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  • 『ようこそ映画音響の世界へ』音響編集者自身が監督した傑作ドキュメンタリー ミッジ・コスティン監督インタビュー【Director’s Interview Vol.85】|CINEMORE(シネモア)

    現在、全国にて順次上映中の『ようこそ映画音響の世界へ』は、映画における音響の歴史と発展、その重要性について説く優れたドキュメンタリーだ。 映画音響とひと口にいっても、それを構成する要素はさまざま。物語の導き手となるセリフ、作品を迫力あるものにする効果音、そして感情を高めていく音楽など。本作はそれらに関わるスペシャリストに加え、伝説のサウンドデザイナーたちや著名な監督らにインタビューを敢行。新旧のあらゆる名作のクリップを具体例として引用し、音が果たす役割とエモーショナルな力を、実際の制作と発見のプロセスを通して明らかにしていく。 この良質なガイド映画を手がけたミッジ・コスティン監督に、このたびメールインタビューをする機会に恵まれた。先行する他媒体の記事との差別化を図るため、かなり細かい質問に終始し、テキストが長文となったことをお許し願いたい。同時に、このような面倒な質問にも根気よくつきあい、

      『ようこそ映画音響の世界へ』音響編集者自身が監督した傑作ドキュメンタリー ミッジ・コスティン監督インタビュー【Director’s Interview Vol.85】|CINEMORE(シネモア)
    • ”テレビ離れ世代の作るテレビ”から漂う違和感の正体(てれびのスキマ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      番組表をチェックしているととある番組の概要文にそこはかとない違和感があった。 11月19日に放送された「ニッポンおもひで探訪 〜北信濃 神々が集う里で〜」と題されたドキュメンタリーの内容だ。 実りの秋。北信濃の集落を俳優・宍戸開が旅する。郷土料理に舌鼓。伝統の獅子舞にかける人々の思いにふれる。おそらく、この番組は伝統的な紀行ドキュメンタリー。 豪雪地帯として有名な長野県飯山市、厳しい冬を前に実りの秋がやってきます。宍戸開さんが訪れたのは山間にある小さな集落。山暮らしの知恵が詰まったごちそうでおもてなし。ある天ぷらに宍戸さんも驚がく。神々が集うというこの場所で行われる秋祭りにも参加します。伝統の獅子舞にこめられた熱き思い。変わりゆく時の中にあっても、ふるさとを愛する人たちの生き様に耳を傾けます。どうか旅の最後までおつきあいください。 「この番組は伝統的な紀行ドキュメンタリー」の前に添えられた

        ”テレビ離れ世代の作るテレビ”から漂う違和感の正体(てれびのスキマ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • 伝説バンドの記録をファンが集成。『映画:フィッシュマンズ』は、音楽に「いかれちまった」奴らの青春譜だ(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        傑出したドキュメンタリーが描き出す、「90年代を駆け抜けた」(じつは)傑出していたバンドの足跡フィッシュマンズという日本のバンドがいた。いや、いまも「いる」。大きくとらえると、ロック・バンドの範疇に入る。レゲエを音楽的なバックボーンとしつつ、くっきりとした日本語で「東京にしか生まれ得ない」ポップ・ソングを開発した。聴き手を夢幻の境地へと誘う音楽性の高さも評価されているが、なによりも「ぐっとくる」「親しみやすい」いい歌の数々を生み出した存在として、ミュージシャンを多く含む後進世代からも、深く愛されている。国際的な名声も高まる一方だ。 そんな彼らは91年にメジャー・デビューし、99年にいったん活動を停止したものの、いまもってなお活動を存続させていて、静かに、しかし着実に、熱い支持を集め続けている。おそろしいことに、人気は年々高まっている、と言ってもいい。つまり、洋楽の世界などでは時折ある「伝説

          伝説バンドの記録をファンが集成。『映画:フィッシュマンズ』は、音楽に「いかれちまった」奴らの青春譜だ(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 「さよならテレビ」 が暴いたTV局の深すぎる闇

          テレビに関する原稿を書いている同業者やテレビ局の人から「あの番組、観た?」と言われた。放送圏が限られていて、関東では観られなかったことから、録画したDVDが密かに貸し借りされており、入手困難とも聞いた。テレビの裏事情をさらけだした問題作と言われながらも、実際に観た人が周囲にあまりいなくて、半ば都市伝説のようになっていた。 それが東海テレビのドキュメンタリー番組『さよならテレビ』だった。この正月から映画館で上映されていると聞いて、観に行ってきた。 私事だが、2016年頃からフジテレビ報道局の夕方の番組から声がかかり、たまにちょっとだけ出演している。「みんなのニュース」「プライムニュース イブニング」、そして今は「Live News it!」である。日雇いの立場なので、契約もなければ制限もない。期待もされていないので、呼ばれるたびに社会科見学気分で報道局を眺めている。 裏事情もうっすらと見て、

            「さよならテレビ」 が暴いたTV局の深すぎる闇
          • 映画「パブリック 図書館の奇跡」を見て|坂本旬

            7月17日に公開される映画「パブリック 図書館の奇跡」を見る機会がありましたので、その感想を書こうと思います。この映画の監督であり主演でもあるエミリオ・エステベスは公共図書館がいかなるものかよく理解していると思います。そして見る側も公共図書館について、多少は知っておいた方が面白さが増すでしょう。 この映画はホームレスと図書館がテーマです。映画に登場する公共図書館はオハイオ州にあるシンシナティ・ハミルトン郡公共図書館。本館は全米2位の大きさを誇ります。ただし、映画はフィクションです。寒波が襲来し、何人ものホームレスが亡くなります。そこでホームレスたちは公共図書館に立てこもります。図書館のスーパーバイザーを務める主人公のスチュアートは彼らのために尽力します。なぜならば彼もまたかつてはホームレスであり、図書館に救われた過去を持つからです。こうして、ホームレスと主人公ら図書館員と警察とののっぴきな

