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帝政ロシアの検索結果1 - 40 件 / 941件

  • ウイグル自治区で公安警察から「重点旅客」に認定され熱烈歓迎をうけてしまった話|砂漠

    これまでのあらすじある日突然Twitterで知らない人から誘われて、なぜかウイグル旅行に行くことになった限界社畜OL・砂漠。しかし、空港に現れたのは、社会主義旅行を通じて人を社会生活からドロップアウトさせる謎の秘密結社「うどん部」だった。空中浮遊が特技の中国オタク・尊師、小柄でツインテール姿のちょっぴりエッチな美少女・レーニン。そんな怪しすぎる仲間たちとの珍道中に、中国公安の魔の手が迫っていて……!? (これまでの詳しい話を知りたいかたは前回のnoteへ) 公安から謎の「重点旅客」認定を受ける 寝台列車を待つ人々でにぎわう駅のかたすみで、私は虚空を見つめていた。ここは「重点旅客」待合室。突然、公安に声をかけられ、ここに連行されたのだ。出入り口では、警備員がにらみを効かせている。 「どうしてこんなことになってしまったのだろう……」 私は、ネットに出回るウイグルに関する噂話の数々を思い出し、自

      ウイグル自治区で公安警察から「重点旅客」に認定され熱烈歓迎をうけてしまった話|砂漠
    • 1分でわかるウクライナの歴史

      16世紀:ポーランド「なんや荒野に『コサック』っていう連中が住み着いてオスマン帝国を襲撃して略奪しとるわ…怖…」 →ポーランド「自治を認めたるからワイらのためにオスマン帝国と戦ってくれや」 →コサック「やったりますわ」 1648年:フメリニツキー「ポーランドの貴族どもが横暴やからコサックのみんなを集めて独立するで!」 →「ヘーチマン国家」誕生(現在のウクライナの中部あたり) 1654年:フメリニツキー「同盟しとったクリミア国に裏切られたから、ポーランドに対抗するにはロシアの保護下に入るしか無いわ…」 →ロシア「共通の先祖から分かれた兄弟がまた元通りひとつになれたんやね(にっこり)」 →ロシアとウクライナの共通の源流にキエフ大公国があり、ロシア的には「生き別れの弟が兄を慕ってやってきた」みたいに受け取ったらしい 1656年:フメリニツキー「スウェーデンに対抗するためにポーランドとロシアが同盟

        1分でわかるウクライナの歴史
      • 2022年ウクライナ情勢をより深く理解するための歴史文化背景雑学|tadhara

        当方はウクライナやスラブ研究者では無く、米国大学にてホスピタリテイ・観光経営分野で研究系博士教員をしている日本人米国永住者です。ウクライナには縁があって旧ソ連崩壊後数年であった1995年から往訪しており、渡航回数は30回程度です。過去5年は年に数回のペースで渡航していました。 普段ウクライナの名前が出るのはチェルノブイリ原発事故に関連した話程度で、ここ数か月のロシア軍国境集結と侵攻のニュースで突然によく名前を聞くようになった人が多いのではと思います。 ウクライナとロシアの関係を理解するには、歴史文化の背景を知っておくと深く理解が出来ると思いますので、それがこのメモを書く動機です。気軽にご笑納頂ければと幸いです。 1. スラブ文化の発祥ロシア語、ウクライナ語は似ていますし、教会の外観や聖職者の服装も似ています。プーチン大統領は同じ民族だと言っています。果たしてどうなのか、歴史俯瞰が役立ちます

          2022年ウクライナ情勢をより深く理解するための歴史文化背景雑学|tadhara
        • 閲覧注意!世界史に名を轟かす悪女ランキングトップ50!~シンデレラは悪女になった?~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

          きれいなバラには棘があるというけれども、その美しい容姿の裏に猛毒を抱え込んだ女性がいる。 彼女らは悪女と言われしばしば歴史の表舞台に現れては大暴れをするわけだが、恐ろしさの中にもどこか魅力を感じる人物ばかり。そこで今回はそんな世界史に名が残るような悪女たちの伝説をまとめてみたいと思う。 ちなみにこの前文は記事が書き終わってから書いている訳だが、書いた感想としてはこんな感じになっているかなと思う。 50位~35位:悪女と言ってもねぇ、誰でもそういう部分はあるからねぇ、そうでもないような気がするねぇ 34位~25位:うん、これは悪女だね 24位~8位:ヤバイ、背筋が凍るレベルだ… 7位~1位:規模が違い過ぎて現実感がない。段々感覚がマヒしてくる 特に後半はどこか遠くで起こったのことのように感じてくるし、自分の中の常識も段々と亡くなってくるのだけれど、恐ろしいことにこの記事に記載されていることは

            閲覧注意!世界史に名を轟かす悪女ランキングトップ50!~シンデレラは悪女になった?~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
          • 続編2:2022年ウクライナ情勢をより深く理解するための歴史文化背景雑学 |tadhara

            当方はウクライナやスラブ研究者では無く、米国大学にてホスピタリテイ・観光経営分野で研究系博士教員をしている日本人学者・米国永住者です。ウクライナには縁があって旧ソ連崩壊後数年であった1995年から往訪しており、渡航回数は30回程度です。過去5年は年に数回のペースで渡航していました。 自分の研究領域専門分野ではありませんが、比較的現地情勢に詳しいので、約一か月前に掲題の雑学メモを書きました。現地に行かずに欧米メデイアを分析・評論するような日本語メデイア、或いは親ロシア派の自称コンサルタントのロシア寄りのメデイアの意見や見解が日本ではより目立つようで、ウクライナ側から見た見解に比較的に各種反応を頂いたので、侵略が始まった直後の現時点で追加・補足をしようと思います。なお、当方はロシアにも5回程度渡航しており、現在もロシア語を趣味で勉強しており、大学院生にロシア人学生も居るので、ロシア人・ロシア文

