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有機農業の検索結果1 - 40 件 / 172件

  • 「国内の農業をすべて有機農業にする」というスリランカの壮大な計画はなぜ失敗してしまったのか?

    近年では大量の農薬や化学肥料を使った工業的農業に対する問題意識から、化学肥料・農薬などを使わない有機農業への注目が集まっています。インド洋に浮かぶスリランカでは、「化学肥料や農薬の輸入を禁止し、国内の農業をすべて有機農業へ転換する」という大胆な政策が実行されましたが、これは農家に大きな打撃を与えて失敗に終わりました。なぜスリランカの有機農業政策が失敗したのかについて、アメリカのニュース誌であるフォーリン・ポリシーが解説しています。 Sri Lanka's Organic Farming Experiment Went Catastrophically Wrong https://foreignpolicy.com/2022/03/05/sri-lanka-organic-farming-crisis/ スリランカでは1960年代から、合成肥料を購入する農家に対して補助金を与えており、これに

      「国内の農業をすべて有機農業にする」というスリランカの壮大な計画はなぜ失敗してしまったのか?
    • 有機農業に関する一農家の見解

      https://togetter.com/li/1816350 なぜ有機は機械を使ってはいけないという発想になったのかわからないが、こんな誤解をする人はさすがに少数だろう。 僕は慣行農業でやっている。慣行農業とは、有機農業以外と考えてもらっていい。 では有機農業とは何かというと、化学合成農薬と化学肥料を使わない農法のことだ。ポイントは化学という言葉。化学合成とは自然界に存在しないということで、逆を言えば自然界にあるものなら農薬でも肥料でも使っていい。具体的には消石灰のような資材や、農薬としては塩化銅や微生物農薬としてバチルスチューリンゲンシス剤などがある。マルチのようなものは合成物でもよい。土にいれなければよいということなのだろう。有機には厳しい認証制度があるので、この認証を取らない限り有機農作物を名乗ることは許されない…はずだ。たしか。 僕の個人的見解だが、有機農業というのは肥料農薬を使

        有機農業に関する一農家の見解
      • スリランカ、100%有機農業計画を中断 紅茶生産への打撃受け

        スリランカ・ラトゥナプラの茶園(2021年7月31日撮影、資料写真)。(c)Ishara S. KODIKARA / AFP 【10月19日 AFP】スリランカは19日、世界で初めて国内の農業をすべて有機生産にするという野心的な計画を一時中断し、化学肥料の輸入禁止を解除した。 ゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は今年5月、自国で100%有機農業を目指すとの方針を示し、化学肥料の輸入を全面的に禁止していた。 ラメシュ・パティラナ(Ramesh Pathirana)プランテーション相は19日、最大都市コロンボ(Colombo)で記者会見し、今回の方針転換について、年間輸出額が13億ドル(約1480億円)に上るセイロン紅茶の生産者を救うためだと説明した。 パティラナ氏は「工場で生産された紅茶の品質が落ちたという事実を考慮し、政府は(化学肥料の)硫酸アンモニウムの

          スリランカ、100%有機農業計画を中断 紅茶生産への打撃受け
        • 「農業界のスタンフォード大学」が描くオーガニックじゃない「未来の農業」 | 有機農業だけでやっていくのは不可能

          農業分野で世界のトップに立つオランダのワーゲニンゲン大学の学長は「農業をこのままの体制で続けることは不可能」と語ると同時に、すべてを有機農業に移行すればいいわけでもないと主張する。それではどうしたら、持続可能な農業を営むことができるのか。「農業界のスタンフォード大学」の取り組みを、フランス誌が取材した。 「環境や生物多様性を尊重しつつ、世界人口に対応する食糧を確保することは可能です」 すがすがしいほどに楽観的な意見だが、ワーゲニンゲン大学の学長ショーケ・ヘイモヴァーラの言葉なのだから、重みがある。ワーゲニンゲンはアムステルダムから南東に90キロのところにある小さな自治体だ。同大学は、あらゆる世界ランクのトップに君臨する農業界の権威として、この分野のスタンフォードとも謳われる。 オランダ政府の「シンクタンク」とも目され、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)からも諮問を受けているうえ、充実

            「農業界のスタンフォード大学」が描くオーガニックじゃない「未来の農業」 | 有機農業だけでやっていくのは不可能
          • エコの代名詞「有機農業」が、ナチスと深く関わった過去(藤原 辰史)

            「有機農業」や「エコ」という単語を目にすると、私たちは「何かいいものである」と思いがちだ。しかし、かつてこうした農法がナチスと接近した過去を持つと聞けばどうだろうか。有機農業が称えがちな「自然」や「美しい風景」は、一歩間違えると、ナチスが推奨した「混じり気のない優秀な人間」を「自然のなかで育てる」という人種主義に接続しかねない。有機農業の発想を今後生かしていくためにも、こうした過去と向き合う必要がある。 二つの有機農業 第一次世界大戦の大量殺戮と大量破壊の傷跡から少しずつヨーロッパが復興し始めた1925年、いまなお大きな影響力をもつ二つの有機農業がインドとドイツで産声をあげた。ひとつは、インドール農法である。 インド中部のマディヤ・プラデート州のインドールという都市で、イギリスの植物学者アルバート・ハワードが体系化した農法である。化学肥料をいっさい用いず、堆肥の土壌改良力を活かす。日本を含

