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ブックマーク / moji.gr.jp (12)

  • もじもじカフェ > 第36回「八重山の文字を求めて」

    沖縄の八重山諸島には,固有の文字がありました。それは「カイダー字」(現地の発音でカイダーディ)と呼ばれています。19 世紀に生まれたと考えられていますが,起源はよく分っていません。「カイダー」の意味も諸説あり,はっきりしません。財産や売買,納税の記録に使われていたようです。明治時代になって標準語教育・識字教育の普及とともに衰退し,いまでは当時から読み書きのできる人はわずかとなってしまいました。書かれた物も多くは失われ,残っている現物は数えるほどです。 カイダー字はどんな文字なのでしょう? なぜこのような文字が生み出されたのでしょう? その背景にはいったい何があったのでしょう? 今回のゲストは,アメリカ出身で現在 東京大学大学院博士課程でカイダー字を研究するマーク・ローザさんです。ローザさんの最新の研究成果や,カイダー字に興味を持ったきっかけなどをお話しいただきます。また,縄の結び目で数を表

  • もじもじカフェ > 第31回「日本と欧州,欧文書体の使われ方」

    内容金属活字の時代から写真植字を経て今日のデジタルフォントにいたるまで,欧文書体(ラテン文字〔ローマ字〕・ギリシャ文字などの書体)は数限りなく制作されてきました。それぞれに特徴があり,書体デザイナーやメーカーの思いが込められています。 このような欧文書体は,日でも印刷物・看板・ウェブなどさまざまな媒体で,多様な使われ方をしています。書体は,それにふさわしい場面で使われたとき効果を発揮しますが,使い方を誤ると奇異な印象を与えてしまうかもしれません。欧文書体の場でどんな書体がどんなふうに使われているかを知ることは興味深いのではないしょうか。 今回は欧文書体デザイナーで,世界的なフォントメーカーであるドイツ,ライノタイプ社で タイプディレクター(書体設計監督)を務める小林章さんをお迎えし,ヨーロッパと日で欧文書体がどのように使われているかについてお話しをうかがいます。また,日人としてドイ

  • 文字の学校

    2019-10-11 『ブックデザイン勉強会 第3期』を2020年1月〜3月に全3回で開催します! 2019-9-9 4月からの『大熊肇の組版道場』第7期 が終了しました。次回の開催についてはお問い合わせください。 2019-1-24 4月からの『大熊肇の組版道場』第7期 お申し込み受付中! 2018-12-02 『ブックデザイン勉強会 第2期』が終了しました。次回は2019年秋開催の予定です。 2018-08-03 『ブックデザイン勉強会 第2期』を10月〜12月に全3回で開催します! 2018-03-20 「はじめての正規表現」「正規表現 次の一歩」を2018年5・6月に開催します。 2017-08-24 『ブックデザイン勉強会』を開催します! 2017-04-20 『大熊肇の組版道場』第6期は定員に達し、お申し込み受付を終了しました。次回の開催についてはお問い合わせ下さい。 2017

  • moji > リンク集 > 博物館など

    収蔵品についての記載は主にウェブサイトを参考にしましたが,正確とは限りません。また,収蔵品としては存在していても,それが展示されているとは限りません。展示内容は事前にお調べください。

  • もじもじカフェ > 第22回「ハングルと書道」

    内容漢字や仮名に書道があるように,ハングルにも書道(韓国語では書藝(서예))があります。ハングルの書芸術とはどんなものでしょうか。 ハングルは韓国語・朝鮮語を表記するための文字で,15世紀半ばに世宗(セジョン)大王が公布しました。ハングルは合理的な仕組みを持ちますが,それが強調されるあまり,文字の芸術があることすら日ではあまり知られていないようです。 今回のゲストは,韓国出身で,日韓で創作活動をなさっている書家の金周會(キム・ジュフェ)さんです。韓国の書道の奥深い世界について,実演を交えて語っていただきます。ハングルの仕組みについても説明していただきますので,ハングルをご存じなくても安心してご参加ください。会場は東京・新大久保にある韓国のお寺・観音寺です。 ゲストプロファイル 金周會(キム・ジュフェ;김주회) 書家。1960年,韓国慶尚南道(キョンサンナムド)山清生まれ。大東文化大学大学

