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ルソーの検索結果161 - 200 件 / 8501件

  • 「一般意志」とは何か - 過ぎ去ろうとしない過去

    紙屋研究所の紙屋氏が東浩紀の「一般意志2.0」をdisっているのだけれど、何か本質を外している気がします。 ■架空インタビュー2.0 『一般意志2.0』ふたたび http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20120306/1331001376 特に違和感をもったのが、「差異の総和」について書いている部分。 ――「差異の和」のくだりですね。 そうです。岩波文庫の桑原・前川訳の方で紹介します。 これらの特殊意志から、相殺しあう過不足をのぞくと、相違の総和として、一般意志がのこることになる。(岩波版p.47) この最後の部分「相違の総和として、一般意志がのこることになる」は、フランス語の原文では「reste pour somme des différences la volonté générale.」となるので、東訳よりも桑原・前川訳の方がいいと思いますね。 こ

      「一般意志」とは何か - 過ぎ去ろうとしない過去
    • おっぱいは誰のものか?『乳房論』

      問:おっぱいは誰のものか? 答:それを持つ本人のもの 2行で終わるはずなのだが、『乳房論』を読むと、こんな単純なものではないようだ。この答えに至るまでに様々な紆余曲折があり、今でも続いていることが分かる。 本書は、人類史を振り返り、西洋を中心とした乳房をめぐる欲望の歴史をたどっている。乳房に対する概念は一様ではなく、それを求める人や時代や文化によって尊ばれ・蔑まれ・弄ばれてきたという。 著者はマリリン・ヤーロム、スタンフォード大学のジェンダー研究所の上級研究員である。 彼女は、乳房に対する視線、すなわち乳房がどのように見せられ、見られてきたかという観点から振り返る。絵画や彫刻、映画やポスターに現れる、ビジュアルとしての乳房だけでなく、詩歌や論文、プロパガンダに現れるレトリックとしての乳房にも着目する。さらに、乳房がその時代や文化圏でどんな役割を果たしたかという機能面にまで掘り下げている。

        おっぱいは誰のものか?『乳房論』
      • 2009年10月24日の「朝生」は「あずまん(東浩紀)祭り」だったようで - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

        Twitterで「#asanama」検索するとわかる。 あと、記事として。 →「ネットがあれば政治家いらない」 東浩紀「SNS直接民主制」提案 : J-CASTニュース 「ネットがあれば政治家いらない」 東浩紀「SNS直接民主制」提案 インターネットというテクノロジーは10万人規模の直接民主制を可能にする。基礎自治体(市町村)のいくつかはミクシィ(mixi)とかのSNSで運営すればいい――。批評家の東浩紀さん(38)が深夜のテレビ番組で「政治の未来像」について大胆な提案をした。「そうなれば、政治家は今ほど必要ないのではないか」というのだ。 東さんが出演したのは、2009年10月24日未明にテレビ朝日が放送した討論番組「朝まで生テレビ!」。この日は「若者に未来はあるか?」がテーマで、人事コンサルタントの城繁幸さん(36)やフリーライターの赤木智弘さん(34)といった世代間格差について発言して

          2009年10月24日の「朝生」は「あずまん(東浩紀)祭り」だったようで - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
        • 労働で好きを実現しろオアダイ - 赤の女王とお茶を

          みたいになってません?なんとなく。 いろいろやるにせよ、何かを選択するにせよね。 好きがどうたらって話は昔いくつか書いたし、誰にいわれなくとも人は好きなことがしたいわけだ。誰がどう生きようと他人の人生は他人のものですしね。 ただ黄昏時とはいえ仮にも21世紀のトップクラスの先進国で、好きだの幸福だのが「労働」の文脈でしか語られないってのはどうなんでしょう。 個々人の生き方がどうこうよりも、私が気になるのはそこですね。 「労働」てのは基本、世の中の需要に応えて対価を頂く作業で、まあそれを楽しむ術もいろいろあるとは思います。もし幸運にも「自分の好きなこと」「自分のできること」「世の中の求めること」が全て合致し続ければ一番よいのでしょうが、それでなければ不幸、好きなことができない、というのは人類が何千年も求めて作り上げてきた世の中なんですかね。 例えば労働でない「活動」というものもあります。 アイ

            労働で好きを実現しろオアダイ - 赤の女王とお茶を
          • 濱野智史「藤村龍至の『超線形設計プロセス』の限界とその突破」

            February 2010 設計プロセス論の現在 Introduction 藤村龍至「なぜ今、設計プロ... Cover Interview 伊東豊雄「インタラクティブ... Interview 中山英之「レガシーがログに... Text 濱野智史「藤村龍至の『超線... Mail Dialogue 松川昌平「アルゴリズミック... After talk 山崎泰寛「立ち上げること/... 藤村龍至の「超線形設計プロセス」について 今回、『ART and ARCHITECTURE REVIEW』の創設にあたって筆者が編集部より依頼されたテーマは、「ゼロ年代を総括するべく、設計プロセスの現在について論じてほしい」というものだ。しかし、紙幅も限られた——Webマガジンなので物理的な限界は無いに等しいとはいえ——本稿では、十分に議論を尽くすことは困難だ。 そこで以下では、2010年2月6日に開

