとしては破綻している。 観客は映像にばかり目がいきそちらの内容に集中する。 流れている音楽はただの環境音だ。 ゲームの音楽そのまま流してもいいし、生演奏でなくてもいい。 ただ、映像があるコンサートは無いコンサートに比べてウケがいいという現実がある。 演者としても、好きな演奏ができるし、聴いてもらえなくても金は入ってくるからまあいいやということになり、単なる映像鑑賞会になっている。 映画館で名シーン編集版の映像を見ているのと変わらないのに、コンサートを銘打たざるを得ない現状に寂し
『FF』作曲家・植松伸夫氏を特集したNHK Eテレ番組「ゲーム音楽の巨匠 植松伸夫の世界」の再放送が決定。11月30日(木)21時から再放送、『FF7』の楽曲演奏や植松氏が架空のテーマ音楽を作曲する映像も収録 NHKは11月23日、Eテレ「クラシックTV」の作曲家・植松伸夫氏が出演した放送回「ゲーム音楽の巨匠 植松伸夫の世界」を11月30日(木)21時から再放送すると発表した。 【植松伸夫出演「クラシックTV」再放送のお知らせ】 2022年4月14日にEテレ「クラシックTV」にて放送されました「ゲーム音楽の巨匠 植松伸夫の世界」の再放送が決定📺 <「クラシックTV」(Eテレ)> 放送日時:2023年11月30日(木)21:00 〜 21:30 詳細は公式HPよりご確認くださいhttps://t.co/AghziM04MW — Dog Ear Records (@DogEarRecords
ゲーム音楽が好きすぎてWebサービス作りました。 「音楽サブスクリプションで聞けるゲーム音楽一覧サービス」です。 サブスクリプション契約しているのだから聴けるゲーム音楽は全て聴きたいわけです。サブスクリプションで聴けるゲーム音楽を紹介しているブログはいくつかありましたが、常に最新ではありません。そのため常に最新で検索しやすく私自身のコレクションとして管理したく開発しました。 2021/07/07 追記 Spotify API の追従が厳しくなったため Spotify の機能を全て削除しました。 このサービスの目的まず結論から。 「私が感動するゲーム音楽に出会うこと」を目的に作りました。俺得サービスです。 私はゲーム音楽が好きで好きで毎日聴いていました。 いつの頃かプレイしたことのないゲームの音楽をふと聴いてみると、知らないはずのゲームなのにとても感動できる曲がたくさんあることに気がつきまし
各国選手団の入場行進曲は、日本のカルチャーで世界中で愛されているゲームのテーマ曲が選曲された。ドラゴンクエストのテーマをはじめとするゲーム音楽をオーケストラが演奏。また漫画表現をモチーフにしたプラカードが掲げられ、ロールプレーイングゲームのテーマソングの中を歩く選手たちが、まるで勇者のように見えてくる演出。 ◇ ◇ ◇ ドラクエ、FF、モンハン-日本から生まれた有名なゲーム音楽のオーケストラに合わせて、選手たちが入場。国名のプラカードはマンガの吹き出し風のデザインが施された。 選手入場時の使用曲は以下の通り。 ◆ドラゴンクエスト「序章:ロトのテーマ」 ◆ファイナルファンタジー「勝利のファンファーレ」 ◆テイルズオブシリーズ「スレイのテーマ~導師~」 ◆モンスターハンター「英雄の証」 ◆キングダムハーツ「Olympus Coliseum」 ◆クロノ・トリガー「カエルのテーマ」 ◆エー
NHKは、Eテレで放送している音楽教養番組「クラシックTV」にて、『ファイナルファンタジー』シリーズの作曲家・植松伸夫氏を特集する「ゲーム音楽の巨匠 植松伸夫の世界」を放送すると発表した。 放送日は4月14日(木)夜9時から約30分。また4月18日(月)昼2時から再放送を行う。 / 次回🎹#クラシックTV🎹 ゲストは 作曲家 #植松伸夫⚔️ \ テーマは「ゲーム音楽」🎮 「#ファイナルファンタジー」の音楽とともに ゲーム音楽の進化を探る🤩 さらに #清塚信也 と植松が架空のテーマ音楽を共作🔥 📺4/14(木) 21:00~ Eテレ#鈴木愛理https://t.co/YgOXYY0hhB pic.twitter.com/jcpRhEG1ls — NHK MUSIC (@nhk_musicjp) April 7, 2022 「クラシックTV」は、クラシック音楽のビギナーに贈る音楽教