              続編2:2022年ウクライナ情勢をより深く理解するための歴史文化背景雑学 |tadhara
            • テイエムオペラオーのオペラトークを解析する - 『ウマ娘』考察 - 世界観警察

              おはようございます、茅野です。 先に言っておきますが、この記事書くの大変でした。2徹しました(迫真)。 早速本題に入ってしまうのですが、最近アプリ『ウマ娘』遊んでます。プレイ歴2週間です。やる切っ掛けになった話や、考察雑記第一弾はこちらからどうぞ。↓ ガチャを回していたら、名前がずっと気になっていたテイエムオペラオー君をお迎えすることに成功しました。何故気になっていたのかというと、わたしはオペラ鑑賞クラスタだからです!! もしかしたら、オペラの話してくれるのかなって、思ったからです!! 実はこのブログでも、オペラの記事を沢山書いており、30記事超えていたりします。オペラ鑑賞、大好きです。 ミュージカルスクール出身! バレエ歴9年! 中高6年間演劇部! 専攻フランス戯曲(演劇の台本)! 趣味オペラ鑑賞のこのボクが、キミのトレーナーだよテイエムオペラオー君!!!!(任意の決めポーズ)……という

                テイエムオペラオーのオペラトークを解析する - 『ウマ娘』考察 - 世界観警察
              • ウクライナに降伏を促す声は「ロシアの本質を知らない人の発言」 元ラトビア大使が語る“狡猾”の歴史 | AERA dot. (アエラドット)

                元ラトビア大使の多賀敏行さん(写真本人提供) ロシアの脅威と隣り合わせで生きる周辺諸国にとって、情報収集と分析は生命線だ。プーチン大統領の動向については、常に観察と分析を重ねている。ロシアと国境を接し、バルト海に面するラトビアで日本大使を務めたことのある多賀敏行さんは、領土拡張の野心に満ちたプーチンとロシアの「本質」について語る。 【写真】プーチン氏の顔写真とともに「間抜けなプーチン」の文字が書かれた火炎瓶 ※記事前編 <<「プーチンにとって核はただの爆弾」 元ラトビア大使が警告するロシアの脅威と核のカード>>から続く *  *  * 2014年、クリミア併合の少し前のことだ。 多賀元大使は、大使公邸での夕食会にラトビアの政治家や有識者を招き、情報を交換する機会を持った。 参加者のラトビア人のひとりが、プーチンについてこんな話を持ち出した。 「最近、ロシア国内で変な動きがあり、気になる。プ

                  ウクライナに降伏を促す声は「ロシアの本質を知らない人の発言」 元ラトビア大使が語る“狡猾”の歴史 | AERA dot. (アエラドット)
                • “プーチンの戦争” 終わりは? ロシア外交の専門家が分析 | NHK

                  ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって半年。 各国が注目するのはプーチン大統領が「いま何を考え、今後どうするのか」です。 「プーチン大統領は欧米と完全に決別する方向にかじを切った」。 そう言い切るのがロシアを代表する外交評論家のフョードル・ルキヤノフ氏(Fyodor Lukyanov・55歳)です。 ロシアの政治の中枢、クレムリンに近いシンクタンクのトップで、プーチン大統領が議長を務める安全保障会議や外務省にもみずからの分析を伝え、助言もしています。 ロシアの外交政策上、影響力のある専門家の1人でもあるルキヤノフ氏に 軍事侵攻開始から半年を前に、ロシア国内でインタビューしました。 (聞き手・権平恒志 モスクワ支局長) プーチン大統領の最近の演説から読み解けることは? 外交評論家 フョードル・ルキヤノフ氏 特に西側の支配への完全な否定に重点を置いています。これまでもこうした考えはありま

                    “プーチンの戦争” 終わりは? ロシア外交の専門家が分析 | NHK
                  • プーチン氏、クリスマス礼拝に一人で出席

                    ロシア大統領府(クレムリン)にあるブラゴベシチェンスキー大聖堂で行われたクリスマス礼拝に出席するウラジーミル・プーチン大統領(右、2023年1月6日撮影)。(c)Mikhail KLIMENTYEV / SPUTNIK / AFP 【1月8日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は6日、ロシア正教のクリスマスに合わせて行われた真夜中の礼拝に一人で出席した。 礼拝は、ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)にある、帝政ロシアの皇帝のために建てられたブラゴベシチェンスキー大聖堂(Cathedral of the Annunciation)で行われた。大統領府が公開した写真には、礼拝を執り行う金色の法衣(ほうい)を着た聖職者と並ぶプーチン氏の姿が捉えられていた。 プーチン氏は例年、首都モスクワ郊外の教会で行われる礼拝に参列していた。 大統領府が発表した

                      プーチン氏、クリスマス礼拝に一人で出席
                    • ロシア人愛国画家が描くウクライナ侵攻 モスクワで絵画展

                      【6月10日 AFP】2023年のウクライナ。廃虚と化した街を背に、カラシニコフ銃を持つロシア兵。先頭でロシア国旗を掲げる女性の防弾ベストには、ロシア軍がウクライナ侵攻のシンボルとする「Z」の文字が見える。ロシア・モスクワ中心部で開幕した「われらはロシア人、神はわれらと共に」と題する絵画展の出品作の一つだ。 帝政ロシア時代や旧ソ連時代の伝統的なリアリズムを思わせる作風だが、絵柄はウクライナ侵攻での戦意高揚を狙っている。そばでは口ひげを生やした男性が、制服姿の士官学校の生徒たちに「われわれの最終的勝利を描いた絵の近くへ」と声を掛けている。 その傍らで写真撮影に応じていたのが、作者のワシリー・ネステレンコ(Vasily Nesterenko)氏(56)だ。1967年、当時ソ連の構成国だったウクライナに生まれた同氏は愛国的なロシア人画家として知られ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Pu

