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2010年4月9日のブックマーク (3件)

  • 安岡孝一の日記: 名の常用平易性と氏の常用平易性

    「玻南ちゃん事件」の最高裁抗告棄却に関して、この一日で、あちこちから連絡をいただいた。まあ、実質的な判断が何もされなかったのは悲しいが、子供の名づけが常用漢字と人名用漢字に制限されているのは、現状ではいかんともしがたい。ただ、氏に関しては実は基準が別だったりするのが、微妙に腹だたしかったりする。 新しい氏を作る場合というのは、基的には日国籍を取得した場合に限られるのだが、この際の漢字制限は、現在は以下のようになっている(平成20年12月8日付け法務省民一第3302号通達)。 国籍を取得した者が新たに氏を定めるときに用いる文字は正しい日文字を用いるものとし、漢字を用いる場合は次に掲げる字体で記載するものとする。 ア 常用漢字表(昭和56年内閣告示第1号)の通用字体 イ 規則別表第二の一に掲げる字体 ウ 康熙字典体又は漢和辞典で正字とされている字体 エ 当用漢字表(昭和21年内閣告示第3

  • 「文字コード技術入門」こぼれ話: 「ほうの木作」を訪ねる - yanok.net

    著者の個人的な思い入れとしては、書「プログラマのための文字コード技術入門」の第3章p.113の図3.32、「𣖔木作(ほうのきざく)」の住所表示の写真は会心の一枚です。この写真を撮影した経緯を以下に記しておきます。珍しい地名のお好きな方は興味を持たれるかもしれません。 𣖔木作はどこにある JIS X 0213制定時に第4水準漢字として追加された「𣖔」という漢字があります。2面15区10点です。SJISではF449という2バイトのコード値になります。福島県の𣖔木作(ほうのきざく)という地名を典拠として追加された文字です。Unicodeには当時この字はなく、Unicode 3.1で面02のCJK統合漢字拡張Bの領域に追加されました。Unicodeの符号位置はU+23594です。(このような説明が何を言っているか分からないという方は、拙著をご参照ください) この字について、実際に使われて

  • 子の名前に「玻」の漢字使用認めず 最高裁が抗告棄却 - 日本経済新聞

    常用漢字や人名用漢字ではない「玻(は)」という漢字を子どもの名前に付けた両親が、出生届を不受理とした名古屋市の決定を不服とした審判で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は8日までに、両親の抗告を棄却する決定をした。両親は2008年に生まれた次女(1)に「玻南(はな)」と命名したが、戸籍法は「子の名には常用平易な文字を用いなければならない」と規定。

    子の名前に「玻」の漢字使用認めず 最高裁が抗告棄却 - 日本経済新聞
    satoschi
    satoschi 2010/04/09
    「玻璃」(はり)で「ガラス」「水晶」のこと。