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沖縄と書評に関するquagmaのブックマーク (2)

  • 西山太吉『機密を開示せよ』を読む - kojitakenの日記

    今年最初に読んだは下記。 機密を開示せよ――裁かれる沖縄密約 作者: 西山太吉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/09/30メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (8件) を見る 購入したのは昨年10月末だが、元旦に一気に読んだ。 著者は1931年生まれの元毎日新聞記者で、1971年、アメリカからの沖縄返還に伴ってアメリカが自発的に支払うことになっていた復旧補償費の「見舞金」400万ドルを、日政府が肩代わりする密約の存在を突き止め、同年6月18日付の毎日新聞にその旨の解説記事を書いた。同年12月には、国会で社会党の横路孝弘衆院議員(現民主党衆院議員)がこの件で政府を追及したが、政府(当時の首相は佐藤栄作)は密約の存在を否定し、沖縄返還協定は成立した。 この件が広く知られるようになったのは、翌1972年3月、横路議員が著者から

    西山太吉『機密を開示せよ』を読む - kojitakenの日記
  • 田川建三 『批判的主体の形成[増補改訂版]』・その1 - Arisanのノート

    ここ数日、このをぼちぼち読んでいる。 批判的主体の形成[増補改訂版] (洋泉社MC新書) 作者: 田川建三出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2009/11/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (10件) を見る 田川建三って、読んだことなかったけど、こういうことを言ってきた人なのか。 ここに収めてある文章は、もともとは70年代初頭に書かれたものらしいけど、今読んでもたいへん刺激的だったり、示唆に富んでいたりする。 「弱さ」への居直り たとえば、当時すでにメディアにもよく出て広く影響力のあったキリスト教徒の作家遠藤周作の思想に、正面から対決し批判した論考「弱者の論理」。 ともかく、世間一般に広く影響力を持っている思想を正面から批判するというのは、難しいけど大事なことである。 著者は、正しいことが何か分かっていてもそれを実行したり貫き通すことができない

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