                        ロシア人愛国画家が描くウクライナ侵攻 モスクワで絵画展
                      • 『DEATH STRANDING』をクリアした者に送るコラム。サム・ポーター・ブリッジズ、あるいはノーベル平和賞を決して受賞することのない人々

                        もしもある物語が語られるのならば、その物語に登場する人物あるいは世界が、なんらかのかたちで「回復」されようとしなければならない。 回復のための手段や過程、その成否、ありようは、作品によって異なる。むしろ、その差異の際立たせ方こそが、作家の腕の見せ所である。 物語で回復が最終的に達成されない場合、それは悲劇(あんなに頑張ったのに報われないなんてかわいそう)、喜劇(そもそもこの人物は笑えるほど狂っていた)、あるいは不条理劇(ゴドー〈人間性〉はいつまでたっても現れない)になる。 ──サミュエル・ベケット、演劇『ゴドーを待ちながら』、1952年 (Marty Rea / Aaron Monaghan in “Waiting for Godot”, a play by Garry Hynes, 2018, Photo by Matthew Thompson.) 道中でどんな展開があろうとも、マリオは

                          『DEATH STRANDING』をクリアした者に送るコラム。サム・ポーター・ブリッジズ、あるいはノーベル平和賞を決して受賞することのない人々
                        • 旧居留地で“領土問題”? 「ソ連」名義のまま放置、空き家は老朽化 | 西日本新聞me

                          長崎市南山手町の旧居留地に「ソヴィエト社会主義共和国連邦」名義で登記された土地がある。約1500平方メートル。30棟ほどが並ぶ家屋の一部には今も住民が暮らしているが、多くは空き家。この問題には対立するロシア、ウクライナ両国の関係が内在する。旧ソ連の国外資産を継承したとするロシアは積極的に動こうとはせず、国際問題に発展することを懸念する地元自治体も及び腰だ。 異国情緒あふれる赤レンガ壁や石畳。近くには世界文化遺産「旧グラバー住宅」もある。 長崎港を望むそんな住宅街の一角に仰々しい文言が記された看板が立つ。「この土地はロシア連邦の所有となったものです。許可のない使用、立ち入りを禁じます」。駐日ロシア大使の名前入り。近くの70代男性は「まさかこんな場所で領土問題が起こるなんて思ってもいなかった」と言う。 ことの発端は1875年、帝政ロシアによる土地の取得にさかのぼる。当時の長崎は世界に開かれた国

                            旧居留地で“領土問題”? 「ソ連」名義のまま放置、空き家は老朽化 | 西日本新聞me
                          • 「身を切られるほど痛く、恥ずかしい」ロシア文学の大家、沼野充義氏の嘆き 「ウクライナ戦争はロシアの大失敗に終わる」=前編 | 週刊エコノミスト Online

                            「身を切られるほど痛く、恥ずかしい」ロシア文学の大家、沼野充義氏の嘆き 「ウクライナ戦争はロシアの大失敗に終わる」=前編 ウクライナの国旗を掲げて士気を高める兵士たち Bloomberg 「ウクライナ人は今後何十年間も、ロシアを絶対に許さないだろう」。ウクライナ侵攻という蛮行に踏み切ったプーチン氏をロシア人はなぜ大統領に選ぶのか。ロシア文学の第一人者、沼野充義氏にロシア社会と文化の背景を聞いた。(聞き手=桑子かつ代・編集部)>>>後編はこちら ―― ウクライナ侵攻が長期化し、ロシア国内での反戦デモやプーチン大統領批判も続いている。ロシア文学の専門家として、どのように受け止めているか。 沼野 あまりにも冷酷でひどい、プロパガンダ(政治的な意図に基づく宣伝工作)が度を超している。プーチン政権に都合が悪いことを全部ねじ曲げて虚偽と決めつけ、事実と正反対のことを終始言い続けている。今回の情報統制を

                              「身を切られるほど痛く、恥ずかしい」ロシア文学の大家、沼野充義氏の嘆き 「ウクライナ戦争はロシアの大失敗に終わる」=前編 | 週刊エコノミスト Online
                            • 【ガチ】長崎の中にはロシア領がある / 撮影中に猛抗議も…

                              長崎にはロシアがある。 と言っても「どうせロシアって名前の店とかご当地グルメでしょ」と言われそうだが、嘘でも冗談でもない。長崎には正真正銘のロシア領がある。 しかも観光地・グラバー園や大浦天主堂のすぐそばである。長崎だけど長崎じゃない、日本だけど日本じゃない、そんな世にも不思議な場所を紹介したい。 ・風光明媚な南山手の一角に… その場所があるのは、かつて外国人居留地があり、今では観光地となっている長崎の南山手地区。 グラバー園から徒歩3分ほど、海や港が見える坂道のすぐそば、風光明媚な場所である。 蔦が生い茂る煉瓦塀のあたりをぐるりと巡ると…… 一見、スタジオ・ジブリ作品に出てくる古い家のようにも見えるのだが…… 突如としてバラックが出てくる 観光地とは思えぬものものしい雰囲気になり 裏手にまわると、家屋が倒壊した完全なる廃墟が出てくる。 この物々しい一角にはあちこちに看板があって、よく見る

                                【ガチ】長崎の中にはロシア領がある / 撮影中に猛抗議も…
                              • ロシアとウクライナが「こじれた」複雑すぎる経緯

                                ウクライナに住む当事者の立場を見ること 今にもウクライナで戦争が起きそうだと大手メディアはかき立てている。残念ながら、すでに、ロシアは独立を求めるウクライナの親ロシアのドンバスの2つの共和国に侵攻してしまった。首都キエフなどでも戦闘が行われている。ロシアとウクライナの対立の小さな火を、扇で仰いでしまったようである。コロナ禍によって世界で多くの人が亡くなっている最中、むしろ世界の協力と平和を求めるべきなのに、第三次大戦になりそうな戦争の可能性をマスコミも大国の外交もあおってしまったのだ。いったい、世界はどうなってしまったのか。 ウクライナ問題は根の深い問題である。歴史をさかのぼればさかのぼるほど、一筋縄ではいかない問題であることが見えるはずだ。この問題を考える際に、まず考えねばならないのは、ロシアの主張は本当に不当なのかどうかである。思考停止は、最初から偏見を持つことにある。相手の立場に立っ

