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巨大建築の検索結果1 - 40 件 / 58件

  • 漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの..

    漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの「はみだし者」の心のよりどころになる文章を山のように生み出したんや。それだけでなく、「なんでそうなるのか」「どうしたらええんか」について、誰よりも早く考え、真面目に悩み、胃潰瘍で血を吐くほど苦しんで苦しみ抜いて書き続けて死んだんや。すごい人なんやで。 そもそもな。文学というのは、「形のないものに形を与える」営為なんや。こいつのおかげで、人の抱える人生への悩み、生きづらさみたいなもんに少しだけ形を与えることができて、それは心理学的に言えばめちゃめちゃ大きい社会的な「癒やし」効果になるんや。漱石がやったのはそういうことになる。端から見れば、ただ「小説を書いてた」だけやろな。漱石がもともと建築家になるつもりやったって知っとるか。けどなあ、友達に止められたんや。「夏目くん!残念ながら日本はまだまだ二等国や。君が思うヨオロッパみたい

      漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの..
    • データセンターの所在地ってやっぱり書いてはいけないのか?

      いろいろなところからマサカリが飛んでくるのはわかっているが、以前から感じていた疑問について書いてみたい。「データセンターの所在地ってやっぱり書いてはいけないのか?」である。だって、ググれば所在地は出てくるんですよ。いろいろ秘密の多いデータセンターだが、インフラ界隈での内輪受けみたいな感じになっていやしませんかね。 実は制約の多いデータセンター取材 ITインフラ系の記者は、たまにデータセンター見学ツアーに招待される。エクイニクスやさくらインターネット、NTTコミュニケーションズなど、私も相当データセンターは見ている方だ。Coltテクノロジー(旧KVH)はシンガポールまで、IIJはコンテナ型データセンターを見に島根まで行っている。IDCフロンティアに至っては北九州も、白河も、府中も見ている。 5月には大阪までデジタルエッジのデータセンターを見にいった。関西のデータセンター事情までいろいろ説明し

        データセンターの所在地ってやっぱり書いてはいけないのか?
      • なろう小説を3年かけて完結させた

        700話超の話数、200万文字を超える物語。よく書き上げたものと思うこと、しきりだ。 思いつきで始めた小説。 少しだけ時間に余裕ができたので、小説を書いてみることにしたのが3年前。 適当に妄想して、案外いけそうだと判断して、半年くらいで完結するお話を作り始めた。 目的は、3年くらい先の自分に向けて。 完結して2年も過ぎれば書いた内容を忘れて楽しめるだろうと思ってのことだ。 Webで小説を読んでいる中で思った事、自分が望む事を詰め込むことにした。つまりは自分の為の小説。 歴史に埋もれた秘密。暗躍する組織。権力闘争。そんなことを意にも介さず突き進む主人公。冒険するのは、不思議で、愉快な土地。 そしてハッピーエンド。 やりたいことを詰め込むのは思った以上に大変だった。 書いてみて、思い知る事も多かった。 資料の集め方に、どうやって空想の穴を埋めるかの方法、などなど。 始めたばかりの時には思いも寄

          なろう小説を3年かけて完結させた
        • 「反穀物の人類史」書評 - やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな - 歴ログ -世界史専門ブログ-

          世界史を見る視点が大きく変わる壮大な文明論 「反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー」ジェームズ・C・スコット著(みすず書房)を読みました。 紀元前4000年から紀元前2000年の時期に、我々の祖先が作り上げた「国家」という仕組みがどのように成立したか、その中で穀物がどのような役割を果たしたかを、考古学・人類学のファクトを元にし壮大で大胆な仮説が提示されています。 その中で国家が民を支配していく中で、税が課され、兵役や労役が課され、疫病が流行り、ロクなもんは食えず、人間が自分たちをどんどん不幸な方向に追い込んでいく様が描かれます。 賛否はあると思いますが、「何だ、やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな」という感想を持つ人もいるかもしれません。 1. なぜ国家は生まれたのか 本書の筆者ジェームズ・C・スコットはイェール大学の人類学者・政治学者。東南アジアをフィールドとし、地主や国家の権力

            「反穀物の人類史」書評 - やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな - 歴ログ -世界史専門ブログ-
          • 老後も趣味を充実させるために、ゆるくでも発信を続ける。40代半ばの趣味系ブロガーが考える理想の老い方|tayorini by LIFULL介護

            老後も趣味を充実させるために、ゆるくでも発信を続ける。40代半ばの趣味系ブロガーが考える理想の老い方 #老いの準備 公開日 | 2024/07/25 更新日 | 2024/07/26 40代や50代を過ぎて仕事や子育てが落ち着くと、今後は自分のために時間を使いたい、趣味に時間をかけたいと考える人も多いでしょう。 ですが、あらためて「老後も末永く趣味を楽しむ」と考えると、気力や体力が衰える不安もあり、なかなかイメージがわかないかもしれません。 ブロガーの在華坊さんは、自らの持つたくさんの趣味に関する情報を発信し続け、その情報感度の高さから信頼を集めています。そして、忙しく働きながらも「趣味や暮らしを充実させること」に積極的に取り組まれています。 そんな在華坊さんに、自身の考える「豊かな老後」について、そして老後も趣味を充実させるにはどうしたらいいか、今考えていることを語ってもらいました。 趣

