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アンディー・ウォーホル 作品の検索結果1 - 40 件 / 183件

  • 美術関係者、アーティスト、コレクターの皆さんへ。NFTの真実についてブロックチェーン専門家から一言いわせてください。

    NFTの現況については目に余るものがあるので、しぶしぶながら書きます。 私は仮想通貨、ブロックチェーン周りは2013年からやっており、日本でも有数の専門家と自負しております。同時にアートコレクターとしても、12年以上にわたり500点以上の作品を集めており素人ではありません。 ブロックチェーンとアート、この2つをちゃんと理解している人は日本には数少ないと思います[注2]。その立場からのしぶしぶながらの発信ということをご理解ください。 3つの点をお話しようとおもいます。 まず、現状のNFTはアートとして成立していない点。次に、NFTが単なるパチンコ台である点、最後にアート関係者が詐欺に巻き込まれようとしている点について話します。 注)文中、詐欺・詐欺師という言葉を使っていますがが、かならずしも刑法上の詐欺行為のことではなく、モラルに欠け、悪意をもって金儲けを企む反社会的な行為という意味で使って

      美術関係者、アーティスト、コレクターの皆さんへ。NFTの真実についてブロックチェーン専門家から一言いわせてください。
    • ドイツの天才贋作師、美術界をだまして億万長者に

      スイスにある自らのスタジオで取材に応じたW・ベルトラッキ氏と妻のヘレン氏/Vera Hartmann/13 Photo/Redux ドイツのベルトラッキ夫妻は、数十年にわたって贋作(がんさく)を描き、証拠を改ざんし、念入りに証拠を隠ぺいしてきたが、たった一つの不注意な行動により、彼らの偽造が明るみに出た。 夫のウォルフガング・ベルトラッキ氏は、絵画の偽造用の白色の絵の具に使用する亜鉛を切らしたため、代用品としてオランダのメーカーから亜鉛顔料を購入した。しかし、そのメーカーはその顔料にチタンが含まれていることを開示していなかった。 翌年、ウォルフガング氏が描いた贋作のひとつがオークションにかけられ、280万ユーロ(現在のレートで約4億円)という記録的な高額で落札された。「Red Picture with Horses」と題されたこの絵は、表現派の画家ハインリヒ・カンペンドンクの作品とされてい

        ドイツの天才贋作師、美術界をだまして億万長者に
      • ジブリの映画「ゲド戦記」に対する原作者の考え

        ル=グウィン公式ページで発表になった、ご本人がジブリアニメ版をどう思っているのかに関するレポートです。原文はこちら。英語で読める人は原文で読んでください。 英語わかんないと自動翻訳に頼る人も多いけど、自動翻訳ってすごいことになるからねぇ。(^^;;) それならこっちの方がいいかと思って、参考までに鷲の訳を置いときます。 モニタで読むとき見やすいように、原文より段落分けは多くしてあります。 誤訳あったら教えてね。 スタジオジブリ制作、宮崎吾朗監督による、アースシーの映画「ゲド戦記」を観て。 映画のことで問い合わせてくれた日本にいるファンの方々のために、そして映画に関心をお持ちの世界中のファンの方々のために。 前置きとして 自分の作品が映画化される場合、ほとんどの作家は、何も口を挟むことは出来ません。一旦契約にサインしたら、原作者というものは存在しないと同じなのです。「監修」などという肩書きは

        • 価値わからない・なぜ5点も・本物に感動…県が3億円で購入、ウォーホル作品に波紋(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

          鳥取県がポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルの木製の立体作品「ブリロの箱」5点を計約3億円で購入したことが波紋を広げている。2025年にオープンする県立美術館の集客の目玉として期待を寄せる一方、疑問の声も相次ぎ、県は急きょ住民説明会を開催する事態となった。(藤本幸大、林美佑) 【写真】カメラを構え笑うアンディ・ウォーホル 「ブリロの箱」は、米国のたわしの包装箱を模倣した1964年の作品。経済成長を遂げる米国の大衆文化をアートとして表現し、世界の芸術の価値観に変換をもたらしたとされる。作品は複数制作されている。 県は「都市部の美術館にないポップアートの名品を展示できれば、鳥取の存在感をアピールできる」として、2025年春に倉吉市に新設する県立美術館向けに、5点を計2億9145万円で購入。このうち1点(6831万円)は1968年に制作された希少なもので、残る4点(各5578万円)はウォーホル