                                  ロシアとウクライナが「こじれた」複雑すぎる経緯
                                • ブランコ・ミラノヴィッチ「ウクライナにおける現在の戦争の起源についての通説と真因」(2022年12月25日)

                                  現在の紛争の根源は、歴史的なものであり、共産主義連邦の初期設定や共産主義の発展モデルの経済的失敗に起因していることを見なければ、現在の紛争や未解決の紛争、そして今後起こりうる紛争を理解することはできないだろう。 第一の説:「民主主義と専制主義の対決」 この説が最も有力とされている。紛争を民主主義と専制主義の戦争とみなすものだ。この説は、ロシアは独裁者によって統治されている、ウクライナは選挙で民主的に選ばれた大統領によって統治されているとの事実をベースにしている。しかし、この見解は、2004年のウクライナの政権交代は不公平な選挙に対する社会的反乱の結果だった、2014年の政権交代は合法的に選出された政府に対するクーデターだった、といった多くの事実を無視している。さらに、ウクライナは、戦争前も、2014年以前も、旧ソ連邦の構成国で最も失敗した国家だった。汚職のレベルは極めて高かっただけでなく、

                                    ブランコ・ミラノヴィッチ「ウクライナにおける現在の戦争の起源についての通説と真因」(2022年12月25日)
                                  • 解説:ウクライナ情勢、分断と対立を生んだロシアとの根深い歴史

                                    2014年、モスクワの圧力を受けたウクライナ政府が欧州連合との関係強化の合意を断念したことにより、キエフのマイダン(独立広場)は騒乱の渦に巻き込まれた。ウクライナの西側への接近に反対するロシアは、隣国に侵攻する構えを見せている。(PHOTOGRAPH BY JEFF J. MITCHELL, GETTY IMAGES) ロシアによるウクライナ侵攻の脅威が連日報道されているが、両国の対立は昨今に始まったわけではない。長く複雑にからみあったその歴史を振り返れば、今日の対立の舞台がどのようにできあがったかが見えてくる。 両国の歴史は、1000年以上前にバイキングが現在のウクライナの首都キエフを中心に築いたスラブ系の大国、キエフ公国の時代に遡る。ウクライナもロシアも起源は同じ国だった。(参考記事:「バイキング、知られざるその壮大な歴史」) 西暦988年、キエフ公国のノヴゴロド公ウラジーミル1世がギ

                                      解説:ウクライナ情勢、分断と対立を生んだロシアとの根深い歴史
                                    • テロってなんだっけ。磯部涼『令和元年のテロリズム』を読んだ。

                                      磯部涼『令和元年のテロリズム』という本を読んだ。 はて、「令和元年のテロリズム」はなんだろうか? あるいは、どれだったろうか? 川崎殺傷事件 取り上げられているのは、まず「川崎殺傷事件」。これについては、あまり記憶になかった。 朝、私立小学校のバス待ちの列に包丁を持った男が襲いかかり、児童一名、その児童とは別の児童の保護者一名の生命を奪った。 ひょっとすると、覚えている人はあまり多くないかもしれない。 なぜならば、犯人が事件直後に自殺しており、なおかつその犯人は実社会にもネットにもなんのつながりもなく長年引きこもっていたからだ。 捜査関係者が「本当に実在したのか」と言うくらい、なんの人生の痕跡も、犯行への意思も残されていなかった。 生まれ育ちからある程度はストーリーが構築できないではないが、直接的な動機については謎である。 元農林水産省事務次官長男殺害事件 とはいえ、この事件の影響があった

                                        テロってなんだっけ。磯部涼『令和元年のテロリズム』を読んだ。
                                      • ノエル・ジョンソン&マーク・コヤマ「近代国家と経済成長にはどんな関係があるのか:国家行使能力(State Capacity)に関する経済史研究のサーヴェイ」(2017年4月1日)

                                        近年の政治経済学と開発経済学における研究は揃って、経済成長を実現させた国とさせられなかった国を分かつ要因を説明する上で、「国家行使能力」(state capacity)の重要性を強調している。 アブストラクト 「国家行使能力」(State capacity)は、開発経済学や政治経済学で最も議論される概念の1つとなってきている。このサーヴェイでは、近代国家が行使能力を獲得するプロセスについて、経済史研究が重要な洞察を提供していると論じる。ヨーロッパとアジアの様々な国における国家建設のプロセスを検討することで、国家行使能力と経済成長の関係を「解きほぐす」(decompress)ことができる。本稿での分析は、国家建設プロセスが多様な性質を持っていることを強調する。また本稿では、国家行使能力と経済成長を関係づけるメカニズムの解明にとって手助けとなる近年の研究に焦点を当てる。 [1] … Conti

                                          ノエル・ジョンソン&マーク・コヤマ「近代国家と経済成長にはどんな関係があるのか:国家行使能力(State Capacity)に関する経済史研究のサーヴェイ」(2017年4月1日)
                                        • 宮崎ひでじビール「栗黒」は栗を使った黒ビール。冷やしすぎずぬるめの温度で飲むのがオススメ - ソレドコ

                                          今日の推し酒:宮崎ひでじビール 栗黒 楽天で見る 宮崎ひでじビール 栗黒 6本 ギフトセット 330ml×6 瓶 ビール お酒 地ビール 黒ビール 宮崎 オンラインでのイベント配信が同時に開催されることも増え、在宅で推し活をする機会も増えてきた昨今。「配信イベントのお供」に、いつもよりちょっと贅沢なお酒やおつまみを用意する……という人も少なくないのでは? でも、なんだか最近マンネリしがち、と感じることもありますよね。 そこでソレドコでは、オンラインで購入できて、いつもと「違う」選択ができるようなオススメのお酒を毎回紹介していきます。イベントの日のために用意しておくのはもちろん、推し活のためにがんばる日々の仕事のご褒美にも! 紹介するのは、『白熱ビール教室』の著者、お酒に関するさまざまな解説記事やコラム執筆をする杉村啓(むむ)さんです。 今日の推し酒はコレ!:宮崎ひでじビール 栗黒 画像参照

