テニスの大坂なおみ選手(22)を起用している日清食品の広告が、同じく大坂選手を登場させたナイキの広告と比較されてネット上で批判されている。大坂選手は黒人差別反対運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)」への支持を表明し、ナイキはそれを連想させるコピーを添えているのに対し、日清食品はおしゃれを前面に出しており社会的なメッセージは感じられない。何が問題視されているのか、考えた。【野村房代/統合デジタル取材センター】 差別との闘いを連想させるナイキのコ…
東京オリンピック、テニスの女子シングルスは27日、3回戦が行われ、大坂なおみ選手が、ストレート負けでベスト8進出を逃しました。 世界ランキング2位の大坂選手は、ここまでの2試合は相手にサービスゲームをブレークされることなくいずれもストレート勝ちで勝ち上がってきました。 東京 江東区の有明テニスの森で行われた27日の3回戦では、世界42位でチェコのマルケタ・ボンドロウソバ選手と対戦しました。 試合は、第1セットの立ち上がりから大坂選手にミスが続き、最初のサービスゲームを相手にブレークされるとそこから4ゲームを連取されました。 さらに、左利きの相手にストロークで左右に揺さぶられるなどペースをつかめず1ー6で今大会初めてセットを落としました。 第2セットは、強烈なサービスエースなど随所に持ち味を発揮しましたが、相手の緩急をつけた攻撃に対応しきれずこのセットを4ー6で落とし、セットカウント0対2の
テニスの大坂なおみ選手が28日、人種差別などへの抗議を表す「黒人の命も大切だ」という意味が書かれたTシャツを着てアメリカでのツアー大会の準決勝に登場し、ベルギーの選手をセットカウント2対0のストレートで下して決勝進出を決めました。 ニューヨークで開かれているこの大会は、全米オープンの前哨戦と位置づけられています。 世界ランキング10位の大坂選手は、26日の準々決勝に勝ったあと、ウィスコンシン州で黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として準決勝を棄権すると表明しましたが、これを受けて大会自体が27日の試合をすべて見合わせる事態となり、大坂選手は「より強い抗議の意思を伝えられる」などとしてボイコットを撤回しました。 28日に行われた準決勝で、大坂選手は「黒人の命も大切だ」という意味の「ブラック・ライブズ・マター」と書かれたTシャツを着て登場し、世界22位でベルギーのエリーゼ・メルテ
【動機】 現在、私が被害者になるかもしれない出来事について「パワハラに該当するか否か」の調査が職場で行われている。まだ調査は始まったばかりで、結果がどうなるのかは分からない。私が、職場に復帰できるか否かも分からない。 私が繰り返し受けたのは、机をバーン!と叩かれたり、椅子をガーン!と蹴られたり、大声で怒鳴りつけられるなどの一連の行為であった。録音や録画をしていればよかったのだが、精神的に追い込まれていた時には、頭が機能しなかった。 彼女は、人種差別に反対する声明を出すなど「自分は積極的に社会にコミットする」「世の中を良くする為に、自分は積極的に声を上げる」という態度を取って、常日頃「いかに自分は正しい人間であるか」を世間に向けてアピールしている人間である。 そんな人物が、公共の場で癇癪を起こし、大声で叫んで相手を威嚇・威圧し、物を叩きつけて破壊するような真似をすること、しかも少なくない人間
お笑いコンビのAマッソがイベント中に「配慮を欠く発言を行った」として、9月24日に所属事務所のワタナベエンターテインメントは公式サイトで謝罪文を発表した。本人たちによる自筆の謝罪コメントも掲載されている。 【「笑いと履き違えた、最低な発言」Aマッソ・村上の謝罪文】 問題となったのは、9月22日に行われたイベント内で、Aマッソが女子テニスの大坂なおみ選手に必要なものを尋ねられて「漂白剤。あの人、日焼けしすぎやろ」と答えたことだという。イベント終了後、参加者からSNSで批判の声が上がっていた。 私自身が現場にいてその場面を目撃したわけではないので、発言があったときの具体的な状況や話の前後関係は分からないが、報じられているような内容の発言があったとすれば、それはもちろん問題であるし、本人たちは十分に反省すべきだと思う。 ただ、個人的に気になったのは、この発言自体よりも、それにまつわるネット上での
