(第1回からつづく) 玻南ちゃん事件の即時抗告審 名古屋家庭裁判所の審判に対して、「玻南」ちゃんの両親は、名古屋高等裁判所に即時抗告しました。「玻」は常用平易とは認められない、とする名古屋家庭裁判所の審判は、両親には全く納得のいかないものだったのです。両親は、「玻」を含む児童書や高校教科書を探し出し、ダンボール1箱分の資料を名古屋高等裁判所に提出しました。さらに、複数の携帯電話で「玻」が現れる順序を調べて、人名用漢字のうち旧字にあたる漢字は、そのほとんどが「玻」より変換しにくいことを示しました。「玻」が常用平易であることを、様々な視点から主張したのです。 平成21年10月27日、名古屋高等裁判所は、両親の即時抗告を棄却しました。「玻」を常用平易とは認めなかったのです。常用性を認めなかった理由の一つは、以下のようなものでした。 抗告人らは、「玻」の文字のあらゆる用例を自ら及び周囲の者らの協力
2010年05月24日 「原字ものがたり—デジタルフォントの原型」展 【2010/05/24追記】 展覧会の正式タイトルが「原字ものがたり—デジタルフォントの原型」展に決まり、開催会場のサイトに詳細情報が出ています。 http://visions.jp/exb/006/font/index.html 原字のほか、金属活字の「種字」もいくつか展示されるそうです。また、電胎母型製造のプロセスやプランタン印刷所などの現場の映像も流す予定だとか。 さらに、会期中6/12には、座談会が開催されるとのこと。先着50名とのことなので、みなさまお急ぎください! 申込は上記サイトより。 →定員に達したので、募集は締め切ったそうです。 --- *座談会「書体を創る」 フォント制作における各社の技術をお話ししていただきます。 日時;6月12日(土)午後4時より会場にて 出席;次の5社の5氏です。 ・有限会社字游
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く