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  • Leaf、Key設立メンバーと振り返る「90年代美少女ゲーム界」最前線──『ときメモ』に挑んだ『ToHeart』、伝説の名曲『鳥の詩』制作秘話、時代を変えたKeyの「泣きゲー」etc……あの時代の“熱狂”に迫る

    1990年代から2000年代にかけて、「美少女ゲーム」というジャンルはオタク文化において「ひとつの時代」を築いていた。青春であり、奇跡であり、芸術であり、人生だった。 魅力的な美少女キャラクター、泣けるストーリーは多くのユーザーを夢中にさせ、「泣きゲー」というジャンルが社会現象になるほど。メディアミックスも盛んに行われ、「18禁ゲーム」の枠を飛び越えて熱狂が広がっていった。 そのムーブメントの中心を担っていた存在として美少女ゲームブランドの「Leaf」、そして「Key」の名をあげて、異論のある方はいないだろう。 (画像はLeaf公式サイト、Key公式サイトより)両ブランドは、熱狂的なユーザーの中では「葉鍵」と呼ばれ、コミケでも「Leaf&Key」がいちジャンルとして取り扱われた歴史がある。 『ToHeart』、『WHITE ALBUM』、『うたわれるもの』 『Kanon』、『AIR』、『C

      Leaf、Key設立メンバーと振り返る「90年代美少女ゲーム界」最前線──『ときメモ』に挑んだ『ToHeart』、伝説の名曲『鳥の詩』制作秘話、時代を変えたKeyの「泣きゲー」etc……あの時代の“熱狂”に迫る
    • 小林恭二の「磔」という30年前の短編小説があまりにもSNS社会すぎ

      【追記】04/15 16:30 こういうプロ驚き屋な記事をかくと、反応が入れ食いになるのがブクマのよいところですね。 ただ、コメントを読んだ感じ、どうにも僕が作品の中の起こってる事象そのもの以上に、そこで起こる人間の心理や価値観、欲望の表出に驚いてることがいまいち伝わっていなくて、自分の筆力の無さを感じている。 そもそも価値観や人間の心理って、線形の延長線上にあるテックな未来と比べると、イレギュラーに変化するゆえに想像つかないと僕は思っているが、どうにもブクマカは人間の心理は一定で変わることはないと思ってるようで、その辺が齟齬の原因かなと思ってる。 あと、下に書いてるけど、1994年発刊だけど、この小説の初出は1992年だからね。なのでパソコン通信である種の文化があったのはわかるが、インターネットはすでにあったみたいな指摘してる人は頓珍漢だからね。 とはいえ、僕は小林恭二が忘れられた作家に

        小林恭二の「磔」という30年前の短編小説があまりにもSNS社会すぎ
      • 「オタク」大衆化の歴史と、その条件について調べてみた。

        30年ほど前、オタクは、「キモくて不気味でコミュニケーションできない人々」とみなされていた。 しかし今日ではそうではない。オタクという言葉は“推し”という言葉と同じぐらいカジュアル化し、要するに、誰でもオタクと名乗れるようになった。 それで救われた人もいるし、かえって救われなかった人、誰でも名乗れるようになったオタクを名乗りづらくなった人もいるように思う。今日は、そんなオタクという言葉の過去と現在について振り返ってみたい。 はじめに「オタクは異端である」という宣告があった オタクの過去を振り返る際のスタート地点をどこに置くのかは、論評の性質によって早くなることも遅くなることもある。 本論では、さしあたり1983年から話を始めたい。1980年代の段階でオタクはすでに存在していて、当時は「おたく」と平仮名で書くのが一般的だった。 では、その1983年に何が起こったか。オタクに宣告が下されたので

          「オタク」大衆化の歴史と、その条件について調べてみた。
        • 「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ

          「雑誌の投稿コーナーに載る為に必死に文章を練習して、他人に読んでもらう文章を書くことの困難さに気付いた人」というのがどれくらいいるのか分かりませんが、私はその中の一人です。 この記事で書きたいことは、大体以下のような内容です。 ・昔、「ゲーメスト」という超面白いゲーム雑誌がありました ・読者投稿コーナーに掲載される為、いわゆるハガキ職人を目指して頑張っていました ・全然載らなかった為、兄に頼み込んで投稿内容を添削してもらいました ・その時の兄の言葉で、「文章というものは、書いた本人が読む時と他人が読む時で全く違うものになる」ということに気づきました ・兄に添削してもらうようになってめでたく投稿コーナーへの掲載の夢が叶い、以来文章を書き続けています ・載らなくても載らなくても全く飽きずに投稿し続けた、という諦めの悪さも、一つの資質だったのかも知れません ・どんな文章であれ、「レビュー」「壁打

            「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ
          • 今ほどパソコン全盛期でなかった「24時間戦えますか時代」の仕事って、密度的に今より楽だった?→当時の働き方振り返り

            この時代のパソコンの立ち位置・実務での使われ方の話や、仕事内容の振り返りなど。最近のような随分昔のような時代ですね。

              今ほどパソコン全盛期でなかった「24時間戦えますか時代」の仕事って、密度的に今より楽だった?→当時の働き方振り返り
            • 少女小説の100年史、ライトノベルとの関係