【前編】祝「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」30周年! 実はゲーム音楽作ってたドリカム中村正人氏にぶっちゃけてもらいました2021.11.19 20:0023,707 ヤマダユウス型 金曜日を決戦日にしたり、ア・イ・シ・テ・ルのサインを発明したり、未来の予想図を描いたり。平成のJ-POPに強大なインパクトを刻んだバンド、ドリカムことDREAMS COME TRUE。そのメロディーや歌詩は、多くのカルチャーに影響を与えているのは言うまでもありませんよね。 ドリカムは天才的な歌声を持つ吉田美和さんと、リーダーでありプロデューサーでもある中村正人さんのお二人で構成されています。が、中村正人さんはゲーム音楽の文脈においても重要な役割を担っていたのはご存知でしたか? 2021年はセガ・エンタープライゼスが発売したメガドライブ用ソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が、発売から30年を迎えます。つまり今年は
40数年にわたるハードウェア/ソフトウェアの進化と発展を経て、限りなく広がった「日本のゲーム音楽」の裾野。その歴史を俯瞰しつつ全体像を整理する難事業が行われ、その成果が書籍『ゲーム音楽ディスクガイド Diggin' In The Discs』(以下『ゲーム音楽ディスクガイド』/Pヴァイン、2019年)、および『ゲーム音楽ディスクガイド2 Diggin' Beyond The Discs』(以下『ゲーム音楽ディスクガイド2』/Pヴァイン、2020年)として相次いで刊行された。執筆者の一人でもあり、全体監修も務めた田中"hally"治久氏にお話をうかがった。 『ゲーム音楽ディスクガイド』『ゲーム音楽ディスクガイド2』表紙 待ち望まれていたゲーム音楽史の体系化 古くから親しまれている劇場映画やテレビドラマのサウンドトラックの世界、近年大いに脚光を浴びつつあるアニメソングの世界など、映像作品への思
観測した範囲でも、「よく言ってくれた」という人もいれば、「政治的な主張にゲームを利用しているのはどっちだ」といった反論もあります。 私の感想としては以下のようにツイートしました。(ツリーに続きあり) これか、、 個人的には、楽しむ=開催支持、という受け止め方はあんまりできないなぁ。でも、政治家の方で勝手に「感動したから支持したんでしょ」と扱われることには断固「違えよ!」と言いたい。でもそれが難しいと「楽しむのもダメ」になるのかな。 https://t.co/7SXeFEhbM6 — じーくどらむす/岩本翔 (@geekdrums) July 25, 2021 しかしこの記事に対しても、「自分達の気持ちを素直に吐露したら分断と言われるのか」的な(※だいぶボカしています)反論が出ていて、かつ、最後に「建設的な意見が増えてほしい」としつつも、この記事内ではその事例が提示されていないので、結局この
7月23日に実施された東京五輪の開会式にて、各国選手団の入場行進曲が『ドラクエ』『FF』『モンハン』など日本のゲーム音楽で飾られることとなった。 日刊スポーツによると、選手入場で使用される楽曲は下記の通りとなる。 また、本稿ではゲーム業界の著名人のツイートや感想を合わせて紹介してみたい。 ◆ドラゴンクエスト「序曲:ロトのテーマ」 ◆ファイナルファンタジー「勝利のファンファーレ」 ◆テイルズオブシリーズ「スレイのテーマ~導師~」 ◆モンスターハンター「英雄の証」 ◆キングダムハーツ「Olympus Coliseum」 ◆クロノ・トリガー「カエルのテーマ」 ◆エースコンバット「First Flight」 ◆テイルズオブシリーズ「王都-威風堂々」 ◆モンスターハンター「旅立ちの風」 ◆クロノ・トリガー「ロボのテーマ」 ◆ソニック・ザ・ヘッジホッグ「Star Light Zone」 ◆ウイニングイ
ゲーム音楽を聴きたい時どうしてますか? SpotifyやApple Music、Amazon Music Unlimited、LINE Musicといった定額制の音楽配信サービスが主流でしょうか。 もちろん、CDやレコードといった物理的なメディアでも購入・レンタルできますし、iTunes StoreやBeatport、Bandcampといったダウンロード販売もあり、最近は手軽にゲーム音楽を楽しめる環境になっています。 ここで、ビデオゲームのダウンロード販売を主としているSteamの、2020年1月のニュースをご覧ください。 Steamサウンドトラックアップデート かいつまんで説明すると、 今まで「ゲーム本体を買わないとゲームのサウンドトラックを購入できない」ものを個別に販売可能にした、ということです。 さらにこちらの画像をご覧ください。 はい。ここでSteamを普段から利用されている方な