            • 第1回 哲学ってなんだ?|はじめての哲学的思考|苫野 一徳|webちくま

              哲学は「本質」を洞察することで、その問題を解き明かすための「考え方」を見出す営みだ。2500年の歴史を持つ哲学は、できるだけ誰もが納得できるような考えに到達するための、力強いさまざまな思考法に満ちている。哲学的な思考法のエッセンスを、初学者にも理解できるよう伝えるスリリングな連載第1回。 哲学は役に立つ テツガクと聞くと、多くの人は、実生活に大して役に立たない、何だかよく分からない難しそうなことを考えているもの、というイメージを持つんじゃないかと思う。 たしかに、「私ってなんだろう?」とか、「時間ってなんだろう?」「愛ってなんだろう?」「言葉ってなんだろう?」「生きる意味ってなんだろう?」とかいったいかにも“哲学的”な問いは、それだけ聞くとあんまり“役に立つ”感じはしない。 哲学者と呼ばれる人たちも、そうしたさまざまな事がらの「そもそも」を、どこまでも考えずにはいられない人間だ。だからまと

                第1回 哲学ってなんだ?|はじめての哲学的思考|苫野 一徳|webちくま
              • ウラゲツ☆ブログ : 月曜社

                ◆公式ウェブサイト・オリジナルコンテンツ ◎2011年6月28日~:ルソー「化学教程」翻訳プロジェクト。 ◆近刊

                  ウラゲツ☆ブログ : 月曜社
                • ヴォルテール - Wikipedia

                  ヴォルテール(Voltaire)こと、本名フランソワ=マリー・アルエ(François-Marie Arouet、1694年11月21日 - 1778年5月30日[1])は、フランスの哲学者、文学者、歴史家である。歴史的には、イギリスの哲学者であるジョン・ロックなどとともに啓蒙主義を代表する人物とされる。また、ドゥニ・ディドロやジャン・ル・ロン・ダランベールなどとともに百科全書派の学者の一人として活躍した。ボルテールと表記されることもある[1]。 パリの公証人の子。姓は“アルーエ”とも表記される[2]。Voltaireという名はペンネームのようなもので、彼の名のArouetをラテン語表記した"AROVET LI" のアナグラムの一種、「ヴォロンテール」(意地っぱり)という小さい頃からの渾名をもじった等、諸説ある。 経歴[編集] 幼少期[編集] フランソワ・マリー・アルエ(以下、アナグラムの

                    ヴォルテール - Wikipedia
                  • 関数型プログラミングの基礎 JavaScriptを使って学ぶ 【目次】 - JavaScript勉強会

                    JavaScriptの学習で面白そうな本がありました! 「関数型プログラミングの基礎 JavaScriptを使って学ぶ」という本です。 この本を参考にして関数型プログラミングのやり方に親しんでみたいと思います。 関数型プログラミングの基礎 JavaScriptを使って学ぶ 作者: 立川察理,長瀬嘉秀 出版社/メーカー: リックテレコム 発売日: 2016/10/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 目次 第Ⅰ部 関数型プログラミングの基礎 第1章 「計算」とは 第2章 なぜ関数型プログラミングが重要か 第Ⅱ部 JavaScriptによる関数型プログラミングの実践 第3章 心の準備 第4章 データの種類と特徴 第5章 プログラムをコントロールする仕組み 第6章 関数を利用する 第7章 高階関数を活用する 第8章 関数型言語を作る 第Ⅲ部 付録 第9章 Java

                      関数型プログラミングの基礎 JavaScriptを使って学ぶ 【目次】 - JavaScript勉強会
                    • 日本に「市民社会」は存在しないのか?/『市民社会とは何か』著者、植村邦彦氏インタビュー - SYNODOS

                      ――本日は「市民社会」という言葉と概念、あるいは思想についてお聞きしたいと思います。この言葉の原語である〈civil society〉について、まずは教えてください。 英語で〈civil society〉という言葉が初めて使われたのは、日本で言えば安土桃山時代にあたる16世紀末のことでした。『オクスフォード英語辞典』(OED)は、英単語の語源や初出を具体的な文例で示していることで有名ですが、それによると、1594年に出版された英国教会派の神学者リチャード・フッカーの著書『教会統治法』に、この言葉が出てきます。 ところが、『教会統治法』を実際に読んでみると、この言葉が出てくるのは、じつは古代ギリシアの哲学者アリストテレスの『政治学』からの翻訳語としてなのです。その際にフッカーが使用したと思われる『政治学』のテクストは、1438年にフィレンツェの人文学者レオナルド・ブルーニが出版し、その後ヨー

                        日本に「市民社会」は存在しないのか?/『市民社会とは何か』著者、植村邦彦氏インタビュー - SYNODOS
                      • ミシェル・フーコー - Wikipedia