                                            宮崎ひでじビール「栗黒」は栗を使った黒ビール。冷やしすぎずぬるめの温度で飲むのがオススメ - ソレドコ
                                          • 「ウクライナ紛争」が発生した「本当のワケ」――ロシアを激怒させ続けてきた欧米(玉置 悟)

                                            なぜ世界各地で戦争や紛争は続くのか。世界経済はなぜ不安定なのか。 実は、現代という時代が今のようになったのは「アメリカとロシアの闘い=冷戦」が多大な影響を及ぼしている。もともと欧米とロシアのこの闘いは、100年以上も前から続いており、地政学の大家・マッキンダーもこの闘いを「グレートゲーム」として考察していた。つまり、ここ100年の世界の歴史は「地政学」と「冷戦」という2つのファクターから眺めると、とてもクリアに理解が広がるのである。 いまウクライナで起こっている戦争も、中東やアフガニスタンで紛争が絶えないのも、この「地政学」+「冷戦」の視点からみると、従来の新聞やテレビの報道とはまた違った側面が見えてくる。まさに、それこそが「THE TRUE HISTORY」なのだ。発売前から一部で大きな話題になっている、「地政学と冷戦で読み解く戦後世界史」から、とくに重要な記述をこれからご紹介していくこ

                                              「ウクライナ紛争」が発生した「本当のワケ」――ロシアを激怒させ続けてきた欧米(玉置 悟)
                                            • ローマ教皇 ウクライナめぐり「白旗」発言 教皇庁は釈明 | NHK

                                              ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナをめぐって、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、9日に公開されたメディアのインタビューで「最も強いのは国民のことを考え白旗をあげる勇気を持って交渉する人だ」などと述べました。これにウクライナ側は不快感を示し、ローマ教皇庁は降伏を促したものではないと釈明する事態となっています。 ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、9日に公開されたスイスメディアのインタビューで「最も強いのは国民のことを考え白旗をあげる勇気を持って交渉する人だ。負けたと分かったときや物事がうまくいかないとき、交渉する勇気が必要だ」と述べました。 一般的に「降伏」を意味する「白旗」ということばを使ったことについて、ローマ教皇庁の報道官は「インタビュアーの質問を引用したもので、敵対行為をやめ、交渉する勇気によって達成される停戦を示すためだった」とコメントし、ウクライナ側に降伏を促し

                                                ローマ教皇 ウクライナめぐり「白旗」発言 教皇庁は釈明 | NHK
                                              • 百合×歴史×SF『蝶と帝国』 ソ連百合小説で話題を集めた南木義隆初の長編

                                                小説家・南木義隆さんの小説『蝶と帝国』が7月20日(水)に河出書房新社より発売となる。価格は1,980円(税込)。 本作は南木さんの初長編にして初単行本。20世紀初頭、帝政末期のロシアを舞台に、時代の悪意に翻弄された一人の女性の愛と復讐が描かれる「百合×歴史×SF」小説。 装画はイラストレーター・shironeさん、装幀は名和田耕平デザイン事務所。それぞれ、主人公とその恋人が抱く痛みと悲しみと幻想や物語が辿る重要なモチーフ、暗示する時代の運命が表現されているという。 また、帯には『なめらかな世界と、その敵』のSF作家・伴名練さんからの推薦文が掲載される。 長編百合小説『蝶と帝国』の書影を公開します 装幀の名和田耕平デザイン事務所さんにタイトルが暗示する時代の運命を 装画のshironeさん@coxo_ii に主人公とその恋人が抱く痛みと悲しみと幻想。そして物語が辿る重要なモチーフを表現して

                                                  百合×歴史×SF『蝶と帝国』 ソ連百合小説で話題を集めた南木義隆初の長編
                                                • 確実に●しましたか?確かに●したかどうか確認したいときにお使いいただけるチェックシートがこちら「役立たずじゃねーか」

                                                  リンク Wikipedia グリゴリー・ラスプーチン グリゴリー・エフィモヴィチ・ラスプーチン(露:Григорий Ефимович Распутин グリゴーリィ・イフィーマヴィチュ・ラスプーチン、ラテン文字転写:Grigorii Efimovich Rasputin、1869年1月21日(ユリウス暦1月9日) - 1916年12月30日(ユリウス暦12月17日))は、帝政ロシア末期の祈祷僧。シベリア、トボリスク県ポクロフスコエ村出身。 奇怪な逸話に彩られた生涯、怪異な容貌から怪僧・怪物などと形容される。ロシア帝国崩壊の一因をつくり、歴史的な人物評は極め

                                                    確実に●しましたか?確かに●したかどうか確認したいときにお使いいただけるチェックシートがこちら「役立たずじゃねーか」
                                                  • kumamasa on Twitter: "未だにロシアが「社会主義国」と考えている人がいるらしい事に驚く。帝政ロシアの大国主義・覇権主義が、ソ連に変わってもスターリンによって継承・拡大され、エリツィン以降のロシアでもそれが引き継がれたのは事実だが、経済の仕組みは資本主義ですよ、今のロシアは。"

                                                    未だにロシアが「社会主義国」と考えている人がいるらしい事に驚く。帝政ロシアの大国主義・覇権主義が、ソ連に変わってもスターリンによって継承・拡大され、エリツィン以降のロシアでもそれが引き継がれたのは事実だが、経済の仕組みは資本主義ですよ、今のロシアは。