              老後も趣味を充実させるために、ゆるくでも発信を続ける。40代半ばの趣味系ブロガーが考える理想の老い方|tayorini by LIFULL介護
            • 東京への異常な愛情 または私は如何にして執着するのを止めて横浜に暮らすようになったか #わたしの好きな街 - 日毎に敵と懶惰に戦う

              Sponsored by リクルート住まいカンパニー 横浜に35年住んでいる。そして「横浜の人」と認知されていることが多い。だけど、もともとは東京の生まれだし、生活の軸足もずっと東京に置いてきた。ちゃんと横浜市民になれたのはここ10年も無いかもしれない。そんな話をしたい。 生まれてからずっと東京だった 生まれたのは東京都目黒区中目黒。実家は小さな工場だった。東京オリンピックの好景気で祖父が軌道に乗せた商売を父が継いでおり、町工場兼住居の小さなビルが、中目黒駅から徒歩7-8分ほどの山手通り沿いに建っていた。 40年近く前の中目黒は、いくつかの芸能プロダクションこそあったけれど、今のようなオシャレタウンではなく、町工場も点在するような場所だった。今では花見の人出でパンクする目黒川沿いにも父の友人のメリヤス工場があったり。今はそのメリヤス工場、おしゃれなレストランになっている。 自分はそんな中目

                東京への異常な愛情 または私は如何にして執着するのを止めて横浜に暮らすようになったか #わたしの好きな街 - 日毎に敵と懶惰に戦う
              • なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす

                Home » なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす VRで、私たちは何を見ているのだろう。 旅行で知らない土地へ行ったけれど、どこかで見た気がする。逆に、馴染みの場所へ足を運んでも、ふと目を離した瞬間、一度も来たことがないような気さえしてくる。デジャヴめいて、私たちの中には存在しない、「場所」をつくったひとびとの時間の痕跡。空間の幽霊。それこそが「見たことがないはずなのに、懐かしい」というあの感情を、遠くから呼ぶ……。 VRChatのワールド「ORGANISM」はまさにそんな空間だ。クリストファー・ノーラン「インターステラー」のような情景。広大なリミナル・スペース。「かつてのロシア」的なモチーフが散りばめられた巨大なオ

                  なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす
                • どうやら本当に開催されてしまう東京オリンピックについて、いち市民ランナーの思うこと|宇野常寛

                  2013年に二度目のオリンピックが東京にやってくると決まったとき、僕はこれをきちんと批判したいと考えた。この二度目のオリンピックには一度目(1964年前のそれ)とは異なり、なんの必然性もコンセプトも存在しないように思えたからだ。1964年の東京オリンピックは敗戦からの復興を象徴することで国威発揚を狙うと同時に、高度成長へ向けた首都東京の大改造を前提としたインフラの整備を「爆速化」するための錦の御旗だった。首都高速道路も東海道新幹線も、オリンピックに合わせて急速に整備されたものだ。この都市改造と国土開発自体の評価はさておき、少なくとも1964年の大会には議論に値する明確な意図が、テーマがあった。 しかし、2020年のそれには「何も」ない。斜陽の日本に明るい話題が欲しいといった類の森喜朗的なぼんやりとした精神論と、関係企業や団体のビジネスチャンスへの即物的な期待があっただけだ。そしてそれ以前に

                    どうやら本当に開催されてしまう東京オリンピックについて、いち市民ランナーの思うこと|宇野常寛
                  • 400m サウジアラビアで、一辺が400mの立方体の巨大建築物を作る計画があるら..

                    サウジアラビアで、一辺が400mの立方体の巨大建築物を作る計画があるらしい。 数十万人の人間が住めるとか。 構造物で400mがそうとうでかいというのはわかる。 でも、距離としてはたいしたことないじゃん。 歩けば数分で終わる距離。 400x400x400mの空間に数十万人もつめこめるのかって、感覚的にへんな感じだわ。

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                    • 努力家で優秀なアジア系女性という「人種」ステレオタイプ~『ウォッチメン』分析 - wezzy|ウェジー

                      今回の記事では、アマゾン・プライムで配信されているHBOのドラマ『ウォッチメン』をとりあげ、アジア系女性キャラクターの扱いについて考えたいと思います。 このドラマはアラン・ムーアによる同名のコミックのスピンオフで、社会批評的な作品として評価が高く、私も第8話までは大変面白く見ていたのですが、正直なところ第9話の展開でかなり幻滅しました。結末の激しいネタバレがありますので、未見の方は注意してください。 テレビドラマ版『ウォッチメン』と人種差別 『ウォッチメン』は非常に複雑な作品なので基本設定だけ説明します。覆面のスーパーヒーローによる無許可の自警活動が禁止され、そのかわりに警官は身を守るためヒーローばりに覆面をつけて活動をしているアメリカ社会が舞台のディストピア作品です。年代としては我々が生きている現在と同じ時期に設定されていますが、世界観が大きく違っており、一種の歴史改変SFです。 その一

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                      • 20歳以下は知らない?謎の巨大建築の正体を巡って大喜利始まる「サンダーバード2号が離陸するところ!」→正解は千葉県で電車から見えるアレ

                        ATUSI @ATUSIBOX ゲーム論説ブログ、ゲーム業界インタビューチャンネルやってます。アイコンは @hayano 先生撮。パトレイバー専門アカウント→ @sv2mc https://t.co/BucVdr4lgl