              エコの代名詞「有機農業」が、ナチスと深く関わった過去(藤原 辰史)
            • 有機農業についてあれこれ ~日経のコラムより~

              どうも農薬や化学肥料に関してはバイアスがかかったままだなあ。(自分の話) 少しずつ意識を変えているつもりだったけど、まだまだです。

                有機農業についてあれこれ ~日経のコラムより~
              • 「排泄物と文明: フンコロガシから有機農業、香水の発明、パンデミックまで」

                ウンコの話を恥ずかしげもなく喜んでするのは子供たちで、大人たるものおおっぴらにウンコの話をするものではない・・・というのは様々な社会で概ね常識とされている見方だろう。しかし、ウンコはヒトが生物である限りにおいて、毎日のように直面させられるものだ。 そして、人類というおおきな括りで俯瞰すると、排泄物とどう向き合ってきたかが、人類の文明史を推し量るパースペクティブを提供する。さらに視野を広げて生物と排泄物との関係を捉えようとするなら、まさに排泄物を通じた情報・エネルギーの交換は生態系の複雑性を表すことになる。そんな、排泄物が動かしてきた人類、生態系、文明について俯瞰できる、ベストセラータイトルをもじるなら「ウンコはどこへ行った?」「これからのウンコの話をしよう」といったテーマに要約できるだろう、クソ面白い一冊。 目次 序章  フンコロガシと機上の美女 第一章 舌から落ちるもの 第二章 糞の成分

                  「排泄物と文明: フンコロガシから有機農業、香水の発明、パンデミックまで」
                • 新規就農を希望される方は、結構「無農薬で」「有機農業やりたい」とか言うんです// 現実は「消費者は意外と求めてない」&「収穫量が上がらない」

                  丸山宗利 Maruyama🍥 @dantyutei 私も家庭菜園10年の素人だけど、同じ素人が「野菜作りに農薬や化学肥料いらない」「植物本来の力を生かす」みたいなことを嘯いていると「害虫なめんな、野菜作りなめんな」と思ってしまう。確かに家庭菜園ではどちらも少なめで好き勝手に作れるけど、農薬に関しては絶対に必要な場面はある。 岩迫 @ohafuku ↓新規就農を希望される方は、結構「無農薬で」とか「有機農業やりたい」とか言うんです。だいたい失敗するので勧めないけど、それでもやりたいという人に場所やアドバイザーを斡旋してやらせても、やはり失敗する。「穫れない(収穫量が上がらない)」&「売れない(消費者は意外と求めてない)」から

                    新規就農を希望される方は、結構「無農薬で」「有機農業やりたい」とか言うんです// 現実は「消費者は意外と求めてない」&「収穫量が上がらない」
                  • 有機農業の受けとめ方の違い|shinshinohara

                    日本とヨーロッパでは、有機農業への受け止め方が全然違うように思う。日本では、有機は健康によい、というイメージが先行。けれどヨーロッパは環境に悪影響が少ない、という理由で推進されている。 これは風土と歴史の違いによるのかもしれない。 日本は雨が多い。たいがいのものは洗い流されてしまう。広島は原爆のため、爆心地は向こう10年、草も生えないだろうと言われていたのに、翌年には生えてきた。雨が土を洗い流したからかもしれない。公害も、有害物質の排出止めたら大幅改善。化学農薬の効き目も比較的早くに失われる。 他方、ヨーロッパは大陸性の気候で、雨が比較的少ない。産業革命で石炭焚くと酸性雨が降り、多くの森林が失われ、なかなか回復しなかった。第一次、第二次大戦で化学兵器が使われると、非常に長い間汚染されたままだった。化学農薬もよく効く。いったん環境を汚染すると回復しづらいらしい。 ヨーロッパでは、次世代になる

                      有機農業の受けとめ方の違い|shinshinohara
                    • 有機農業への完全移行で温室効果ガス排出量は増加 研究

                      有機栽培された豆(2018年3月30日撮影、資料写真)。(c)LOUISA GOULIAMAKI / AFP 【10月23日 AFP】英イングランドとウェールズで有機農業に全面移行した場合、生産量が減少してより多くの生産地が必要となるため、結果として温室効果ガスの排出量は増加するという研究論文が22日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。 【あわせて読みたい】オランダ農家、トラクター行進で気候対策に抗議 有機農法に転換することで、食品ごとの温室効果ガス排出量は農作物で最大20%、畜産物で最大4%削減できる一方、生産スピードを速める肥料を使用しないために、農業や畜産業の非効率化につながる。 英クランフィールド大学(Cranfield University)の研究チームによると、イングランドとウェールズで窒素肥料の使用をやめて有機