            価値わからない・なぜ5点も・本物に感動…県が3億円で購入、ウォーホル作品に波紋(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
          • 今度はアンディ・ウォーホル作品に小麦粉 環境活動家グループ | NHK

            気候変動対策を話し合う国連の会議「COP27」が開かれる中、イタリアでは18日、環境活動家のグループが、アメリカのポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの作品に、大量の小麦粉をふりかける騒ぎがありました。 イタリア北部のミラノで開かれていた、アンディ・ウォーホルの作品展で、18日、数人の環境活動家が、展示作品の1つで、カラフルな色に塗装されたスポーツカーに、大量の小麦粉をふりかけました。 会場で撮影された映像では、スポーツカーのボンネットなどが白く小麦粉にまみれ、環境活動家のメンバーが「生態系の危機が生じようとしている」などと口々に訴える様子が映っています。 そして、作品展の関係者に取り押さえられて会場から引きずり出されていました。 ヨーロッパでは、先月14日にロンドンで、ゴッホの代表作「ひまわり」に、トマトスープがかけられたほか、23日にはドイツで、クロード・モネの「積みわら」にマッシ

              今度はアンディ・ウォーホル作品に小麦粉 環境活動家グループ | NHK
            • 美的なものと芸術的なもの - obakeweb

              1 美学は芸術の哲学なのか? 2 芸術抜きの美学? 3 美学抜きの芸術? 4 ビアズリー、ディッキー、シブリー 5 美的なものと芸術的なもの、その後 参考文献 1 美学は芸術の哲学なのか? 博士論文(80,000 words)をあらかた仕上げて予備審査に出したので、ゴキゲンのブログ更新。 博論でも取り上げている話だが、私の専門である美学/芸術哲学への入門的な話題としてよさそうだったので、一部ネタを抜粋して再構成してみた。なにかというと、美学と芸術哲学の関係性についての話だ。*1 美学[aesthetics]は、なんの専門家でもない人にとっては「男の美学」「仕事の美学」とか言われるときの流儀やこだわりを指す日常語であり、もうちょっと詳しい人にとっては、芸術哲学[philosophy of art]の同義語だ。英語でも事情は同じらしく、aestheticsが専門だと言えば、artについてなんか

                美的なものと芸術的なもの - obakeweb
              • ウォーホルは芸術家か模倣者か。裁判所が表明した「スタンス」とは

                ポップ・アートは滅ぶのか? それとも、人間の主体性を賭して生き残るか──。巨匠の作品をめぐる裁判が、その解を示す先例となるかも知れない。 著作権侵害の有無を巡って2017年から続いていた、ポップ・アートの巨匠アンディ・ウォーホルと写真家リン・ゴールドスミスの裁判。 簡単に説明すると、この裁判は「ウォーホルの作品はゴールドスミスの撮影した写真を基にしたもので、著作権侵害に当たる」というもの。結果としては、ウォーホル側(アンディ・ウォーホル美術財団)が敗訴し、7対2でゴールドスミス側に有利な判決が下された。 判決の目玉となっていたのは「フェアユース」及び「アプロプリエーション」にあたるか否か。今後、著作権を巡る裁判が重大な意味を持っていく上で、本件は重要な先例になるとして注目されていた。 ことの発端は、ウォーホルが雑誌の表紙用に依頼された作品。 『ヴァニティ・フェア』誌を飾ったこの作品は、19

                  ウォーホルは芸術家か模倣者か。裁判所が表明した「スタンス」とは
                • 見えざる人間のユートピアを構想した伝説的傑作──映画『Wild Style』 | Qetic