テニスの全仏オープン(パリ)棄権とうつ告白で、世界中の注目を集める大坂なおみ(23=日清食品)について、英国メディアはウィンブルドン選手権(28日開幕)に出場した場合でも、会見免除などの特別扱いはないと報じている。 英紙「デーリー・メール」は「大坂なおみは、ウィンブルドンで特別扱いを受けず、メディア義務を果たさなければならないだろう」と論じた。棄権表明後に4大大会が発表した声明について「選手のメディア要件を改善すると誓っているが、これは大坂のメンタルヘルスとの闘争のための特別な扱いではないことを強調している」と指摘。大会出場の可能性は減少しつつも、出場した場合は「大坂だけ会見免除などの特別措置はない」と記した。 また英紙「タイムズ」も「4大大会の声明は、大坂だけでなく、すべての選手に適用されるもので、大坂を特別扱いをしないことを強調している」と指摘。オーストラリア紙「オーストラリアン」はタ
大坂選手は大会主催者を通じて「準決勝の第2セットのタイブレークで左太ももの裏を痛めて、一晩で回復しなかった。けがで棄権して申し訳ない」とコメントを出しました。 大坂選手は、この大会で、ウィスコンシン州で黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として一時は、準決勝を棄権すると表明しましたが、これを受けて大会自体が27日の試合をすべて見合わせる事態となり、大坂選手はその後、ボイコットを撤回して、28日の準決勝では人種差別などへの抗議を表す「黒人の命も大切だ」という意味が書かれたTシャツを着て登場していました。 大坂選手は表彰式には姿を見せ、「正しいことのために立ち上がったトーナメントの皆さんを誇りに思う。私たちは大きな一歩を踏み出した」とあいさつしていました。 大会は世界59位でベラルーシのビクトリア・アザレンカ選手が優勝となりました。
テニスの大坂なおみ選手が全仏オープンで記者会見に応じずに罰金を課されて2回戦を棄権したことを受け、四大大会の主催者は「テニス界全体と協力して意義のある改善を目指す」などとする声明を発表しました。 大坂選手は全仏オープンの1回戦で大会前に表明したとおり試合後の記者会見に応じずに主催者から罰金を課され、5月31日、自身のツイッターで大会を棄権することを表明しました。 これを受けて、全仏オープンなどテニスの四大大会の主催者は1日、連名で声明を発表し「大坂選手がコートから離れている間、いかなる形でも支援したい。彼女は並外れた才能のある選手であり、彼女が適切と考える時期に復帰してくれることを楽しみにしている」と述べて、大坂選手への支援を表明しました。 そのうえで「メディアを含め、大会での選手の体験を改善していく。こうした変化は、ランキングやステータスに関係なく、公平性を維持するという観点から実施され
「テニス・全仏オープン」(30日、パリ) この日開幕したテニス・全仏オープンの主催者は30日、初戦突破したものの、選手に義務づけられている記者会見を拒否した大坂なおみ(日清食品)に1万5000ドル(164万円)の罰金を科したことを発表した。 【写真】話す気なし?マスクで“語る”メッセージ 「大坂なおみは本日、契約上のメディア義務を履行しないことを選択しました。したがってローランギャロスは行動規範に従って、彼女に1万5000ドルの罰金を科しました」 大坂は大会前に自身のSNSで全仏オープンにおいて、「(記者会見では)アスリートの心の健康状態が無視されている」とすべての記者会見を拒否することを表明。波紋を広げていた。この日は世界ランキング63位のパトリチアマリア・ツィグ(ルーマニア)を6-4、7-6で下し、初戦を突破。コート上のインタビューには応じたが、記者会見については宣言通りに拒否した。
大坂なおみがメンタルヘルスの問題を理由にコートから離れたことを受け、米紙「ワシントン・ポスト」のコラムニストが記者会見のジェンダー格差を鋭く指摘する。なぜ女性アスリート、とくに有色人種の女性アスリートはひどい扱いを受けるのか。そんな不公平な場でのプレーを拒んだ大坂の問題提起に、私たちはどう答えるべきなのか──。 【画像】米紙「大坂なおみが記者会見を避けるのは当然だ。女性にはアホな質問しか飛んでこないから」 「ディーバ気取り」だって!?テニスに関する私の知識は限られている。それはニュースの見出しを通して知るぐらいのスポーツで、今週に大坂なおみが全仏オープンを棄権すると発表したときもそうだった。彼女は、その数日前に試合後の会見には出ないと表明したときと同様、メンタルヘルスの維持を理由としてあげた。 大坂の会見拒否の公表を受けて、英紙「テレグラフ」の著名スポーツライターは、「ディーバ気取り」だと