                        有機農業への完全移行で温室効果ガス排出量は増加 研究
                      • 「有機農業は従来農業と比較してどのようなメリットがあるのか?」を40年にわたり実験した結果が公開

                        農薬や化学肥料を用いずに環境負荷を低減した方法で行われる有機農業には、「自然に優しい」「健康にいい」「土壌にいい」といったさまざまなメリットがあると提唱されています。有機農業が従来の農業とどのように違うのかを調べるため、数十年にわたって有機農業と従来農業の比較実験を行った結果が、有機農業の研究を支援するアメリカの非営利団体・Rodale Instituteによって公開されています。 Farming Systems Trial - Rodale Institute https://rodaleinstitute.org/science/farming-systems-trial/ Rodale Instituteが行っている「Farming Systems Trial」は、北米で最も長く実行されている有機農業と従来農業の比較実験です。1981年にスタートしたFarming Systems T

                          「有機農業は従来農業と比較してどのようなメリットがあるのか?」を40年にわたり実験した結果が公開
                        • 有機農法 有機栽培 有機農業 自然農法 大和肥料株式会社 – 有機農法 有機栽培 有機農業 自然農法 大和肥料株式会社

                          農を変革し、食を正し、心身の健康を獲得していく。そんな生産者を応援します。新しい農業の未来と、日本の未来を作っていきましょう!

                          • 第20回 有機農業50年の歴史から考える「なぜ怒りを手放せないのか」【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト

                            有機農業に関する講演の機会を得た間宮さん。その内容を要約して紹介します。 日本の有機農業50年史を50分で振り返る、というテーマで講演の機会をいただいた。 1年あたり1分しかない。 客層としては若い方が多く、必ずしも有機農業事情に精通していない。 そういう人にも、2022年の自分たちの立ち位置が見えるようなまとめ方をしてほしい、ただし安易にキラキラした希望を語らず、シビアな現実を突きつけてほしい、とのオーダーだった。 後者はともかく、前者はなかなかの無茶ぶりである。 そんなテーマなら僕よりふさわしい話し手がいるでしょう、と何人かのお名前を挙げたのだが、イデオロギー的な偏りのないフラットな話が聞きたいのだ、と主催者に押し込まれて、結局引き受けることになった。 基礎知識のない方でも全体像をぼんやりとつかめるよう心がけたが、詰め込み感は否めなかった。 まだまだ工夫の余地があったのではないかと悔や

                              第20回 有機農業50年の歴史から考える「なぜ怒りを手放せないのか」【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト
                            • 有機農業に憧れて就農した若者の多くが、なぜ3年で辞めるのか?(山口 亮子)

                              農家の平均年齢が67.8歳と高齢化の進む農業界にあって、若手の参入が多いのが有機農業だ。新規就農者のうち2割は全作物で有機農業を行っており、一部の作物で有機を手掛ける者まで含めれば3割近い。耕地面積でみるとわずか0.5%(2018年)の有機農業に、若手が集中する構図だ。その実、有機農業での新規参入は有機以外に比べ、売上や所得が低水準になりがちで、生計が成り立つまでの年数が長い。若者が憧れる有機農業はなぜ難しいのか。その実態をルポする。 指導できる人材がいない 「有機農業は、絶対に必要なものだ。けれど、統一された栽培の指導法もなくて、なかなか難しい。若い人が有機で就農しても、3年くらいでほとんど辞めていくのは、もったいないね」 こう話すのは、山梨県北杜市でキャベツやレタスなどを栽培する梅津鐵市さん(72)だ。1980年に脱サラして就農し、出荷先のニーズに合わせて、通常の慣行農業(化学肥料や農

                                有機農業に憧れて就農した若者の多くが、なぜ3年で辞めるのか?(山口 亮子)
                              • アレックス・タバロック「有機農業による経済危機」(2021年9月7日)

                                Alex Tabarrok “Organic Disaster“ Marginal Revolution, September 7, 2021 スリランカの大統領は、有機農業100%を達成しようと今年に入って突如として化学肥料を禁止した。この禁止によって生産量の減少と価格の急騰が起こり、観光業の減少と新型コロナ感染拡大とも相まって経済危機が発生している。 有機農業への転換を率先するためにラジャパクサ大統領が選任した46人の専門家のひとりであり、スリランカの主要な製茶コングロマリットのオーナーであるハーマン・グラナトナによれば、この政策が国にもたらす帰結は想像を絶するとしている。 報道によれば「この禁止によって製茶業は全くの大混乱に陥ってしまいました(略)完全に有機化した場合、私たちは収穫を50%失うことになりますが、それによって価格が50%上昇することはないでしょう」と彼は述べた。 (略)

                                  アレックス・タバロック「有機農業による経済危機」(2021年9月7日)
                                • 『有機農業に、エセ科学がぴったりはまる』