              映画「パブリック 図書館の奇跡」を見て|坂本旬
            • 東京五輪 映画は何を検証すべきか… 霞ヶ丘アパート住民の強制退去と地域の分断描いた青山真也監督に聞く:東京新聞 TOKYO Web

              北京五輪が開幕した。メディアは一色に染まりつつあるが、たった半年前、コロナ禍で強行された東京五輪を忘れた人はいないだろう。公式記録映画のNHKドキュメンタリーが問題になっているが、そもそも、あの五輪を正面から検証した映画は少ない。映画は何を記録し、残していくべきなのか。国立競技場建設で立ち退きを強いられた住民を描いた「東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート」の青山真也監督に聞いた。(中山岳)

                東京五輪 映画は何を検証すべきか… 霞ヶ丘アパート住民の強制退去と地域の分断描いた青山真也監督に聞く:東京新聞 TOKYO Web
              • ラストベルトで育った若者のリアル『行き止まりの世界に生まれて』

                (左から)キアーとリューとザックはスケボー仲間だ PHOTO ILLUSTRATION BY GLUEKIT, COURTESY OF HULU <貧困や連鎖する虐待などを抱えて生きるスケボー少年たちを描いた注目作> ビン・リュー監督の『行き止まりの世界に生まれて』は、アメリカのラストベルト(さびついた工業地帯)に暮らすスケートボードを愛する若者2人を追ったドキュメンタリー映画だ。 舞台となるイリノイ州ロックフォードはリューの故郷。かつて同州第2の都市だったが、1980年代後半以降、急激に衰退した。時給が15ドルに満たない労働者は全体の半数に迫り、2010年以降は州内で最も急激に人口が減っている町の1つでもある。 そんなロックフォードの寂れた通りを、17歳のキアーと23歳のザックがスケートボードで駆け抜ける。優しく開けっ広げな性格のキアーは、死んだ父のことや、スケボー仲間で自分だけがアフリ

                  ラストベルトで育った若者のリアル『行き止まりの世界に生まれて』
                • 映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を撮って~小川淳也との17年 - 大島 新|論座アーカイブ

                  小川淳也衆院議員の17年間の政治活動を追ったドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が公開前からSNSで話題を呼んでいる。映画の公式サイトには安倍官邸に近い政治ジャーナリストの田﨑史郎さんから、政権批判で注目を集めている俳優の小泉今日子さんまで、幅広い顔ぶれが推薦コメントを寄せている。公開に先立ち、大島新監督が映画に込めた思いを論座に寄稿した。(論座編集部) 2016年初夏  この映画を公開しなければ死んでも死にきれん 2016年6月。いつもの食事会でのことだった。小川淳也と小川の秘書、政治ジャーナリストの田﨑史郎、フジテレビのプロデューサーと私が年に数回集まる会合で、小川の話を聞いていた時のことだ。 安倍政権は盤石、所属する野党・民進党には浮上の目がないとぼやく小川の姿を見ながら、私は「この人をもう一度取材して、映画にしたい」という、つきあがるような思いを抱いた。 「なんで

                    映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を撮って~小川淳也との17年 - 大島 新|論座アーカイブ
                  • 映画『私のはなし 部落のはなし』 公開2ヵ月後のはなし|角岡伸彦/フリーライター

                    兵庫県神戸市内にある元町映画館で、7月23日から部落問題をテーマにしたドキュメンタリー作品『私のはなし 部落のはなし』(満若勇咲監督=写真左)の公開が始まった(8月5日まで)。初日の上映後に、舞台上で満若監督と対談した。実は公開直前にも対談したことがあり、制作の意図などは以下を参照いただきたい。 https://www.jinken.ne.jp/flat_now/buraku/2022/07/22/1813.html 公開後の対談は今回が初めてで、観客やメディアの反応などを中心に聞いた。 満若 監督の満若です。本日は暑い中、3時間半の映画を観ていただき、ありがとうございます。短い時間ですが、ゲストの角岡さんとのトークをお楽しみいただければと思います。 角岡 フリーライターの角岡です。今日はファッションの街・神戸に来るので、気合いを入れてきました。(会場笑い) 満若 気合い入ってますね (笑

                      映画『私のはなし 部落のはなし』 公開2ヵ月後のはなし|角岡伸彦/フリーライター
                    • 「中の人」の視点で終わった『東京2020オリンピック SIDE:B』

                      オリンピック反対の声はまともに反映されなかった 映画『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』公式サイトより <選手たちの多様性を繊細に描いた『SIDE:A』は嬉しい驚きだったが、『SIDE:B』 では五輪反対派の主張を置き去りにするなど複雑な政治問題を理解する能力の限界を露呈した> 6月24日、東京2020オリンピック公式記録映画『東京2020オリンピック SIDE:B』が公開されたので、前回の『SIDE:A』に引き続き鑑賞してきた。私は現在でもオリンピック開催について批判的な立場をとっているが、そうした立場から見ても『SIDE:A』は予想に反して良質のドキュメンタリーだった。『SIDE:B』は、一転して陳腐な内容に失望させられた。 「あの」河瀬直美監督とは思えない繊細さでマイノリティ選手にスポットライトを当てていた東京五輪『SIDE:A』、よけい注目の『SIDE:B』 h

