日本国民ほど大人から子供まで漫画が好きな国民はいないでしょう。 海外でも日本のマンガは「MANGA」という呼び名で広く受け入れられています。欧米では、1970〜1980年代に日本のアニメ作品がテレビ放映されはじめたことなどをきっかけに、マンガにも注目が集まるようになりました。現在米国では、コミック(「グラフィックノベル」とも呼ばれます)市場全体に占める日本のマンガ作品の割合は5割を超えるともいわれます。また、フランスやドイツをはじめとする欧州各国、韓国や中国などのアジア地域でも多くの日本マンガが出版され、人気を博しています。こうした海外での人気を受けて、政府はマンガを有力な「ソフトパワー」のひとつと位置づけ、関連産業の海外展開を後押ししようとしています。 ところで日本国内のコミック誌市場で大きな変化が生まれています。週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンなどコミック誌の売上が長期低落傾向にある
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