back to ヘンアイリスト 辭書ヲタクへの道 個々の辞書そのものにも強く惹かれますが、とりあえず、周辺書をいくつか。 斎藤秀三郎『熟語本位 英和中辭典』って、知ってますか? 存在を知ったのは、柳瀬尚紀『辞書はジョイスフル』の中ででした。その辞書の面白さに目覚めてしまった私は、当時品切れだったその辞書を求めて、神田古書店街まで赴いて、外国辞書の専門店に行きました。そこで思いがけず入手(発行者の名刺が貼り付けてある~)。それから少ししてから、新増補版が発行されたんですが、大きな本屋さんでもあまりみかけなかったですね。お茶の水の三省堂にはさすがに置いてあり、そこで買うことができました。 辞書協会編 『日本の辞書の歩み』 を読んでみると、この辞書は「我が国の英和辞典史上燦然と輝く金字塔である」のだそうで、面白いだけじゃあないのはわかるのだけど、やっぱり中身を読むと面白いです。 たとえば、彼の『