                        「中の人」の視点で終わった『東京2020オリンピック SIDE:B』
                      • 西寺郷太と吉田豪『ネバーランドにさよならを』と町山智浩を語る

                        西寺郷太さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。マイケル・ジャクソンを扱ったドキュメンタリー作品『ネバーランドにさよならを・原題:Leaving Neverland』と、それをTBSラジオたまむすびで町山智浩さんが紹介した件について話していました。 (吉田豪)(コメントを読む)「たまむすびでマイケルのインチキドキュメンタリー(『ネバーランドにさよならを・原題:Leaving Neverland』)を紹介した町山さんに不満はありますか?」。 (西寺郷太)あのね、「インチキドキュメンタリー、モキュメンタリー」っていう風に僕は思っていますけども……。 【6/24新着記事】 @Gota_NonaReevesさんがマイケル告発ドキュメンタリー『Leaving Neverland』の何が問題か、1万字の大ボリュームで解説!/マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画の真偽に迫る!【連載】西寺郷

                          西寺郷太と吉田豪『ネバーランドにさよならを』と町山智浩を語る
                        • 「舞台挨拶をキチンとさせてもらえない」河瀬直美、意味深すぎる発言の意図は…東京五輪の公式映画「2つの謎」 | 文春オンライン

                          南スーダンの選手を描いたシーンが良かった。彼らはコロナ前から群馬県前橋市で合宿していたのだが、開催延期で日本滞在が長引くことに。サポートする地元の人々の姿には心打たれたし、彼らが日本で過ごした1年8か月という時間の長さがわかりました。 数あるゴタゴタの中では、野村萬斎氏の無念さがわかる開閉会式演出降板時の表情と、「俺で当然」と言わんばかりの元電通・佐々木宏氏との対比がよかった(直前の両者のインタビューもフリが効いていた)。 被写体としての森喜朗に夢中 あと私が楽しみにしていたのが、森喜朗氏やバッハIOC会長をどう描くかという点。面白かったのは、被写体としての森喜朗に夢中な感じすら滲み出ていたことです。私は常々「半径10メートル以内の人を味方にする」昭和自民党の象徴が森氏だと言っているのですが、やはりこうなるのだなぁと妙な感心をしてしまった。 6月20日の朝日新聞デジタルに掲載された映画コラ

                            「舞台挨拶をキチンとさせてもらえない」河瀬直美、意味深すぎる発言の意図は…東京五輪の公式映画「2つの謎」 | 文春オンライン
                          • 【『シン・仮面ライダー』ドキュメンタリー】庵野秀明監督が描きたかったアクションとは? - ひたすら映画を観まくるブログ

                            ドキュメント「シン・仮面ライダー」 どうも、管理人のタイプ・あ~るです。 さて先日、NHKのBSプレミアムにて『ドキュメント「シン・仮面ライダー」~ヒーローアクション 挑戦の舞台裏~』という番組が放送されました。 この番組は、現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』の制作現場にNHKが密着取材し、監督の庵野秀明さんや参加したスタッフ・俳優たちがどうやって作品を作り上げたのか、その舞台裏をカメラに収めたドキュメンタリーなのですが… あまりにも過酷な撮影現場の様子に多くの視聴者が衝撃を受け、放送直後からSNS上では「庵野監督のこだわりが凄い」とか「いや、これってパワハラなのでは?」など様々な反響が巻き起こりました。 なぜかと言うと、『シン・仮面ライダー』の撮影は監督である庵野さんの指示によって進められていくんですけど、その指示がメチャクチャ細かくて、変更や修正も非常に多かったからです。 特に厳し

                              【『シン・仮面ライダー』ドキュメンタリー】庵野秀明監督が描きたかったアクションとは? - ひたすら映画を観まくるブログ
                            • 町山智浩『一人っ子の国(One Child Nation)』を語る

                              町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で中国の一人っ子政策についてのドキュメンタリー映画『一人っ子の国(原題:One Child Nation)』を紹介していました。 ※放送時には邦題未定だったため、原題の『One Child Nation』で話をしています。 (町山智浩)で、今日の本題はでもスティーブン・キングよりも恐ろしい話でしたよ。 (赤江珠緒)ええっ? (町山智浩)ドキュメンタリー映画なんですけども。『ワン・チャイルド・ネイション(One Child Nation)』っていう映画です。この『ワン・チャイルド・ネイション』……「一人っ子の国」っていうのは中国のことです。これね、まだ日本での公開は決まっていないんですが、アマゾンが配給をしているので、たぶん日本でも……アマゾンの配給映画はみんな公開されるので、公開されると思いますが。 (赤江珠緒)はい。 Friday and Sa

                                町山智浩『一人っ子の国(One Child Nation)』を語る
                              • 『劇場版まーごめドキュメンタリーまーごめ180キロ』 - 青春ゾンビ

                                『劇場版まーごめドキュメンタリーまーごめ180キロ』は傑作だ。不条理を支える研ぎ澄まされた言語センス、そして引用の多様さ的確さに、お笑いが新しい世代に突入していることを痛感させられる。2022/2/20(日)まで配信が延長されているとのことなので、ぜひとも視聴をオススメいたします。ここには間違いなく1500円以上の価値があるのです。 ここでは、“お笑い”であることを一旦無視して、ネタバレ全開で『劇場版まーごめドキュメンタリーまーごめ180キロ』を語ってみたい。原宿の喧騒の中に構えるワタナベエンターテイメント本社前、大きな身体で所在なさげに佇む大鶴肥満から映画は始まる。大鶴肥満はワタナベの所属タレントであるマルシアの出待ちをしている。なんでも、彼はマルシアに“謝りたい”のだという。ここで、大鶴肥満の存在を知らない方のために記しておくと、大鶴肥満というのはママタルトというコンビのお笑い芸人であ