                                  「有機農業に、エセ科学がぴったりはまる」という小見出しから、 「心から善意で無農薬とか有機農業を信じている人たちがいる。善意は、たちが悪い。勉強熱心で努力家の有機農家が、エセ科学にころっとやられる姿を僕はずっと見てきたんで、やばいな、と思います。」と続く。有機栽培農家の久松達央氏談。 以上の言葉は、以下のリンク先の対談よりの抜粋。 「奇跡のリンゴ」から考える日本農業論~農家、商店主が本音で語る食の未来 第1回 http://www.foocom.net/latest-topics/ 先日も紹介しましたが、新しいそしてごく当たり前の思考を持った有機農家の登場です。 この対談も連載ということで、今後が楽しみです。 農業において特にこのエセ科学的な話は多い。 現代の日本において、有機栽培で新規就農するなどというのは、相当の変わり者でなければ実行できないわけで、その根性、気持ち、やる気は素晴らしい

                                    『有機農業に、エセ科学がぴったりはまる』
                                  • 日本の有機農業がいま一つ広がらない構造要因

                                    野菜やコメだけでなく、ワイン、木綿と加工品に広がっている世界的なオーガニックブーム。ところが、日本の有機農業は、欧米諸国はもちろん中国に比べても普及が遅れている。といっても、農家や自治体がユニークな取り組みを続ける地域はある。行政や流通の工夫がもう少しあれば、日本が有機農業後進国から浮上できるはず、と専門家は期待する。 有機農業取り組み面積は世界最低レベル 「全耕地面積に対する有機農業取り組み面積の割合」という棒グラフがある。国際的な研究機関が2017年の統計を使い、2019年に発表した報告から農林水産省農業環境対策課が作成した。8カ国中、日本は最下位で、「0.2%」。この数字は、有機JASを取得している面積だけを計上しており、有機JASを取っていない取り組み面積を含めると、「0.5%」になる。それでも、下から2番目の中国の「0.6%」より少ない。 日本では2006年12月、超党派による議

                                      日本の有機農業がいま一つ広がらない構造要因
                                    • 第50回毎日農業記録賞×聞く:なぜナチスは有機農業を進めたのか 背景に選挙と「優生思想」 | 毎日新聞

                                      「ナチス・ドイツの有機農業」(柏書房)。ナチス農政の分析から「真のエコロジーとは何か」に迫ったこの本の著者、京都大人文科学研究所准教授・藤原辰史さんに話を聞いた。歴史学をフィールドに、「農業」「環境」「戦争」「給食」など幅広い分野に取り組み、多くの著作を出している藤原さんは「ネガティブなテーマにあえて切り込むことで、今、私たちが意識すべきことが見えてくる」と語る。【聞き手・三枝泰一】 ――「ナチス」と「有機農業」。二つの結び付きが論じられたことに、驚きを感じた人も多いと思います。初版から18年たった今も、さまざまな議論を呼んでいるようです。 ◆最初に断っておきたいのですが、有機農業をおとしめるつもりは一切ありません。2012年の新装版の冒頭にも書きましたが、化石燃料と化学肥料と化学薬品を大量に投入し続けてきた近代農業の席巻は、「農」と「食」の「安心感」を奪い続けている。地球の資源が限られて

                                        第50回毎日農業記録賞×聞く:なぜナチスは有機農業を進めたのか 背景に選挙と「優生思想」 | 毎日新聞
                                      • 12月8日は太平洋戦争開戦記念日、信州地酒で乾杯の日、アルバムセラピーの日、御事納め、針供養、成道会、ジュニアシェフの日、有機農業の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                        2016年12月8日は何の日? 12月8日は太平洋戦争開戦記念日、信州地酒で乾杯の日、アルバムセラピーの日、御事納め、針供養、成道会、ジュニアシェフの日、有機農業の日、等の日です。 ●『対米英開戦記念日(太平洋戦争開戦記念日)』 : 1941(昭和16)年のこの日、午前3時19分(現地時間7日午前7時49分)、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を攻撃し、3年6ヶ月に及ぶ「大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)」の火ぶたが切って落とされました。 ※「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報、「ニイタカヤマノボレ1208」が「船橋海軍無線電信所」から送信され、「戦艦アリゾナ」等戦艦11隻を撃沈、400機近くの航空機を破壊して、攻撃の成功を告げる「トラトラトラ」という暗号文が打電されました。 元々は、ワシントンで交渉していた「野村・来栖」の両大使がアメリカ側に最

                                          12月8日は太平洋戦争開戦記念日、信州地酒で乾杯の日、アルバムセラピーの日、御事納め、針供養、成道会、ジュニアシェフの日、有機農業の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                        • 日本で有機農業が伸びない理由