                          20歳以下は知らない?謎の巨大建築の正体を巡って大喜利始まる「サンダーバード2号が離陸するところ!」→正解は千葉県で電車から見えるアレ
                        • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                          2024年6月30日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,053点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

                            ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                          • 伊勢丹新宿店の増改築履歴ブロック分け。一街区をほぼ占める巨大建築には長い歴史があった

                            法政大学55・58年館 @hosei_55_58bldg 伊勢丹新宿本店は、今や一街区ほぼ丸ごとを占めている巨大な建築ですが、14回もの増築によって少しずつ現在の規模に成長していったという点がこの建築の最大の魅力だと思います。 それぞれのブロックごとに色分けしたものが下の写真になります。 #近代建築 #伊勢丹 pic.twitter.com/NoLgGdcKap

                              伊勢丹新宿店の増改築履歴ブロック分け。一街区をほぼ占める巨大建築には長い歴史があった
                            • ウクライナを観光した3年前の記録【フリーダムな国だった】 | SPOT

                              こんにちは、SPOTライターのシュゴウ(@shugou17)と申します。 みなさん、ウクライナという国をどこまで知っていたでしょうか。 私は3年前、旅行でウクライナに滞在しました。 そして、ウクライナの美しい街並み、親切な人々、おおらかでフリーダムな国民性など、他国ではなかなか味わえない魅力にすっかり虜になってしまいました。 そんな私にとって思い出深い国ウクライナですが、皆さんご存じの通り、現在のウクライナ情勢は大変厳しいものがあります。 本来は大勢の観光客が訪れる魅力あふれる国ウクライナが、悲惨な戦場地帯というイメージで塗りつぶされてゆく現状が悲しくてなりません。 私がそんなことを思っていても無力すぎて何かを救える訳では全くないのですが、 一人のライターとして平和だった頃のウクライナの魅力を伝えることで、少しでも平和を願う声を届けられればと思い改めて執筆させていただきます。 ウクライナっ

                                ウクライナを観光した3年前の記録【フリーダムな国だった】 | SPOT
                              • 「東京をやっていこうとしている」人たちの一喜一憂

                                東京とその近郊にお住まいのみなさん。 みなさんは「東京をやって」いますか? 先日、ある場所で「東京をやっていこうとしている人たち」というフレーズを耳にした。 その時フレーズが暗に指し示していたのは、たとえば、タワマンに住んでいるパワーカップルの人たちだったりした。 ただ東京に住んでいるのでなく、彼/彼女らは「東京をやっていこうとしている」というのだ。どういうことか。 正反対の人々を連想すれば理解しやすいかもしれない。東京には「東京をやっていこう」としているわけではない人たちも住んでいて、そちらは二種類に大別できる。 ひとつは、東京をやっていこうとしていなくても自動的に東京的なライフスタイルや佇まいになる人たち。親の代から都内やその近郊の邸宅に住んでいて、なんの屈託もなく東京で暮らしている人たちだ。 もうひとつは、首都圏の不動産持ちではなく「東京をやっていこう」としているわけでもない人たち、

                                  「東京をやっていこうとしている」人たちの一喜一憂
                                • 2万7000年前の巨大建築!?世界最古のピラミッド「グヌン・パダン遺跡」 - ナゾロジー

                                  ピラミッドと聞けば、大半の人はエジプトを思い浮かべるでしょう。 しかし実は、世界最古のピラミッドが存在するのはエジプトではありません。 現在、最も古いピラミッドの筆頭とされるのは、インドネシア西ジャワ州にある「グヌン・パダン(Gunung Padang)遺跡」です。 インドネシア国立研究革新庁(BRIN)はこのほど、過去十数年のフィールドワークの結果を踏まえた最新報告を行いました。 それによると、グヌン・パダンの建造年代は最も古い部分で少なくとも1万6000年前、最大だと2万7000年前と推定されたという。 これはエジプトのピラミッドのみならず、世界最古の巨石遺構である「ギョベクリ・テペ(トルコ)」よりも遥かに古い可能性を示すものです。 研究の詳細は、2023年10月20日付で学術誌『Archaeological Prospection』に掲載されています。

                                    2万7000年前の巨大建築!?世界最古のピラミッド「グヌン・パダン遺跡」 - ナゾロジー
                                  • ピーター・ターチン「人類の社会進化についてのアナーキスト的見解:デヴィッド・グレーバーさん、かなりヘンですよ」(2019年2月10日)

                                    ピーター・ターチン「人類の社会進化についてのアナーキスト的見解:デヴィッド・グレーバーさん、かなりヘンですよ」(2019年2月10日) An Anarchist View of Human Social Evolution February 10, 2019 by Peter Turchin デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングローは、最近New Humanist誌に「我々は都市居住者なのか? それとも狩猟採集民なのか? 最新の研究は、原始人間社会に関するお馴染みのお話は間違えていることを明らかにした――研究の帰結は深遠である」との長い論説を発表した。以下は、私の彼らの論文への批判的レビューだ。彼らのエッセイから、「大きな塊の文章」を引用してから、それに私がツッコミを加えるスタイルを採用している(通常私は、長々と引用しない。しかし私の見解がかなり批判的なので、パラフレーズではなくて

                                      ピーター・ターチン「人類の社会進化についてのアナーキスト的見解:デヴィッド・グレーバーさん、かなりヘンですよ」(2019年2月10日)
                                    • 『君の名は。』への評がいかに快挙か;訳文と感想(ネットで読めるグレッグ・イーガン氏の映画・創作観) - すやすや眠るみたくすらすら書けたら