              「ライトノベルに少女小説は含まれないのか?」という議論を見かけたのですが、ここでいう「少女小説」がちょっと気になりました。 「少女小説」は、"少女向けの小説"と理解されていると思うのですが、"少女向けの小説"は2000年代ぐらいから「少女向けライトノベル」と呼称されることが多く、若い読者には「少女小説」という呼称が通用しないなんて話も耳にします。「少女小説」を今風に「少女向けライトノベル」と言い換えると「ライトノベルに少女向けライトノベルは含まれないのか?」という話になってしまって命題として成立しません。 まあ、「少女小説」という呼称が用いられたのは主に戦前と1980年代〜1990年代なので、ここでいう「少女小説」はその1980年代〜1990年代のイメージ、つまり、氷室冴子や久美沙織が活躍した時代のコバルト文庫や花井愛子や折原みとに代表されるティーンズハートのイメージだと思うのですが、10

                少女小説の100年史、ライトノベルとの関係
              • 全てのローグライクの原点を今だからこそ(細かい違いも含めて)遊んでみよう!『Rogue』【げむすぱローグライク/ローグライト部】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

                『Rogue』(Steamストアページより)自動生成やパーマデス(1度死ぬとすべてを失う)など、さまざまな要素が絡み合い、何度遊んでも楽しむことのできるゲームジャンル「ローグライク/ローグライト」。このジャンルの詳細な解説は以下の過去記事に譲るとしまして、今週から珠玉のローグライク/ローグライトゲームを1本ずつ紹介していく「げむすぱローグライク/ローグライト部」がスタートします!記念すべき第1回はこのジャンルの名称の大本となった『Rogue』をご紹介します。 全てのローグライク/ローグライトの祖となった『Rogue』とはいったい何か『Rogue 5.4.5x』『Rogue』は1980年に、カリフォルニア大学バークレー校の学生が『Advanced Dungeons and Dragons 1st Edition』(以下、『AD&D』)の戦闘計算式・モンスターデータ・迷路の自動生成ルーチンなど

                  全てのローグライクの原点を今だからこそ(細かい違いも含めて)遊んでみよう!『Rogue』【げむすぱローグライク/ローグライト部】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
                • 少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベの関係性

                  言いたいこと:「少女小説をラノベに含めても無視してもボコボコに叩かれる」という難しい状況がある。 女性向けが省かれるラノベ150選いま、ライトノベルのオールタイムベストを選出する作業が進められている。 ラノベが社会に認められるためには、売り上げだけが唯一の評価軸である現状では差し障りがある。文化としての成熟には体系化と批評の存在が必須であり、その一歩としてたいへん意義のある活動と言えるだろう。 その暫定的な成果であるラノベ150選が先日公開された。 あくまで叩き台であり、作品数的にもより拡張した形を目指していくようだが、現時点でも各年代に目の行き届いた、ラノベの歴史の流れを俯瞰できる内容となっている。 ただ、この手の企画はどのような基準で選んだとしても、あれがないこれがないという不満はどこかから出てしまうものだ。ラノベ150選も例外ではない。 その中で今回特に目についたのが、「女性向け作品

                    少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベの関係性
                  • 役員から「なぜ自分が全社のファイルにアクセスできないんだ」と憤慨され、しぶしぶ管理者権限をつけた→案の定インシデントになった

                    ビカビカねっと(ID#1) @bikabika 昔のパソコン通信、ビカビカねっとの中の人(ID#1 らじゃす♪) 柴犬、リラックマ、いいわけん、きょうのわんこ好き。 ・艦これ:パラオ泊地(休戦中) ・ingress:ENL A16(休憩中) ・鹿丼:秋麤宮しかと ・Misskey.io / Misskey.dog / Bluesky : @bikabika ビカビカねっと(ID#1) @bikabika 役員から「なぜ自分が全社のファイルにアクセスできないんだ」と憤慨され、しぶしぶファイルサーバの管理者権限をつけた。 数か月後、役員がExproloerで事業部フォルダを「しゅっ」とどこかに移動させてしまって、当該事業部と情シスの業務が丸1日止まった… x.com/ryoukm/status/… 2024-09-13 07:46:12 ryou @ryoukm これね…。 管理者権限というの

                      役員から「なぜ自分が全社のファイルにアクセスできないんだ」と憤慨され、しぶしぶ管理者権限をつけた→案の定インシデントになった
                    • 生成AIと35年間培ってみたものの夕暮れ|山本一郎(やまもといちろう)

                      16歳からパソコン通信的なものに(利用者として)携わり、ずっとキーボードで文字を書いてきて51歳になり、ちょうど満35年になります。 いかれたパソコン少年から4児を抱える小太りのおっさんに変貌する間も、ずっと趣味や仕事で何かモノを書いてきたんですが… 振り返ると、雑文も時事記事も証券レポートもコンサル向けペーパーも論文もソシャゲシナリオも企画書も全部合わせると何百万字出力してきたのでしょう。 んでまあ、関係先が大量の札束をバックに生成AIを含めた人工知能界隈のサービスに乗り出したり、お世話になっている国内ICTサービス大手が世界的ビッグテックと業務提携していたり、投資先が台湾企業に買われてまた上場準備していたりいろいろあるわけですけど、どうしても「生データが欲しい」のでお前のいままで書いてきた原稿のデータを売ってくれという依頼まで来るようになるのです。 裏を返すと、いままでワイがネットで公

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                      • AIディバイド / 今を生きる子供にとって必要なものを与えられているか|shi3z

                        すでにAIを活用してる/できる大人たちは、AIが働き方だけでなく生き方までをも根本的に変えてしまうことを肌で知っている。 例えばついこの間までUnityの日本代表だった大前広樹も、MSHQ(米Microsoft本社)でPMだった廣野さんも、Facebookでは毎日のようにVibe Codingの成果を共有している。他にも、個人名は伏せるが、現役のSonyのエンジニアも、そのほかの人たちも、とにかく、僕の目から見て「現役かつ一流」の開発者たちは、とっくにVibe Codingに移行している。 ただし、Vibe Codingはタダではない。 Vibe Codingの代償は、お金である。 僕の周りでVibe Codingを絶賛している人たちは総じてお金を持っている人ばかりだ。今、自由に使えるお金を持ってない人や、AIに対する感度が低い人は、圧倒的に損をしている。この格差、いわばAIディバイド的な

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                        • 「mixi2」の登場で、SNS業界は“再編”する?