                                          shinshinohara @ShinShinohara たとえば日本では、有機農産物は「おいしい」「体によい」という、それを食べる消費者側のメリットがよく強調され、買ってもらおうとする。しかしヨーロッパでは「環境によい」ことが認識され、それが理由で有機農産物は売れている。これ、意外に決定的な違い。 2017-11-22 07:32:25 shinshinohara @ShinShinohara 日本のように「体にいい」理由で有機農産物を売ろうとしても、「そうは言っても高い」という、これまた消費者側の理由で買わないという消費行動になってしまう。有機農産物は虫がついているかも、という、これまた消費者側の理由が勝ると手に取らなくなる。結果、日本は有機農業わずか1%。 2017-11-22 07:35:40

                                            日本で有機農業が伸びない理由
                                          • 杉尾ひでや 参議院議員 長野県選出さんはTwitterを使っています: 「今日3つ目の懇談会は、長野市内のファストフード店で。 集まって下さった10人弱のグループの皆さんと、主に環境問題や農業などをめぐって短く懇談させて頂きました。 昨日のズームミーティングもそうでしたが、有機農業や食料安全保障にこれまでになく関心が高まっているのを感じます。 https://t.co/tcwcycFyX7」 / Twitter

                                              杉尾ひでや 参議院議員 長野県選出さんはTwitterを使っています: 「今日3つ目の懇談会は、長野市内のファストフード店で。 集まって下さった10人弱のグループの皆さんと、主に環境問題や農業などをめぐって短く懇談させて頂きました。 昨日のズームミーティングもそうでしたが、有機農業や食料安全保障にこれまでになく関心が高まっているのを感じます。 https://t.co/tcwcycFyX7」 / Twitter
                                            • 有機農業ってなに? ~がんちゃん(gan_jiro)、ありがとう。

                                              ここ一年くらいずっと考えてきたことをがんちゃん(@gan_jiro)さんにぶつけてみました。 いつも教えてチャンでごめんね!ありがとう、がんちゃん。

                                                有機農業ってなに? ~がんちゃん(gan_jiro)、ありがとう。
                                              • 有機農業どう増やす? |サクサク経済Q&A| NHK NEWS WEB

                                                農林水産省は、持続可能な農業の実現に向けて、2050年までに有機農業を農地全体の25%に拡大するという目標を盛り込んだ新たな戦略案をまとめました。この目標は達成できるの? 農林水産省担当の川瀬直子記者教えて! 簡単に言えば「自然の営みを生かした農業」のことです。 日本では法律で ▽化学的に合成された肥料や農薬を使わない ▽遺伝子組み替え技術を使わない ▽環境への負荷をできるかぎり低減する という条件を満たした農業と定義されています。 国際的な基準では、これに加えて、 ▽種や苗を植える前の2年間も化学肥料や農薬を使わない ▽他の畑から化学肥料や農薬が入ってくることを防ぐ といったことも求められています。 国内の有機農業の面積は、日本の基準を満たしたもので、2018年の時点で2万3700ヘクタールと、農地面積のうち、わずか0.5%にとどまっています。 この中で、国際基準を満たしているものは、さ

                                                  有機農業どう増やす? |サクサク経済Q&A| NHK NEWS WEB
                                                • 「有機農業は健康的か」は的外れ、より体にいい野菜や果物は?

                                                  この有機栽培のリンゴは健康な土壌で育ったのかどうか? それで大きな差が生まれることもある。(PHOTOGRAPH BY BECKY HALE, NATIONAL GEOGRAPHIC) 夏になると農産物直売所やスーパーマーケットには季節の野菜や果物が並ぶが、有機(オーガニック)農産物の値段の高さには驚かされる。そして、有機農産物なら一般的な野菜や果物(慣行農産物)より栄養豊富なのだろうか、という疑問が浮かぶ。その答えは、ひと言でいえば「イエス」だが、詳細な答えは意外に複雑だ。 実は、米国農務省(USDA)の有機食品に関する規定は、その作物を食べて得られる健康上のメリットを重視しているわけではない(編注:日本も同様)。重要なのは有機農産物の栽培方法で、主として堆肥や家畜の糞を使用して土壌を保護し、化学的に合成された物質は使用しないことになっている(ただし、自然な方法で害虫を抑えられない場合は

                                                    「有機農業は健康的か」は的外れ、より体にいい野菜や果物は?
                                                  • 有機農業は環境に優しいか? ヨーロッパで比較研究がさかんな理由

                                                    執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農と食の周辺情報 白井 洋一 2012年12月5日 水曜日 キーワード:環境 農薬 有機農業は化学肥料や農薬を使わないので、環境への負荷も少ないというイメージある。一方で、農薬を使わない分、病害虫の被害も多いし、肥料が制限されるので収量(面積あたりの収穫量)が減り、良いことばかりではないという反論もある。 2012年5月9日のコラム、「有機農業と慣行農業 収穫量を比較する」でも書いたように、有機農業と慣行農業、どちらもメリットを活かしてそれぞれやっていけば良いのだが、そう簡単にことは収まらない。収量の低さはともかく、有機農業は環境に優しくないとなっては補助金がでなくなるからだ。 環境影響の評価もさまざま 2012年は「有機VS.慣行農業」を比較する