                                      録り貯めたお正月の特番を消化しているかたのなかには、3が日に地上波初放送された『天気の子』や8日新年一発目の『金曜ロードSHOW!』神木隆之介さんなど豪華吹替キャストによる『パラサイト』をご覧のかたもいらっしゃるんじゃないでしょうか? 今回の記事は、そんな新海誠監督の前作で神木氏主演『君の名は。』にたいするグレッグ・イーガン氏の評価がいかにすごいか、氏のインタビューやエッセイ(『Avatar Review(「アバター」批評)』『No Intelligence Required Her, Ex Machina and Interstellar(知性は不要――「her/世界でひとつの彼女」、「エクス・マキナ」そして「インターステラー」にとって)』)などを勝手に訳して、氏の映画観・創作観と比べることで確かめてみようという感じのやつです。 訳文本文7700字{2230字+5529字(原文730語+

                                        『君の名は。』への評がいかに快挙か;訳文と感想(ネットで読めるグレッグ・イーガン氏の映画・創作観) - すやすや眠るみたくすらすら書けたら
                                      • NHKの「プロジェクトX」18年ぶり復活 4月から毎週土曜夜

                                        NHKの人気番組だった「プロジェクトX」が18年ぶりに復活する。番組名は「新プロジェクトX~挑戦者たち~」。総合テレビで毎週土曜日の午後7時30分から8時15分まで放送する。 画期的な製品開発や歴史に残る建設事業など、快挙の裏にあった無名の日本人たちの知られざるドラマを描く、群像ドキュメンタリー。語りは旧シリーズと同様、田口トモロヲさんが担当する。 NHKは「バブル崩壊以降のいわゆる“失われた時代”にも、無名の日本人たちによる挑戦と快挙のドラマがありました。そんな名もなき人々の物語に光を当て、いまを生き抜くための知恵と勇気を届けます」としている。 旧プロジェクトXは、2000年から2005年まで約5年に渡り放送した人気番組。VHSや国産乗用車などの商品開発から黒四ダムや青函トンネルといった巨大建築工事、あさま山荘事件の舞台裏など日本の産業史や現代史に残る出来事をテーマにした。 関連記事 N

                                          NHKの「プロジェクトX」18年ぶり復活 4月から毎週土曜夜
                                        • 古代の人々が遠く離れた山から重い木材を車輪や動物を使わずに運んだ意外な方法とは?

                                          by Patrick Campbell/CU Boulder アメリカのニューメキシコ州にあるチャコ・キャニオンという古代遺跡は、900年~1150年頃にかけてプエブロ文化の中心地として栄えました。数千人の人々が住んでいたチャコ・キャニオンで、巨大建築物を作るための木材を輸送した意外な方法についての研究結果が報告されました。 Were timbers transported to Chaco using tumplines? A feasibility study - ScienceDirect https://doi.org/10.1016/j.jasrep.2023.103876 Scientists may have solved a Chaco Canyon mystery by hauling logs with their heads | CU Boulder Today |

                                            古代の人々が遠く離れた山から重い木材を車輪や動物を使わずに運んだ意外な方法とは?
                                          • 読書メモ - やしお

                                            徳成旨亮『CFO思考』 人を元気にさせるような内容だった。単に「CFOの役目」の話に留まらず、グローバルな視点で日本や日本企業がどう見えるのかを含めて語る点が本書を面白くしている。それは著者が三菱UFJやニコンのCFOとして、海外の投資家・機関と相対する中で意識せざるを得なかったという。例えば日本の「事業の多角化や転換で会社を永続させる」スタイルは、米国の「会社はタイムリーに清算して社員を労働市場にリリースすべき」方針とは異なるが、社会の安定には資する。そうした特質を「グローバルな常識と違う」と否定せず、両立を考える。 CFOの役目は、「どこまでリスクをとり得るか」の範囲を正確に理解して、リスクの取り過ぎを戒める金庫番としての役目と、リスクの取らな過ぎを監視する役目の双方が必要だという。前者の「金庫番」の役目は従来からよく認識されていたが、後者の経営層へ投資を後押しする役目は軽視(ないしそ

                                              読書メモ - やしお
                                            • データセンターは知らない人から見れば窓のない不審な巨大建築物 | スラド セキュリティ

                                              ストーリー by nagazou 2023年08月01日 18時04分 田舎のNTT局舎も似たようなもののような 部門より ASCII.jpの記事によると、データセンターの見学に招待される記者らは、記事執筆においての制約が多く、とくに所在地の公開や撮影に関しては強い制限があるという。一部のデータセンター事業者は情報公開に寛容ではあるものの、条件が複雑すぎて、事実上撮影は無理なことから、広報から提供された写真を使うことも増えたという(ASCII.jp)。 とはいえ、実際には秘匿すべきデータセンターの所在地はググれば簡単に出てくる。またタクシーで「●●のデータセンターまでおねがい」と言えば、特段住所を言わなくても黙って連れて行ってくれるなんて話も普通にあるとのこと。 記者らは仕事柄データセンターを自然な存在として受け入れられるが、一般の人から見た場合、これらの設備はセキュリティの厳重な「窓のな