                          MIXIが新しいSNS「mixi2」のサービスをスタートさせたのは、2024年12月16日であった。通常は新サービスをはじめる場合、メディアに記事にして欲しいはずなので、メディア向けに公開前に情報解禁日を指定したプレスリリースを送り、サービス開始と共に一斉にメディアにニュースが載るというのが普通だ。だがmixi2に関しては、事前のプレスリリースは出なかったようだ。 App StoreとGoogle Playで専用アプリが公開されただけという静かなスタートで、まずXやFacebookで招待リンクが出回りはじめた。筆者が知ったのは当日の15時頃である。早速ログインしてみると、ネット系ライターやネットの著名人など、SNSに貼り付ける仕事の人達が大挙して押し寄せている最中だった。 各メディアからニュースが出たのは午後5時頃だ。MIXIがリリースした本物なのか、確認していたのだろう。そこから夜にかけ

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                          • WindowsからWordPadが廃止! RTF(Rich Text Format)はどうなる?

                            Windows 95/NT 4.0からあったWordPadがついに廃止 Windowsの標準アプリとして長らく含まれていた「WordPad」が廃止になる。今秋のWindows 11 Ver.24H2から同梱されなくなるようだ。これにより、Windows単体では、RTF形式のファイルを編集できなくなる。 といっても多くの人は、RTFファイルなんか使ってないだろう。まあ、Microsoftの考えも理解できないわけではない。ユーザーが少ないプログラムのメンテナンスをいつまでも続けたくないのだ。 すでに時計やカレンダーのプログラムがなくなり、電卓はオープンソースになった。Windowsに付属する「アプリケーション」と呼べるプログラムは段々と減っている。もっともWindows 1.0xの頃は、サードパーティアプリケーションがまったくなかったため、必要なものであった。 WordPadの廃止に関しては、

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                            • きさらぎ駅、くねくね……新しい時代の怖い話を追いかけて 廣田龍平さん「ネット怪談の民俗学」インタビュー|好書好日

                              ©GettyImages 「オカルト板」に入り浸っていた学生時代 ――『ネット怪談の民俗学』はネット発祥の怖い話=ネット怪談の全体像を、1990年代から2020年代までの歴史をたどりながら記した一冊です。こういう本を待っていました。 読者の皆さんでも「くねくね」や「きさらぎ駅」などの有名なネット怪談は知っていても、全体を把握している方は少ないでしょうね。ネット怪談の研究自体はこれまでも数多くなされているのですが、2ちゃんねるのオカルト板から現代のTikTokまで、ネット怪談の四半世紀にわたる歴史を俯瞰的に記した本はまだなかったので、書く意義があるんじゃないかなと思いました。 ――民俗学というと山村に住んでいる人に聞き取り調査をする、というイメージが強いですが、ネット空間との相性は? そもそも民俗学というのは、後世に名前が残らないような人々の日常生活を研究する学問です。口伝えでその土地に伝わ

                                きさらぎ駅、くねくね……新しい時代の怖い話を追いかけて 廣田龍平さん「ネット怪談の民俗学」インタビュー|好書好日
                              • X(Twitter)ユーザーのためのBlueskyガイド | Takayuki KUSANO

                                Copy permalink (strict) WhiteWind will show `Contents changed` badge if contents are edited 2025年1月14日 17:41版。 Twitter、今はXという名前のSNSを使っている、あるいは、使ってた。でもなんか使いにくくなった、あるいは、居心地が悪くなったな、という人は多いことと思います。 最近、Bluesky(ブルースカイ)というSNSの名前を聞くことがあるけど、どんなSNSなの? Blueskyのアカウントを作ってはみたけど、まだどういうことができるのか良くわからないんだけど…… そんな人の向けのガイドです。 文字ばっかりで長くてすみません。 注意 筆者はBlueskyは気に入っててXと並行して使ってますが、X(Twitter)の完全な代替になるとは思ってません。Bluesky、および、その

                                  X(Twitter)ユーザーのためのBlueskyガイド | Takayuki KUSANO
                                • BiSの現場はなぜ狂っていったのか? 宗像明将『BiS研究員 IDOLファンたちの狂騒録』インタビュー

                                  BiSの現場はなぜ狂っていったのか? 宗像明将『BiS研究員 IDOLファンたちの狂騒録』インタビュー ーー2013年はリアルサウンドがスタートした年でもあり、私もその頃にはじめて宗像さんとお会いしたわけですが、そもそも、どんな経緯で音楽評論家になったのでしょうか。 宗像:もともと1996年からインターネットでサイトをやっていて、それを見た編集者の人から「ムーンライダーズのオフィシャルブックを作るので、書いてみないか」という声がかかりました。それで1998年に『20世紀のムーンライダーズ』(音楽之友社)という本が出たんです。これがライターとしてのデビューですね。1996年にサイトを始めて1998年にデビューですから、早かったと思います。 ーーなぜそんなに早い時期からネットで活動を? 宗像:それ以前は教育系の出版社に勤めていて、国語の教材を作っていたんですよ。毎日ネクタイを締めて電車に乗って

                                    BiSの現場はなぜ狂っていったのか? 宗像明将『BiS研究員 IDOLファンたちの狂騒録』インタビュー
                                  • ライトノベルの歴史における遡及範囲の検討と、ゼロ年代ライトノベルの定義についての持論 - ハテナのごとく!