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                                • ノンフィクション愛好家urbanseaが選ぶ「クセが強い人物ノンフィクション10作品」|スローニュース旧公式サイトです。新サイトを御覧ください

                                  ※旧SlowNewsのサービス終了前の記事です。文中のリンクは現在は使えませんのでご了承ください。 作家、ジャーナリストからもそのツイートが注目されているノンフィクション愛好家のurbansea(アーバンシー)さん。週刊誌の知られざる名作記事、珍品記事、あるいはノンフィクションの古典新作をひたすらに読み続けては発信するurbanseaさんが、SlowNews収録作品から異色で一筋縄ではいかない人物を描く作品を10作品、おすすめしてくださいました。 urbansea(アーバンシー) ノンフィクション愛好家。『特選小説』に「愛人から覗き見た戦後史」を連載するほか、『おすすめ文庫王国2020』に「漢字2文字タイトルのノンフィクション文庫ベスト10」、『つくるたべるよむ』に「許永中、望郷のグルメ」などを執筆。 Twitterは@urbansea urbanseaさんおすすめの10作品 高橋ユキ「逃

                                    ノンフィクション愛好家urbanseaが選ぶ「クセが強い人物ノンフィクション10作品」|スローニュース旧公式サイトです。新サイトを御覧ください
                                  • 極限状態のジャングルを生き抜き天皇をパチンコで撃った元日本兵…寡黙な男を駆り立てたもの | 文春オンライン

                                    奥崎謙三(1920年~2005年)は、言わずと知れたドキュメンタリー映画「ゆきゆきて神軍」で描かれた人物である。世界三大映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭でカリガリ賞を受賞した同作品は1987年公開であるが、いまだに根強い支持と人気を獲得し、昨年は奥崎の生誕100周年ということで再び全国の劇場で公開された。時代を超える日本のドキュメンタリー映画の最高傑作と言われるその「神軍」の最初の公開時資料から、奥崎の紹介文を引く。 1920年、兵庫県生まれ。第二次大戦中召集され、独立工兵隊第三十六連隊の一兵士として、激戦地ニューギニアへ派遣される。ジャングルの極限状態のなかで生き残ったのは、同部隊1300名のうちわずか100名。1956年、悪徳不動産業者を傷害致死、懲役十年の判決。1969年、一般参賀の皇居バルコニーに立つ天皇に向かい「ヤマザキ、天皇を撃て!」と戦死した友の名を叫びながら、手製ゴムパチ

                                      極限状態のジャングルを生き抜き天皇をパチンコで撃った元日本兵…寡黙な男を駆り立てたもの | 文春オンライン
                                    • あまりのリアルさに大阪市が慌てた 映画『解放区』を監督らが語る | CINRA

                                      文化庁からの補助金が全額支給されないことが決定するなど、『あいちトリエンナーレ』の企画展のひとつである「表現の不自由展・その後」をめぐる一連の動きが、14日に同芸術祭が閉会したいまもなお、物議を醸すなか、かつて大阪市の助成金を受けながら、その内容の一部修正を求められた挙句、監督自らそれを拒否。助成金の返還を余儀なくなされた1本の映画が、完成から5年という歳月を経て、遂に一般公開される。 その映画の名は、『解放区』。友人の自殺を直視したドキュメンタリー映画『わたしたちの特別な時間の終わり』(2013年)でセンセーションを巻き起こした太田信吾監督が、初めてドキュメンタリーではない劇映画として生み出した作品だ。俳優としても活動する太田監督自らが演じる、ドキュメンタリー作家「未満」の男が、紆余曲折の果てに、自らカメラを持って大阪・西成の街に飛び込んでいくというこの映画。ドキュメンタリーの手法を用い

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                                      • 続報『童貞。をプロデュース』問題 当事者同士の対談ーそこから見えてきたもの(5) — f/22

                                        ドキュメンタリーの作り手の立場から、対談に参加して f/22編集委員 川上拓也 加賀氏が受けた三重の被害 まず、加賀氏が『童貞。をプロデュース』との関わりの中で受けた被害について、大きく三つに分けて、改めて確認しておきたい。ドキュメンタリーの作り手として、自分の仕事が持つ加害性について考えるとき、加賀氏が受けた被害の実相をもう一度捉え直しておくことには、意義があるはずだ。 一つ目は、制作時、撮影時の被害である。 問題のシーンの撮影時において加賀氏が受けた、同調圧力の空気の中でのパラハラと性行為の強要(また羽交い締めという直接的暴力)や、望まないセリフ(「AV女優が綺麗なものとは思えない」)や演出(コイントスや告白のシーン)を「受け入れさせられた」パワハラがそれに当たる。この被害については、その現場全てに関わった松江氏も自らの加害を認め、問題のシーンに関与したカンパニー松尾氏も加害を認めたこ

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                                        • テレ東・大森時生×ダ・ヴィンチ・恐山 2人が語る「イシナガキクエを探しています」とフェイクドキュメンタリーの未来 - WWDJAPAN

                                          大森時生/テレビ東京 プロデューサー・ディレクター PROFILE: (おおもり・ときお)1995年生まれ、東京都出身。2019年にテレビ東京へ入社。「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」「Raiken Nippon Hair」「このテープもってないですか?」「SIX HACK」「祓除」を担当。Aマッソの単独公演「滑稽」でも企画・演出を務めた。昨年「世界を変える30歳未満 Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選出された。X(旧Twitter):@tokio____omori ダ・ヴィンチ・恐山/ライター、小説家 PROFILE:(だ・ゔぃんち・おそれざん)東京都出身。2009年よりツイッターを中心にインターネット上での活動を開始。さまざまな媒体で活動した後、2015年に品田遊名義で小説家としてデビュー。以降、小説家としては品田遊の名義を利用している。2016年にバーグハンバーグバ

