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ブックマーク / www.kenkyusha.co.jp (2)

  • 研究社ウェブ・はじめての英語史

    第8回 なぜ「グリムの法則」が英語史上重要なのか 1 名詞 father に対して形容詞 paternal 名詞の father(父)に対応する形容詞は paternal(父の,父方の)と習うのが普通ですが,みなさんはこのような関連する単語のペアを学習する際に,違和感を抱いたことはありませんか.どうしてこれほどまでに異なる語形なのだろうか,関連する語なのにそれぞれ暗記するしかないではないかと,文句の1つも言いたくなるかもしれません.一方,2つの語形は異なるとはいえ,何となく似ていると直感する人もいると思います.綴字を眺めていると,father と pater- の部分には対応関係がありそうに感じられます. 広く英語の語彙を見渡すと,このような例は枚挙にいとまがありません.two(2)と d uo(二重奏)は関連した意味をもつ2語ですが,語頭子音には t と d という違いがみられます.t

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    第3回 なぜ英語は母音を表記するのが苦手なのか? 1 なぜ発音と綴字は乖離するのか? 連載の第3回では,多くの英語学習者が疑問を抱いていると思われる「発音と綴字の乖離」の話題を取り上げます.拙著では,第2章「発音と綴字に関する素朴な疑問」のもとで,「2.3 なぜ often の t を発音する人がいるのか?」「2.5 なぜ name は「ナメ」ではなく「ネイム」と発音されるのか?」「2.6 なぜ debt, doubt には発音しない <b> があるのか?」などで,発音と綴字の乖離を示す具体例を挙げて説明しました. 稿では,とりわけ英語の「母音」とそれを表記する「母音字」の(不)対応について,歴史的な観点から論じます.私たちが普段なんとなく納得がいかないと思っている母音(字)の問題が,英語史という枠にとどまらず,アルファベット史というレベルで論じられるトピックであることを示し,現代の言語

    satoschi
    satoschi 2017/03/27
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