                                              • 偉大なるソヴィエトウェイヴの、思ったより奥深い世界|verylongunagi

                                                いつも、知る必要がない人は一生知ることがないような音楽の話ばっかり書いていますが、今回も大変です。今回はSovietwaveと、あとついでにRussian doomer musicとlaborwaveについて紹介していきます。 SynthwaveやVaporwaveの派生として「○○wave」と名乗るジャンルがポコポコと湧いてきては、結局は内輪受けでごく少数の盛り上がり程度でフェードアウトすることも多いかと存じますが、Sovietwaveに関してはそれなりの台頭を見せているようなので今回記事にしました。Sovietwaveとは、一言でいえばSynthwaveからの派生したものであり、Synthwaveのレトロやノスタルジーの要素をそっくりそのままロシア人における旧ソ連時代のノスタルジーに置き換えたものです。 しかし本題に行くその前に、まずは次の動画を見てください。 Alliance - A

                                                  偉大なるソヴィエトウェイヴの、思ったより奥深い世界|verylongunagi
                                                • 【期間限定無料公開】『遅いインターネット』序章/第1章|宇野常寛 | 遅いインターネット

                                                  期間限定で『遅いインターネット』(幻冬舎)の序章と第1章を無料公開します。 いまの、インターネットは「速すぎる」。そして、そのために人間を「考えさせない」装置になっている。 いま、世界中で起きていることがそれを証明しているように思えます。 では、なぜ僕たちはこの「速すぎる」インターネットを手放せないのか。どうすればインターネットを、情報技術をもっと建設的に使えるのか。 この本で僕はいろいろな角度から考えました。 延期が決定された2020年の東京五輪、平成という「失われた30年」、トランプ大統領の出現とブレグジット、ポピュリズムとグローバル資本主義、GoogleとFacebook、YouTubeとNetflix、吉本隆明と糸井重里……一見、ばらばらのキーワードが、最後には僕の提唱する「遅い」インターネットに帰結します。 世界中が「速いインターネット」に侵食されつつあるいまだからこそ、ゆっくり

                                                    【期間限定無料公開】『遅いインターネット』序章/第1章|宇野常寛 | 遅いインターネット
                                                  • VRChat最深部の謎「Dahlia」とは何なのか? 新たな展開を見せる世界の秘密に迫る

                                                    こんにちは、VRChatワールド探索部のタカオミです。 バーチャルの世界に存在する、たくさんの”DEEP”なカルチャーやスポットを紹介する企画「バーチャルDEEP散歩」。今回はその中でも特に異様な、VRChatにおける最大級の謎と言っても過言ではない作品群「Dahliaシリーズ」についてご紹介します。 「Delta home」 突然ですが、VRChatのワールド内でこのようなマークを見かけたことがありますでしょうか? 装飾として置かれているものもあれば、なんらかのギミックを作動させないと現れないものもありますが、実はこのマーク、以前はいろいろなワールドに設置されていました。 しかしこのマークがなんのマークなのか? ということを知る人はいません。 わかっていることは「Dahlia」と呼ばれる”何か”に関係している、ということだけです。デザインにはいくつかのパターンがあるようですが、このマーク

                                                      VRChat最深部の謎「Dahlia」とは何なのか? 新たな展開を見せる世界の秘密に迫る
                                                    • 砂漠に現れる異形の未来都市 サウジアラビア、石油依存脱却の開発 | 毎日新聞

                                                      米露や中国など多極化する国際社会の中でバランス外交を展開し、「石油依存脱却」を掲げて巨大開発を進めるサウジアラビア。変化する石油大国の現状を2回で報告する。 <後編(https://mainichi.jp/articles/20221123/k00/00m/030/076000c)は「『ワンピース』ファンの皇太子の下で進む社会改革の光と影」です> 900万人が暮らす「万里の長城」 「ザ・ラインは長さ170キロ、高さ500メートル、幅200メートルの都市開発計画です。車は使われず、二酸化炭素の排出はゼロ。端から端までは高速鉄道で20分、全ての住民が徒歩5分で暮らしに必要な施設へ行くことができます」 10月下旬、サウジアラビアの首都リヤド郊外にある展示施設。薄暗い空間に独創的な都市の模型がいくつも置かれている。伝統衣装である白い長衣の男性と全身黒ずくめの女性の係員が次々現れ、SFさながらの構想

                                                        砂漠に現れる異形の未来都市 サウジアラビア、石油依存脱却の開発 | 毎日新聞
                                                      • 大阪・関西万博の「深刻な工事の遅れ」、じつはあの「木造リング」が大きな影響を与えていた(森山 高至) @gendai_biz

                                                        2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設遅れが表面化して1年余り。「万博の華」と言われるタイプA(参加国が自らデザインして建てる)は当初60カ国が見込まれていたが、簡易型への変更や撤退が相次ぎ、47カ国42棟になる見通しだと先月報じられた。 各国の国内事情や世界的な資材・建設費の高騰も一因だが、会場が大阪湾の人工島「夢洲」であることが工事を難しくしている大きな要因だと、一級建築士・建築エコノミストの森山高至氏は指摘する。ただでさえ地盤や工事条件に制約が生じるところへ、アクセスルート不足やインフラ未整備、さらに今春から始まった残業規制強化が拍車をかけているという。 そんな中、唯一着々と進んでいるのが木造リングの建設だ。「多様でありながら、ひとつ」というコンセプトを持つこの巨大建築物は、万博工事現場にどんな影響を及ぼしているのか。森山氏が執筆した『大阪・関西万博「失敗」の本質』(ちくま新書