                                            テレ東・大森時生×ダ・ヴィンチ・恐山 2人が語る「イシナガキクエを探しています」とフェイクドキュメンタリーの未来 - WWDJAPAN
                                          • 映画の自由貫いた「パンケーキを毒見する」の狙い

                                            コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

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                                            • 「何処にでもある地獄の話」「テレビ業界に限らない大企業が孕む問題が凝縮されている作品」、映画『さよならテレビ』を観たみなさん #さよならテレビ

                                              とと @t0t08 「さよならテレビ」これが単にテレビメディア業界に限った地獄でのもがきならば、もう少し冷静に観られるのだけど、そうではない今の何処にでもある地獄の話をしてるから20年代の1本目に観るに相応しい映画だった。20年代はこういう時代だぞ。 2020-01-03 15:09:32 kimtake @kimtake08 『さよならテレビ』はあいちトリエンナーレの質疑で、「TVマンだから視聴者が求める"マスゴミ"的要素を撮ろうとしたけど、そんな事を考えてる自分が一番マスゴミじゃないか!」と自虐的に笑わせてくれた、圡方宏史監督のブラックなセンスが光る作品です。エンターテインメントとしても無類に面白い。 pic.twitter.com/PIx5YecQ7W 2020-01-02 10:28:08

                                                「何処にでもある地獄の話」「テレビ業界に限らない大企業が孕む問題が凝縮されている作品」、映画『さよならテレビ』を観たみなさん #さよならテレビ
                                              • 女性をモノ扱いした「推し」への怒り。性犯罪者のファンだった「私たち」は加害者か、被害者か。

                                                これは、韓国のドキュメンタリー映画「成功したオタク」の一場面。2018年、韓国芸能界でアイドルや歌手らによる性犯罪事件が起きた。本作は、この事件で実刑判決を受けた歌手のファンだったオ・セヨン監督が、自分と同じく、推しが性犯罪者となり傷ついている友人たちを訪ね、話を聞いたり思いを打ち明けあったりする様子を追う。

                                                  女性をモノ扱いした「推し」への怒り。性犯罪者のファンだった「私たち」は加害者か、被害者か。
                                                • 町山智浩『東京自転車節』を語る

                                                  町山智浩さんが2021年9月7日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で青柳拓監督『東京自転車節』を紹介していました。 (町山智浩)ということでね、今日紹介した映画はもうすでに公開されてからだいぶ経っていて。7月公開だったんですけども。ちょっと僕、見そこなっていて。ぜひ皆さんに見てほしい映画があるのでご紹介します。青柳拓監督という監督の『東京自転車節』という映画なんですね。これ、監督が1人でUberEatsで働いて、それを自分でスマホとGoProっていうちっちゃいカメラ、ありますよね? あれで撮った自主制作の自撮り映画なんですよ。自撮りドキュメンタリーというんですかね? なんですけども。 これ、2020年でコロナで最初の緊急事態宣言が出た時にですね、彼は自分の生まれ故郷の山梨県・甲府で働いていたんです。そこで運転代行業をやってたんですね。監督を目指しながら。で、全てが閉まっちゃったんで、甲府

                                                    町山智浩『東京自転車節』を語る
                                                  • 映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で話題の小川淳也衆議院議員  涙で語った娘の一言「父が総理大臣になったら…」(前編) | AERA dot. (アエラドット)

                                                    取材中に涙をみせた小川淳也衆議院議員(撮影/写真部・掛祥葉子) 小川議員を17年間、見続けてきた大島新監督(撮影/写真部・掛祥葉子) 現職の衆議院議員・小川淳也さんを追ったドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が、異例の大ヒットとなっている。コロナ禍で映画館不況が続く中の6月13日に都内2館で封切られてから、連日ほぼ満員御礼。上映館は徐々に増え、8月までに全国57館上映になる予定だ。 【写真】初対面で「こんな人がいるのか?と胸を打たれた」と話す大島監督 政治家のドキュメンタリー映画が一体どうして? どんな人が見に来ているのだろうか? 映画を上映しているうちの1つ、東京中野区の「ポレポレ東中野」を訪ねて、映画終了と同時に見に来た人に話を聞こうと待ち構えた。 すると、20代、30代らしき若い人がドッと出て来て驚いた。事前に「若い観客が多いんです」とは聞いていたものの、予想以上だ

                                                      映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で話題の小川淳也衆議院議員  涙で語った娘の一言「父が総理大臣になったら…」(前編) | AERA dot. (アエラドット)
                                                    • 毎日放送「〈映像〉の系譜」編① 標的にされる「教育」と「メディア」|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)

                                                      地方にいるからこそ、見えてくるものがある。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな、それぞれの問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局。彼らはどのような信念と視点を持ってニュースを追いかけるのか? 報道の現場と人を各地に訪ね歩く「地方メディアの逆襲」。ドキュメンタリー「映像」シリーズの放送を長年続ける大阪・毎日放送に迫ります。 地方テレビ局発のドキュメンタリーが気を吐いている。視聴者が減少し、広告収入でネットに抜かれ、それでも視聴率に汲々として、「早く、安く、わかりやすく」と情報バラエティー化が進むテレビ業界にあって、ドキュメンタリーは「金と時間を食うばかり」「好きなことばかりやっている」と片隅に追いやられてきた。しかし、それぞれの現場で足を踏ん張り、力のある作品で存在意義を示す作り手たちは今も全国各地にいる。しぶとく生き残っている。 大阪の毎日放送は月に1回、日曜深夜にドキュメンタ

