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archaeologyに関するエントリは48件あります。 歴史history考古学 などが関連タグです。 人気エントリには 『日本考古学史上最大の謎「土偶の正体」がついに解明 「土偶は女性モチーフ」の認識が覆った!驚きの新説(前編) | JBpress (ジェイビープレス)』などがあります。
  • 日本考古学史上最大の謎「土偶の正体」がついに解明 「土偶は女性モチーフ」の認識が覆った!驚きの新説(前編) | JBpress (ジェイビープレス)

    縄文時代に作られた土偶は、女性や妊婦をかたどったものだ、というのが多くの人の認識だろう。「そうではない」という驚きの新説を提唱したのが、人類学者の竹倉史人氏だ。では、土偶は何をかたどっているのか? その結論に至った過程と具体的な土偶の解読内容を前後編でお送りする。(JBpress) ※土偶(どぐう)とは:縄文時代に作られた素焼きの人形。1万年以上前から制作が始まり、2000年前に姿を消した。現在までに2万点近い土偶が発見されている。なお、埴輪(はにわ)は、古墳にならべるための土製の焼き物。4世紀から7世紀ごろに作られたもので、土偶とは時代が異なる。 (※)本稿は2021年4月に発行された『土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎』(竹倉史人著、晶文社)より一部抜粋・再編集したものです。 ついに土偶の正体を解明しました。 こういっても、多くの人は信じないだろう。というのも、明治時代に

      日本考古学史上最大の謎「土偶の正体」がついに解明 「土偶は女性モチーフ」の認識が覆った!驚きの新説(前編) | JBpress (ジェイビープレス)
    • 【追記あり】「復元された弥生人にそっくりな人を募集中」のニュースが話題、でももう明らかに優勝の人が写っちゃってる件

      NHKニュース @nhk_news 鳥取市で脳が残された状態で出土した人骨の詳細なDNA分析を基にした弥生人の顔の復元が行われました。鳥取県はこの弥生人にそっくりな人の募集を始めています。 インターネット上で「そっくりだ」との声が上がった鳥取放送局の加藤アナウンサーが取材しました。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021… #nhk_video pic.twitter.com/aQCwemK6yG 2021-11-04 19:15:06 リンク NHKニュース 弥生人のそっくりさんいませんか?鳥取県が募集中 | NHKニュース 【NHK】鳥取市で脳が残された状態で出土した人骨の詳細なDNA分析を国立科学博物館などの研究グループが行い、その結果を基にした弥生… 37 users 284

        【追記あり】「復元された弥生人にそっくりな人を募集中」のニュースが話題、でももう明らかに優勝の人が写っちゃってる件
      • 「天の火」で滅亡した都市ソドムか? 中東の遺跡に隕石爆発の痕跡:朝日新聞デジタル

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          「天の火」で滅亡した都市ソドムか? 中東の遺跡に隕石爆発の痕跡:朝日新聞デジタル
        • エジプト 世界最大のピラミッド 186年ぶりに未知の空間を確認 | NHK

          エジプトを代表する考古学者が会見で「今世紀最大の発見だ」とその意義を強調しました。 世界最大のエジプトのクフ王のピラミッドの内部に、これまで知られていなかった空間があることが、186年ぶりに名古屋大学などが参加する国際調査チームによって確認され、いまだ多く残るピラミッドの謎の解明につながることが期待されます。 およそ4500年前に造られたとされるクフ王のピラミッドでは、内部構造を解き明かそうと、8年前の2015年からエジプトと日本、フランス、ドイツなどの国際調査チームが最新の技術を用いて調査を進めてきました。 その結果、先月までにピラミッドの北側の斜面から中央部に向かって延びる通路のような形の、縦横2メートル、奥行き9メートルの空間があることが、確認されました。 ピラミッドの内部で新たな空間が確認されたのは、186年ぶりとされています。 調査にあたっては、宇宙から降り注ぐ「ミューオン」と呼

            エジプト 世界最大のピラミッド 186年ぶりに未知の空間を確認 | NHK
          • 日本の城跡から見つかった謎の地下室 ユダヤ教の沐浴施設の可能性:朝日新聞デジタル

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              日本の城跡から見つかった謎の地下室 ユダヤ教の沐浴施設の可能性:朝日新聞デジタル
            • 美術館の展示物解説に専門分野の研究者が「素人質問で恐縮なのですが...」と反応→これが噂の”その道のプロによる恐怖の素人質問”か...!と話題に

              サントリー美術館 @sun_SMA 東京・六本木にあるサントリー美術館の公式アカウントです。展覧会情報や各種イベント情報をお届けします。(サントリー社内の公式アカウントのみをフォローし、リプライ、ダイレクトメッセージへの返信はしていません) 公式アカウント ガイドラインはこちら→suntory.jp/snsguide/ suntory.jp/SMA/ サントリー美術館 @sun_SMA \ほ、骨!?/ こちらはなんと鶴の脛骨(けいこつ)に蒔絵で装飾を加えた笄(こうがい)。鶴の骨の笄が最上品とされた時期があったそうです。京都や大坂では、江戸時代末頃まで頭痛除けとして使われたとも。 #メイヒン展 suntory.co.jp/sma/exhibition… pic.twitter.com/mc1zdvrbA9 2024-05-03 10:00:03

