人間は両眼視差により物体までの距離を知覚することができますが、欲望が人間の知覚に与える影響を調べた実験により、欲しいと思っている物は実際より近くにあるように見えることが明らかになりました。 「無欲の勝利」という言葉がありますが、縁日の輪投げなどでは景品を特に欲しいと思っていない場合の方が対象までの距離を正しく把握でき、成功しやすいのかもしれません。 詳細は以下から。Objects we want are seen as closer Psychological Science誌に発表されたニューヨーク大学の心理学部のEmily Balcetis准教授とコーネル大学のDavid Dunning教授による研究では、まず被験者に水の入ったボトルまでの距離を目測してもらうという実験を行いました。被験者は2つのグループに分けられ、片方のグループには実験前に水を飲んでもらい、もう1つのグループには水を
公文(くもん)式教育で有名な公文グループの海外展開は、思いのほか早い。ニューヨークに初めての海外教室を開いたのが、1974年。すでに40年近い歴史を持つ。 実は、この年は公文にとってはひとつのエポックを画す年でもあった。創始者であった公文公(とおる)が『公文式算数の秘密』(廣済堂出版)を書き、これがベストセラーになったのだ。この効果によって、公文は一気に国内の学習者数を増やすことになる。 編集者の一人は、現在、幻冬舎の社長を務める見城徹であった。現在、公文に通う学習者は、世界46カ国で422万(のべ学習者数)、そのうち国内は142万人で、すでに海外が国内を大きく上回っている。売上でみても、2009年3月期の697億円の3割強を海外が占めている。 もちろん、国内は少子化が進み、公文が得意とする小学生の数は減っている。だから、外に市場を求めていくという面がないとは言えないが、国際的な展開は公文
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