                                                        毎日放送「〈映像〉の系譜」編① 標的にされる「教育」と「メディア」|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)
                                                      • 女は母か便所?ウーマン・リブのカリスマに当時3歳の私が惹かれた理由(吉峯 美和)

                                                        田中美津という女性をご存知だろうか。1970年代のウーマン・リブを牽引した伝説の女性であり、上野千鶴子さんをして「フェミニズムの原点、時代をあらわす固有名詞」と言わしめた人だ。映像作家の吉峯美和さんは、その田中美津さんに4年間密着したドキュメンタリー映画『この星は、私の星じゃない』(2019年10月公開)を完成させた。70年代を席巻した彼女に、当時3歳だった吉峯さんがなぜひかれたのか。そしてウーマン・リブとは何なのか。4年追い続けたその理由を語ってもらった。 ウーマン・リブって何? 1970年代、日本の女性たちに大きな影響を与え、社会現象にまでなったウーマン・リブ運動。私はウーマン・リブという単語を聞いたことがあるぐらいで、中身については全く知らなかった。2015年に、戦後70年の女性史をたどるテレビ番組を担当することになって、初めて現代史の勉強をしたような自分が、当時リブのカリスマと呼ば

                                                          女は母か便所?ウーマン・リブのカリスマに当時3歳の私が惹かれた理由(吉峯 美和)
                                                        • ベトナム戦争の虐殺被害者の証言と市民同士の連帯を映した、韓国ドキュメンタリー映画『記憶の戦争』

                                                          近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし、作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日本へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。 『記憶の戦争』 (C)2018 Whale Film 韓国ではかつて、高校・大学のカリキュラムに「教練」と呼ばれる軍事訓練の授業が存在した。授業では、男子生徒は銃剣術や行軍のような基本的な戦闘訓練、女子生徒は負傷者治療を想定した包帯法や担架搬送といった看護訓練を受けた。男子はさらに大学に入ると、軍隊で1週間の兵営生活体験も義務付けられていた。 こうした教育は、北朝鮮の侵攻に備え、必要になれば高校生までをも戦争に動員するために朴正煕(パク・チョンヒ)軍事独裁政権が1969年から始めたものだ。反共の方針のもと国全体

                                                            ベトナム戦争の虐殺被害者の証言と市民同士の連帯を映した、韓国ドキュメンタリー映画『記憶の戦争』
                                                          • 「人は信じたいものしか信じない」山口連続殺人放火事件に見る、限界集落とSNSの共通点

                                                            ノンフィクションライター・高橋ユキ氏 2013年7月21日、山口県周南市の限界集落で起きた連続殺人放火事件。集落の住人だった当時63歳の男が近隣に住む高齢者5人を殺害し、被害者宅を放火するという忌まわしい事件は「現代の八つ墓村」などと騒がれ、「犯人の男は村八分にされていた」などといった噂がネット上でまことしやかに語られた。事件から6年がたった今年8月、最高裁で男の死刑が確定したが、男は妄想性障害が進行しており、その動機についてはもはややぶの中だ。 そんな事件の真相に迫ったルポ『つけびの村』(晶文社)が話題になっている。ノンフィクションライターの高橋ユキ氏は複数回にわたって現地取材を行うも、掲載媒体が見つからず、“最後の手段”とnoteで有料記事としてアップしたところ大反響を呼び、大幅な加筆を加えて出版された。「事件ノンフィクションの定型」とは一線を画す手法で、高橋氏がたどり着いた事件の真相

                                                              「人は信じたいものしか信じない」山口連続殺人放火事件に見る、限界集落とSNSの共通点
                                                            • 関東大震災から100年目の劇映画『福田村事件』…「日本のメディアがゴミだと思うなら、それは社会もゴミだということ」ドキュメンタリー作家・森達也がそれでも日本に絶望しない理由 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

                                                              “集団”と“個”はずっと描いてきた大きなテーマ ──福田村事件が起きたのは、関東大震災発生から5日後の1923年9月6日。香川県から福田村(現在の千葉県野田市)にやってきた薬売りの行商団9人が朝鮮人と間違われ、自警団を含む100人以上の村人たちに殺された事件です。2001年に小さな新聞記事を読んでこの事件を知ったそうですが、映画にしたいと思うほど惹きつけられた理由は? 僕の映画製作の原点は、オウム真理教の信者たちを被写体にした『A』(1997)です。あの映画を撮るときに感じた「なぜこんなに穏やかで純真な人たちが事件を起こしちゃったんだろう」という疑問は、僕の中で通奏低音みたいに今も響いています。 その問題提起に対してのひとつの答えは、“組織”、あるいは“集団”です。個人であれば決してできないことを、人は集団の一部になったときにやってしまう。虐殺や戦争が典型だけど、そういう歴史は世界中にいく

                                                                関東大震災から100年目の劇映画『福田村事件』…「日本のメディアがゴミだと思うなら、それは社会もゴミだということ」ドキュメンタリー作家・森達也がそれでも日本に絶望しない理由 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
                                                              • ドキュメンタリー『教育と愛国』は南米アルゼンチンでどう受け止められたか? 斉加尚代監督が杉田水脈議員「33万円賠償命令」に思うこと | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