                        生政治、規律訓練の制度・施設(規律訓練型権力)、談話分析、ディスクールの形成、装置Dispositif、エピステーメー、系譜学、統治性、ヘテロトピア、限界の体験、知と権力、パノプティシズム(監視社会、パノプティコン)、主体化 ミシェル・フーコー(Michel Foucault 発音例、1926年10月15日 - 1984年6月25日)は、フランスの哲学者、思想史家、作家、政治活動家、文芸評論家。 フーコーの理論は、主に権力と知識の関係、そしてそれらが社会制度を通じた社会統制の形としてどのように使われるかを論じている。構造主義者やポストモダニストと呼ばれることが多いが、フーコーはこれらのレッテルを拒否している[1]。フーコーの思想は、特にコミュニケーション学、人類学、心理学、社会学、犯罪学、カルチュラル・スタディーズ、文学理論、フェミニズム、マルクス主義、批判理論などの研究者に影響を与えてい

                          ミシェル・フーコー - Wikipedia
                        • ピケティブームの真実とは? 18世紀のルソーから始まった「不平等との闘い」を総ざらいする 『不平等との闘い ルソーからピケティまで』 (稲葉振一郎 著) | インタビューほか - 文藝春秋BOOKS

                          「ピケティが示した不平等の歴史的な展開を、さらに歴史的に俯瞰する。格差論の未来のために!」トマ・ピケティ『21世紀の資本』共訳者の山形浩生氏 推薦! ブームの背景にある壮大な経済学者たちの「闘い」を、『経済学という教養』で知られる稲葉振一郎さんがまとめた。 『不平等との闘い ルソーからピケティまで』 (稲葉振一郎 著)――まず、ピケティはどうしてあれほどブームになったのでしょうか? 彼は20年前から「将来恐るべし」と言われていた数理経済学者で、10年前に実証分析に転換し、大出世した、というイメージです。つまり下地はあったわけです。しかしこんなに売れるとは思わなかった。翻訳が早く出たのはよかったですね。冗談半分で勝手に「どうせならこれは山形浩生さんに訳させれば早く出るのに」と言ってたらほんとに山形訳になって驚いた。 目新しさという点では、「資本」という言葉に目をつけたのはいいですよね。アメリ

                            ピケティブームの真実とは? 18世紀のルソーから始まった「不平等との闘い」を総ざらいする 『不平等との闘い ルソーからピケティまで』 (稲葉振一郎 著) | インタビューほか - 文藝春秋BOOKS
                          • ネトウヨが実在してようがしてなかろうが、よくわからんことが一つだけある。

                            なんでヤングな彼らは「ポスティング」なる行為に走ったのだろうね。 だって、すんげぇ泥臭くてうざったいイメージあるじゃん。いかにも若者が「安保時代のバカサヨじゃないんだからwwww」とか言って嘲笑しそうじゃん。 ヾ(゚ω゚)ノ 郵便受けはかわいい。 ま、それはさ、ともかく。 フツーね、郵便受けン中に自分が想定していた以外のモンが入ってたら不快に思うじゃない? 思わない? や、そういう人はそういう人でいいんだけど。すいません。しかし、俺は「うわっ」、ってなっちゃうわけ。で、内容を一瞥すらせず、デリヘルの型番不明なちっこいチラシと一緒にさ、ストレートにゴミ箱に突っ込んじゃうの。そのゴミ箱ってのがさ、マンション側が用意した迷惑チラシ用のヤツなんだけど、覗いてみたらまたそういうビラで溢れかえっちゃってんのよ。選挙中ずっと。ウヨサヨ自民公明民主社民共産幸福実現生長の家その他その他問わず。 で、思ったわ

                              ネトウヨが実在してようがしてなかろうが、よくわからんことが一つだけある。
                            • フランス…哲学も問うバカロレア : 世界から : 最新教育事情 : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                              卒業を控えたフランスの高校生にとって、2月は将来の進路を決めるシーズンだ。夏に行われる高校教育修了の資格試験「バカロレア」に向けた準備が始まる。 フランスでは、日本のように大学別の入学試験がない。バカロレアを取得して、希望の大学に願書を出し、入学許可をもらう仕組みだ。「一般」「職業」「工業」の3種類があり、大学進学希望者は通常、「一般」を受験する。 日本のセンター試験に似ているが、一問一答ではなく、口頭試験や論文がある。毎年、最初に行われるのは「哲学」の試験と決まっている。 昨年の哲学は、「一般」文系では「人は労働で何を得られるか」「信仰は理性に反するか」「スピノザの『神学・政治論』の抜粋について論ぜよ」の3問から一つを選んで解答せよというもの。制限時間は4時間だった。 「一般」理系も同様で、「国家がなければ人はもっと自由になるか」「人は真実を探求する義務はあるか」「ジャン・ジャック・ルソ

                              • 岩波書店 創業100年迎える NHKニュース

                                古今東西の古典を集めた「岩波文庫」のシリーズなど、数々のロングセラーで知られる東京の岩波書店が、5日、創業から100年となりました。 岩波書店は、大正デモクラシーのさなかの大正2年に、古書を扱う店として創業し、戦前から、学術書などを手がける出版社として知られています。 5日、創業から100年となり、抽せんで選ばれたおよそ50人が、東京・千代田区にある会社の中を見学しました。 岩波書店は、大正3年に夏目漱石の「こころ」を手がけて以降、「古事記」や「論語」、「戦争と平和」など、古今東西の古典を集めた「岩波文庫」のシリーズや、戦後の論壇の一翼を担ってきた月刊誌「世界」、それに、日本を代表する国語辞典の「広辞苑」などを出版し、いわば日本の教養の象徴ともなってきました。 出版した本や雑誌は、およそ3万4千点に上るということで、5日の見学会では、書庫で思い出の作品を見つけ、懐かしそうに眺める人の姿もみ

