オシムの取組み(2006-2010日本代表総括 Part.1) 2010年07月23日12:10 カテゴリcolumn 23分の4、なのである。改めて調べてみると、わずか4人しかいなかった。 2006年8月9日に行われたトリニダード・トバコ(T&T)戦に招集された18人のうち、先の南アフリカW杯に出場したのは4人だけだった。川口能活、田中マルクス闘莉王、駒野友一、長谷部誠である。この4人の名前を、最後まで覚えておいていただきたい。 T&Tを国立競技場に迎えた一戦は、言うまでもなくイビチャ・オシム元監督の初陣だ。台風の上陸が心配されながら無事にキックオフを迎え、17分と22分 に三都主アレサンドロがゴールを決めて2-0で快勝している。 この試合に先立って行われた就任会見で、オシムが「現在の代表を日本化させる」と宣言したのは広く知られている。選手の選考基準については「誰かの真似を しないほうが