1.76年まで/2.原案報告される/3.78JISの愚行?/4.83JISの暴挙?/5.90JISの改訂 符号化漢字集合(JIS漢字=JIS X 0208)制定の経緯 1.76年まで ・情報処理学会試案 林大氏は、日下部重太郎氏が昭和八年に発表された「日下部表」(『現代国語思潮』続篇に付載された漢字表)をたたき台にして情報処理学会試案をつくった。 加藤氏の林大氏へのインタビュー 「日下部表」を「学会試案」の委員会に出したわけではない」。「実際に第1水準・第2水準にわけたのは、JISの原案を審議する段階でおこなったのですが、日下部表の等級はまったく使っていません。」 「JISのための委員会は森口さんが委員長で、 1974年からはじまっています。最初の二年間は、情報処理開発協会が事務局になりまして、JIS原案のもとになるものを作ったような記憶があります。」