                美術館の展示物解説に専門分野の研究者が「素人質問で恐縮なのですが...」と反応→これが噂の”その道のプロによる恐怖の素人質問”か...!と話題に
              • 300万年前の「意外な」石器を発見、作者はヒト属でない可能性

                科学者たちはケニア南西部のニャヤンガ遺跡を発掘し、300点以上の石器を発見した(写真は発掘調査開始前の2014年に撮影したもの)。(PHOTOGRAPH BY T.W. PLUMMER, HOMA PENINSULA PALEOANTHROPOLOGY PROJECT) 考古学者たちがケニア南西部のニャヤンガ遺跡で特徴的な石器を発見した。石器は最も古くて300万年ほど前のものと考えられる。オルドワン技術(旧石器時代初期にアフリカ東部で発達した道具製作の伝統)を用いた石器としては世界最古のものだ。 さらに意外だったのは、これらの石器がパラントロプス属の化石と共に発見されたことだ。パラントロプス属は、現生人類を含むヒト属とは異なる系統の初期人類である。 この発見は、私たちヒト属以外の初期人類も石器を使っていたという説を裏付けると同時に、オルドワン技術の始まりが、これまで考えられていたよりも数十

                  300万年前の「意外な」石器を発見、作者はヒト属でない可能性
                • ベストセラー『土偶を読む』の反論本著者が語る検証の杜撰さ、メディアの責任 あえて『土偶を読むを読む』を出版した望月昭秀氏が伝えたかったこと【前編】 | JBpress (ジェイビープレス)

                  本書は『土偶を読む』を丁寧に検証しながら、竹倉氏の自由な「発想」は批判されるものではないが、「検証」があまりに杜撰で、学問的には説として到底認められるようなものではないと結論づける。さらに、竹倉氏の本が、世に受け入れられていった経緯についても検証を重ねていく。 専門知識はあれど一般社会と乖離しがちな学術の世界。専門知識はなくとも影響力を持つ「識者」という存在。わかりやすい物語を欲するメディアと読者……。これらの交わり方によって、事実はときに大きく歪む。〈『土偶を読む』ブーム〉を超えて、我々は「複雑な知」とどう向き合うべきなのか──。望月氏に話を聞いた。 発想は批判されるものではないが、検証が杜撰だった ──『土偶を読む』刊行直後から、望月さんは、竹倉さんの説に疑義を呈していらっしゃいました。従来、土偶は、人間、主に女性をかたどったものだとされてきました。しかし『土偶を読む』で竹倉さんは、土

                    ベストセラー『土偶を読む』の反論本著者が語る検証の杜撰さ、メディアの責任 あえて『土偶を読むを読む』を出版した望月昭秀氏が伝えたかったこと【前編】 | JBpress (ジェイビープレス)
                  • きっかけは車窓から…世界遺産級の高輪築堤 このままだと多くが壊され、超高層ビルに:東京新聞 TOKYO Web

                    JR高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)西側で出土し、世界遺産級と称される鉄道遺構「高輪築堤」は、JR東日本の再開発で大部分が壊され、跡地に超高層ビルが建つ見込みだ。私は遺構をひょんなきっかけで見かけ、昨秋から取材を続けているが、再開発計画をより大胆に変更して保存範囲を広げ、後世に伝えるべきだと強く感じている。(梅野光春)

                      きっかけは車窓から…世界遺産級の高輪築堤 このままだと多くが壊され、超高層ビルに:東京新聞 TOKYO Web
                    • 『土偶を読むを読む』という書籍を出します。|縄文ZINE_note

                      一昨年4月に発売された『土偶を読む』。考古学の実証研究とイコノロジー研究を用いて、土偶は「植物」の姿をかたどった植物像という説(と主張する)を打ち出した本書は、NHKの朝の番組で大きく取り上げられ、養老孟司氏ほか、各界の著名人たちから絶賛の声が次々にあがり、ついに学術書を対象にした第43回サントリー学芸賞をも受賞しました。 ……のですが、筆者はかねてから批判をしてきました。これは同書を読み、その間違いの多さと、「皆目見当違い」で破綻した内容、それにもかかわらず、この本は売れるだろうなとの嫌な予感に危機感を感じたからで、読んだ次の日に、『土偶を読むを読んだけど』をnoteで公開し、この本の説を簡単に信じてしまうであろうみなさんに、何本かの釘をさせたのではと思っています。 その時はこのnoteで「違うよ」という表明ができたので、筆者としては「今日はこのくらいにしてやろう」という気分でいました。

                        『土偶を読むを読む』という書籍を出します。|縄文ZINE_note
                      • サラリーマン30代コンビ「週末縄文人」、石斧や土器から竪穴住居まで手づくり。文明ゼロからスタート、人気YouTuberの縄文ぐらしに密着

                        サラリーマン30代コンビ「週末縄文人」、石斧や土器から竪穴住居まで手づくり。文明ゼロからスタート、人気YouTuberの縄文ぐらしに密着 「現代の道具を使わず、自然にあるものだけでゼロから文明を築く」。そんなテーマで週末、山に籠り、縄文生活を実践してYouTubeで発信する「週末縄文人」。膨大なエネルギーと時間をかけ、竪穴住居までつくり上げた二人には、高度なテクノロジーに支えられた現代の住まいや暮らしはどのように見えているのでしょうか。縄文生活は、現代の生き方にも変化をもたらしたのでしょうか。山の中の活動拠点にお邪魔して話をうかがってきました。 スーツ姿がトレードマークの週末縄文人。縄さん(左)は学生時代、ワンダーフォーゲル部に所属し、多くの時間を山で過ごしていたという。1991年秋田生まれ。文さん(右)は幼少期、アメリカ・ニュージャージー州やアラスカ州で暮らしていた経験をもつ。1992年