                                    はてなブログ用の前書き (必読) はじめに 概要 背景 ライトノベルが未だ未定義な3つの理由 1.先行研究の少なさと、そこに見る未定義の許容 2.SFもまた未定義である 3.越境するライトノベル アプローチ 先行研究 東浩紀が与えた「消費」の概念 「動物化」とは何か 「データベース消費」が示すサブカルチャーの変遷 「シミュラークル」により坩堝と化すサブカルチャー 『デ・ジ・キャラット』に見る「萌え要素」の消費 児童文学とライトノベル ライトノベルの起源はどこまで遡れるのか? ライトノベルの「現実逃避」に至る物的証拠 子供の人権意識から見る、ヤングアダルトの産声と背景 子供の「解放」としての児童文学 児童文学との比較に見るライトノベルの定義 従来のライトノベルの定義の問題点 ライトノベルをあえてベタに読む意味 スノビズムがライトノベルにもたらしたもの おわりに 脚注・出典 はてなブログ用の前

                                      ライトノベルの歴史における遡及範囲の検討と、ゼロ年代ライトノベルの定義についての持論 - ハテナのごとく!
                                    • 4000本目の記事: 極東ブログ

                                      自分を紹介するとき、「ブロガー」と書くことがあった。「アルファブロガー」というのもあった。まあ、それなりに、そう言ってもいいかもしれないとは思ったが、嘘くささは感じていた。いったい何本のブログ記事を書いたら、一人前のブロガーと名乗れるのだろうかね。そんなことを考えながらブログの投稿画面を開いていたら、ふと気がついた。この記事が4000本目になる。単純計算で、1日1本書いたとして11年くらいになるはずだが、私の場合は20年以上の歳月をかけての到達だ。たいしたことないじゃないか。そうか? まあ、その間、4人の子どもたちは成長し、全員が成人して親離れもした。時の流れとはなんと不思議なものだな。 よく「継続は力なり」と言うが、というか、これは赤尾好夫の言葉なんだけど、この4000本に特別な継続という実感はない。そもそも人に何かを伝えることの困難さは、ブログを始める前から知っていた。それでも書き続け

                                      • 現代人がSNSの影響を受けるといっても色々で…… - シロクマの屑籠

                                        20240704 - 退屈なエピローグはつづく 2024年初頭、まだ寒い京都のカフェで私は上掲リンクの筆者、ちろきしんさんにお会いする機会を得た。その前には、ちろきしんさんの同人誌制作を少しお手伝いするご縁もあって、その同人誌は90~10年代ぐらいにかけてのビジュアルノベルやエロゲーについて記したものだった。 で、上掲リンク先である。 私がちろきしんさんに「ひと昔前にいたような青年」という印象、それから懐かしさを感じた。上掲リンク先でちろきしんさん自身が書いているように、ちろきしんさんの関心と懊悩はSNS時代の自意識や悩みとして以上に、90~00年代的な自意識や悩みとして現れている。 90~00年代的な悩みや自意識も、いちおう近代に属する産物なのだろう。個人主義的で進歩的で、連続性や統一性のあるひとりの人間の内側で葛藤しがちな自意識、ひいては自己だ。とはいえ近代的な自意識にもいろいろとある

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                                        • ラノベはどうやって世界に広がった? 渋谷TSUTAYA「ライトノベル展2024」で知る軌跡と現在地

                                          渋谷がライトノベルに染まっている。11月30日から12月16日までの日程で、SHIBUYA TSUTAYAを会場に『ライトノベル展2025』が開催。KADOKAWAが刊行しているライトノベル作品や関連書籍、人気作品のグッズを販売。主要な作品の表紙を並べるコーナーも作ってライトノベルのファンを楽しませている。長月達平の『Re:ゼロから始める異世界生活』の人気キャラクター、エミリア、ラム、レムが登場する映像をバックに写真を撮る外国人の姿からは、”ラノベ”が世界的な人気を獲得していることが伺える。 「ライトノベル」と呼ばれ始める前から名作を送り出してきたKADOKAWA SHIBUYA TSUTAYAの1階に足を踏み入れると、壁にずらりと並んでいるライトノベルの表紙が見える。その数から、KADOKAWAが刊行してきたライトノベルの多さが分かる。自分が読んできたライトノベルの表紙を見つけて喜ぶ年配

                                            ラノベはどうやって世界に広がった? 渋谷TSUTAYA「ライトノベル展2024」で知る軌跡と現在地
                                          • きらめき高校同窓会でよみがえる思い出――ときメモ30周年ライブ「ときめきメモリアル 30th ANNIVERSARY LIVE エモーショナル」レポート | Gamer

                                            5月18日と19日、立川ステージガーデンにて「ときめきメモリアル」(ときメモ)のライブイベント「ときめきメモリアル 30th ANNIVERSARY LIVE エモーショナル presented by TOKYO MX」が開催。本稿では5月19日のDay2の模様をお届けする。 「ときメモ」は、コナミデジタルエンタテインメントが展開する恋愛シミュレーションゲームシリーズ。第1弾で初代作となる「ときめきメモリアル」は、1994年5月27日にPCエンジン用ソフトとして発売。きらめき高校を舞台に「卒業式の日、校庭のはずれにある古い大きな樹の下で女の子から告白して生まれたカップルは永遠に幸せになれる……」という設定のもと、みんなのあこがれの的である、藤崎 詩織から告白されることを目指す内容となっていた。リリース後には大きな人気を博し、それ以降はメディアミックスも展開も行われ、さらにナンバリングタイト