                  INTERVIEW:チャーリー・エーハン(『Wild Style』) 見えざる人間のユートピアを構想した伝説的傑作 Text:荏開津 広 1983年に公開された『Wild Style』は、今ではヒップホップとして知られるようになったカルチャーの黎明期の様子を、それが始まり発達したニューヨークの非常に治安の悪い地域で捉えた伝説的な映画である。そして、この作品は熱狂的に支持されながら、同時に、自主制作の低予算ということもあるだろう、その映画としての“完成度”に疑問を呈する批判的な見方があったことも確かだ。 ヒップホップはストリート・カルチャーであり、つまりはDJやラップをすること、またブレイクダンスやグラフィティも、1970年代を通じてニューヨークの非常に治安の悪いとされる地域で子供たちの遊びとして発達したものだ。昨年の春に日本でも初の劇場公開がされた(これまた驚くべき!)『Style War

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                  • 江口寿史が語る、「パクリ」と「模倣」を分かつもの|集英社インターナショナル

                    2021年3月30日、新宿LOFT/PLUS ONEにて江口寿史美人画集『彼女』(2021年3月10日発売)の刊行を記念して、江口寿史先生、美術評論家の楠見清先生、タレントのぱいぱいでか美さんによる配信トークイベントを開催しました。 漫画家・イラストレーターの支持を多く集める江口さん。 そういったフォロワーたちの作品は、「江口寿史の影響を受けている」と肯定的に受け取られることもあれば、「パクリ」と否定的に呼ばれることもあります。 はたしてその違いはどこにあるのか? 江口さんの考えを聞きました。 (過去記事はこちらからどうぞ) 「パクリ」イラストはOK?ぱいぱいでか美(以下「で」):江口さんの絵って、見たら「江口さんだ!」って絶対にわかるじゃないですか。それなのに私、先日とんでもないミスをしでかしまして……。 街を歩いていて、広告のポスターを目にしたときに、「あ、今度お会いする江口さんのイラ

                      江口寿史が語る、「パクリ」と「模倣」を分かつもの|集英社インターナショナル
                    • 小野寺系はなぜ映画評論家と呼ぶに値しないのか――アメコミ、アート、アニメ、そして映画 - cinemania 映画の記録

                      今回も前置きは抜きにして始めるが、小野寺系なる人の映画評なるものは本当に酷い。正直ここまで駄目だとは思わなかった。例えば、『ニンジャ・バットマン』に関する雑文である。本人はTwitterで「原作コミックやノーラン版映画との比較を通し、内包するテーマを考察します*1」などと宣伝していたが、まるでそんな文章になっていない。中身を少しだけ見てみよう。 フランク・ミラーなど、複数のアーティストによってシリーズが存続し、進化していくなかで、凶悪犯罪の狂気と戦うバットマンが、じつは狂気を持ったヴィランたちを反射する鏡像的な存在であるということも描かれた。『バットマン:アーカム・アサイラム』では、もはやサイコロジカル・ホラーとして描かれているように、読者をも狂気のなかに引き込んでいくという、コミックの限界を探るように奥深い地点へとフォーカスしていく作品も出てきた。 https://realsound.j

                        小野寺系はなぜ映画評論家と呼ぶに値しないのか――アメコミ、アート、アニメ、そして映画 - cinemania 映画の記録
                      • 大量生産・大量消費を風刺したウォーホルの作品が大量生産・大量消費の象徴たるユニクロの商品になっている皮肉が最高と語るオタク

                        バカデカい愛 @fuckin_big_love UTが美術作家とコラボしたとき、大量生産・大量消費社会をテーマにしていたアンディ・ウォーホルが、まさに大量生産・大量消費の象徴であるユニクロの商品になっている皮肉がおもしろくて即買いしたんだけど、この興奮を誰かに伝えようとしてもオタク特有の早口になって、あまり理解されなくてかなしい pic.twitter.com/PWy8NONG9C 2024-05-05 16:38:45 リンク Wikipedia アンディ・ウォーホル アンディ・ウォーホル(Andy Warhol、1928年8月6日 - 1987年2月22日)は、アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手。本名はアンドリュー・ウォーホラ(Andrew Warhola)。 銀髪のカツラをトレードマークとし、ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けたマルチ・アーティスト。 チ