                          サラリーマン30代コンビ「週末縄文人」、石斧や土器から竪穴住居まで手づくり。文明ゼロからスタート、人気YouTuberの縄文ぐらしに密着
                        • 弥生時代の“すずり”に国内最古の文字か 松江の遺跡から出土 | NHKニュース

                          松江市の遺跡から出土した弥生時代中期のすずりとみられる板状の石に墨書きのようなものが残され、2つの文字と判断できることが分かりました。調査した研究者によりますと、今から2000年ほど前のものと考えられ、文字だとすれば国内最古の例とみられます。 その結果、石は今から2000年ほど前の弥生時代中期にすずりとして使われていたと考えられ、裏側に墨書きのようなものが残されていることが分かりました。 複数の研究者が確認したところ、2つの文字が縦に並んでいると判断でき、上の字は子どもの「子」など、下の字ははっきりしないものの「戊」などの可能性が考えられるとしています。 日本列島では古墳時代の5世紀ごろには確実に文字が使われ、それより前の弥生時代後期にも文字とみられる土器の線刻などが見つかっていますが、今回のものが文字だとすれば国内最古の例とみられます。 柳田さんは「2文字あるので記号とは考えられない。弥

                            弥生時代の“すずり”に国内最古の文字か 松江の遺跡から出土 | NHKニュース
                          • 『土偶を読むを読む』縄文研究の最前線を伝える、肝の据わったまたとない反論本 - HONZ

                            作者: 望月 昭秀,小久保拓也,山田 康弘,佐々木 由香,山科 哲,白鳥兄弟,松井 実,金子 昭彦,吉田 泰幸,菅 豊 出版社: 文学通信 発売日: 2023/4/28 今やあまりお目にかかれない書籍が出た。本書は、2021年4月に出版された竹倉史人『土偶を読む』(晶文社)への反論本である。それも、明確な事実と論拠に基づいて真っ向からメッタ斬りにする、恐ろしく肝の据わった一冊だ。 まず、当時の『土偶を読む』現象をおさらいしよう。同書は刊行直後からNHKを中心とする各メディアで注目を集め、SNSでも紹介記事や書評が大きくバズり、脚光を浴びた。人類学者が独自の見識から打ち立てた「土偶の正体は縄文人の食用植物」説をイコノロジー(図像解釈学)で次々に解き明かしていくその内容は劇的かつ鮮やかで、養老孟司氏を始めとする著名人らの好評も後押しし、半年で六刷のベストセラーとなる。 極めつきは第43回サント

                              『土偶を読むを読む』縄文研究の最前線を伝える、肝の据わったまたとない反論本 - HONZ
                            • 弥生集落の遺構見つかる 宇治の任天堂資料館用地:朝日新聞デジタル

                              任天堂の資料館建設に先立ち発掘調査があった京都府宇治市小倉町神楽田(かぐらでん)の工場敷地内で、弥生時代後期(3世紀前半)の集落の遺構が見つかった。同市教委が5日、発表した。 現地は同社宇治小倉工場で、近鉄京都線小倉駅の東側。一帯は昭和の干拓で農地になる前の巨椋(おぐら)池の東岸にある「神楽田遺跡」。市教委が2月から、敷地内の2カ所で、深さ約1メートル、計308平方メートルを調べた。 遺構には、状態の良い弥生土器のかめ(高さ22センチ、幅19センチ)がまとまって埋まっていた。煮炊きに使ったとみられ、下の方にすすが残っていた。大きな破片の上に小さな破片を重ねた状況で、「乱雑に捨てたのではなく、何らかの祭祀(さいし)的な意図」が考えられるという。 さらに時期不明の竪穴建物と土師器(はじき)の皿(直径10・5センチ、平安末期~鎌倉時代初め)も見つかった。市歴史まちづくり推進課の浅田洋輔さんは「弥

                                弥生集落の遺構見つかる 宇治の任天堂資料館用地:朝日新聞デジタル
                              • 吉野ヶ里遺跡 墓の一部出土「歴史的に大きな意味の可能性も」 | NHK

                                弥生時代の大規模な環ごう集落の跡が残る佐賀県の吉野ヶ里遺跡で、弥生時代後期のものとみられる墓の一部が出土し、専門家は「かなり身分が高い人の墓の可能性が高く、さらに調べれば歴史的に大きな意味を持つ発掘になる可能性がある」と話しています。 吉野ヶ里遺跡では、歴代の王の墓とされる「北墳丘墓」のすぐ西側にあり、貴重な発見があるのではと注目されながら手付かずだった「謎のエリア」と呼ばれる場所で去年から、10年ぶりとなる大規模な発掘調査が行われています。 この調査で先月、4枚の平らな石が並んだ状態で見つかりました。 4枚を合わせると全長は2メートルほどになり、調査を行っている佐賀県によりますと、墓の「ふた」だということです。 弥生時代後期、1世紀から3世紀ごろの有力者の墓のふたとみられ、表面には「×」のように見える線が交差した記号のようなものが無数に刻まれていて、埋葬した際に何かしらの意図を持ってつけ