                                • 元祖ライフハック! 梅棹忠夫の京大カードは現代でも通じるか

                                  iPhone、iPadにEvernote、Dropboxなど、今やPCやWebサービス、それに各種スマートフォンによる各種ライフハックが花盛りだが、故梅棹忠夫氏が提唱した「京大カード」をご存じだろうか。今回は、京大カードが今日のライフハックツールと比較してどんな特徴を持っていたのか確認したい。 iPhone、iPadにEvernote、Dropboxなど、今やPCやWebサービス、それに各種スマートフォンによる各種ライフハックが花盛りだ。読者の皆さんは、こうしたライフハックが登場するずっと前に日本で爆発的な人気を得たツールをご存じだろうか。それが京大カード(京大式カード)である。今回は、京大カードが今日のライフハックツールと比較してどんな特徴を持っていたのか確認したい。 京大カードとは、元京都大学教授の民俗学者・故梅棹忠夫氏が発案したもの。2010年7月に他界した同氏は、著書『知的生産の技

                                    元祖ライフハック! 梅棹忠夫の京大カードは現代でも通じるか
                                  • 人生、苦しい時に勇気付けられたイイ言葉 : 哲学ニュースnwk

                                    2013年01月04日14:30 人生、苦しい時に勇気付けられたイイ言葉 Tweet 2:マジレスさん:2011/10/27(木) 23:01:54.73 ID:btQFZtAa 天地自然に四季があるように 人間の修行などもまた繰り返す四季の如し。 辛く苦しい冬を乗り越えれば 新たな生命の芽吹き 力みなぎる春は来る。 3:マジレスさん:2011/10/28(金) 08:00:52.68 ID:mj8rXKRr >>2 ありがとう 仕事辛くて泣いてばかりだけど 何か元気でた 10:マジレスさん:2011/11/06(日) 19:19:30.09 ID:NybWKL2j 絶望に打ち勝つ方法などない ただ 歩き出すだけだ 14:マジレスさん:2011/11/08(火) 08:58:04.98 ID:05uDH/+L 弱みを見せずにがんばるより ときには弱みを見せたっていいじゃないか 18:マジレ

                                      人生、苦しい時に勇気付けられたイイ言葉 : 哲学ニュースnwk
                                    • コロンビア大学のコア・カリキュラム(1) - adawho's diary

                                      先週iPadが発表されたとき、Twitterの一部で「教養」について話題になっていた。ジョブスがアップルの理念を説明したときに、どうやら"liberarl arts"の重要性について話したらしい。基本的に僕はチキンで無精なので、Twitter上の荒波に議論を投げかけることはしなかったが、こちらにきてから気づいたことがあるのでひっそりとここに書き留めておく。実は本務校では「教養研究センター所員」という職にもついているので、大学における教養教育について関心を持つべき立場にもある。それにこのサイトを見ている人の中には少なからず大学関係者もいると思うので、もしかしたら何らかの参考になるかもしれない。(いつものように日記に組み込もうとも思ったけど、少し長くなりそうなので別にトピックを立てることにします)。 ぼくはコロンビア大学には客員研究員という立場で来ているので、たまに大学院のセミナーを聴講する以

                                        コロンビア大学のコア・カリキュラム(1) - adawho's diary
                                      • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 長門有希も笑う「文学全集を立ちあげる」

                                        日本を代表する本読みのプロ、丸谷才一、鹿島茂、三浦雅士の公開編集会議。「いま読んで面白いもの」を選考基準に、古今東西の名著名作をちぎっては投げちぎっては投げ!ちゅるやさんの言を借りれば、めがっさ面白いにょろ!長門さんに渡したら大笑いして読むに違いない(ああ、その笑顔を想像してニヤけるニヤける)。 「今さらブンガク全集なんて…ま、丸谷氏の鼎談としてつまむか」とナナメ読み始めたらさァ止まらない。名にし負う古典をバッサリ!一方で艶笑譚やSF、スパイ小説まで吸い込む貪欲さ―― その思いっきり具合が愉しい。 丸谷氏によると、世界文学全集という仕掛けは、なかなか具合がいいそうな。 巻数が限定されていて、それでセットになっている チームみたいに構成されているから、役割分担や時代、国もいろいろ含まれている 制約された巻数によってキャノン(正典)を並べている つまり、一定の教養の場にいるなら、少なくともこれ

                                          わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 長門有希も笑う「文学全集を立ちあげる」
                                        • 『高崎経済大学学生用、夏の推薦図書(再掲)』

                                          高崎経済大学学生用、夏の推薦図書(再掲) | Philosophy Sells...But Who's Buying? うちの大学では 教員が毎年三冊推薦図書を掲げるんですが、 結構提出を忘れている先生も。 ってわけで、 じゃあ、俺がたくさん出しますよ ということで、 昨年たくさん出させてもらったのが、これ。 先のエントリーと重なるのもありますが、 コメントだけでも参考にしていただければ。 繰り返しますが、 夏休みですので、 みんなで本を読みましょう! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 推薦図書 國分功一郎 【自然科学】 チャールズ・ダーウィン、『種の起原』、上下巻、岩波文庫 # ISBN-10: 4003391241 # ISBN-13: 978-4003391242 # ISBN-10: 400339125X # ISBN-13: 978-4003391259 有名な本ほど読ま