昨年に拙稿「プレー中は気づかないゲーム音楽の裏側 音楽のプロによる異例のレビュー本誕生の訳」でも紹介したように、ゲーム音楽だけのアルバムが商売として成立し、独自のマーケットや文化が長らく育まれてきた国は日本においてほかにない。 今年の4月には、大手ゲームメーカーのセガがゲーム音楽ブランド「SEGA music」を立ち上げたと発表。7月には、上記の拙稿でも取り上げた書籍「ゲーム音楽ディスクガイド」の続刊「ゲーム音楽ディスクガイド2」(ele-king Books刊)が発売されるなど、新譜のリリース以外にもゲーム音楽関連ニュースが日々発信されている。 だが、その一方でゲーム音楽はゲームソフトと同様に、歴代のタイトルに収録された音源や、データベースのアーカイビングが十分にできていないのが現状だ。マーケットが形成されて久しいのに、なぜアーカイブ化が遅れているのだろうか? 長年にわたり数々の曲を作り
国際的な賞を受賞し、喜びを語るゲーム音楽作曲家の下村陽子さん=東京都新宿区で2024年5月14日、三浦研吾撮影 「ストリートファイターⅡ」、「スーパーマリオRPG」、「キングダム ハーツ」シリーズ、「ファイナルファンタジーⅩⅤ」――。大人気ゲームの音楽を手がけてきたのがゲーム音楽作曲家・下村陽子さんだ。日本が誇るコンテンツ産業の一角で、30年以上の長きにわたって活躍してきたことが評価され、今春、ゲームクリエーターらに贈られる国際的な賞を受賞した。ゲーム音楽を作り続ける下村さんが大切にしていることとは。【聞き手・西本龍太朗】 日本人8人目、1000人超が喝采 ――3月に米サンフランシスコで開催された「ゲーム開発者会議」(GDC、1988年創設)で、優れたクリエーターや作品(タイトル)を表彰する「ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワード」の一部門「生涯功労賞」を受賞しました。 下村さん 本当
ホーム インタビュー 「採算無視?」の立体音響版「グランディアのテーマ」はなぜ生まれたのか?岩垂徳行とツーファイブに訊く、今こそゲーム音楽を立体音響化すべき理由 CRIグループで音響制作会社のツーファイブは近年になり新たなスタジオを3つ開設した。開設されたスタジオの中には、DolbyAtmos 7.1.4ch環境を備え、立体音響に対応したものもあり、立体音響音源の再生だけでなく、立体音響化まで可能となっている。 今回、DolbyAtmos対応スタジオでの取り組みの一環として、『グランディア』のBGM「グランディアのテーマ」をDolbyAtmosミックスし、立体音響化したというのだ。DolbyAtmosとは、音源を立体的な音感を楽しむことのできる「イマーシブ(没入型)サウンド」の1つで、映画にもよく採用されている音声フォーマット。前後左右からの音だけでなく、頭上方向や高さ方向の音が追加されて
すべてはナムコからはじまった 『パックマン』『ギャラクシアン』『ニューラリーX』『ゼビウス』『マッピー』 いまや世界中で親しまれているゲーム音楽、その出生の秘密を探る 「今となっては信じられないことだが、初期の時代のビデオゲームにはゲーム音楽が存在しなかった。〔……〕では、いったいどのようにしてゲーム音楽が誕生し、やがて世界に類を見ない、日本独自のゲーム音楽市場が形成されるに至ったのか? 今までほとんど顧みられることがなかった、ゲーム音楽誕生から今日まで至る過程の歴史を紐解くにあたり、とりわけ絶対に避けて通れないのが、ナムコの黎明期の作品である」(まえがきより) 効果音から音楽へ── 多くの取材・証言から浮かびあがる、先駆者たちの試行錯誤と草創期の真実 四六判並製/256頁 ------------ ★刊行記念トーク&サイン会開催! 『ゲーム音楽家インタヴュー集』 『ナムコはいかにして世界
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