                                  吉野ヶ里遺跡 墓の一部出土「歴史的に大きな意味の可能性も」 | NHK
                                • 恐竜図鑑、40年前から激変していた…化石研究で変わる恐竜のイメージ(川崎 悟司) @gendai_biz

                                  恐竜の図鑑は「今」と「昔」でかなり違う 今年の夏も各地で「恐竜展」や「化石展」が開催されているように「恐竜」は子どもたちにとって鉄板の人気コンテンツです。 それは今も昔も変わりません。恐竜図鑑を読んで幼少期を過ごしたという大人の方は多いのではないでしょうか。 私もそのうちの一人で、一日中、恐竜の図鑑に張り付いて妄想にふけっているような子どもでした。 そんな私も大人になり、イラストレーターの仕事に就き、恐竜や古生物のイラストを描くようになってから、昔見た図鑑と今参考にしている図鑑で恐竜の姿がずいぶん変わったなと、感じるようになりました。 しかし、よくよく考えてみるとそれは当たり前のことです。 恐竜の姿は化石から得られた情報のみからしか復元することができません。現生の生き物のように実物を目で確かめることもできないですし、写真に収められているわけでもありません。ですので、たった一つや二つの化石の

                                    恐竜図鑑、40年前から激変していた…化石研究で変わる恐竜のイメージ(川崎 悟司) @gendai_biz
                                  • 古代ヒッタイト帝国滅亡の理由が「木々の年輪」から見えてきた? | 現代の気候危機への教訓

                                    古代ヒッタイト帝国が滅亡した理由は謎に包まれている。だが、同時期に起こったある気候の変化が、その滅亡に関係しているかもしれないとする研究が発表された。地球温暖化に人類はどう対処するかという課題にフォーカスし続ける記者が、その信ぴょう性に迫る。 古代ヒッタイト帝国に何が起こったのか、確かなことは誰も知らない。500年近くものあいだ、その支配は現在のトルコ、シリア、レバノン一帯に及んでいた。 その王たちは、城壁に囲まれた首都にある、巨大な石造りの宮殿に住んでいた。大規模な農業や高度なかんがいシステム、広大な貿易網により、帝国の金庫は満たされていた。 それから、紀元前1200年を過ぎてすぐ、帝国は消え失せる。考古学的な調査からは、王家が宮殿をあきらめ、都を逃れたらしいことがわかっている。都は捨て去られ、のちに焼かれた。いったいなぜそんなことになったのか、破壊された王国の遺跡からはほぼ何もわからな

                                      古代ヒッタイト帝国滅亡の理由が「木々の年輪」から見えてきた? | 現代の気候危機への教訓
                                    • 『土偶を読むを読む』出版後、四方山話|縄文ZINE_note

                                      今年(2023年)4月28日に出版された『土偶を読むを読む』。皆さんお手にとって頂けたでしょうか? 検証・批判する元本『土偶を読む』の存在を前提としているため、普通に考えると、非常に間口の狭い書籍であるにも関わらず、6月に2版、11月に2版2刷、実質3刷となり、部数も1万部を越えることができました。ひとえに読んでいただき楽しんでいただいた皆さんのおかげです。もちろん部数だけで言えば『土偶を読む』(現在9刷?)に今のところ全く歯が立ちませんしベストセラーとは言いませんが…。 この本の企画は簡単ではありませんでした、出版後に起こり得る状況がある程度想像できるだけに、何度も逡巡し、どう編集すればいいのか途方に暮れ、そもそも検証し反論するためにあらためて勉強しなければならないことの多さに、編集・執筆を始めてからも何度もイヤになっちゃったりしていました。 ですが、この年を振り返り、今となっては本当に

                                        『土偶を読むを読む』出版後、四方山話|縄文ZINE_note
                                      • 3000年前の黄金仮面、中国南西部の遺跡から出土

                                        中国南西部で発見された複数の祭祀(さいし)坑から出土した数百点の遺物の中から、3000年以上前の黄金の仮面が見つかったことがわかった。中国・四川省文物局が明らかにした。 これらの遺物は、成都郊外にある面積約12平方キロメートルの三星堆(さんせいたい)遺跡で発掘された。1920年代に地元の農民が偶然この遺跡を発見して以来、これまでに何千点もの遺物が出土している。 黄金の仮面は今年6月に発見され、9月に入って初公開された。国営新華社通信によると、仮面の重さは約100グラムで、単体ではなく青銅人頭像の一部であったとみられるという。この仮面は、紀元前1046年まで続いた殷(いん)王朝後期のものと考えられている。 中国の国営メディアによると、仮面はここ数カ月の間に祭祀坑から出土した約500点の遺物の一つで、このほかにも象牙、翡翠(ひすい)のナイフ、「尊」として知られる儀式用の器、青銅の置物などが見つ