                                                      有機農業は環境に優しいか? ヨーロッパで比較研究がさかんな理由
                                                    • 藤原辰史『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房): 栽培生活blog

                                                      平取トンコリの会 NOTO〜凪〜 トンコリを弾いて楽しんでいる人たちの、ゆるーい集まりです。 声に出して読んでみた 「小さな…放送局」や「小さな…語り小屋」のバックアップのつもりで始めましたが、ケロログよりレスポンスがいいので、こちらをメインにしようかと検討中。 小さな小さな語り小屋 「小さな小さなラジオ放送局」の続編。今度は「語り小屋」です。 小さな小さなラジオ放送局 ボイスブログ。朗読を中心に。のんびり、ゆっくり、更新。 藤原辰史『ナチス・ドイツの有機農業 「自然との共生」が生んだ「民族絶滅」』(柏書房)、読み終わりました。いやー、すごい人間ドラマですね。「農」に関わる人は、自分がやっていることを少しでも相対化して自覚できるようにするためにも、この本は、絶対に読んだほうがいいです。 以下、感想を述べていきます。引用は、すべてこの本からです。著者の藤原辰史(ふじはらたつし)さんの地の文で

                                                        藤原辰史『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房): 栽培生活blog
                                                      • 有機農業で使える農薬 - Ushidama Farm

                                                        有機農業では農薬も肥料も化学的に合成された物質は使用できませんが、生物または天然物由来のものの使用は認められています。 天然無機物を使用した農薬 硫黄や銅を使ったものが多いです。 石灰硫黄合剤、銅水和剤、硫黄と銅の混合剤 殺虫、殺菌作用を持ち、耐性菌が生じにくい。 銅水和剤 炭酸水素カリウム水溶剤 うどんこ病などの菌体内に浸透して死滅させる。作物の栄養分としても吸収され、耐病性を高める。 炭酸水素カリウム水和剤 食品原料を使用した農薬 なたね油、デンプン、脂肪酸グリセリド、還元澱粉糖化物 昆虫の気門をふさぎ、窒息させる農薬でハダニ、アブラムシなどに効果があります。 食品由来なので使用回数に制限はなく、抵抗性発達の恐れがない。 土壌微生物由来の農薬 ミルベメクチン製剤、スピノサド製剤 土壌放線菌を利用した殺虫剤 他の生物由来の農薬 BT剤、枯草菌製剤、糸状菌・細菌製剤 BT水和剤 天敵生物農

                                                          有機農業で使える農薬 - Ushidama Farm
                                                        • 大江正章「有機農業のチカラ コロナ時代を生きる知恵」を読む

                                                          ▽私はここで書いているように、自分で野菜を作っているので、農業関連の本はどうしても気になってしまう。というわけで大江正章さんの「有機農業のチカラ コロナ時代を生きる知恵」を迷わず手に取り最後まで一気に読んだ。個人的なことを書くと、自分で農業を生業にする踏ん切りはついていないけど、塩見直紀さんの半農半Xという生き方を真に受ければこのままでもいい気がする。まあ、Xをどうすんねんという話なのだけど、模索しながら適当にやっていくしかない。半農半Xのことはこちらの本でも何度か出てきていた。 「有機農業のチカラ」の出版日は2020年の10月30日となっており、新型コロナウイルスにも触れられている。とはいえ副題が「コロナ時代を生きる知恵」とはなっているけど、新型コロナウイルスについて章が設けられているわけではない。けれど、農業、とりわけ有機農業が新型コロナウイルスが蔓延する社会においても最重要だという信

                                                            大江正章「有機農業のチカラ コロナ時代を生きる知恵」を読む
                                                          • 無農薬の有機野菜を食べたほうがいい理由。有機農業のすごさとは -

                                                            2016 - 12 - 15 無農薬の有機野菜を食べたほうがいい理由。有機農業のすごさとは 健康 栄養 list Tweet 畑で野菜も育てているShonan Boyブロガーことぺぺ( id:akabaneyama150 )でございます。 いつもスーパーやコンビニで売ってる普通の野菜食べてませんか? ボクは畑で野菜を育ててなるべく自分で作った野菜を食べるようにしてます。 あまりその辺で売ってる普通の野菜は買わないようにしています。 じゃあ、どんな野菜を買ったりして食べているのか? 有機野菜(オーガニック)のものをできるだけ選んで日々の食事に取りいれています!! 今日はそんな有機野菜を食べたほうがいい理由を紹介しちゃいます。 普通の野菜と有機野菜の栽培方法 普通の野菜(慣行栽培) 有機栽培(オーガニック栽培) 栄養価は? なぜ野菜を取った方がいいのか? まとめ 普通の野菜と有機野菜の栽培方法

                                                              無農薬の有機野菜を食べたほうがいい理由。有機農業のすごさとは -
                                                            • 耕さない有機農業 科学で明らかになってきた自然の自己調整能力:朝日新聞デジタル