女子テニスで、2度の4大大会優勝を誇る世界10位の大坂なおみ(22=日清食品)の抗議が、男女の世界ツアーを動かした。 大坂は、23日に米ウィスコンシン州で起きた警官の黒人男性銃撃事件に抗議し、自身のSNSに声明文を公表。27日(日本時間28日未明)に予定されていた全米前哨戦ウエスタン・アンド・サザン・オープン準決勝の同22位エリーズ・メルテンス(ベルギー)戦を棄権した。 その大坂の声明を受けてか、男子のツアーを管轄するプロテニス協会(ATP)、女子のツアーを統括する女子テニス協会(WTA)、そして米国テニス協会(USTA)は共同で声明を発表した。 「スポーツとしてのテニスは、再び起きた人種差別や社会的な不公平に対して、結束して反対する立場を取っている。この3団体は、27日の大会を一時休止することで、それを表したいと思う。大会は28日から再開される」と、抗議のために、27日に試合を開催しない
【11月17日 AFP】四大大会(グランドスラム)4勝を誇る女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が16日、同じ女子テニス選手の彭帥(Peng Shuai、中国)が中国の前副首相から性的関係を強要されたと告発した後、消息不明になっている問題について、「ショック」を受けていると話した。 彭については、男子世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)ら多くの選手が安否をとても心配していると話し、懸念の声が高まっているが、大坂もその輪に加わった。 24歳の大坂は、110万人以上のフォロワーを持つ自身のツイッター(Twitter)にコメント文を載せ、SNSで広く使用されるようになったハッシュタグ「#WhereIsPengShuai(彭帥はどこに)」をつけて次のように述べた。 「いかなる理由があろうとも、抑圧は許されることではなく、彭帥とその家族が無事であること
テニスの全仏オープン(パリ)会見ボイコット騒動で渦中の大坂なおみ(23=日清食品)の姉・まりさん(25)が30日、投稿サイトで妹が会見拒否に出た背景を説明。クレーコートでの不成績を毎回記者会見で問われ続けたことがきっかけで「心を守るため」だとした。現在は削除されているが、世界で波紋を広げている。 オーストラリア「ニューズドットコム」等によると、元テニスプレーヤーのまりさんは、大坂の罰金処分が決まった数時間後に投稿サイト「reddit」に「大坂まりです」と投稿。「なおみはほとんどの場合、自分の行動を説明するのが苦手なんです」とし、なぜ妹が会見拒否に至ったかを説明した。 まりさんは、大坂が記者会見のたびに報道陣からクレーコートが苦手で不成績なことを問われ続けていると言及。「彼女がローマ(イタリア国際)1回戦で負けたときは、精神的によくありませんでした。彼女の自信は完全に打ち砕かれ、みんなの発言
大坂なおみさんが全仏オープン棄権に至った「会見でのメンタルヘルス」の問題は、ハラスメントの一種として解決されるべきである件。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:テニス 2021年06月01日08:00 アスリートが「先」、メディアは「後」です! アスリートとメディアとの関係というのは僕らファンにとっても重大な関心事です。先日、大坂なおみさんが全仏オープンでぶち上げた会見拒否の件は、多くのアスリートを巻き込んだ議論となった果てに、ついには大坂さんの大会棄権という極めて残念な形に至りました。1日未明に更新された大坂さんのツイッターでは大会棄権を表明するとともに、2018年頃からの心労とうつ症状に触れるような文言も見られます。改めてこの「長く存在する問題」について自分でも考えましたので、記録のために書き残しておきたいと思います。 大坂なおみ、全仏OP棄権を表明(AFPBB N
大坂なおみが休場した。 理由はうつ病だからだそうだ。 終わったな。僕はそう思った。 僕は大坂なおみの「マスコミの在り方について」の投げかけは、方法は少し間違っていたかもしれないが、正当性が全くないとは思っていない。 政治家にスポーツ選手に、タレント、被害者を含む事件の関係者にに投げかけられるマスコミの質問の中にはマジでアホで下世話で品性のかけらもないような下劣なものも少なくない。「自社の記者に話した」という絵面のためだけに何回も同じ質問をしたりもするし、自分が欲しい回答が出てくるまで延々と誘導尋問する記者も普通に存在する。 はっきり言ってこの状況は異常だ。 勝って気分がいい時ならともかく、負けて落ち込んでいるときにアホの相手なんかやってられんというのは心情的に理解できる。 この台風は大坂なおみが何故か同僚を敵に回したり、主催者との対話を放棄して大荒れ模様になってしまった部分はあったが、続け
