知ったのはエクアドルで働いていた頃のことで、その日の夕方のニュースはずっとピノチェト時代の映像ばかり。ちょうどその頃エクアドルでは大統領選があって、宗教右派と組んだアメリカ寄りのアルバロ・ノボアを一騎打ちで破ったラファエル・コレア率いる初の左派政権が誕生した直後のことだったからでしょうか、かなりピノチェト時代には批判的な調子で数日間テレビでも新聞でも特集していましたね。 同じく軍事政権の支配下にあったことのあるチリの隣国ボリビアに亡命してきたナチスの戦犯、クラウス・バルビーの映画「敵こそ、我が友(Mon Meilleur Ennemi)」を先日観てきました。同じようなことがボリビアでもあり、その軍政にナチスの戦犯が手を貸し、彼が裁かれないようアメリカが手を貸し・・・ 一緒に観に行ったのはドイツ系ボリビア人、ちょっとまずいかな、と思いましたが彼は「やっぱり南米全体で団結してEE UU(アメリ