                          大量生産・大量消費を風刺したウォーホルの作品が大量生産・大量消費の象徴たるユニクロの商品になっている皮肉が最高と語るオタク
                        • コロナ禍で岐路に立つ3つの私立美術館。それぞれの生存戦略は

                          コロナ禍で岐路に立つ3つの私立美術館。それぞれの生存戦略は新型コロナウイルスの感染拡大によって入館者数が制限されるなか、入館料収入に大きく依存する私立美術館が経営の危機に立たされている。クラウドファンディングを行い、運営資金を募った大原美術館、ワタリウム美術館、山種美術館の3館を例に、これからの私立美術館の生存戦略を探る。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 左から、大原美術館、ワタリウム美術館、山種美術館 西洋美術、日本美術、現代美術というそれぞれ異なる分野において、日本の私設美術館を代表する大原美術館、山種美術館、ワタリウム美術館が、クラウドファンディングによって運営資金を募ったことは大きな衝撃をもたらした。いずれも多くのファンを持つ美術館であり、「経営危機」という言葉からは無縁のように見えていたからだ。このような状況に陥った状況を紐解くとともに、今後の施策を各館に聞いた。 収

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                          • 英アート誌はトマトスープ事件をどう取り上げたか? 「ジャスト・ストップ・オイル」活動家への『frieze』誌インタビュー抜粋|平岩壮悟

                            アート誌の編集長、環境活動家にマイクを向ける先日英国ナショナル・ギャラリーに展示されていたヴァン・ゴッホの油彩画《15本のひまわり》に缶入りのトマトスープがかけられるという事件があった。スープを投げつけたのは環境保護団体Just Stop Oil(ジャスト・ストップ・オイル)のメンバー2名。ふたりはその後、瞬間接着剤でみずからの手を絵の下の壁にひっつけ、「より価値があるのは芸術か、それとも命か?」と訴えた。 一連の様子はGardian紙の記者によって撮影され、瞬く間にSNS上で拡散されていった。この動画は現在(2022/11/20)、590万回近く再生されている。 “What is worth more, art or life? … are you more concerned about the protection of a painting or the protection of

                              英アート誌はトマトスープ事件をどう取り上げたか? 「ジャスト・ストップ・オイル」活動家への『frieze』誌インタビュー抜粋|平岩壮悟
                            • 便利さと自己肯定感が年々高まる街「浦和」|文・辛酸なめ子 - SUUMOタウン

                              著: 辛酸なめ子 一番長く家族と暮らした思い出の地、浦和 自分の故郷はどこかと聞かれたら、幼少期と小5から20代半ばまで住んだ「浦和」と答えさせていただきます。 親の仕事の関係で入間市や飯能市など埼玉県内を転々として、幼稚園や小学校で複数回転校しましたが、一番長く家族と暮らした思い出の地は浦和。今は誰も住んでいない実家は時々夢に出てきます。気になってGoogleストリートビューでチェックして、まだ家屋が存在していることにホッとしました。 この機会に、久しぶりに思い出の浦和を訪れてみました。京浜東北線に揺られて、昔住んでいた北浦和へ。浦和は東西南北に中浦和、武蔵浦和と「浦和」と名のつく駅が多数あるのが特徴です。 以前、都内で「浦和って多すぎない? そんなにいらないよな」と若者が話すのが聞こえて、「そんなことない」と元住民として抗議したくなったことがありました。◯◯浦和の中では、浦和には敵わな

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                              • マリリン・モンローの歴史的ドレス、お騒がせセレブが借用し破損 専門家怒りのビフォアフ投稿に「敬意の欠如」