                                            『高崎経済大学学生用、夏の推薦図書(再掲)』
                                          • ベーシックインカム・実現を探る会:講演録 - 関曠野さん講演録「生きるための経済」全文

                                            第2回ベーシック・インカム入門の集い講演録 2009年3月8日 於:タワーホール船堀 講演者:関 曠野 主催:ベーシックインカム・実現を探る会/フォーラム・スリー この講演録は、関曠野さんがお話しされた内容に加筆・訂正していただいたものです。 話し手:関 曠野さん 1944年生まれ。評論家(思想史)。共同通信記者を経て、1980年より在野の思想史研究家として文筆活動に入る。思想史全般の根底的な読み直しから、幅広い分野へ向けてアクチュアルな発言を続けている。著書に『プラトンと資本主義』、『ハムレットの方へ』(以上、北斗出版)、『野蛮としてのイエ社会』(御茶の水書房)、『歴史の学び方について』(窓社)、『みんなのための教育改革』(太郎次郎社)、『民族とは何か』(講談社現代新書)などがある。また訳書に『奴隷の国家』ヒレア・べロック(太田出版)がある。現在、ルソー論(『ジャン=ジャックのための弁明

                                            • 舞台、観客、その間にある権力〜バナナ学園問題から考えたこと - Commentarius Saevus

                                              えーっと、一昨日くらいから演劇クラスタを騒がせているバナナ学園問題というのがある。これはバナナ学園純情乙女組というカンパニーが王子小劇場で行った「翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)」という公演において、男性パフォーマーが観客の女性の胸などを同意を得ずに触り、自分の下半身が触れるような状態で性行為の真似をする行為を行ったということがツイッターで報告された、という問題である。 私はもちろん公演は見られないので(1万キロ離れている)、基本情報はツイッターや劇場のウェブサイトから得た。 発端となったtogetterまとめの魚拓(タイトルが扇情的なので書きません) 残っている短縮版のまとめ「バナナ学園に関して」 消される前のおおもとのtogetterのはてブ このあたりまではウェブ上で流れている情報だけで真偽不明なとこがあったのだが、ハコである王子小劇場ウェブサイトにも情報

                                                舞台、観客、その間にある権力〜バナナ学園問題から考えたこと - Commentarius Saevus
                                              • 「Angel Beats!」人生を追体験する音無の成長が物語を繋ぐ - Zucce’s diary

                                                はじめに 未だ多くの謎を残しながらも、大きく物語が動き出したアニメ「Angel Beats!」。これまで敵対する事でしか語られなかったそれぞれのストーリーが互いに絡み始めたのは、やはり主人公である音無の存在に拠るところが大きい。 自身の理不尽な人生を呪い、神の遣いである(と思われている)天使に抵抗することで神をあぶり出し一発お見舞いしてやろうと考えているゆりとそれに倣うSSSのメンバー。 死後の世界を「神を選ぶ世界」と捉え、悲惨な人生の記憶は神になる為の権利であり、天使に代わり生徒会長の座に就くことで自身が神になったのだと公言する直井文人。 自身の謎については未だ語られないものの、SSSからは神への足がかり、直井にしてみれば目の上のたんこぶ(抑止力)と解釈され、一方的に彼らの文脈に巻き込まれる状況を防衛(ガードスキル)することで抵抗する天使(立華奏)。 つまり、ゆりらSSSは自らの目的(神

                                                  「Angel Beats!」人生を追体験する音無の成長が物語を繋ぐ - Zucce’s diary
                                                • ”10代で読んでいないと恥ずかしい必読書を挙げよ” | ライフハックちゃんねる弐式

                                                  1 :考える名無しさん:2008/07/23(水) 08:42:03 0 ID:? プラトン『国家』 アリストテレス『形而上学』 ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』  ヘーゲル『精神現象学』 デカルト『省察』 パスカル『パンセ』 ライプニッツ『単子論』  カント『純粋理性批判』 キェルケゴール『死に至る病』 バーク『フランス革命の省察』  ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 ニーチェ『道徳の系譜』 ベーコン『ノヴム・オルガヌム』  フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 メルロ=ポンティ『知覚の現象学』  ハイデッガー『存在と時間』 アーレント『精神の生活』 ヨナス『責任という原理』  サルトル『存在と無』 ベルグソン『時間と自由』 レヴィナス『全体性と無限』  フロイト『快感原則の彼岸』 ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』  フォーダー『精神のモジュール形式』 

                                                  • 日本。長髪とフォークの思想 - 内田樹の研究室

                                                    11月22日付けのLibération に日本の70年代ポップスについてのOlivier Lammという署名入りの長文の記事が掲載された。 はっぴいえんどの四人の写真が掲げられた記事を見てびっくりした。なんで「リベラシオン」にはっぴいえんどが出るんだと思って記事を読んだら、まことに興味深い内容だった。 You Tube のせいで今は世界中のあらゆる時代の楽曲を好きなだけ聴けるようになったわけだけれど、その過程でヨーロッパのユーチューバーたちは偶然日本の60~90年代のポップスを「発見」したのである。そして、そのクオリティの高さにびっくりした。 「日本ポップス、すげえ」と思ったプロデューサーが日本ポップスの網羅的なコンピレーションアルバムを作成する企画を出し、それが実現したという話である。 その経緯を知ったオリヴィエ・ラムさんという日本ポップス大好きなフランス人が「日本のポップスは1970年