                                                          大阪・関西万博の「深刻な工事の遅れ」、じつはあの「木造リング」が大きな影響を与えていた(森山 高至) @gendai_biz
                                                        • 井上陽水はプログレだった? アルバム「氷の世界」に漂うキング・クリムゾン感

                                                          井上陽水「氷の世界」に入り込んだプログレ人脈 2022年8月30日をもって74歳になる井上陽水に関して、ほとんどのことが語られ尽した感もある。とはいえサイゾーWEBに「井上陽水とアンビエント」という野心的な記事が掲載されているのを見つけて、まだまだ斬新な切り口はあるのだなと感心した。そこで今回のコラムでは変わった角度から、すなわち「初期の井上陽水はプログレ」(!)という一部プログレッシャーの間でまことしやかに囁かれてきた噂を検証してみたいと思う。 この俗説が浮上した要因は、日本初のミリオンセラーを達成した陽水の三枚目のアルバム『氷の世界』(1973年)にあると思しい。本作はポリドール・レコードの多賀英典の判断で半分ほどの楽曲がロンドン・レコーディングされたのだが、セッションミュージシャンとして雇われたのがほとんど当地のプログレ人脈なのだ。 クォーターマスという、アルバム一枚を残してすぐ解散

                                                            井上陽水はプログレだった? アルバム「氷の世界」に漂うキング・クリムゾン感
                                                          • ゲーム『アサシンクリード シャドウズ』が日本を舞台に外国出身の黒人男性を主人公にした差別性は、漫画『ゴールデンカムイ』が北海道を舞台に和人男性を主人公にしたくらいに差別的な可能性はあるが…… - 法華狼の日記

                                                            もともとゲーム発売前ということもあり騒動はくすぶりつつもおさまってきたと思っていたところに、産経新聞のインタビューに呉座勇一氏*1がこたえていた。 弥助問題「本人は芸人のような立場」「日本人の不満は当然」 歴史学者・呉座氏に聞く(上) - 産経ニュース 記事がタイトルから「弥助問題」という構図をつくっていることも気になるが、呉座氏自身の見解も前編は気になるところがいくつかあったので*2、以前から思っていたこととあわせて少し書いておく。 実在の人物を使っているわけですから、それだったら弥助という、実際どんな人物だったかもよくわからない黒人を無理やり主人公にするのではなく、それこそ宮本武蔵とか、有名な剣豪・侍を主人公にするのが自然でしょう。侍だったかも分からない弥助を『侍の代表』みたいな感じにしてしまうと、日本の侍文化から、何かを奪っているという形になってしまう。だから『文化の盗用』と指摘され

                                                              ゲーム『アサシンクリード シャドウズ』が日本を舞台に外国出身の黒人男性を主人公にした差別性は、漫画『ゴールデンカムイ』が北海道を舞台に和人男性を主人公にしたくらいに差別的な可能性はあるが…… - 法華狼の日記
                                                            • あ!ロケットだ!間違いない!!(デジタルリマスター)

                                                              個人的に気になる物を見に行くシリーズ!第4弾!!くらい!と、のっけからハイテンションでこんにちは。毎度お馴染み流浪のメガネ、松本圭司です。今回は、東京メトロ東西線に乗っているときに見えて、ずっと気になっていた物件を見に行ってきました。 多分同じように気になってる人もいるだろうと思うので「あー!そうだったのか!!」と思って頂けると光栄の極みです。気になってない人は「ふーん」って感じでしょうが。 ※2007年1月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ 

                                                                あ!ロケットだ!間違いない!!(デジタルリマスター)
                                                              • エイリアンはどのような文明を築き上げているのか?

                                                                各国の宇宙機関が地球外生命体(エイリアン)についての研究を長年にわたって続けているものの、その存在はいまだに発見されていません。「エイリアンが存在した場合、どのような文明を築き上げているのか?」という疑問について、科学的なトピックをアニメーションで解説するYouTubeチャンネルのKurzgesagtが思考実験を行っています。 What Do Aliens Look Like? The Kardashev Scale - YouTube 観測可能な宇宙は約130億歳で、中にはおよそ2兆個の銀河と200垓(2×1023)個の星が含まれていると考えられています。 太陽系が含まれる銀河である天の川銀河に話を限った場合、生命が誕生する可能性があるとされるハビタブルゾーンに位置する惑星が、400億個も存在するといわれています。 このような数字を考慮すると、「エイリアンは絶対にいない」という考えは、む

                                                                  エイリアンはどのような文明を築き上げているのか?
                                                                • 現代世界と似ている? ビザンツ帝国はどんな国だったか - そういちコラム

                                                                  「ビザンツ帝国」という国に関心があります。教科書ではマイナーな扱いですが、じつは世界史を理解するうえで重要な国です。これまでビザンツ研究の大家・井上浩一さんの著作(『ビザンツ 文明の継承と変容』京都大学学術出版会)を中心に、何冊かの本を読んできました。 私がビザンツ帝国に興味をひかれるのは、そこに現代の世界(とくに先進国)と重なるものを感じるからです。とくに、その初期の200~300年間の頃(西暦600~700年代の頃まで)のあり方について、そう思います。井上教授も「現代世界のビザンツ化」ということを述べています。 ではビザンツ帝国とは、どんな国だったか。 *** ビザンツ帝国とは、ローマ帝国が300年代末に東西に分裂したあとの東半分をさします。そこで東ローマ帝国ともいう。なお、ローマ帝国の西半分(西ローマ)は、今の西ヨーロッパにあたる地域です。 首都はコンスタンティノープルという、今のイ