                                5月に開催されたファッションイベント「Met Gala」のため、米タレントのキム・カーダシアンが借用したことでデザイナーらから批判が沸き起こったマリリン・モンローの有名な「ハッピーバースデーミスタープレジデント」のドレス。歴史的な価値を持ち普段は博物館に展示されているそのドレスが返却後、あからさまに損傷されていたと専門家がビフォーアフターの写真をSNSに投稿し、怒りをぶつけました。 マリリンのドレスを着たキム(画像はキム・カーダシアンのInstagramから) キムはこのドレスを普段展示されている博物館「Ripley's Believe It or Not! 」から借用し、堂々と着用した姿を自身のSNSに投稿。しかしオリジナルのドレスをスケッチしたデザイナーのボブ・マッキーからは「大きな過ち」であり、ドレスはマリリンのために作られたもので「他の誰も着るべきではない」と否定され、一般ユーザー

                                  マリリン・モンローの歴史的ドレス、お騒がせセレブが借用し破損 専門家怒りのビフォアフ投稿に「敬意の欠如」
                                • 世界各地で撮影された写真のはずなのに「同じ空」が写っている奇妙なポストカードが大量に存在する理由とは?

                                  名所の写真を裏面に印刷したポストカードは、観光地のお土産などでよく見かけます。ところが、カナダに住むコレクターの男性が「それぞれ別の場所の写真にもかかわらず、背景に同じ空が写っている奇妙なポストカード」を大量に発見したとのことで、その謎に迫るムービーが公開されています。 The mystery of the "same sky" postcards - YouTube カナダのブリティッシュコロンビア州に住むジェームズ・ブラウワー氏は、レコード・写真・古い額縁など、さまざまなものを収集するコレクターです。 そんなブラウワー氏がコレクションするものの1つに「ポストカード」があります。ブラウワー氏はポストカードの写真の構図に着目し、似た構図のポストカードをまとめて収集しているとのこと。 そんなブラウワー氏はある時、自分すら気付いていなかった「奇妙な共通点」を持つポストカード群が存在することを発

                                    世界各地で撮影された写真のはずなのに「同じ空」が写っている奇妙なポストカードが大量に存在する理由とは?
                                  • 美術館をいかに支援できるのか? 静岡県立美術館の新収蔵品展から考える

                                    美術館をいかに支援できるのか? 静岡県立美術館の新収蔵品展から考える静岡県立美術館が4月11日より新収蔵品展を開催している。昨年逝去したアートコレクター・太田正樹によって寄贈された現代美術作品を中心に紹介する本展から、美術館を支援することについて考えたい。 文=王崇橋(ウェブ版「美術手帖」編集部) 新収蔵品展の展示風景より、左からジュリアン・オピー《Shahnoza dancing in tartan mini, left》(2007)、村上隆《未知なる次元への旅立ち》《何時かきっと出会える!でも、今は別次元を2人彷徨う》(いずれも2016) アートコレクターはどのように美術館を支援することができるか。4月11日から静岡県立美術館で始まった新収蔵品展は、それを考えるためのヒントを与えてくれる。 本展は、昨年逝去したアートコレクター・太田正樹(1933〜2022)によって寄贈された現代美術作

                                      美術館をいかに支援できるのか? 静岡県立美術館の新収蔵品展から考える
                                    • ウォーホル作品を「破壊」、本物と複製999枚を交ぜて販売 米アート集団

                                      米ニューヨークのアート集団、MSCHFプロダクト・スタジオが公開したアンディ・ウォーホルの絵「Fearies」の複製(2021年10月27日公開)。(c)AFP PHOTO / MSCHF 【10月28日 AFP】米ニューヨークのアート集団が、ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のドローイング1000枚を1枚250ドル(約2万8000円)で販売した。ただし、2万ドル(約230万円)の価値がある本物は1枚だけで、残り999枚は精密な複製だという。 販売したのは、ニューヨーク・ブルックリン(Brooklyn)を拠点とし、2016年に創設されたMSCHFプロダクト・スタジオ(MSCHF Product Studio)。MSCHFは、美術品や商業作品の再流用を専門とし、米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)のスニーカーを改造してミッドソールに人の血液が入っているように見え

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                                      • 合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション

                                        合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション現代美術の手法のひとつ「アプロプリエーション」は、過去の他者の作品の一部または全部を自身の作品に取り込むものとして、様々なアーティストたちが実践してきた。しかしアプロプリエーションをめぐっては裁判沙汰に発展するケースもある。そこで今回は過去の判例を紹介し、時代とともに変わるアプロプリエーションの受容のされ方を紐解く。 文=木村剛大 アンディ・ウォーホル 花 1964 出典=クリスティーズ・ウェブサイト (https://www.christies.com/lotfinder/Lot/andy-warhol-1928-1987-flowers-6141800-details.aspx) 1964年11月にニューヨークのレオ・キャステリ・ギャラリーで発表されたアンディ・ウォーホルの「花」シリーズ。コレクターの間で大人気となり1000点近

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                                        • 日本にはない「追及権」とは何か? その仕組みと重要性

                                          日本にはない「追及権」とは何か? その仕組みと重要性オークションなどで作品が転売された際、アーティストにも一定パーセントが支払われる権利「追及権」。日本にはないこの権利の仕組みと重要性を、「Art Law」を業務分野として掲げる日本で数少ない弁護士のひとり、木村剛大が解説する。 文=木村剛大 奈良美智  FUCK THE ROTTEN WORLD! 2002 出典=サザビーズ・ウェブサイト(https://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2018/contemporary-art-hk0784/lot.588.html) 作品の価格が急激に変化することはアートの世界の特徴である。 例えば、奈良美智の《FUCK THE ROTTEN WORLD!》(2002)は、2011年5月11日のサザビーズ・ニューヨークのオークションにおいて4万6875ド

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                                          • 現代アートはわびしいか?|ジャン・ボードリヤール「芸術の陰謀」 - obakeweb

                                            芸術終焉論について調べているついでに、ジャン・ボードリヤール「芸術の陰謀」を読み返した。 「芸術の陰謀」は1996年にパリの日刊紙『リベラシオン』に掲載された短い論考であり、後期ボードリヤールの有名な論考のひとつだ。原書の編集者注記によれば、「世界中で数多くの言語に翻訳され」「当時フランスでは、相当激烈な反応を引き起こした」そう。まぁ、ボードリヤールの書き物はだいたい激烈な反応を引き起こしているのだが。*1 最大限ラフにまとめるなら、「現代アートって、根っからしょーもないのに、『そうそう、ウチらってしょーもないんすよ😉!w』などと開き直り、無知な観客を混乱させ、一周回ってしょうもなくなさそうに見せてるあたり、マジでしょうもない😤」という具合だ。たいへん面白おかしいのは、ここでdisられている同時代(80〜90年代)の現代アートには、ボードリヤールの諸理論に影響されたネオ・ジオやシミュレ

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                                            • 藤原ヒロシ インタビュー。カルチャーと呼応するアートを見つめる

                                              藤原ヒロシ インタビュー。カルチャーと呼応するアートを見つめる1980年代の日本のクラブ・カルチャー黎明期よりDJとして活躍し、90年代には「裏原」と呼ばれる、日本のストリート・カルチャーの隆盛をつくりあげた藤原ヒロシ。音楽やファッションのみならず様々な文化のディレクションを担い、世界中に多くのフォロワーを生んできた。ニューアルバム『SLUMBERS 2』の発表を機に、藤原がこれまでいかなるアートに触れ、どのようにとらえてきたのかを中心に話を聞いた。 聞き手・構成=安原真広(ウェブ版「美術手帖」編集部) 撮影=稲葉真 藤原ヒロシ 1980年代の日本のクラブ・カルチャー黎明期よりDJとして活躍し、90年代には「裏原」と呼ばれる、日本のストリートファションの隆盛をつくりあげた藤原ヒロシ。「fragment design」名義で、ファッションのみならず様々なジャンルのクリエイティブを担い、世界中

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                                              • 今から画像生成AIに興味を持った人のためのQ&A -どんなリスクがあるの?著作権は生じるの?-|ゆるセーヌ/不許