                                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">

                                                                耕さない有機農業 科学で明らかになってきた自然の自己調整能力:朝日新聞デジタル
                                                              • 有機農業を農地の25%まで拡大へ 脱炭素で2050年までに 農水省 | 環境 | NHKニュース

                                                                脱炭素への取り組みが世界的に加速する中、農林水産省は化学肥料や農薬を使用しない有機農業の拡大に向けてかじを切ることになりました。2050年までに、有機農業の面積を国内の農地の25%にあたる100万ヘクタールまで拡大することなどを新たな戦略に盛り込む方針です。 農林水産省は、2050年までに脱炭素社会を目指す政府の方針も踏まえ、環境負荷の少ない持続可能な農林水産業の実現に向けた新たな戦略作りを進めています。 これまで日本では化学肥料や農薬を使う農業が中心でしたが、肥料に含まれる窒素が温室効果ガスの原因になると指摘されているほか、農薬が生態系に与える影響も懸念されています。 このため、今回の戦略では、化学肥料や農薬を使用しない有機農業の面積を2050年までに国内の農地の25%にあたる100万ヘクタールまで拡大する目標を設ける方針です。 2017年の時点でおよそ2万3500ヘクタールにとどまって

                                                                  有機農業を農地の25%まで拡大へ 脱炭素で2050年までに 農水省 | 環境 | NHKニュース
                                                                • 有機農業の先の世界・無肥料栽培

                                                                  無肥料栽培とは、化学肥料・農薬はもちろんのこと、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕を含む)を一切使用せず、土壌と作物そのものがもつ本来の偉力を発揮させることで作物を栽培する農法のことです。これからの農業がゆく、道しるべがあります。 (注)本農法は作物栽培において、大自然の生理生態系と、その土本来の偉力(機能)に着眼するものであって、現代の農業技術管理体系を尊重するものであり、決して自然に任せる放任的な栽培をいうものではありません。 もちろん、無農薬です。 放任農法ではありません。 不耕起ではありません。耕します。 ※除草も、管理も十分に行います。 ただし、化学肥料・農薬 有機肥料・堆肥は一切使いません。 そのとき、 大自然の本当の姿に気づく入り口がみえてきます。 ■研究機関にる報告■ 北海道訓子府町における、FF農法(無肥料無農薬無堆肥栽培)が土壌の化学性へ及ぼす影響

                                                                  • キューバの有機農業

                                                                    キューバにこだわっています。環境や農業の危機は、大変に深刻な問題です。こんな時こそ「キューバしのぎ」を。インターネット上では、ソ連崩壊を契機に国中を有機農業に転換したキューバのエコロジカルムーブメントについて紹介する情報が無数に掲載されています。日本ではほとんど知られていないこの動きを日本語で提供しています 【お願い】 このところ私の勤務する長野県農業大学校への直接の電話や郵送でのキューバのお問い合わせが増えています。キューバが注目されることはありがたいことなのですが、有機農業やキューバは私が時間外に趣味と道楽としてやっているもので、私の本業である公務とも一切かかわりありません。長野県農業大学校教授という肩書は現在持っていますが、本大学校におきましては、キューバおよび有機農業の講座はありません。私が皆様からの県民税で食べさせていただいております本業以上に、電話等を受けて取り次がなければなら

                                                                    • 有機農業について調べたことをまとめました ( 3 ) 有機農業の問題点, まとめ - その他ブログ

                                                                      有機農業について調べる機会がありましたので, ブログでもまとめます. 調べてみた結論としては, 有機農業に対する関心が薄まりました. 残念です. 全 3 回を予定しています. 前回まではコチラ. 有機農業について調べたことをまとめました ( 1 ) 有機農業の歴史的経緯, その理念 有機農業について調べたことをまとめました ( 2 ) 日本の有機農業の事例, 有機農業の特徴 また今回は, 日本の有機農業だけを取り上げています. 有機農業の問題点 前回までで, 日本における有機農業の歴史的経緯や理念, そして特徴をまとめました. また, 調べているうちに,有機農業の問題点もみえてきました. 明治大学 科学コミュニケーション研究所が開設している web サイト ,「疑似科学とされているものの科学性評定サイト」の有機農業の項目 でも指摘されている通り, やはり科学的根拠の弱さです ( この we

                                                                        有機農業について調べたことをまとめました ( 3 ) 有機農業の問題点, まとめ - その他ブログ
                                                                      • 有機農業 vs 慣行農法の対立軸の終に関して

                                                                        @kantakobira まとめ。有機vs無機って生産者的に終わってる議論(中庸な生産モデルがすでに主流)。でもそれは消費者へのPRでは有効なアプローチとして未だに一人歩きしてて、あたかも対立軸が存在してるように映ってる。有機農法はポスト対立を超えた存在理由の再定義が必要。 @kantakobira その対立軸自体が終わってるってすごく納得。もう無駄な議論すね。RT @sekizuka: 終わってると思いますよ。(中略)結局、生産重視でも土作りした方が楽という結論になり、両側から歩み寄った感じね。農薬関係はその後、技術の発展とともに専用(ハダニだけ、とか)剤が増えたし。 @kantakobira でも味は糖分やアミノ酸含量とかで定量的に終えるんじゃないでしょうか?親戚が無農薬で作った米とか不思議と美味しい時があるのは納得しますが。RT @tkurose: 米で言えば、有機と慣行で品種は一緒