                                                      kumamasa on Twitter: "未だにロシアが「社会主義国」と考えている人がいるらしい事に驚く。帝政ロシアの大国主義・覇権主義が、ソ連に変わってもスターリンによって継承・拡大され、エリツィン以降のロシアでもそれが引き継がれたのは事実だが、経済の仕組みは資本主義ですよ、今のロシアは。"
                                                    • 「一昔前のリベラル派≒左翼系ならば、問答無用に戦争反対を声高に叫びアメリカとロシアに停戦を呼びかけたはず」という思い込みは大間違いだ - kojitakenの日記

                                                      下記記事にコメントをいただいた。 kojitaken.hatenablog.com とおりすがり 山口二郎に連なるリベラル派連中、例えばこたつぬこ氏などは確実に「新しい戦前」に日本国民を誘いますよ。 もっと具体的に言えばウクライナ戦争においてウクライナを支持した全てのリベラル派。 一昔前のリベラル派≒左翼系ならば、問答無用に戦争反対を声高に叫びアメリカとロシアに停戦を呼びかけたはず。 明日のウクライナは日本で、同じくロシアは中国です。 ビートたけしも日曜日のタックルでタモリと同じような事を言ったとか?(未確認) 安倍晋三らを応援してた吉本芸人らとは違いますね、タモリとたけしは。 私は昔からタモリは信頼できるがビートたけしは全く信用ならないと思っている。たけしはいつだったかも9条護憲を口にしたことがあったらしいが、過去の言動の大部分は右翼ネオリベ(ことに後者)の方向性を持っている。 しかし問

                                                      • シンママで女性漫画家の水野英子「私にしか描けない物語がある」 | 女性自身

                                                        漫画家・水野英子さん(81)といえば、女性が描く少女漫画のパイオニアだ。 代表作は『白いトロイカ』『ファイヤー!』『星のたてごと』など、どれも当時の先進的なテーマばかり。そんな水野さんは駆け出しのころ、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、寺田ヒロオといった昭和を代表するマンガ家が青春時代を過ごした「トキワ荘」で暮らした。研鑽を積み、その後「赤塚不二夫、石ノ森章太郎と合作で、少女マンガを描きませんか」という依頼を引き受け、迷わず引き受けた。 「いまでこそ少女マンガの描き手は女性という認識ですが、当時は男性が描いていたんです」 そんな水野さんだが、トキワ荘を出たあと、人気シリーズを数多く手がけつつも思いもよらない逆風にさらされたこともある。『女のくせに生意気だ』という視線は、少なからずあったというのだ。 ■著作権の勉強会の影響でヒット作は打ち切り。未婚の母になっ

                                                          シンママで女性漫画家の水野英子「私にしか描けない物語がある」 | 女性自身
                                                        • 国家によってつくり出される「記憶喪失」─20世紀ロシアは「全体的にポジティブなものだった」 | ロシア「歴史修正主義」の主戦場・サンダルモフの森

                                                          焦点は西欧との「区別」 ロシアが国家として推し進める歴史観が、もっぱら「親ソビエト」的というわけでもない。1917年ロシア革命からの100周年行事も、非常に控えめな祝典だった。 じつのところ、重要なのは、帝政ロシアだろうがソ連だろうが、「偉大な国の物語」を築き上げることだけなのだ。 このロシア史の連続性という傾向は、プーチンの行動にも顕著に表れている。2000年以降、ニコライ2世とその家族を列聖したり、反ボリシェビキ派軍人の遺骨をロシアに戻したりしたことなどからも明らかだ。

                                                            国家によってつくり出される「記憶喪失」─20世紀ロシアは「全体的にポジティブなものだった」 | ロシア「歴史修正主義」の主戦場・サンダルモフの森
                                                          • 中国、165年ぶりにウラジオストク港の使用権を取り戻す(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

                                                            中国が165年ぶりにロシアのウラジオストク港の使用権を取り戻した。中国とロシアの関係がこれまで以上に強固になるのはもちろん、物流網の改善により経済成長の効果も期待できそうだ。 香港明報など中国メディアは15日、中国東北部の吉林省と黒竜江省が来月1日からウラジオストク港を中国国内の港と同じように使用することが可能になったと報じた。 これは中国海関総署(関税庁)が今月4日にホームページに掲載した2023年の第44号公告を引用したものだ。海関総署は「東北部の老朽化した工業基地の振興戦略を実現し、国内の貿易商品の国境間運送協力を遂行する海外港湾の使用を促進するため、吉林省から国内貿易商品の国境間運送事業範囲をさらに拡大することを決めた」と説明した。 これに伴い中国東北部の各都市は物流に要する時間と費用を大きく削減できる。これらの都市はこれまで陸路で約1000キロ運送し、遼寧省の営口や大連港などで貨

                                                              中国、165年ぶりにウラジオストク港の使用権を取り戻す(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース
                                                            • モルドバのことがとても心配だ : ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ

                                                              上掲地図はこちらから拝借。 今回の戦争が始まってから、しばしば問われたのは、「ロシアはどこまで侵略の範囲を広げるのか? ウクライナだけでなく、たとえばモルドバ、ジョージア、バルト三国にも触手を伸ばす可能性はあるのか?」という問題だった。 それに関し個人的には、プーチンがさらなる版図拡大を目論むにしても、最大で帝政ロシアの領域、もっと言えばソ連の領域に限定されるはずで、いずれにしても、ウクライナ・ベラルーシに向けている熱情に比べれば、モルドバやジョージアといった国に関しては熱量がだいぶ下がるはずだと考えていた。 しかし、ロシアには、Аппетит приходит во время еды.ということわざがある。そんなに食欲がなくても、食べ始めると、どんどん出てくるといった意味だ。私は当初、「モルドバまで手出しするようなことはあるまい」と思っていたのだが、正直言うと、だんだん不安になってきた

                                                                モルドバのことがとても心配だ : ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ
                                                              • ロシア国債がデフォルト状態、約1世紀ぶり-利払い猶予26日終了