                                              きらめき高校同窓会でよみがえる思い出――ときメモ30周年ライブ「ときめきメモリアル 30th ANNIVERSARY LIVE エモーショナル」レポート | Gamer
                                            • 『アイドルマスター』シリーズが愛され続けるのは、愛と知恵と運のおかげ?エンタメ企業で30年のキャリアを築くマルチプレーヤーの視点【SPOTLIGHT】 | ファンファーレ

                                              今回の【SPOTLIGHT】シリーズでは、『アイドルマスター』シリーズを筆頭に、『エースコンバット』シリーズや『テイルズ オブ』シリーズ、『鉄拳』シリーズなど、幅広い自社IP(※1)の商品展開やイベント企画運営にさまざまな形で携わってきたマルチプレーヤー・梅木馨さんに焦点を当てます。 「誰でもやりたがる仕事は、やれる人がたくさんいるから代わりも利きやすいし、多くの人がノウハウをもちやすいのかと。でも、やりたい人が少ない仕事はその分専門性が高くなり、やる人の価値も高くなると思うんです。」(梅木) 2024年で30年を迎えたキャリアを振り返っていただき、『アイドルマスター』シリーズ立ち上げ当時と現在の思いや、仕事への向き合い方を伺いました。 ※1 IP:Intellectual Property=キャラクターなどの知的財産 【SPOTLIGHT】とは? ファンファーレ編集部が、今気になるバンダ

                                                『アイドルマスター』シリーズが愛され続けるのは、愛と知恵と運のおかげ?エンタメ企業で30年のキャリアを築くマルチプレーヤーの視点【SPOTLIGHT】 | ファンファーレ
                                              • serial experiments lain トークイベント – Anique Museum

                                                先日、VRChat内のAnique Museumにて、serial experiments lainのスタッフによるトークイベントが開催されました。 イベントは、ファンの皆さんから寄せられた質問に答えるAMA(Ask Me Anything)形式で進行。 本記事では、当日のトーク内容を書き起こしたものに加え、ueda氏のご厚意で回答いただいた、イベントで語られなかった100件以上の質疑応答も公開します。 ・プロデューサー:ueda yasuyuki氏 ・キャラクター原案:安倍 吉俊氏 ・Layer:10 絵コンテ担当:佐藤 卓哉氏 ■当日の質疑応答 Q.玲音の名前の由来はありますか? ueda: 一応俺がつけたんだけど、R.D.レインからではなく、由来はとくにあんまりなくて、日常にあんまり無い名前にしたかった。いろんな名前を考えて、最終的に音で決めた記憶がうっすら…どちらかというと漢字にす

                                                • 公開討論「少女小説は本当にラノベではないのか?」に向けて - 本格はてなブログ

                                                  公開討論準備中 現在、「少女小説は本当にラノベではないのか?」をテーマにした公開討論を準備しています。 最終的にどのような形式となるかは未定ですが、今のところ、ツイッター上でのリプライとタグ付けを利用した形を想定しています(スペースなど音声での対話の方が都合が良いという声があれば検討します) 現状では開催の可否自体もまだ不明という有り様ですが、実現に向けて粛々と準備を進めていくつもりです。 もしも参加希望等で質問のある方がいれば、当記事のコメントやツイッターの方で気軽にお声かけください。 「少女小説とラノベ」をめぐる歴史的経緯と問題意識 なぜ今「少女小説は本当にラノベではないのか?」を議論しなくてはいけないのか?を理解するために共有しておくべき前提情報を、ごく簡単にまとめておきます。 1.「ライトノベル」命名当時(90年) 「ライトノベル」の命名は90年。パソコン通信サービス「NIFTY-

                                                    公開討論「少女小説は本当にラノベではないのか?」に向けて - 本格はてなブログ
                                                  • MSXplayで作成された驚愕のMGSDRV形式データがベンチマーク大会になっている件 - Gigamix Online

                                                    【2024.07.07更新】いろいろ追加 【2024.06.17公開】初版公開。ただいま記事作成中 【おさらい】MGSDRVとは ベンチマーク元のデータ なぜこの楽曲データがベンチマークなのか? ベンチマーク結果 ソニー HB-F1XV(MSX2+) パナソニック FS-A1F(MSX2) ヤマハ CX5(MSX1) 松下電器 FS-4000(MSX1) Mu-PLAYER(MSX turbo R) MSX BASIC(MSX turbo R) SX|2(MSX互換機) 週刊MSXを作る(手作りMSX) 似非SCCディスク(MEGA-SCC RAM) MGSPICO(Raspberry Pi 再生環境) MSXplay(オンライン MGSDRV MML制作環境) OPNAL2 ProMax(携帯型FM音源モジュール) バーチャルMIDI音源(MAmidiMEmo) 【参考】あなたもレッツベ

                                                      MSXplayで作成された驚愕のMGSDRV形式データがベンチマーク大会になっている件 - Gigamix Online
                                                    • 『ヴィクトリア朝時代のインターネット』 - HONZ