  • moji > 文献 > JIS規格

    更新履歴 2010.8.8 修正 JIS X 8208:2007 印刷校正記号〔改正〕ほか 2005.3.21追加・修正 JIS X 0510:2004 二次元コードシンボル―QRコード―基仕様〔改正〕 JIS E 3011:2004 鉄道信号用文字記号〔改正〕 JIS S 6007:2004 黒板〔改正〕 TR X 0012:2004 色再現評価用標準物体色分光データベース(SOCS) JIS X 0505:2004 バーコードシンボル―インタリーブド2オブ5―基仕様〔制定〕 JIS X 9204:2004 高精細カラーディジタル標準画像(XYZ/SCID)〔改正〕 JIS S 6061:2005 ゲルインキボールペン及びレフィル〔制定〕 2004.6.21追加 JIS T 9253:2004 紫外線硬化樹脂インキ点字―品質及び試験方法〔制定〕 JIS X 4168:2004 段階ス

  • moji >> アラビア系文字

    アラビア文字は,西暦5~6世紀にナバテア文字を基にしてアラビア語を表記するために生まれたとされる文字です。7世紀にムハンマドが一神教“イスラーム”を創始すると,聖典クルアーン(コーランのこと)を表記するために用いられ,正書法が整備されていきました。 イスラームは誕生後しばらくして,急速にその領域を拡大していきます。こうしてイスラーム化した地域ではイラン系言語,トルコ系言語,インド系言語などの多種多様な言語が話されていました。これらの言語には,文字を持っていたものも持っていなかったものもありましたが,イスラーム化とともに相次いでアラビア文字が採用されていきました。今日,ラテン文字は世界中の極めて多様な言語で採用されていますが,アラビア文字もまた広範囲で使われているのです。 しかし,もともとアラビア語とは発音体系も文法も異なる言語に元のアラビア文字をそのまま使うのは無理があります。そこで,それ

  • [PDF]アラビア系文字の基礎知識

  • もじもじカフェ > 第2回「日本生まれの漢字たち」

    で作られた漢字は,「畑」や「峠」のような広く普及しているものだけではありません。特定の地域・職業でのみ用いられるもの,作家が自分の作品で使ったもの,親が子の名に使ったものなど,実に多様です。国字の中には海外に輸出されたものまであります。 日人はどのようなときにどのような漢字を生み出してきたのでしょうか。新しく漢字が生み出される背景には何があったのでしょうか。 日で使われてきた漢字を,誤字まで含めて徹底的に調査してこられた日語学者,笹原宏之さんにお話しを伺います。 ゲスト 今回のゲストは岩波新書『日の漢字』の著者,笹原宏之さんです。 プロファイル笹原宏之(ささはら ひろゆき) 1965年,東京都生まれ。早稲田大学大学院 文学研究科 博士後期課程 単位取得。『国字の位相と展開』(三省堂)により,博士(文学)(早稲田大学)。文化女子大学 専任講師,国立国語研究所 主任研究官を経て,現

  • もじもじカフェ > 第1回「書体を作るという仕事」

    内容世の中の印刷物には,明朝体・ゴシック体をはじめ,いろいろな書体が使われています。真面目な文字,ちょっとすました文字,可愛い文字,暖かい文字……。同じように見える明朝体でも,よく見るとみんなちょっとずつ違っています。実はこの書体,人間が一字一字丹念にデザインしているものなんです。漢字・仮名など合せて何千もの文字からなる日語の書体を作るって一体どんな仕事? 「印刷物の書体なんて気にかけたこともなかった」という方から,「将来,書体デザイナーになりたい」という方まで(?),幅広い方々のお越しをお待ちしています。 ゲスト:鳥海修さん 今回のゲストは書体デザインの第一線で活躍されている鳥海修さんです。 プロファイル鳥海 修(とりのうみ おさむ)。1955年生まれ。山形県出身。多摩美術大学卒業。有限会社字游工房(じゆうこうぼう)代表取締役であり書体設計士。大日スクリーン製造株式会社 のヒラギノシ

  • もじもじカフェ

    もじもじカフェは市民と専門家・業界人がお茶を飲みながら気楽に文字と印刷について語り合う場です。詳しくは もじもじカフェとは をご覧ください。 もじもじカフェ事務局 on Twitterアカウント:@mojimojicafe ハッシュタグ:#もじもじカフェ

  • moji - 文字・組版・印刷

    サイトは文字・組版・印刷に関わる情報をお伝えするものでしたが,2022 年初めのサーバー移転に伴うトラブルにより,いったん全てのコンテンツが無くなりました。 現在少しずつ復旧を進めています。

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