                                                                    現代世界と似ている? ビザンツ帝国はどんな国だったか - そういちコラム
                                                                  • 「孫正義はやっぱり天才なのか」 英誌が分析する“稀代の経営者の二つの狙い” | 「会社はマサのひとり舞台だ」

                                                                    週に約233億円のIT投資 孫正義は毎日午前8時から午後10時まで東京の自邸で自分の心を何よりも楽しませることに打ち興じる。それはIT起業家の品定めとカネ配りのことである。 パンデミックのせいで在宅勤務とはなったが、ソフトバンクグループを率いるこのビリオネアにペースダウンはなかった。「マサ」の通称を持つ孫は5月12日の決算説明会で投資先の企業数を3ヵ月で60社増やしたと豪語してみせた。1月から3月までの間、毎週2億1000万ドル(約233億円)のペースでカネをつぎ込んだ計算になる。 ソフトバンクGがこの4年でスタートアップに注ぎ込んだお金は840億ドル(約9兆3300億円)ほどだ。同社はもともと世界最大級のIT投資家といえたが、そこに運用資産986億ドル(約11兆円)のビジョン・ファンドが加わり、いまはそのビジョン・ファンドの第2号ができ、300億ドル(約3兆3300億円)を運用しているの

                                                                      「孫正義はやっぱり天才なのか」 英誌が分析する“稀代の経営者の二つの狙い” | 「会社はマサのひとり舞台だ」
                                                                    • ザハのチャレンジがもたらそうとしていたもの――五十嵐太郎×山梨知彦×東浩紀 「いまこそ語ろう、ザハ・ハディド」イベントレポート

                                                                      シラスの番組にたくさんのレビューが寄せられるなど、専門性の高いイベントにもかかわらず大きな反響を集めた「いまこそ語ろう、ザハ・ハディド」(5月14日、ゲンロンカフェにて開催)。登壇者は、ゲンロンカフェでもおなじみの建築評論家・五十嵐太郎さん、日建設計でデザイン部門のトップを務め、新国立競技場でザハと協働した建築家・山梨知彦さん、弊社の東浩紀の3人です。 建築の話はわからないとハードルの高さを感じる方もいるかもしれません。しかしイベントで語られた内容は、建築という分野をこえ、最新の技術をつかったものづくりや、ものづくりの仕事にかける職人たちの情熱など、普遍的で重要なトピックに広がっていきました。その一部をレポートします。(ゲンロン編集部) 語られてこなかった「ザハ案」 新国立競技場「ザハ案」を覚えていますか? 2012年、新国立競技場のデザイン案の国際コンペで最優秀に選ばれたのは、イラク出身

                                                                        ザハのチャレンジがもたらそうとしていたもの――五十嵐太郎×山梨知彦×東浩紀 「いまこそ語ろう、ザハ・ハディド」イベントレポート
                                                                      • 日本の謎の古代史(5)北海道・北東北の縄文遺跡群 高度な古代文化のこん跡(1) - ものづくりとことだまの国

                                                                        (注意)本記事は考古学の時代画期が難しい東北・北海道の内容のため、各地元の表現に沿って記述しています。例)亀ケ岡石器時代遺跡など。考古学の(新旧)画期の定説は本州中央・九州・四国のもので、沖縄、東北・北海道には、それぞれ独自の画期があります 木造駅(つがる市) 大迫力「シャコちゃんが出迎える」五能線・木造駅(きづくり、青森県つがる市)。 遮光器土偶が発掘された「亀ヶ岡遺跡」の最寄り駅。 Wikiによると、地元では「シャコちゃん」と呼ばれ、以前は列車の発着に合わせて土偶の目が点滅していた(いらっしゃいビーム)が「子供が怖がる」などの理由で、現在は自粛しているらしい(怖がるんでない。子どもたちよ!) (写真はお盆に東北旅行した知人の提供) 世界最高水準の海人文化 縄文~弥生期の北東北・南北海道 縄文から弥生へ移行する時代について、主に北部九州から西日本~ヤマトへの東遷で考察されることが多いし私

                                                                          日本の謎の古代史(5)北海道・北東北の縄文遺跡群 高度な古代文化のこん跡(1) - ものづくりとことだまの国
                                                                        • 学びの場をゼロから考え直す。デジタルハリウッド大学が挑む「バーチャルキャンパス」を追え!【第4回: 学びとは何か編】

                                                                          Home » 学びの場をゼロから考え直す。デジタルハリウッド大学が挑む「バーチャルキャンパス」を追え!【第4回: 学びとは何か編】 学びの場をゼロから考え直す。デジタルハリウッド大学が挑む「バーチャルキャンパス」を追え!【第4回: 学びとは何か編】 「バーチャルキャンパス」と聞いて何を思い浮かべるだろう。今ある学校をそっくりそのままVR空間に移植したデジタルツイン、あるいは空に浮かぶ巨大建築だろうか? 教育における「バーチャル」の活用は遠隔授業や体験学習において進んでいるものの、バーチャルキャンパスという「学生や教員が交流し、学び、出会う場所」を作る取り組みにおいては模索が続いている。 折しも、これまでに数々のクリエイターを輩出してきたデジタルハリウッド大学では、バーチャルキャンパスの構想とプロトタイピングが進行中だ。本記事ではデジタルハリウッド大学学長の杉山知之氏と、『独学大全』『アイデ