                                                                A Sberbank of Russia PJSC bank branch in Moscow, Russia, on Wednesday, Feb. 23, 2022. U.S. President Joe Biden's debut set of sanctions on Russia for its actions over disputed Ukrainian territory hit markets with a whimper and were quickly criticized as limited in scope. Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg ロシアが外貨建てソブリン債のデフォルト(債務不履行)状態に陥った。旧ソ連の初代指導者レーニンが帝政ロシア時代の債務の履行を拒否した1918年以来、約100年ぶりとなる。 同国のウ

                                                                  ロシア国債がデフォルト状態、約1世紀ぶり-利払い猶予26日終了
                                                                • 戦争とロシア文学:「大ロシア主義」で一致する作家ソルジェニーツィンとプーチン大統領の決定的な違いとは 岩本和久 | 週刊エコノミスト Online

                                                                  ノーベル賞作家のアレクサンドル・ソルジェニーツィン氏 帝政ロシアをたたえ、ロシア人とウクライナ人の一体性を強調した作家ソルジェニーツィン。その理念はプーチン大統領と重なるが、両者には大きく異なる点がある。 ウクライナ戦争をめぐる報道には、ロシアを絶対的な悪とみなす「悪魔化」が目立つ。あたかも冷戦期の東西対立が繰り返されているかのようだ。だが、社会主義と資本主義の対立、「自由なき社会」と「自由な社会」の対立であった冷戦期と、今の状況はきちんと重なるものではない。 たとえば、ノーベル賞作家のアレクサンドル・ソルジェニーツィン(1918~2008)はソ連政権に迫害され、欧米社会に支持されたわけだが、帝政ロシアを讃えるその思想は、ソ連体制はもちろん欧米の民主主義とも対立するものであり、むしろ、強権的なプーチン体制に重なるのである。ソルジェニーツィンが西側社会と立場を同じくしたのは、反ソという立場だ

                                                                    戦争とロシア文学:「大ロシア主義」で一致する作家ソルジェニーツィンとプーチン大統領の決定的な違いとは 岩本和久 | 週刊エコノミスト Online
                                                                  • プーチン氏が真に恐れるのは何か 「ネオナチの脅威」掲げた理由 | 毎日新聞

                                                                    ロシアのプーチン政権は「ネオナチの脅威」を口実にウクライナに侵攻した。しかし、ウクライナのゼレンスキー大統領はユダヤ人で、理屈に合わない。両国の事情に詳しいユダヤ文化研究者の赤尾光春・大阪大非常勤講師(49)に連絡を取った。ロシア文学研究から出発し、旧ソ連や東欧のユダヤ文化に魅せられてイディッシュ語(東欧ユダヤ人の言語)とヘブライ語を習得、ウクライナでの現地調査経験もある赤尾さん。両国での反ユダヤ主義の歴史を踏まえたその語りは、プーチン大統領が本当に恐れているものを浮き彫りにした。 誇張された「脅威」 ――プーチン氏が言うネオナチ脅威論の根拠の一つに「アゾフ大隊」が挙げられてきました。 ◆2014年にユダヤ人オリガルヒ(新興財閥)らの出資で創設された民兵組織です。当時、脆弱(ぜいじゃく)だったウクライナ正規軍を補強する即戦力として極右グループを基盤に結成されました。15年3月時点で隊のスポ

                                                                      プーチン氏が真に恐れるのは何か 「ネオナチの脅威」掲げた理由 | 毎日新聞
                                                                    • 名言集『料理』 - japan-eat’s blog

                                                                      色々な名言がこの世の中にはあると思う。 そんな名言の中から個人的に気に入っている名言(料理という文言を利用した名言)を少し紹介。この名言の奥に何があるのか、どのような時代背景があるのかが見えるのが面白い!少しの間タイムスリップしてみませんか! ▪️タレーラン・ペリゴール(政治家) ▪️ヴィルヘルム・ブッシュ(画家) ▪️ブリア・サヴァラン(政治家) ▪️レフ・トルストイ(小説家) ▪️ジャン・ジャック・ルソー(哲学者) ▪️ブルース・リー(俳優) ▪️ニッコロ・マキャヴェッリ(思想家) ▪️太宰治(小説家) 最後に ランキング参加中レストラン ランキング参加中社会 ▪️タレーラン・ペリゴール(政治家) シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールは、フランスのフランス革命から、第一帝政、復古王政、七月王政までの政治家で外交官である。ウィーン会議ではブルボン家代表となり、以後も首相、外相、

                                                                        名言集『料理』 - japan-eat’s blog
                                                                      • フィンランド首相 1週間以内にNATO加盟申請に向け決断 | NHK

                                                                        日本を訪れている北欧フィンランドのマリン首相が、NHKのインタビューに応じ、ウクライナ情勢を受けて「ヨーロッパの安全保障の環境はすべて変わってしまった。国際法を守らないロシアに対しては無防備であってはいけない」と述べ、今後1週間以内にNATO=北大西洋条約機構への加盟申請に向けて決断することを明らかにしました。 10日から初めて日本を訪れているマリン首相は、11日午後、都内でNHKのインタビューに応じました。 フィンランドは、ロシアとおよそ1300キロにわたって国境を接しながら、ロシアとの関係に配慮してNATOに加盟してきませんでしたが、ウクライナ情勢を受けて、国内で加盟を支持する声が急速に高まっています。 これについてマリン首相は「ヨーロッパの安全保障の環境がすべて変わってしまった。国際法やルールを守らないロシアに対して、無防備ではいられない」と述べ、NATOへの加盟申請について「国民に

                                                                          フィンランド首相 1週間以内にNATO加盟申請に向け決断 | NHK
                                                                        • 【現着しました!】リトアニア大使 旧ソ連時代は「まるで刑務所」 危機意識薄い日本人に警鐘