                                          3000年前の黄金仮面、中国南西部の遺跡から出土 
                                        • 古代の人々が夢中になった7つのボードゲーム - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                          古代から人々の暇を潰してきたボードゲーム ボードゲームの人気がずっと続いてますね。 ちょっと前までは、ボードゲームといえば、伝統的な将棋や碁、麻雀、チェス以外には、オセロ、ドンジャラ、人生ゲーム、モノポリーくらしかありませんでした。 今や、海外製のユニークなボードゲームがたくさん入ってきて、子ども向けの分かりやすいものから、大人が眉間にしわ寄せて考える戦略的なものまで様々あります。 ボードゲームは古代から様々な種類があり、碁やチェス、バッグギャモンのように古代に生まれて現代まで遊ばれ続けているものもあります。 今回はあまり日本では知られていない古代のボードゲームを紹介しようと思います。 1. セネト(古代エジプト) 世界最古のボードゲーム セネトは古代エジプトで人気のあったボードゲームで、その歴史は紀元前3100年ごろとも言われるエジプト第一王朝にまで遡ります。エジプトではかなり普及してい

                                            古代の人々が夢中になった7つのボードゲーム - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                          • 「土偶は植物のフィギュアだった」独立研究者が発表した新説のルーツと反発を招いた本当の理由

                                            青森県で出土した遮光器土偶。(「東京国立博物館ホームページ」より) 縄文時代に作られた土偶については「女性をかたどったもの」といわれてきたが、「土偶は縄文時代の食用植物をかたどったフィギュア」――具体的かつ写実的に、植物に手と足を付けて「植物の人体化」をした像であるという仮説を提唱する新刊『土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎』(晶文社)が話題だ。NHKニュースで取り上げられ、いとうせいこうらが絶賛するなどしている。 いわく、椎塚土偶はハマグリの貝殻や中身に、みみずく土偶は二枚貝のイタボガキに、無数の穴が施された刺突紋土偶はヒエの穂のつぶつぶに似ている――。栗や貝の頭部を持つゆるキャラをつくるようなやり方で縄文人は土偶の形を考案していったのだ、というユニークな見解が示されている。 そんな本の著者である独立研究者の竹倉史人氏とは、一体どんな人物なのか。はたまた発表するや否や巻き起

                                              「土偶は植物のフィギュアだった」独立研究者が発表した新説のルーツと反発を招いた本当の理由
                                            • 古代エジプトの「失われた黄金都市」発見 史上最大規模の都市遺構

                                              エジプト・ルクソール近郊で発見された古代都市遺構(2021年4月10日撮影)。(c)Khaled DESOUKI / AFP 【4月9日 AFP】(写真追加)エジプトの著名考古学者ザヒ・ハワス(Zahi Hawass)氏率いる発掘チームは8日、南部ルクソール(Luxor)近くで、同国発掘史上「最大規模」の古代都市遺構を発見したと発表した。「失われた黄金都市」と呼び、少年王ツタンカーメン(Tutankhamun)の墓以来の最も重要な発見の一つだとしている。 発掘チームの発表によると、砂の中から見つかったこの古代都市は「3000年前のアメンホテプ3世(Amenhotep III)の治世のもので、ツタンカーメンやアイ(Ay)に継承された」とみられる。 米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のベッツィ・ブライアン(Betsy Bryan)教授(エジプト美術・

                                                古代エジプトの「失われた黄金都市」発見 史上最大規模の都市遺構
                                              • 「日本猫の直接の先祖は平安時代に渡来した猫」弥生時代に渡来した猫は定着していない説が遺伝子研究から浮上

                                                新泉社「遺跡を学ぶ」通信 @iseki200 現代日本の猫たちの直接の祖先は平安時代に渡来した猫だったとの研究報告。全国71匹の猫の血液などから分析したもので、約900年前の九州に渡来した猫が全国に広まっていったとのこと。 弥生時代の遺跡から見つかっていた猫は、限定的な渡来であった可能性が高いそうです。 asahi.com/articles/ASS1K… 2024-02-08 11:03:05

                                                  「日本猫の直接の先祖は平安時代に渡来した猫」弥生時代に渡来した猫は定着していない説が遺伝子研究から浮上
                                                • AIが地図から古墳を「発掘」 地形解析、新規34カ所確認 奈文研 | 毎日新聞

                                                  AIによる解析結果を基に実施した兵庫県たつの市の現地調査で見つかった円墳の「中垣内平見古墳」。覆土が流れ、石室が露出していた=高田主任研究員提供 古墳の形状を学ばせたAI(人工知能)に自治体が公開している立体地図上を「探検」させ、未発見の古墳を突き止める手法を奈良文化財研究所(奈文研、奈良市)の高田祐一・主任研究員らのグループが開発した。グループはこの手法を「デジタル探査」と命名。奈文研のサイトで22日、研究成果の報告書を公開した。【稲生陽】

                                                    AIが地図から古墳を「発掘」 地形解析、新規34カ所確認 奈文研 | 毎日新聞
                                                  • 世界最古の貨幣鋳造所が見つかる、2600年前、中国

