今朝の朝日新聞(大阪版、第46014号)に、白石明彦の『常用漢字表試案、意見を募集中、24日まで』という記事が載っていた(p.17)。 常用漢字の表で、最初の試案では1点の漢字を備考欄に小さく示したのに対して、「遡[遡]」というように、2点の漢字と同じ大きさで併記する妥協が図られた。 うーむ、新聞紙面だと「遡[遡]」が書き分けられる(最初の遡が2点しんにゅうで、角カッコの中の遡が1点しんにゅう)けど、slashdotのこのページでは無理がある。フォントを指定すれば、まだ何とかなるのだが…。 ちなみに、常用漢字表の許容字体が、こういう風に大きく書かれる形になってしまうと、法務省としては、両方の字体を人名用漢字に認めざるを得なくなってしまうように思える。だって、2点しんにゅうの「遡」よりは1点しんにゅうの「遡」の方が、どう見ても常用平易だもの。でも、もしそうなったら、さて、JIS X 0213