横浜地裁(大森直子裁判官)で17日、フィリピンで買春した少女たちの裸の写真を撮影したなどとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などに問われた元横浜市立中学校長の無職高島雄平被告(65)(横浜市金沢区)の初公判があり、罪状認否で高島被告は起訴事実を認めた。 審理はこの日で終わり、検察側は「日本とフィリピンの経済格差に着目し渡航を繰り返した常習的犯行。被害児童の精神的苦痛は計り知れない」として懲役2年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めた。判決は25日。 高島被告は県警の調べに対し、同国で延べ1万2600人超の女性を買春したと供述していた。