                                                      インターネット30周年を祝うイベントが開かれていた1999年頃、ネット関連の会議などで頻繁に話題に上る本があった。それは、その前年に出版された本書『ヴィクトリア朝時代のインターネット(The Victorian Internet)』という不思議なタイトルの本だった。これを読んだ関係者が、「たかだか数十年の歴史しかないとされるインターネットだが、実はそのルーツは19世紀にまで遡ることができるんだ!」と胸を張っていたことを思い出す。 「インターネットの父」と呼ばれ、69年の最初の実験にも加わり、現在はグーグルのチーフ・インターネット・エヴァンジェリストという肩書きを持つヴィントン・サーフ氏もこの本を絶賛し、2008年に日本国際賞を受賞した際のスピーチでも言及している。「ネット業界のカルトな古典」とまで言われ、英国ではテレビ番組も作られたこの本の邦訳が、やっとここに出ることとなった。 もちろん、

                                                        『ヴィクトリア朝時代のインターネット』 - HONZ
                                                      • 餅上げ力奉納で祈る国の平和♪ #五大力尊仁王会 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                                        おこしやす♪~ 2月23日は何の日? その時そして今日何してた? 2月23日はハローベビー・デー、夫婦で妊活の日、妊婦さんの日、天皇誕生日、富士山の日、富士見の日、咸宜園の日 、税理士記念日、ロータリー設立記念日、ふろしきの日、チーズ鱈の日、友引等の日です。 ■五大力尊仁王会(餅上げ力奉納)【京都市伏見区、醍醐寺】 www.youtube.com 五大力尊仁王会は例年2月23日に行われています。五大力尊仁王会では五大明王の力を授かり、その化身である五大力菩薩により、国の平和や人々の幸福を祈願します。なお餅上げ力奉納では男性が150キロ、女性が90キロの鏡餅を抱えて力を奉納し、無病息災・身体堅固を祈願します。 当日、金堂では国家安全、全ての人々の「七難即滅」「七福即生」を願った仁王会法要が終日行なわれ、御影が授与されます。 金堂内では、五大明王と五色の紐(金剛線)でご縁が結ばれた宝剣を握って

                                                          餅上げ力奉納で祈る国の平和♪ #五大力尊仁王会 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                                        • フリップフラッパーズ 配信「大嫌いと大好きについて」 - 玖足手帖-アニメブログ-

                                                          なんかチェンソーマンの漫画の作者の藤本タツキの読み切りのルックバックのアニメ版映画の押山清高監督の初監督テレビアニメだからかぁ~~~~~??? フリップフラッパーズがYouTubeで期間限定配信!と言われてからすでに3カ月! www.youtube.com やっと見終わったぜ。 いつまでの配信期間かよくわからなかったから毎日ひやひやしていたけど胃腸が悪くて吐いてばかりいたり夏バテになって倒れていたり。 今日ももちろん酒を飲んで吐いた。 フリップフラッパーズの考察は放棄 フリップフラッパーズは放送当時、8年前(?!)にも、僕以外の人がいろいろと考察していたと思う。まあ、だいたいファンタジーで、タイトル通りフリクリ系のノリと作画と雰囲気のアニメだ。押山清高監督はアニメーター出身監督で『フリクリ2』『フリクリ3』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』にも参加した

                                                            フリップフラッパーズ 配信「大嫌いと大好きについて」 - 玖足手帖-アニメブログ-
                                                          • キャリア設計で大切なのは「戦略的に浪費する」感覚を持つこと 山口周氏×糸井重里氏らが語る、人生や仕事の選び方 | ログミーBusiness

                                                            山口周氏・糸井重里氏が、参加者からの質問に回答三浦宗一郎氏(以下、三浦):だいぶいろんな話を展開してきましたが、あっという間に60分が経過しました。こんなに早く過ぎる60分はあるのかと、話をしながら思っていました。 「『選べなさ』とはいったい何なのか?」みたいなところから、「呪い」の話、依存は必要なものだけどどう付き合っていくのかとか。あとはシステムからの逸脱的な話で、「教科書には本当はこうやって書いてあるけど、ちなみに」みたいな話から、「合理の非合理」まで話を展開してきました。 いったんここで、会場のみなさんからの質問をお受けする時間にしたいなと思います。時間もあれなので、クイックにぶわーっといけたらなと思うんですが、みなさまいかがでしょうか。では、誰か一番前にマイクランできますか? 糸井重里氏(以下、糸井):「マイクラン」って言うんだ。専門用語だね。 三浦:イベントをやった業界人なので

                                                              キャリア設計で大切なのは「戦略的に浪費する」感覚を持つこと 山口周氏×糸井重里氏らが語る、人生や仕事の選び方 | ログミーBusiness
                                                            • 「それでも勉強したい」と思う瞬間が人生にはある|デザイン研究者・佐賀一郎|私が学ぶ「私的」な理由|國學院大學メディアnote

                                                              学ばなければではなく、学びたい、知りたいから学ぶ。自身の体験や問題意識に基づいた理由があると、学びはもっと豊かになる。学び直す道を選んださまざまな職業人に、学びのスタイルと「私的」な理由を伺います。 差し出された名刺の、内容以上にフォントに目が留まる。向こうもその視線に気づいたのか、さっそく始まる立ったままの講義。 「これは弘道軒清朝こうどうけんせいちょうたいといって、明治期に元薩摩藩士の神崎正誼かんざきまさよしが精魂をかたむけて開発した楷書活字なんです。販売開始したのは1874年だから、デジタルフォントとして現存する最古の和文活字書体で……」 情熱迸る語り手は、多摩美術大学グラフィックデザイン学科の准教授・佐賀一郎さん。近代以降のデザイン史が専門の研究者であり、教育者です。学位論文「明治初期の近代的新聞における活版印刷技術の発展過程の研究」を執筆後、フリーランスのデザイナー/システム開発