                                                                アルゼンチンでの上映3回分のチケットが完売 自身の海外上映デビューがアルゼンチンと聞いたとき、昨年のW杯で優勝したメッシ選手たちの凱旋に熱狂する民衆が大通りを埋め尽くす映像が浮かびました。ブエノスアイレスにあるその片側8車線の「7月9日大通り」は、スペイン領だったアルゼンチンが1816年7月9日に独立を果たした日付が名前になって、世界で最も幅の広い道路なのだそうです。 BAFICI (ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭)1回目の上映は4月25日18時。その4時間前に映写のテクニカルチェックで通訳のリナさんと初めて対面しました。熊本出身の日系2世で二児の母。膨大な作品が届く事務局からの連絡不備だったのか、リナさんの元には『教育と愛国』の資料が届いていませんでした。 ぶっつけ本番の通訳に不安そうな表情でしたが、私がいっきに映画の内容や背景を関西弁でしゃべりだすと、負けじと熊本弁でアル

                                                                  ドキュメンタリー『教育と愛国』は南米アルゼンチンでどう受け止められたか? 斉加尚代監督が杉田水脈議員「33万円賠償命令」に思うこと | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
                                                                • 「『電波少年』懸賞生活は一種の洗脳。自殺も考えるほど苦悩」なすび激白、イギリスで半生が映画化の今とは | 女子SPA!

                                                                  1990年代に多大なる人気を博したバラエティ番組『進ぬ!電波少年』(日本テレビ)。その中でも特に強いインパクトを残した企画の一つに「電波少年的懸賞生活」が挙げられます。 「人は懸賞だけで生きていけるか?」をテーマに企画に挑んだのは、俳優・タレントのなすびさん。 彼の半生を追ったイギリス製作のドキュメンタリー映画『ザ・コンテスタント(原題) / The Contestant』が、現地時間の9月8日に、第48回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映が行われました。 15か月にわたり監禁状態で懸賞生活をおくったなすびさんの生き様に、映画を見た現地の人々は強い衝撃を受けたようです。 かつて日本でも一世を風靡した「電波少年的懸賞生活」。なすびさん当人は、当時何を思っていたのか。今回の映画化オファーをどんな気持ちで引き受けたのか。詳しく話を聞かせてもらいました。 ――「電波少年的懸賞生活」から25年

                                                                    「『電波少年』懸賞生活は一種の洗脳。自殺も考えるほど苦悩」なすび激白、イギリスで半生が映画化の今とは | 女子SPA!
                                                                  • 障がいのあった男が最期に遺したセックスの記録を映画に。願いを叶える理想の彼女役になって考えたこと(水上賢治) - 個人 - Yahoo!ニュース

                                                                    映画「愛について語るときにイケダの語ること」は、いまはもうこの世にいないひとりの男の最後の願いから始まっている。 その男の名は、池田英彦。彼は四肢軟骨無形成症だった そして、40歳の誕生日目前で彼は、スキルス性胃ガンステージ4と診断される。 死を強く意識した彼は「今までやれなかったことをやりたい」と思い立ち、その想いは性愛へと向かい、自分と女性のセックスをカメラに収める、いわゆる「ハメ撮り」に走っていく。 そして、自らの死をクランクアップとし、それまで映像を自身主演の映画として遺すことを望んだ。 池田氏の「僕が死んだら映画を完成させて、必ず公開してほしい」という遺言を託されたのは、ドラマ「相棒」などを手掛ける脚本家の真野勝成。 20年来の友人であった真野は、「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」や「ナイトクルージング」などを発表している友人の映画監督、佐々木誠に映像を託す。 こ

                                                                      障がいのあった男が最期に遺したセックスの記録を映画に。願いを叶える理想の彼女役になって考えたこと(水上賢治) - 個人 - Yahoo!ニュース
                                                                    • 松元ヒロ、村本大輔、放送禁止歌…彼らをテレビから消したものの正体:朝日新聞デジタル

                                                                      テレビでは、放送できないネタがあるらしい。まことしやかにそう言われている。しかし、本当だろうか。刺激的なタイトルで29日に公開された映画「テレビで会えない芸人」と、テレビのタブーに切り込んだと伝説的に語られ、先ごろDVDとして発売された森達也監督のドキュメンタリー集から浮かび上がるのは何か――。 「鹿児島のテレビ局が私のことをドキュメンタリーで撮りたいと追っかけているんです。でも私のやっている内容、ほとんど放送できないものばかりですよ」 舞台でスポットライトを浴びる白髪の男性が、そう自虐的にネタにすると、会場はドッと笑いに包まれた。芸人・松元ヒロに密着したテレビドキュメンタリーの映画版「テレビで会えない芸人」のひとコマだ。舞台で松元は「第3次」安倍改造内閣を「大惨事と言っていた」などと風刺しては、笑いを誘っていく。 松元は、かつてテレビで人気を博した芸人である。 社会風刺コント集団「ザ・ニ

                                                                        松元ヒロ、村本大輔、放送禁止歌…彼らをテレビから消したものの正体:朝日新聞デジタル
                                                                      • 異例のヒット映画『教育と愛国』の監督が、参院選を前に伝えたいこと | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

                                                                        様々な人たちと取材を通じて出会ってきた私は、映画を介して「出逢う」という意味を当初は理解していませんでした。初めて監督を務めたドキュメンタリー映画『教育と愛国』は、これまでと次元の異なる瞬間の出逢いを生み出しています。 2022年5月13日の公開から2ヶ月近く、忘れられない出逢いの数々。振り返れば、教育に対する政治介入という忍び寄る巨大な“影”と小さな抵抗の“光”を描いた映画だからなのかもしれません。政治と一線を画してきた戦後教育と教科書がいま、危険な曲がり角を曲がってしまったのか。映画を観終わった後のお客さんの反応は、驚くほどに様々でした。 静岡シネ・ギャラリーへ行ったときのこと。舞台挨拶のあとパンフレットに次々とサインをしていると、可愛らしい女性が眼前に立ち、目が合うなり「悔しいです」と言ってはらはらと涙を流しました。教員志望の学生だと彼女は泣きながら言うのです。 教育への不当な政治介