                                                                            学びの場をゼロから考え直す。デジタルハリウッド大学が挑む「バーチャルキャンパス」を追え!【第4回: 学びとは何か編】
                                                                          • 【マカオ旅行】二日目続き。世界遺産巡りと、Grand Lisboa - 徒然日記:旧ヨーロッパ旅行記(とその他諸々)

                                                                            二日目の続きです〜。なんかおかしいと思ったらマークダウン形式でなかった。。でも書いてしまったからそのまま投稿します。リンクとか大丈夫かしら。。 (おかしかったら家に帰ってからなおします。。) 大聖堂をみた後は、モンテの砦へ。 モンテの砦の近くには、マカオ博物館もありました。中にも入ったのですが、博物館についてはまた別の機会に。 博物館見学後は、モンテの砦からも見える、マカオのシンボルとも言われる、聖ポール天主堂跡へ。 前から見ると今でも威風堂々、素晴らしい外見ですが 背面は鉄骨で補強された無粋な姿。焼け落ちていなければ中も凄かったのでしょうね。 ここにはやっぱりすごい数の人がいました。 そして、その後はナーチャ廟へ。 随分可愛いナーチャの絵が、隣のナーチャ展示室の中にありました。 世界遺産見学はここまで。その後は、マカオ中心部で異彩を放つ巨大建築物、Grand Lisboaへ。 ホテル、シ

                                                                              【マカオ旅行】二日目続き。世界遺産巡りと、Grand Lisboa - 徒然日記:旧ヨーロッパ旅行記(とその他諸々)
                                                                            • ホラ吹きと仇名された男は、迷宮街で半引退生活を送る

                                                                              スメガギテラ大陸中央、巨大迷宮。 大陸各地から富と名声を求めて、迷宮挑戦者(チャレンジャー)たちがやってくる。 迷宮が発見されてから長い年月が流れたが、未だ三十階層を越えた者はなく、迷宮の底が何階層か、どうして迷宮というものが存在するのかも分かっていない。 そんな場所に挑戦する男の一人。彼の名前はギデア。三十歳に差し掛かりつつある年齢で、迷宮挑戦者にしては珍しいことに単独行(ソロ)の挑戦者だ。 仲間もなく一人で迷宮に入り、大した怪我を負うこともなく戻ってくる姿に、他の挑戦者たちは「そんなこと単独行で出来るわけがない」と「ヤツは『ホラ吹き』だ」と陰口を言う。 しかして本当に、ギデアは単独で二十一層を越えるどころか、前人未踏の三十層の突破を果たす。 そして三十一層に入った後で、彼は迷宮を脱し、挑戦者の互助会に「半引退届」を提出した。理由を問われた際に「つまらなくなった」と口にして。 冒険者を半

                                                                                ホラ吹きと仇名された男は、迷宮街で半引退生活を送る
                                                                              • 創価学会の人たちが驚くほど熱心に「聖教新聞」の購読を勧めてくるワケ そこには「贔屓の構造」が隠れている

                                                                                新宗教が巨大な建築物を建てる目的 新宗教の入信動機としては、「貧病争」ということが言われる。貧しさ、病気、そして家庭内の争いごと、とくに嫁姑の争いごとから解放されることを求めて信者になるというわけである。 それも重要なことだが、一方で教団自体が大きな目標を掲げていることも欠かせない。そうした目標があることで、組織の活動は盛り上がりを見せていく。新宗教ではどこでも、巨大建築物を建てるということが、大きな目標になった。 たとえば、創価学会の場合、1990年代のはじめまでは日蓮宗の一派である日蓮正宗と深く結びついていた。創価学会が俗信徒の集団であるのに対して、日蓮正宗は出家した僧侶の集団である。その時代、創価学会に入会することはそのまま日蓮正宗に入信することを意味した。 日蓮正宗の総本山となるのが静岡県富士宮市にある大石寺である。創価学会は、日蓮正宗と密接に結びついていた時代には、大石寺の信徒団

                                                                                  創価学会の人たちが驚くほど熱心に「聖教新聞」の購読を勧めてくるワケ そこには「贔屓の構造」が隠れている
                                                                                • 子どもたちの創造性を培う「マインクラフト」の魅力:朝日新聞デジタル&Education

                                                                                  コロナ禍で自宅にいる時間が増えた今、子どもたちがゲームばかりして困っている保護者の方は多いでしょう。しかし、子どもたちが夢中になっているゲームの中には、教育的な効果が得られると教育者に注目されているゲームがあるのをご存知でしょうか。 それは、「Minecraft(マインクラフト)」、通称“マイクラ”と呼ばれるゲームです。世界中で爆発的なヒットを記録しているゲームで、日本でも小中学生を中心に絶大な人気を誇っています。どのようなゲームで、何がそんなにも子どもたちを惹(ひ)きつけるのでしょうか。マインクラフトの魅力に迫ります。 やりたいことを自分で決める「自由」だから面白い マインクラフトは、3Dブロックで構成された仮想空間の中で、ものづくりや冒険が楽しめるゲームです。仮想空間の世界には、草原や湿地、砂漠、雪原など多様な地形が広がっていて、プレーヤーはその中で、木や岩、鉄や金など、さまざまな種類

                                                                                    子どもたちの創造性を培う「マインクラフト」の魅力:朝日新聞デジタル&Education