                                                                          インタビューに応じるリトアニアのオーレリウス・ジーカス駐日大使=6月29日、東京都港区元麻布のリトアニア大使館(酒巻俊介撮影) 東京都港区元麻布にあるリトアニア大使館には自国旗に加え、ロシアによる侵略が続くウクライナと、ロシアに制裁措置を取る欧州連合(EU)の旗が掲げられている。ロシアへの対決姿勢を鮮明にする背景には、リトアニアに刻まれた旧ソ連時代の負の記憶があるからだ。当時を知るオーレリウス・ジーカス駐日大使(44)は「まるで刑務所」と振り返り、ロシアとの間で領土問題を抱える日本に警鐘を鳴らす。 苦い記憶受け継ぐリトアニア大使館は、麻布十番駅から徒歩約15分の高台にある。レンガ造りの建物にかかる「EMBASSY OF THE REPUBLIC OF LITHUANIA」の銀板が印象的だ。 大使館には黄、緑、赤の3色のリトアニア国旗がはためく。この三色旗は、18世紀から続いた帝政ロシアの支

                                                                            【現着しました!】リトアニア大使 旧ソ連時代は「まるで刑務所」 危機意識薄い日本人に警鐘
                                                                          • 歴史学者ドミニク・リーベンが解説する「“帝国の崩壊”という観点からみたウクライナ侵攻」 | 「ソビエト帝国の無血解体」という奇跡への代償

                                                                            ロシア近現代史を専門とするケンブリッジ大学の歴史学者で、『帝国の興亡──グローバルにみたパワーと帝国』などの著書を持つドミニク・リーベン。彼によれば、帝国の崩壊の影響はつねに遅れてやってくる。そして今回のロシアによるウクライナ侵攻は、その典型なのだという。 帝国とは強大な権力である。その崩壊はたいていの場合、地政学的な動乱や戦争を伴うものだ。 帝国はまた、多国籍的な政治体制であり、そこではさまざまな民族が密集して暮らしている。帝国が、明確に範囲が規定された国民・領土からなる複数の民族国家に分裂するとき、大きな争いが起きずに済むことはほとんどない。ロシアによるウクライナ侵攻はその適例である。 1世紀以上つづく「帝国崩壊の影響」 1880年代、帝政ロシア外務省の首席法律顧問は、「もしも──ありのままのあらゆる民族に対する──国家主権の原則が、現在のロマノフ王朝、ハプスブルグ家、オスマン帝国が支

                                                                              歴史学者ドミニク・リーベンが解説する「“帝国の崩壊”という観点からみたウクライナ侵攻」 | 「ソビエト帝国の無血解体」という奇跡への代償
                                                                            • 声優・上坂すみれが語る 偶発的プロパガンダの一部始終と作家的野望 | 日刊SPA!

                                                                              本作は上坂の約1年半ぶり、4作目となるオリジナルフルアルバム。清 竜人が手がけた「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」と、アニメ『ポプテピピック TVスペシャル』のオープニングテーマ「last sparkle」という2曲の既発曲に加え、MOSAIC.WAV、ビートまりお(COOL&CREATE)、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND、大槻ケンヂ&NARASAKIら、清同様、上坂が敬愛してやまない作家陣による楽曲や、奇才・志磨遼平(ドレスコーズ)による衝撃のリード曲「ネオ東京唱歌」、さらには上坂の自作詞曲などの新曲群が収録されている。 そしてそれらは『NEO PPROPAGANDA』の冠のとおり、上坂がそのイズムや趣味の世界を高らかに喧伝し、聴く者をそこへと誘う内容となっている。昨年『スター☆トゥインクルプリキュア』という国民的人気アニメへの出演を射止めた彼女が、オリンピ

                                                                                声優・上坂すみれが語る 偶発的プロパガンダの一部始終と作家的野望 | 日刊SPA!
                                                                              • ■世界を変えたユダヤ商法を読んで - 思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

                                                                                世界を変えたユダヤ商法 作者: 武田知弘 出版社/メーカー: ビジネス社 発売日: 2019/06/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 書名:世界を変えたユダヤ商法 著者:武田知弘 ●本書を読んだきっかけ 最近、マーケティングの勉強をして いるとユダヤ人にたどり着いた 世界の大富豪の多くはユダヤ人で 人口比で考えると驚異的である そうしたユダヤの成功法則について 知りたいと思い本書を購入 ●読者の想定 ユダヤ人を知ることにより ビジネスやセールス、マーケティング のヒントを得たい人 ●本書の説明 ビリオネア447人中55人がユダヤ系 アメリカ人、アメリカ系以外を含めると ユダヤ人の占める割合はもっと多く なるだろう 本書はなぜユダヤ人は金儲けがうまいのか を追求する本である 第1章世界を変えたユダヤ商法 成功したミュージシャンには ユダヤ人も多いボブ・デユ

                                                                                  ■世界を変えたユダヤ商法を読んで - 思考と読書【お金・健康・人間関係 編】
                                                                                • 帝政ロシアから続く高級食料品店、閉店か 報道

                                                                                  ロシアの首都モスクワにある高級食料品店「エリセエフスキー」の店内(2021年3月30日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【3月31日 AFP】1901年に創業されたロシア・モスクワの高級スーパー「エリセエフスキー(Eliseevsky)」が、4月に閉店するかもしれない。現地メディアが30日、報じた。 ナタリア・ハリトノワ(Natalia Kharitonova)総支配人は国営タス通信(TASS)に対し、エリセエフスキーを運営する企業との提携が4月に終了する予定だと話した。 また、店舗関係者の話として、4月11日に閉店すると報じられている。 AFPは同店にコメントを求めたが、回答は得られなかった。 ソーシャルメディアではここ数日、きらびやかなシャンデリアの下の棚も通路も空になっている様子を嘆く声が寄せられている。 国営テレビのロシア1(Rossiya 1)は先週、エリ

                                                                                    帝政ロシアから続く高級食料品店、閉店か 報道