                                                                          異例のヒット映画『教育と愛国』の監督が、参院選を前に伝えたいこと | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
                                                                        • 『2016年の週刊文春』個人的2020年のベスト・ノンフィクションはこれ! - HONZ

                                                                          文藝春秋は、「文藝」と「春秋」がくっついた会社だとよくいわれる。もちろんこれはふたつの会社が合併したということではない。文藝は文字通り文芸作品のこと、春秋は日々の出来事が積み重なった年月を指す。文藝春秋という会社は、文芸と日々の出来事を追うジャーナリズムとがくっついた会社なのだ。 「春秋」の大きな柱が『週刊文春』であることは誰もが認めるところだろう。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの『週刊文春』だが、実は部数は最盛期に及ばない。にもかかわらず、その存在感は他メディアを圧倒している。その秘密はどこにあるのか。 本書は、花田紀凱と新谷学というふたりのカリスマ編集長を軸に、創刊から60年を超える『週刊文春』の歴史と文藝春秋100年の歴史を描いたノンフィクションである。人物ノンフィクションとしても、出版メディア論としても抜群におもしろい。文字通り寝食を忘れて一気読みしてしまった。 花田紀凱と新谷学。両氏に

                                                                            『2016年の週刊文春』個人的2020年のベスト・ノンフィクションはこれ! - HONZ
                                                                          • 【独占インタビュー】英BBC「ジャニー喜多川氏告発番組」取材記者が語る「4年間の戦い」 | FRIDAYデジタル

                                                                            ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/

                                                                              【独占インタビュー】英BBC「ジャニー喜多川氏告発番組」取材記者が語る「4年間の戦い」 | FRIDAYデジタル
                                                                            • 映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』:国立競技場近くから立ち退かされた住民の悲しみと怒り

                                                                              ニッポンドットコムおすすめ映画 映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』:国立競技場近くから立ち退かされた住民の悲しみと怒り Cinema 社会 東京2020 2021.08.19 未知のウイルスが世界に広がり、1年延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック。感染者が増え続ける中での開催に、国民の多くが懸念を抱き、五輪利権への批判が高まった。メイン会場となった国立競技場の建て替えに伴い、長年暮らした住居を失った人々もいる。『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』は、団地の取り壊しが目前に迫った日々の生活風景を記録したドキュメンタリー。監督と出演者の元住民が語る。 半世紀に2度の立ち退き 都営霞ヶ丘アパートは、東京都新宿区霞ヶ丘町にあった10棟からなる都営団地で、道路をはさんで国立競技場の向かいに建てられていた。2016年から17年にかけて、競技場の建て替えと合

                                                                                映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』:国立競技場近くから立ち退かされた住民の悲しみと怒り
                                                                              • 『テスカトリポカ』佐藤究×『ルポ 川崎』磯部涼 特別対談 川崎の〝流れ者〟たちが描く世界地図

                                                                                佐藤究『テスカトリポカ』(KADOKAWA) 作家の佐藤究氏とライターの磯部涼氏の特別対談をお届けする。佐藤氏は今年山本周五郎賞と直木賞を受賞したクライムノベル『テスカトリポカ』(KADOKAWA)で、川崎やメキシコなどを舞台に、麻薬密売や臓器ビジネスの世界の抗争をスリリングに描いた。 ライターの磯部涼氏は、川崎の若者の貧困、ドラッグ、ヒップホップ文化などを鋭い視点から取材した『ルポ 川崎』(サイゾー)を2017年に発表し、第17回新潮ドキュメント賞の候補作に。音楽ファンだけでなく幅広い層の話題を呼び、今年には文庫化(新潮社)して刊行された。 実は今回が初対面だというお二人が顔を合わせたのは、磯部氏が勧める、川崎区のコリアンタウン・桜本にあるペルー料理店「EL carbon」(https://elcarbon.jp/)で、川崎に魅了される理由やノンフィクションとフィクションの交点などについ

                                                                                  『テスカトリポカ』佐藤究×『ルポ 川崎』磯部涼 特別対談 川崎の〝流れ者〟たちが描く世界地図
                                                                                • 「ドキュメンタリー映画で、そこに登場する人物の承諾」は必要か〜村西とおる映画と「靖国」と - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                                  www.asahi.com 「アダルトビデオ(AV)の帝王」と呼ばれた村西とおる監督による1990年代のビデオ撮影を追ったドキュメンタリー映画(昨年11月公開)で、登場する女性の一人が承諾なしに過去のヘアヌード映像を使われたとして、配給元に抗議した。製作側は女性が映った場面を削除し公開したが、こうした映像の使い回しに疑問を投げかける専門家もいる。 (略) 配給元に抗議した東京都の40代女性は2019年夏、ある映画館の上映作品をネットで調べていて、公開予定になっていたこの映画の存在を知った。 映画の一場面とみられる画像では、裸の女性たちが水につかっていた。モザイクや目隠しの線といった画像処理はされていなかった。かつてこの場面が撮られた北海道ロケに自身が参加し、ヘアヌードビデオに出たことを思い出した。20年以上前の映像だったが、「近しい人には分かってしまう」と弁護士に相談した。 弁護士は東映ビ

                                                                                    「ドキュメンタリー映画で、そこに登場する人物の承諾」は必要か〜村西とおる映画と「靖国」と - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                                  新着記事