                                                    中国、河南省の官荘遺跡から出土した鋤(すき)型の青銅の硬貨「布銭(ふせん)」。中国最古の硬貨で、世界最古の硬貨の可能性もある。(PHOTOGRAPH BY HAO ZHAO) 中国東部の河南省にある官荘遺跡を発掘していた考古学者たちが、世界最古の貨幣鋳造所を発見した。約2600年前、農具である鋤(すき)の形を模した青銅の硬貨「布銭(ふせん)」を量産していたという。8月6日付で学術誌「Antiquity」に論文が発表された。 世界で最初に鋳造貨幣がつくられた場所は、現在のトルコとインドと中国の3カ所のいずれかと考えられている。しかし、はっきりと年代が確認された鋳造所は見つかっていなかった。「現時点で、官荘の鋳造所が、確実に年代を特定できるもっとも古い貨幣鋳造所です」と、中国、鄭州大学の考古学者で、論文の筆頭著者である趙昊(ジャオ・ハオ)氏は話す。 論文によると、城壁と堀を備えた城郭都市の官荘

                                                      世界最古の貨幣鋳造所が見つかる、2600年前、中国
                                                    • 太古の達人

                                                      古代エスペラント語とかペラペラ話しそう

                                                        太古の達人
                                                      • 恐竜たちがいた時代、太陽系の位置は今とはまったく異なる場所だった

                                                        セルビア、ベオグラードにある恐竜パーク。2018年2月。 REUTERS/Djordje Kojadinovic NASAの科学者ジェシー・クリスチャンセン氏が制作したアニメーションでは、我々の銀河系(天の川銀河)の中で移動する太陽系の軌道を示しながら、どの位置にある時に地球で恐竜が出現し、その後絶滅、そして哺乳類の時代になったのかが示されている。 太陽系は、銀河系中心部を周回している。恐竜が繁栄していたころ、銀河系の中で太陽系が位置していたのは、現在とはまったく異なる場所だった。 太陽系の軌道は、銀河系の混沌とした中心部から、生命が存在できるほどよい距離を保っている。 恐竜に支配されていたころの地球は、銀河系の中で、現在の位置とはまったく違う場所にあった。 NASAの科学者ジェシー・クリスチャンセン(Jessie Christiansen)氏が制作した新たなアニメーションでは、我々の太陽

                                                          恐竜たちがいた時代、太陽系の位置は今とはまったく異なる場所だった
                                                        • Masayuki Tsuda on Twitter: "古代エジプトで使われた木製の鍵(エジプト錠) を復元してその構造を説明している動画。当時の鍵はかんぬきとセットになっていて、複数の穴の開いたかんぬきを差し込んでロックし、穴の位置と合うようにピンが付けられた棒で開錠していました。鍵… https://t.co/gQvaDKrSSz"

                                                          古代エジプトで使われた木製の鍵(エジプト錠) を復元してその構造を説明している動画。当時の鍵はかんぬきとセットになっていて、複数の穴の開いたかんぬきを差し込んでロックし、穴の位置と合うようにピンが付けられた棒で開錠していました。鍵… https://t.co/gQvaDKrSSz

                                                            Masayuki Tsuda on Twitter: "古代エジプトで使われた木製の鍵(エジプト錠) を復元してその構造を説明している動画。当時の鍵はかんぬきとセットになっていて、複数の穴の開いたかんぬきを差し込んでロックし、穴の位置と合うようにピンが付けられた棒で開錠していました。鍵… https://t.co/gQvaDKrSSz"
                                                          • 「角付き兜」の年代、バイキングより前の3千年前 青銅器時代が起源

                                                            兜は当初、泥炭で発見された/H.W.Nørgaard/The National Museum of Denmark (CNN) 漫画シリーズ「アステリックス」から人気音楽番組「ザ・マスクド・シンガー」のアバター(分身)まで、ポップカルチャーではバイキングは凶暴さや権力を象徴する角付きの兜(かぶと)をかぶって登場することが多い。 しかしこのほど、デンマークのビクスで見つかった2つの角付き兜について、青銅器時代のサルデーニャ島にさかのぼるものだと指摘する研究結果が発表され、バイキング時代が起源だとする説に終止符が打たれた。 この論文は昨年12月の歴史学誌「プレヒストリッシュ・ツァイトシュリフト」に掲載された。 研究にかかわったデンマーク・オーフス大学の考古学者はCNNに寄せた声明で、「大衆文化では長年、ビクスの兜がバイキングと結びつけられてきた。だが我々の調査の結果、これらの兜は今から3000

                                                              「角付き兜」の年代、バイキングより前の3千年前 青銅器時代が起源
                                                            • 謎に満ちた「ルリスタン青銅器」、誰が作ったのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

                                                              紀元前700年頃に作られたルリスタンの精巧な馬具。神話上の獣を手なずける角の生えた人物が表現されている。(ARTOKOLORO/ALAMY) 1920年代後半、精巧な青銅器が古美術品市場に溢れ出した。人物や動物をかたどった馬具やピン、浮き彫りを施したカップなど、どれも繊細で美しい品々ばかりだったが、その由来について詳しく知る者はいなかった。美術商たちに尋ねても、詳しい地名や集落ではなく、イランのザグロス山地にある一地方を示すのみだった。ルリスタン(現在のロレスタン)だ。 ルリスタン青銅器の氾濫は、1928年秋、イラン西部のハルシンという静かな町から始まった。ある農夫が畑で美しい青銅器をいくつか発見したのがきっかけだ。噂は広がり、やがて町には美術商が殺到するようになり、青銅器は博物館や個人収集家へと売り渡された。 学者や地元の人々の間からは、自分たちも青銅器を発掘したいという声が多かった。当

