首都圏で相次ぐ強盗事件など闇バイトによる犯罪が後を絶たない中、闇バイトに応募した人から相談が寄せられ、警察が本人や家族を保護したケースが先月末までに125件に上ったことが警察庁のまとめでわかりました。 警察庁によりますと、ことし8月以降に1都3県で発生した一連の強盗事件は、5日までに19件に上り、このうち16の事件で合わせて46人が逮捕されています。 警察庁は闇バイトに応募したあと、犯罪に加担する前に思いとどまらせるため、ことし10月、動画を公開して呼びかけるとともに、全国の警察に対し、「保護措置」を取るよう指示しています。 本人などから「指示役に個人情報を知られ、脅されている」などと相談を受けた場合には、一時的に本人や家族を別の場所に避難させたり、実家など関係先のパトロールを強化したりするなどの対応を取るとしています。 警察庁によりますと、取り組みを強化して以降、闇バイトに応募した人など