                                                                「それでも勉強したい」と思う瞬間が人生にはある|デザイン研究者・佐賀一郎|私が学ぶ「私的」な理由|國學院大學メディアnote
                                                              • 岡安モフモフ(アーガイル社長)@ChatGPTやClaudeでサービスつくる人、SNSマーケ歴15年 on X: "これ、日本メーカーに先見の明が無いとバカにして笑ってる人多いけど、当時のワープロは、独自の高機能な漢字変換IMEを搭載し、簡単な表計算もパソコン通信もゲームも内蔵して、モデムもプリンタも一体型のノートかつ低価格だったから、めちゃくちゃ実用的でお買い得で爆売れしてた。かつての国産PCメ…"

                                                                • 「老後貧乏」になっても死守したい2つのこと - 貯金2000万からのセミリタイア継続中

                                                                  老後貧乏になっても死守したいこと 「これがないと生きていけない」は人によって様々です。 オレ定義の「健康で文化的な最低限度の生活」と言えますかね。社会のコンセンサスとして認められるかどうかは別ですが。 私も「これがないと生きていけない」が2つあります。逆に言うと貧乏生活でもこれがあれば生きていけるし、もしも失ったら「貧困」と感じると思います。 だから本当に貧困にならない限り、いや食べ物や着る物を買うのに多少苦しくなっても死守したい2つのことです。 死守したい2つは「パソコンとネット回線」 私が死守したい2つとは「パソコンとネット回線」です。もはやパソコン単体で使うものではないので、セットで考えてもいいのですが。 パソコンとの付き合いは中学生になる頃からなので40年を超えます。『機動戦士ガンダム』の映画が始まった頃ですね。 メカオタクのアムロは、私にとってはパイロットとしてよりもGeekとし

                                                                    「老後貧乏」になっても死守したい2つのこと - 貯金2000万からのセミリタイア継続中
                                                                  • 巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い (1/2)

                                                                    モデムケーブルの「巻き取り君」でスタートした ICTの世界におけるケーブル巻き取り文化 “巻き取り式ケーブル”なるモノがいつ頃から登場したのかは昭和生まれの筆者でもあまり確証がない。 家電用の巻き取りケーブルの付いたテーブルタップを初めて見たのは昭和レガシー時代だったのは記憶にある。家庭用の電気掃除機の巻き取り式電源コードが元祖のような気もするが確かではない。 そしてパソコン通信がピークを過ぎてインターネットに橋渡しが始まった1995年頃、筆者が米国西海岸の大きなIT系イベントで見つけて国内に紹介したのがいわゆる「巻き取り君」。これを多くのパソコンメーカーやモデムメーカーがバンドルしたのがICT系では最初だろう。 「お互いに必要とするモノがくっつく」という状況は極めて普通の道理だ。タイトなインテグレーションもあれば緩やかなパッケージ同梱などもある。くっつくことがコストやスペースの削減になる

                                                                      巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い (1/2)
                                                                    • 高級おにぎりブームの裏に「凄腕IT人材」!? “大人の遊び”が社会現象になるまで

                                                                      近年、おにぎり専門店が提供する高級志向のおにぎりが流行をみせている。コロナ禍を契機としてブームになった背景があり、食べログの調査によると、おにぎり専門店の数は、2020年の1316店舗から2025年3月時点で2149店舗に増え、実に約2倍になっている。 このブームを下支えしてきた団体が、一般社団法人おにぎり協会だ。同協会は2014年に設立。日本の伝統的な食文化である「おにぎり」を、国内外に広めることを目的として活動している。 活動の一環として、2024年から日本コカ・コーラの緑茶「綾鷹」とコラボしている。現在は、東京・渋谷にあるn_spaceでコラボ店「おにぎり食堂 綾鷹屋」を展開中だ(3月31日~6月21日)。 また、2024年から毎年2月ごろに「おにぎりサミット」を開催し、おにぎりに関する啓発活動をするだけでなく、環境問題やフードツーリズムなどの議論を通じ、おにぎりの優秀な具材を産出す

                                                                        高級おにぎりブームの裏に「凄腕IT人材」!? “大人の遊び”が社会現象になるまで
                                                                      • 14色のペン:昭和時代の1988年にテレワーク 実践した男性に会いに行く | 毎日新聞

                                                                        1980年代に長野県の八ケ岳山麓でテレワークの実験をした中村広幸さん。現在は芝浦工業大学で教授を務めている=同大学で2022年11月15日午後6時6分、銭場裕司撮影 長野県の八ケ岳山麓(さんろく)にテントを張って電話線を引き込み、パソコン通信を使って東京と仕事のやりとり……。1980年代の昭和時代に、情報技術を使って本拠地から離れた場所で働くテレワークを実践した青年がいました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、新しい働き方がようやく広がった現代をどう見るのか。この男性を訪ねて話を聞くことができました。男性を紹介した89年の新年企画「未来序曲」の記事も末尾に全文掲載します。【東京社会部・銭場裕司】 毎日新聞が89年に掲載した記事は「オフィスは高原の空気」との見出しで、八ケ岳山麓の自然に身を置きながらテレワークを試みる男性を紹介している。男性は当時29歳の中村広幸さん。記事の結びにある「人

                                                                          14色のペン:昭和時代の1988年にテレワーク 実践した男性に会いに行く | 毎日新聞
                                                                        • 宗旨替え - BUNTENのヘタレ日記(はてなblog版)

