23日夜、新潟県長岡市の繁華街の居酒屋で客や従業員合わせて16人が気分の悪さを訴えて病院に搬送されました。全員、症状は軽いということで、警察は炭火焼きの料理に使っていたしちりんが原因の一酸化炭素中毒とみて調べています。 警察と消防によりますと、客と従業員の男女合わせて16人が、頭痛や気分の悪さなどを訴えて病院に搬送されました。全員、症状は軽いということです。 この居酒屋では当時、2階と3階の客室に合わせて50人近くがいたとみられ、このうち、2階で行われていた宴会で、炭火焼きのしりちんが使われていたということです。警察は、しちりんの不完全燃焼による一酸化炭素中毒とみて換気の状況などを詳しく調べています。 現場は、JR長岡駅からおよそ100メートルほど離れた繁華街にあり、具合が悪くなった客などが路上で手当てを受け、周囲は、一時、騒然となりました。