                                                                          有機農業 vs 慣行農法の対立軸の終に関して
                                                                        • 有機農業 - Wikipedia

                                                                          有機農業(ゆうきのうぎょう、英語: organic farming、organic agriculture)は、化学肥料や農薬を用いない、農業の形態の一つ[1]。有機農法、有機栽培、オーガニック農法などとも呼ばれる。化学肥料や農薬を用いた農業と比較すると無農薬や有機農業を用いる場合は収穫量が減少する[1]。 自然科学の術語としての有機は、一般に、有機化合物に帰着する。農業の展開を吟味すべき時代に盛んだった化学肥料が無機的だったこととは幾分異なり、古典的な肥料は堆肥などだったことから象徴的に有機という単語が用いられた。したがって有機農業を省略して有機としてしまうと意味が通じない。 たとえば、有機食品の言葉は「有機農業で栽培された食品」を指して使われているが、食品の大部分は有機質であるため不適切ともいえる。 IFOAM(国際有機農業運動連盟)による「有機農業の原則」は、予防的管理、伝統的知識、

                                                                            有機農業 - Wikipedia
                                                                          • 農水省の「有機農業推進」が〝脅かす〟食の安全

                                                                            農林水産省が「2050年までに、化学農薬の使用量を50%低減/化学肥料の使用量を30%低減/耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%(100万ヘクタール)に拡大」などの計画案を打ち出しました。現在、パブリックコメントが行われています。EUを見習ってのグリーン政策ですが、根拠に欠ける目標値、文言が並び、関係者からは「目標達成は絶対に無理」「EUの猿まねをしてどうする?」などと、悪評ふんぷんです。 食の安全の専門家からは、「このままではカビ毒汚染などが増えるおそれがあり、食の安全が脅かされかねない」という指摘も出てきています。今年9月に開かれる国連食料サミット向けのポーズなのか、あるいは、選挙を間近に控えたポピュリズムか。2回に分けて、計画案の問題点を詳報します。 目標は、化学農薬5割減、有機農業面積25% 農水省が検討しているのは、「みどりの食料システム戦略~食料・農林水産業の生産力

                                                                              農水省の「有機農業推進」が〝脅かす〟食の安全
                                                                            • 有機農業を進める陰で農水省が本気で解決すべきこと

                                                                              これまで農林水産省は有機農業の推進にさほど力を入れてこなかった。それなのにいまや有機農業を2050年に農地面積の25%に拡大すると喧伝している。農水省が方針転換せざるを得なくなった理由の一つに、畜産の環境問題があると感じる。 有機農業と畜産業の意外な関係性 「ゴゴォー」 日の出前の暗闇をふるわせて、ある集落に市道を走る4トントラックの轟音が伝わってくる。「また来たか」。住民は寝床で夢を破られたことに苛立ちながらこう思う。 夜明け前から日中、夕方まで、多い日にはトラックが10往復近くし、辺りは「まるで建設現場」のような喧騒に包まれる。建設現場と違うのは、トラックの荷台に積まれているのが畜産施設から出る排せつ物であり、向かう先が農地だということだ。 堆肥の置き場になっている農地にはパワーショベルが置かれ、堆肥が数メートルの高さまで積みあがっていた。「家畜排せつ物処理法」で禁じる野積みに当たる可

                                                                                有機農業を進める陰で農水省が本気で解決すべきこと
                                                                              • Amazon.co.jp: ナチス・ドイツの有機農業: 「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」 (KASHIWA学術ライブラリー 9): 藤原辰史: 本

                                                                                  Amazon.co.jp: ナチス・ドイツの有機農業: 「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」 (KASHIWA学術ライブラリー 9): 藤原辰史: 本
                                                                                • キューバの有機農業

                                                                                  キューバにこだわっています。環境や農業の危機は、大変に深刻な問題です。こんな時こそ「キューバしのぎ」を。インターネット上では、ソ連崩壊を契機に国中を有機農業に転換したキューバのエコロジカルムーブメントについて紹介する情報が無数に掲載されています。日本ではほとんど知られていないこの動きを日本語で提供しています 【お願い】 このところ私の勤務する長野県農業大学校への直接の電話や郵送でのキューバのお問い合わせが増えています。キューバが注目されることはありがたいことなのですが、有機農業やキューバは私が時間外に趣味と道楽としてやっているもので、私の本業である公務とも一切かかわりありません。長野県農業大学校教授という肩書は現在持っていますが、本大学校におきましては、キューバおよび有機農業の講座はありません。私が皆様からの県民税で食べさせていただいております本業以上に、電話等を受けて取り次がなければなら