                                                                          パソコン通信時代、反原発派が多かった某所にいた俺は中間派を名乗っていた。 そうはいっても安全な原発というのは技術的に可能なように見えたからだ。 東日本大震災で東電がやらかした事故における最大の問題は、事故前の安倍首相が過酷事故など起きないと断言したことが対策を遅らせた、いわば政治災害の側面もあるように感じられた。中間派の旗はさすがに降ろさざるを得なかったが、コストを度外視してでもそれなりの対策さえ講じれば、という思いは俺の心の中に残り続けた。 そして去年の能登の震災である。 志賀原発は幸い停止中で、被害なしと報じられた。が、しばらくたってから受電用のトランスからの油漏れがあったと報じられ、報じられる漏油量も二転三転した。 問題のトランスは、原子炉を緊急停止した時に炉心を冷やすための電力を受けるためのものであるように思われた。油が漏れるとトランスを冷却できなくなるので電力を受けられなくなる。

                                                                            宗旨替え - BUNTENのヘタレ日記(はてなblog版)
                                                                          • 短歌ブームはだめなのか? – 砂子屋書房 月のコラム

                                                                            いまから20年ほど前のこと。『短歌ヴァーサス』第6号(2004.12)には「ネット短歌はだめなのか?」という特集が掲載されました。私は当時小学生だったので、特集当時の感想や雰囲気などは知りません。しかし国会図書館でアーカイブをめくると、当時の掲示板歌会やメーリングリスト歌会の盛り上がりと、誌面中心の歌壇との緊張関係を垣間見ることができます。 この特集自体は、インターネット上で展開されている短歌の活動を分析し、その可能性と問題点を探る優れたものでした。特集前年の2003年には題詠マラソン(※1)が初開催され、ネット上の短歌の世界は活況を見せていました。同時にネット短歌は96年ごろから始まったものでもあり、当時はネット短歌が固有の歴史を持ちはじめた時期でもあります。 これに先立つ歌壇での動きとしては、角川『短歌』が2002年2月号に座談会「インターネットは短歌を変えるか」、2003年8月号に特

                                                                            • 神山健治が語る『攻殻機動隊”SAC”』                      ーシリーズ誕生秘話から”2045″までー #01 | 【公式】攻殻機動隊グローバルサイト

                                                                              ’02年に放送されたTVシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の監督を務め、当時すでにコアなSFマニアを虜にしていた作品の魅力をお茶の間レベルに広めたのが神山健治だ。荒牧伸志とのダブル監督体制で手掛けた最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』では、シリーズ史上初のフル3DCGに挑戦。物語の設定や公安9課が追う事件も現代の視聴者が咀嚼しやすい”未来”にブラッシュアップされており、さらにファンの間口を広げている。挑戦的な作品を成功に導けるのは、多少設定を変えても揺るがない『攻殻機動隊』の根幹にある魅力を熟知しているからだ。今回は原作漫画との出会いから初監督作品で心がけたこと、新作に込めた願いまで、『攻殻機動隊』との歩みを振り返ってもらった。 ――神山さんが最初に『攻殻機動隊』に触れた作品とタイミングを教えてください。その当時、どんな感想を抱いたか覚えていますか? 神山健治

                                                                                神山健治が語る『攻殻機動隊”SAC”』                      ーシリーズ誕生秘話から”2045″までー #01 | 【公式】攻殻機動隊グローバルサイト
                                                                              • 続いてお茶のメーリングリストでも宣伝! - お茶を身近に楽しむ

                                                                                ついに“巨人兵(いにしえの最終兵器)?"発動。 --- 『メーリングリスト』ってご存じない方も多いのでは? SNSどころかBBS(電子掲示板)時代よりも前、 (インターネット黎明期?) まだ「パソコン通信」がマニアに流行ってた時代にあったシステムです。 会員が投稿すると、それがメールで全会員に届きます。 --- 『真ML茶の湯Community』は、 1997年・メーリングリストから始まり、 Webサイトつくったり、BBS併設してたり、など、カタチを変えたりしながら、 メーリングリスト機能を維持したまま、 現在に至ります。 http://chajin.net 2001年には、雑誌『BRUTUS』にも載ったなぁ。 “赤い糸茶会"の様子を紹介されました。 (ヤラセ画像には、ウチの家内も写ってるし、) いちど覗いてみてください。 (入退自由、無料) --- で、私が昨夜投稿した、 おふらじ!EX

                                                                                  続いてお茶のメーリングリストでも宣伝! - お茶を身近に楽しむ
                                                                                • NETWORK黎明期の思い出:IT雑貨屋、日々のつづり:オルタナティブ・ブログ

                                                                                  IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。 佐藤@IT雑貨屋です。 ネットワークの技術的な内容を振り返りの意味を込めて記事を書かせて貰っていますが、本当にこの技術の進み方には感嘆してしまいます。そんな事を偶に感じてしまう事があるんですよね。 まあ、シニアのエンジニアの端くれが呟く、戯言程度でも読んで頂けたら嬉しいです。 私が初めに就職した会社は、当時、横浜にあったソフトウェアベンダでした。高校では一応、情報技術を専攻していて、BASICやFORTRANなどでプログラムの経験はありましたが、世の中でもパソコンが業務の道具として使われ始めた時代の頃で、年代で言えば1985年前後の頃です。 当時はパソコンもスタンドアロンが当たり前で、パソコン間でデータをやりとりするのは、専らフロッピーディスクで行って

                                                                                    NETWORK黎明期の思い出:IT雑貨屋、日々のつづり:オルタナティブ・ブログ