                                                                謎に満ちた「ルリスタン青銅器」、誰が作ったのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
                                                              • バイキングの「武装女性像」に新説、ワルキューレではなかった

                                                                デンマークのリーベでは、さまざまなものをかたどった像が製造されていた。(MUSEUM OF SOUTHWEST JUTLAND, CC-BY-SA) デンマークをはじめ、イギリスやロシアなどの各地で、それぞれ何十個も発見されてきたバイキング時代の武装した女性の像は、殺された戦士を死後の世界に運ぶ北欧神話の女性戦士、ワルキューレだと考えられてきた。 しかし、その小さなアミュレット(お守り)あるいはペンダントは、バイキングの祭りや儀式で中心的な役割を果たした実在の女性たちを表したものだとする説が、8月5日付けで学術誌「Medieval Archaeology」に発表された。さらに、これらは儀式用具一式の一部であり、バイキング時代のヨーロッパにおける男女の役割が、考えられていたよりも複雑だったことを示唆しているという。 謎めいたその古代のブロンズ像は、長さ数センチの長髪の女性で、多くの場合、紋章

                                                                  バイキングの「武装女性像」に新説、ワルキューレではなかった
                                                                • “アーサー王生誕の地”に要塞跡、英「暗黒時代」に光

                                                                  ティンタジェル城の遺跡。この地で生まれたという伝説のアーサー王との結びつきを強めることを望んだイングランドの王族によって、13世紀に建てられたものだ。(PHOTOGRAPH BY MATT CARDY, GETTY IMAGES) 英国南西部コーンウォール州のティンタジェルは、大西洋を臨む岩がちな岬だ。2016年の夏、ここで見つかったある遺構と出土品が注目を集めた。 理由のひとつは、ティンタジェルがアーサー王が生まれたとされる場所だったからだ。だが同時に、伝説の偉大なブリタニアの王との関係はさておき、それらは考古学的にも「信じられないほど重要な発見」だった。 発掘調査で出土したのは、巨大な石造りの要塞跡、遠くアジア(現在のトルコ)から輸入されたぜいたくな品々だ。これらはすべてローマ帝国の支配が崩壊した西暦400年以降の時代のものだった。 歴史的文献において、アーサーという名の指導者に言及し

                                                                    “アーサー王生誕の地”に要塞跡、英「暗黒時代」に光
                                                                  • ノアの箱舟はなぜ見つからないのか、考古学的な理由

                                                                    ノアの箱舟を描いた絵。旧約聖書にあるこの物語は、何世代もの画家たちを魅了してきた。それにとどまらず、伝説の舟の遺物を見つけようとする「科学的な試み」も100年以上にわたって行われている。(PAINTING BY SIMON DE MYLE VIA FINE ART IMAGES/HERITAGE IMAGES/GETTY) 旧約聖書の中でも、特に魅力的でよく知られているのが「ノアの箱舟」の物語だ。神は、自ら創造した人間に怒りを覚え、すべてを一掃すべく大洪水を起こした。しかし、族長ノアとその家族は、地上のあらゆる動物のつがいとともに巨大な木造の舟に乗り込み、その大洪水を生き延びた。 聖書には歴史的事実が正確に記述されていると考える人々にとって、同じく魅力的なのが、箱舟の考古学的な証拠探しだ。信仰心のあつい人々の中には、箱舟の到達地とされるトルコ東部のアララト山などをくまなく探す人もいる。 そ

                                                                      ノアの箱舟はなぜ見つからないのか、考古学的な理由
                                                                    • 凍結ミイラ「アイスマン」発見から30年、明らかになった10の事実

                                                                      アイスマン「エッツィ」の復元像。エッツィは約5200年前、ヨーロッパアルプスで生活していた。1991年9月19日、ドイツ人の登山者によって、自然環境下でミイラ化した遺体が発見された。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 今から30年前の1991年9月、オーストリアとイタリアの国境の山岳地帯で、ヨーロッパで最も有名なミイラが発見された。5000年以上前の凍結ミイラ「アイスマン」だ。 標高約3200メートルの湖のそばの氷原で、うつぶせの状態で横たわっていたこのミイラは、発見地エッツタール・アルプスから「エッツィ」と名付けられ、たちまち世界の注目を集めた。新石器時代のヨーロッパを生きた彼の生活や壮絶な最期は、数々の本やドキュメンタリーに描かれ、長編映画まで制作された。 エッツィは現在、イタリア、ボルツァーノの南チロル考古学博

                                                                        凍結ミイラ「アイスマン」発見から30年、明らかになった10の事実
                                                                      • 「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見。ピタゴラスより1000年早い - ナゾロジー

                                                                        約3700年前の古代バビロニアの粘土板に、世界最古とされる幾何学の実用例が発見されました。 この粘土板は、19世紀後半に現在のイラク中部で見つかり、それ以来、イスタンブールの博物館に保管されていたものです。 研究をおこなったニューサウスウェールズ大学(UNSW・豪)の数学者、ダニエル・マンスフィールド氏によると、粘土板に記載されていたのは、のちに「ピタゴラスの定理」として知られる三角関数の原始的な形とのこと。 ピタゴラスより1000年以上も早く、数学史的に非常に重要なものと考えられます。 研究は、8月4日付けで学術誌『Foundations of Science』に掲載されました。 This 3,700-Year-Old Tablet Shows The Oldest Known Example of Applied Geometry https://www.sciencealert.co