                                                    • 『必読書150』の一覧

                                                      おすすめの本については 年表(1980年代) と 年表(1990年代) にもリストアップされているので参照下さい。 人文社会科学 プラトン『饗宴』岩波文庫 アリストテレス『詩学』岩波文庫 アウグスティヌス『告白』岩波文庫 レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫 マキァベッリ『君主論』中公文庫BIBLO, 岩波文庫 モア『ユートピア』岩波文庫 デカルト『方法序説』岩波文庫 ホッブズ『リヴァイアサン』岩波文庫 パスカル『パンセ』中公文庫 スピノザ『エチカ』岩波文庫 ルソー『社会契約論』岩波文庫 カント『純粋理性批判』岩波文庫 ヘーゲル『精神現象学』平凡社ライブラリー, 作品社 キルケゴール『死に至る病』岩波文庫 マルクス『資本論』岩波文庫 ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫 ソシュール『一般言語学講義』岩

                                                        『必読書150』の一覧
                                                      • イマヌエル・カント - Wikipedia

                                                        事実上、以降の西洋哲学全体に影響がある。とりわけ、カント主義、新カント派、ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ、フリードリヒ・シェリング、フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービ、ヤーコプ・ジギスムント・ベック、クリスチャン・ヤーコプ・クラウス、ザーロモン・マイモン、カール・レオンハルト・ラインホルト、フリードリヒ・シュレーゲル、アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル、アルトゥル・ショーペンハウアー、フリードリヒ・ニーチェ、チャールズ・サンダース・パース、エトムント・フッサール、マルティン・ハイデッガー、エルンスト・カッシーラー、ユルゲン・ハーバーマス、ジョン・ロールズ、ノーム・チョムスキー、ジャン・ピアジェ、セーレン・キェルケゴール、テオドール・アドルノ、ダフィット・ヒルベルト、ミシェル・フーコー、マックス・ヴェーバー、ピーター・フレデリック・ストロー

                                                          イマヌエル・カント - Wikipedia
                                                        • Amazon.co.jp: 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル: 東浩紀: 本

                                                            Amazon.co.jp: 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル: 東浩紀: 本
                                                          • 「一般意思」 - おおやにき

                                                            まだ解放されない(挨拶)。ところで私が普段読まない新聞にこういう記事が載っていたという情報を目にしてついリンクを踏んでしまって不幸になる。ん〜まあこの方が法律について語るわりにはちっとも勉強しておられないという件についてはすでに述べているのだが、しかし本来のフィールドに近いはずの社会思想にまでここまで不勉強だとは思わなかったなあ。東京新聞から「【試される憲法】社会学者 宮台真司さん 国家操縦の『憲法意思』大事」。他の部分についてはまあそういう意見もあるだろうという話なのだが、問題は以下の箇所である。 ルソー(仏の哲学者)のいう一般意思だから、日本人の大半がそう思っている、と日本人全員が思えなければなりません。 それには、国民の八割が投票して八割が賛成するといった圧倒的意思が、示される必要があります。

                                                            • 明治文化を理解するために必須の概念『簡易生活』について - 山下泰平の趣味の方法

                                                              簡易生活があった! ここ最近、簡易生活というのを調べている。明治から終戦くらいまで流通していた今でいうところのライフハックなんだけど、かなり広い分野に影響を与えていてなかなか面白い。 私が以前から調べている『講談速記本』と同じく、知らなきゃ明治の文化は正しく理解できないんじゃないかなって思う。 日本の文化にはとても良いものが多いんだけど、太平洋戦争っていう大事件を挟んでしまい、かなり歪んだ形で現代に伝わってしまっているものも多い。簡易生活もやっぱりそれで、本来の姿を知っておくと、現代文化を理解するのにも役立つかもしれない。 簡易生活があった! 簡易生活の難しさ 簡易生活とは? その始まり 簡易生活が社会に与えた影響 簡易生活の変化 備考と感想 簡易生活の難しさ 明治から大正昭和初期の文学作品、エッセイ、実用書や雑誌から、建築関連の書籍にまで、簡易生活という文字列がよく出てくる。しかし多くの

                                                              • 民主主義の過剰 - 『一般意志2.0』

                                                                一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル 著者:東 浩紀 販売元:講談社 (2011-11-22) 販売元:Amazon.co.jp ★★★☆☆ 大阪のダブル選挙で、橋下・松井の「大阪維新の会」が当選した。8時過ぎに当確が出たということは、かなりの大差で圧勝すると見ていいだろう。私は橋下氏の政策にも人格にも共感しないが、彼の独裁をめぐる発言には注目している。もはや民主主義では日本の現状はどうにもならないから、大阪府民は彼を選んだのではないか。 その意味で、ルソーをテーマにした本書のねらいはおもしろいのだが、その方向は微妙に現代日本の問題とずれている。ルソーは一般にいわれるのとは異なって民主主義の元祖ではなく、彼が『社会契約論』で主権者とした一般意志は、それを民主的に集計する手続きのない絶対君主の意志のようなものだ。カール・シュミットが一般意志の概念でヒトラーの独裁を擁護したことはよく知ら