大坂なおみが8月27日にしたことは、ごく「普通」のことだ。 何世紀もの間、非人間的な扱いや警察の残虐行為、社会的不公正や不平等、そして構造的人種差別に反対の声を上げてきた多くのアフリカ系アメリカ人と同じように、声を上げただけだ。何ら特別なことではない。黒人のアスリートという立場にしても同じだ。 無論、今年だけでも3750万ドル(約40億円)の収入があり、世界の一流企業がスポンサーにつく世界で最も稼ぐ女性アスリートの1人でもある彼女の声は、大陸をまたがって響きわたるくらいの大きな影響をもつ。一般の人と比べれば、その声は相当奥深くまで轟き、より多くの人の心を捉える。しかし、それでも、彼女の声は何千万もの人びとの声の1つにすぎない。大坂の素晴らしいところは、それを承知していることにある。 図らずして日本人を議論に巻き込んだ 今回のことが「普通」でないのは、黒人の命にまったく関心のないアメリカの警
「彼女の取った行動についてどう思いますか?」 先日、アメリカの『TIME』が「世界で最も影響力のある100人」を発表し、2年連続で選出された大坂なおみ。 大坂は全米OPに人種差別の暴力などで犠牲になった黒人の名前が書かれたマスクをして臨んだ photo by Kyodo News 9月にニューヨークで行なわれた全米オープンには、警官や人種差別の暴力によって犠牲になった7人の黒人の名前をマスクに記して臨んだ。 その理不尽な死を風化させてはいけないと全米オープンの初戦に連れ添った名は、女性救急救命士のブレオナ・テイラー。自室にいきなり押し行って来た警官にその場で射殺されたにも関わらず、この事件に関わった警官たちは誰ひとり罪に問われていない。 以降、職質中に路上で抑えつけられて圧死させられたエライジャ・マクレーン。ジョギング中に白人親子にショットガンで撃たれたアマッド・アーバリー。白人男性との口
「抗議」を行って、なぜバッシングされなくてはいけないのか。ウエスタン・アンド・サザン・オープンの表彰式に出席する大坂なおみ Photo:Matthew Stockman/gettyimages 全米オープンに出場中のプロテニスプレイヤー・大坂なおみさんが、SNSで一部の人たちから叩かれている。 大坂さんは、警官に銃撃された黒人女性の名がプリントされたマスクを着用して入場、同様のマスクを7つ用意しており、大会中に着け続けると表明した。また、全米オープンの前哨戦であるウエスタン・アンド・サザン・オープンの27日の準決勝を、黒人男性が警官から発砲された事件への抗議として、ボイコットした。 それが気に食わない人たちが、「スポーツに政治を持ち込むな」などと叩いており、CMに起用している日清の商品に対して「不買」を呼びかける人まで現れる始末だ。 ご存じのように、アメリカでは人種差別は非常に大きな問題で
テニスの大坂なおみ選手が11日、みずからのSNSで妊娠したことを明らかにし、競技には来年復帰するとしています。 大坂選手は去年9月を最後にツアー大会から遠ざかり、今月開幕する四大大会の1つ、全豪オープンにも欠場することになっていました。 大坂選手は11日、自身のSNSで胎児が写ったとみられるエコーの画像を投稿し、英語と日本語でコメントをつづりました。 この中で、大坂選手は「毎日が新たな挑戦と喜びです。将来に向けて楽しみなことの1つは、自分の子どもが私の試合を見て『あれが私のママ』と誰かに言うことです」としています。 そのうえで「来年明けから皆さんに会えることを期待しています。2024年の全豪オープンには出場しますので。永遠に愛しています」とコメントし、競技には来年復帰する考えを明かしました。 元世界ランキング1位で四大大会を4回制した大坂選手は25歳で、去年9月に東京で行われた大会を最後に
「大坂なおみは日本人なのか?」 オーストラリアの日刊紙「オーストラリアン」電子版が2021年7月24日に公開した記事が波紋を広げている。 記事では同国のスポーツライターが、テニス女子・大坂なおみ選手を東京オリンピックの最終聖火ランナーに選んだことは「間違いだった」と主張。これに、各国のメディアから批判が続出しているのだ。 「何か気まずい感じがする」 記事を執筆したのは、オーストラリアのスポーツジャーナリスト、ウィル・スワントン氏。同国の優れたスポーツ報道を表彰する「SportAustralia MediaAwards」を7回受賞した経歴を持つ。 記事のタイトルは『How Japanese is Naomi Osaka?』(大坂なおみは日本人なのか?)。スワントン氏はまず、1964年の東京オリンピックの最終聖火ランナーに選ばれた、陸上選手・坂井義則氏について触れる。 「オリンピックの火を