                                                                          「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見。ピタゴラスより1000年早い - ナゾロジー
                                                                        • 知られざる「モロッコ産贋化石」の世界 | tayo magazine

                                                                          化石の聖地・モロッコ 北アフリカの西側・スペインの対岸に位置するモロッコでは、三葉虫・アンモナイト・恐竜などなど、様々な化石が大量に産出することで世界的に有名で、沢山の重要な標本が発見され続けています。 近年話題になったモロッコでの発見として、スピノサウルス(Ibrahim et al, 2020)や、オルドビス紀の大型アノマロカリス類( Van Roy et al., 2015)などが挙げられます。また、身近なところでは、日本の博物館のミュージアムショップにならぶ三葉虫・アンモナイト・サメの歯などの化石の多くは、モロッコから輸入されたものです。読者のみなさんの中にも、恐竜展のお土産で購入したモロッコ産の化石をお持ちの方もいるのではないでしょうか。 私は最近、調査のために化石の聖地・モロッコを訪れる機会がありました。今回は、その際に見かけた「贋化石」について語っていきたいと思います。 マラ

                                                                            知られざる「モロッコ産贋化石」の世界 | tayo magazine
                                                                          • 2500年前の「バビロン最後の王」により記された碑文を発見 - ナゾロジー

                                                                            サウジアラビア北部にある玄武岩に、バビロン最後の王・ナボニドゥス(Nabonidus)の名で書かれた碑文が発見されたと、サウジアラビア観光・国家遺産委員会(SCTH)が今回発表しました。 碑文は約2550年前のもので、5つのシンボルと長文の楔形文字が彫刻されています。 この文章が何を意味しているのかは、まだ明らかになっていないとのことです。 Cuneiform inscription from last king of Babylon discovered in Saudi Arabia https://www.livescience.com/longest-cuneiform-inscription-last-babylon-king-saudi-arabia.html Inscriptions from mid 6th century B.C. found in Saudi Arabi

                                                                              2500年前の「バビロン最後の王」により記された碑文を発見 - ナゾロジー
                                                                            • エリザベス1世顧問の「魔法の鏡」はアステカ産と判明

                                                                              16世紀にエリザベス1世の顧問を務めた神秘主義者ジョン・ディーが使用したとされる黒曜石の鏡は、アステカに由来することが判明した。(PHOTOGRAPH BY S. CAMPBELL) 英女王エリザベス1世の政治顧問として有名なジョン・ディーが使用したとされる「霊視鏡」は、約500年前にメキシコのアステカで作られたものであることが、新たな研究で判明した。論文は10月7日付けで考古学誌「Antiquity」に発表された。 以前から、「霊視鏡」は神秘主義者のディーが天使との会話を試みるために使っていたものではないかと考えられていたが、この説が補強されることになった。 ディーは16世紀に即位したエリザベス1世の顧問を務めたほか、錬金術師、占星術師、地図製作者、数学者としても知られていた。シェイクスピアの戯曲『テンペスト』の主人公である魔術師プロスペローは、ディーがモデルではないかと考えられている。

                                                                                エリザベス1世顧問の「魔法の鏡」はアステカ産と判明
                                                                              • 「クフ王のピラミッドに隠された空間」を宇宙線で正確にマッピングすることに名古屋大などのチームが成功、スコープによる内部空間の撮影も

                                                                                約4500年前にエジプトで建設されたギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)は、高さ約140mの世界最大のピラミッドであり、壮大な外観や複雑な内部構造が多くの人々を引きつけています。そんなクフ王のピラミッドに隠された謎の空間を、地上に降り注ぐ宇宙線の多くを占めるミュー粒子(ミューオン)を使用して正確にマッピングすることに、名古屋大学などのチームが成功しました。また、内部空間にスコープを挿入して撮影した映像も公開されています。 Precise characterization of a corridor-shaped structure in Khufu’s Pyramid by observation of cosmic-ray muons | Nature Communications http://dx.doi.org/10.1038/s41467-023-36351-0 Hidden

                                                                                  「クフ王のピラミッドに隠された空間」を宇宙線で正確にマッピングすることに名古屋大などのチームが成功、スコープによる内部空間の撮影も
                                                                                • 聖書考古学の実態

                                                                                  いま話題になっているニュースの一つに「3600年前に滅んだ町の遺跡が、聖書に書かれているソドムとゴモラのモデルになったのではないか」というものがある。 これの真偽はさておき、聖書と考古学を結びつけて、考古学的に聖書の内容を考えようという学問に「聖書考古学」というものがある。 聖書考古学のテーマとして、ノアの方舟やエデンの園、バベルの塔の実在性などが挙げられる。 日本ではこの聖書考古学に関する情報は驚くほど少なく、マイナーだ。 というのも、日本において聖書考古学を研究している大学はとても少ない。本格的に研究しているのは一部のキリスト教系大学だけなのだ。 私はある縁で、キリスト教と聖書考古学と関わったことがある。 日本人として聖書考古学(とその問題点)を直感的に理解するのはとてもむずかしい。なぜならばキリスト教系の価値観の土台と歴史があって、やっと感覚的に理解できることだからだ。 さて、例えば

                                                                                    聖書考古学の実態

                                                                                  新着記事