                                                                  民主主義の過剰 - 『一般意志2.0』
                                                                • 小谷野敦「『こころ』は本当に名作か 正直者の名作案内」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

                                                                  新潮新書 2009年4月 漱石の『こころ』を論じたものではなく、副題のように、どのような文学作品を薦めるかを示したものである。 小谷野氏の読書量は驚くべきもので、前の『里見紝伝』でも里見氏の全作品を読んだといい、そんなことは「時間さえ掛ければ誰にもできる」とこともなげに書いていたが、本書でも「十年くらい前からは、意図的に、未読の古典名作を読むようになり、たいていは読み終えたのではないかと思っている」と書いている。丸谷才一・鹿島茂・三浦雅士・三氏による『文学全集を立ちあげる』(文藝春秋 2006年)などを読んでも、なんでみんなあんなにたくさん本を読めるのだろうと思う。何もせずに朝から晩まで本を読んでも一日3冊、年に千冊ではないだろうか。十歳から七十歳まで読んでもたったの六万冊である。もちろん本ばかり読んで暮らすわけにはいかない。実際には一生かかって一万冊がやっとではないだろうか? 同じ本を二

                                                                    小谷野敦「『こころ』は本当に名作か 正直者の名作案内」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
                                                                  • 藤原正彦『国家の品格』

                                                                    藤原正彦『国家の品格』 昨年(2006年)、ベストセラーになったこの新書を今頃読んでいるのは相当恥ずかしいです。恥ずかしい思いをして通勤電車などで読みました。新書カバーとかかけて、ですね。 内容を大ざっぱにまとめると、次のようなものになります。 「論理」を中心にした近代的合理精神には限界がある。新自由主義も共産主義も民主主義も自由も平等もそれらが生み出したもので、今日の世界のいたるところで破たんを生じている。 その原因は「論理」を軸にしているから。論理はある条件下では問題を正しく導くが、それを忘れて万能薬のように扱うと大間違いに至る。 大事なのは「論理」ではなく、「情」や「形」であり、それを大事にしている文化はまさに日本文化である。これらの情緒を育む形が武士道精神だ。いまの日本はこれが廃れてしまった。 日本はこれらの文化を大事にし「品格ある国家」を再建し、世界の危機を救う聖なる使命を果たす

                                                                    • ロマン主義 - Wikipedia

                                                                      さて一方文学を攷察して見まするにこれを大別してローマンチシズム、ナチュラリズムの二種類とすることが出来る、前者は適当の訳字がないために私が作って浪漫主義として置きましたが、後者のナチュラリズムは自然派と称しております。 — 夏目漱石、『教育と文芸――明治四十四年六月十八日長野県会議事院において――』 多くの和製漢語と共に中華圏で受容され、現在も中国語では「浪漫主義」の表現が用いられる。 文学[編集] 文学では「ロマンティック (romantique)」という言葉を現在、その言葉に含蓄されているような意味合いで初めて使ったといわれるフランスのルソー(『孤独な散歩者の夢想』)を嚆矢とし、多くの作家が挙げられる。 フランス[編集] ヴィクトル・ユゴー ジョルジュ・サンド 18世紀末のベルナルダン・ド・サン=ピエールの『ポールとヴィルジニー(英語版)』やディドロの『ラモーの甥(英語版)』あるいはル

                                                                        ロマン主義 - Wikipedia
                                                                      • カオスちゃんねる : 歴史苦手な俺におもしろい歴史の逸話教えて

                                                                        2011年12月17日10:30 歴史苦手な俺におもしろい歴史の逸話教えて 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/16(金) 18:24:37.53 ID:sLiH+3Qh0 伊藤博文は無類の女好きで天皇から御叱りを受けたとか、そういう事を 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 18:32:32.50 ID:3HKnM7tQ0 天下統一を成し遂げた秀吉だが、唯一文化だけは手に入れることが出来なかった 農民出身で学が無かったために字はすげえ下手糞で、現在の高校生でもなんとか読めるような大文字平仮名だった 恋文も当時の常識(比喩的で優雅であることが求められた)とはかけ離れたもので、 今風に略すと 普通「月が綺麗ですね……」 秀吉「○○たんハァハァちゅっちゅしたいよぉ」 くらいの差

                                                                        • カール・マルクス - Wikipedia

                                                                          カール・マルクス(ドイツ語: Karl Marx、英語: Karl Marx FRSA[注釈 2]、1818年5月5日 - 1883年3月14日)は、プロイセン王国時代のドイツの哲学者、経済学者、革命家。社会主義および労働運動に強い影響を与えた。1845年にプロイセン国籍を離脱しており、以降は無国籍者であった。1849年(31歳)の渡英以降はイギリスを拠点として活動した。 フリードリヒ・エンゲルスの協力のもと、包括的な世界観および革命思想として科学的社会主義(マルクス主義)を打ちたて、資本主義の高度な発展により社会主義・共産主義社会が到来する必然性を説いた。ライフワークとしていた資本主義社会の研究は『資本論』に結実し、その理論に依拠した経済学体系はマルクス経済学と呼ばれ、20世紀以降の国際政治や思想に多大な影響を与えた。 概要[編集] カール・マルクスは1818年、当時プロイセン王国領であ