テニスの4大大会第2戦、全仏オープンに出場していた大坂なおみ(23)が、自分のメンタルヘルス(心の健康)を守るため試合後の記者会見を拒否し、その後全仏からの棄権を表明したことを受け、グランドスラム4大大会の主催者たちは1日、大坂が経験した問題を防ぐために「意味のある改善」を目指す意向を表明した。 テニスの女子世界ランキング2位の大坂は5月30日の全仏オープン初戦後の記者会見に応じず、1万5000ドル(約165万円)の罰金が科された。またグランドスラム4大大会の主催者たちは、今後も記者会見に欠席するようなら「より多額の罰金や今後のグランドスラムへの出場停止」の処分を受けることになると共同で声明を出していた。
テニスの4大大会「全米オープン」の女子シングルス3回戦が3日(日本時間4日)に行われ、世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)が同73位のレイラ・フェルナンデス(カナダ)に7―5、6―7(2―7)、4―6で敗戦。試合中に感情を爆発させるシーンがあった。 【写真】イケアのビニールバッグでジョコビッチ戦に臨んだ18歳新星 第1セットを7―5と奪ったが、第2セットはタイブレークに突入。序盤は自分を落ち着かせるように笑顔を見せていた大坂だったが、タイブレークで先行されるとイライラ。0―3になるとラケットを叩きつけて怒りをあらわにし、続くポイントも奪われると、またもラケットをコートに投げつけた。これには中継したテレビ局の解説陣から「残念な行為」「観客がいるので控えた方がいい」との指摘もあった。結局、第2セットは6―7で落としてしまった。 さらに暴挙は続く。第3セットでファーストゲームをブレー
◆テニス ▽全仏オープン第1日 女子シングルス1回戦 大坂なおみ 6―4、7―6 ツィグ(30日・パリ) 【写真】橋下徹氏「一方的に出場停止は通用しない」 センターコート第1試合の開幕戦に登場した女子シングルス第2シードの大坂なおみ(23)=日清食品=は、世界ランク63位パトリチアマリア・ツィグ(26)=ルーマニア=をストレートで下した。コート上のインタビューは応じたが、開幕前の宣言通り記者会見は拒否。主催者側は罰金1万5000ドル(約165万円)を科すことを決め、今後も会見拒否を続ける場合、開催中の全仏オープンで失格処分、今後の4大大会で出場停止処分が科される可能性も通告した。 開幕前の宣言通り、試合後の記者会見を拒否した大坂に主催者側が厳しい態度を示した。各4大大会の主催者が連名で声明文を出し、大坂に罰金を科したことを公表。勝ち進んだことを考慮し「大会期間中にメディア対応の義務を無視
女子テニスの大坂なおみ(日清食品)が27日、パリで30日に開幕する四大大会、全仏オープンで記者会見に応じない意向を自身のツイッターで明らかにした。「これまで記者会見に参加したり見たりし、アスリートの心の健康状態が無視されていると感じていた。自分を疑うような人の前には出たくない」と訴えた。 大坂なおみは? 米メディアがスポーツ選手長者番付を発表 ツアー大会などで選手は試合後にインタビューや記者会見に応じる。「何度も同じ質問をされ、疑念を抱く質問も多い」と精神的な負担を強調。テニスでは会見を拒否すると罰金が通例で「“会見するか、さもなくば罰金だ”と言う統括組織は、選手の心の健康状態を無視している」と非難した。
優勝セレモニーでの大坂選手の控え目な笑顔と、日の丸&星条旗。(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ) 9月12日、大坂なおみ選手がニューヨークで行われた全米オープンテニス女子シングルスで、2度目の優勝を果たした。大坂選手が4大大会のグランドスラムタイトルを獲得したのは、今回で3度目となる。 今回の決勝戦では、第1セットを落としその後逆転勝ちした大坂選手。このような試合展開は1994年を最後に25年間1度もなかったとして、この点でも大きな話題になった。またコロナ禍の今年は、密を避けるために無観客試合で行われ、優勝セレモニーも無観客の中で行われるなど異例の形となった。(大坂選手の家族も試合に来れなかった) ニューヨークタイムズ紙も大坂選手の勝利をいくつかの記事で伝えている。3日付の記事を再び引用し、「Naomi Osaka Is Steadfast in Winning,
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