                                                                            カール・マルクス - Wikipedia
                                                                          • 「不道徳」な星の下に生まれついた私たちへ - ohnosakiko’s blog

                                                                            ※タイトルはこっちのコメントのやりとりからヒントを得ました(レタ田さん、ども!) はじめに、前回のエントリで「悪」という言葉を使ったら「何故ポルノが悪なんだ」「善悪で考えること自体がおかしい」といった意見がブコメなどで結構見られたので、再度(再々度)説明する。 引用元記事コメ欄で、ブログ主は「良心」という言葉を使っている。これは彼女の一連の主張の中核にある重要な言葉だ。「良心」を問うからには「善」と「悪」が想定されているはずなので、記事を書くにあたってその論法に乗った。フム、こう考えれば「悪」になるな、あえて「悪」としておくことが次で効いてくるんだな‥‥と読んで下さった人、ありがとう。本エントリでなんとか回収を試みます。 この話の行き着く先は、性欲とは何か? 理性ある社会的人間と性欲や性愛との関係はどうなっているのか?という一点に集約されると私は考えている。 ここでは表現規制に賛成か反対か

                                                                              「不道徳」な星の下に生まれついた私たちへ - ohnosakiko’s blog
                                                                            • 民主主義2.0とカール・シュミットの「民主主義」 - 過ぎ去ろうとしない過去

                                                                              東浩紀の「民主主義2.0」の議論は、実は朝生を見たぐらいであとは断片的にしか追いかけてないのだけれど、情報をある程度総合するに、彼はルソーの直接民主主義を引用しながらこの新しい「民主主義」のあり方を説明しているらしい。しかし、ぼくにはもう一人、彼の議論には隠された登場人物がいるような気がしてならない。それは、カール・シュミットである。東浩紀がシュミットを読んでいることはすでに明らかになっている。そして、シュミットもルソーを引用して「民主主義」を説明するのだ。 1923年に出された『現代議会主義の精神史的地位』において、シュミットはルソーの「一般意志」について次のように述べている。「人民は元来決して具体的な内容に協賛を与えるのではなく、抽象的に、投票の結果現れる一般意志に、協賛を与えるのである。・・・この結果が個々人の投票の内容と誤っているならば、評決に敗れた者は、彼が一般意志の内容について

                                                                                民主主義2.0とカール・シュミットの「民主主義」 - 過ぎ去ろうとしない過去
                                                                              • 日本には「思想」が足りない!?――アイディアを生みだすための思想史/政治思想史家・植村和秀氏インタビュー - SYNODOS

                                                                                日本には「思想」が足りない!?――アイディアを生みだすための思想史 政治思想史家・植村和秀氏インタビュー 情報 #ナショナリズム#教養入門#思想史 大好評! 高校生のための教養入門(https://synodos.jp/intro)。大学の学部ではなにを勉強できるの? という疑問にお答えします。今回は政治思想史家の植村和秀先生にお話をうかがいました。「思想」=「アイディア」!? いままでの思想のイメージを塗り替える、思想史入門です。(聞き手・構成/山本菜々子) ―― 先生はどの分野を専門にしているのでしょうか。 政治思想史です。ドイツの政治思想と、日本の政治思想を研究しています。 ―― 「思想」と聞くとなんだか難しそうですね。暗い家のなかで孤独に本を読んでいるイメージがあります。 たしかに、そういうイメージがありますね(笑)。日本語では「思想」という言葉が難し過ぎます。なんだか、物々しく内

                                                                                  日本には「思想」が足りない!?――アイディアを生みだすための思想史/政治思想史家・植村和秀氏インタビュー - SYNODOS
                                                                                • 佐伯啓思・京大教授 中高生に社会福祉や自衛隊体験入隊推奨

                                                                                  百田尚樹氏の『永遠のゼロ』の影響か、特攻隊に関心をもつ若者が増えている。今の日本では、戦争もなく、貧困や犯罪などで死に直面することも稀である。自らの生と死を確認する術のない社会に生きる若者たちが、家族を守るために命を捨てた特攻隊に関心を持つのも無理はない。 日本が追い詰められ、決死の覚悟で臨んだ戦争を象徴しているのが特攻であった。特攻隊の若者たちの心に、激しい葛藤があったのは間違いないが、それでも最後は「無私」に行きついた。特攻の根底に流れていたのは、「あきらめと覚悟」のような日本的精神であった。そのことを忘れてはならない。 哲学者の西田幾多郎は、人間は主体として常に理性的な計算によって行動するのではなく、「無私の精神」にたって、自分を殺し、無の境地になって、与えられた状況のなかで己の役割を果たそうとするのが日本的な心情だと考えていた。西田は別に特攻を支持したわけでもないし、特攻について書

                                                                                    佐伯啓思・京大教授 中高生に社会福祉や自衛隊体験入隊推奨