                                                また、柿沼太一弁護士が「生成AIの利用ガイドライン作成のための手引き」を公開されています。言語モデル含むAI利用に関する諸問題と現行の法について大変よくまとめられています。ブクマ推奨! AIの利用にあたっては、紹介したガイドラインのような、専門家や業界団体が作成した信頼性の高い資料を参照してください。 当記事は2023/3/8に書かれたものであり、現在の状況や実態にそぐわない点がございます。 情報提供を目的として作成されていること、主張についてはあくまで個人の意見であることお含みおきください。 現在、画像生成AIについては「画像生成AIってコラージュなの?」「著作権ってどうなるの?」「NAIリークモデルってなに?」と情報が錯綜している状態です。 「画像生成AIには興味があるけれど、疑問が多すぎてわからない、不安だ」と思われている方も少なからずいらっしゃると思います。 そこで画像生成AIのよ

                                                  今から画像生成AIに興味を持った人のためのQ&A -どんなリスクがあるの?著作権は生じるの?-|ゆるセーヌ/不許
                                                • AIアートが簡単・安価に生み出される世界で、それでも著作権は必要なのか? | p2ptk[.]org

                                                  AIアートが簡単・安価に生み出される世界で、それでも著作権は必要なのか?投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/3/32023/3/3 Walled Culture AIが生成するアートが物議を醸している――というのはいささか控えめな表現と言えます。昨年、Stable Diffusionなどの無料ツールが登場したことは、アートの世界を混乱に陥れたのみならず、人間の創造性の本質に深い疑問を投げかけるものでもありました。また、AIアートには著作権という壁が立ちはだかり、テック企業に巨額の訴訟を起こせるチャンスと見る弁護士たちの関心を集めています。 多くのAIアートプログラムは、数十億枚もの既存の画像を用いて、形状、色、スタイルに関する内部ルールを作り出しています。もちろん、その画像の多くが著作権で保護されているはずです。Getty ImagesがStable Diffusion

                                                    AIアートが簡単・安価に生み出される世界で、それでも著作権は必要なのか? | p2ptk[.]org
                                                  • アンディ・ウォーホルに人生を狂わされた人たち(ELLE ONLINE) - Yahoo!ニュース

                                                    1967年、ニューヨーク生まれのルー・リードが中心となって結成したヴェルヴェット・アンダーグラウンド。もともとルーは大学を卒業後、小さなレコード会社で仕事をしながらバンド活動を趣味として続けていた。でもある日、音楽を勉強するために留学してきたイギリス人のジョン・ケイルと出会って意気投合、アンガス・マクライズ、スターリング・モリソンという2人のメンバーを加え、4人で音楽活動をスタートさせた。最初は純粋に音楽性だけで結びついたバンドだったのである。 ライブ活動を始めた彼らに目をつけたのが、アンディ・ウォーホル。音楽の領域に活動を広げようとしていたウォーホルは彼らに「私がプロデュースする」とオファー。すでに売れっ子アーティストになっていた彼の申し出は魅力的だったけれど、1つ条件が。それはウォーホルの秘蔵っ子モデルのニコをメンバーに加えること。彼女の参加に反対したアンガスはバンドを脱退。代わりにモ

                                                      アンディ・ウォーホルに人生を狂わされた人たち(ELLE ONLINE) - Yahoo!ニュース
                                                    • 世界の「検閲アート」集めた美術館 スペイン

                                                      【12月17日 AFP】世界中で検閲、撤去、展示禁止といった処分の対象となった作品を集めた私設美術館がこのほど、スペイン・バルセロナで一般公開を開始した。 「禁断アート美術館(Museum of Forbidden Art)」に展示されている42点は、カタルーニャ(Catalonia)自治州の実業家タチョ・ベネ(Tatxo Benet)氏が所有する200点に上るコレクションの一部だ。 ベネ氏は「スキャンダラスな作品や物議を醸す作品を集めているのではない。検閲、攻撃、侵害、禁止の標的とされた作品を展示している」とAFPに語った。 スペインの巨匠ゴヤ(Francisco de Goya)や米ポップアートを象徴するアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、中国の反体制派アーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ、Ai Weiwei)氏といった著名な芸術家の作品もあるが、「ここにあるすべての作

                                                        世界の「検閲アート」集めた美術館 スペイン
                                                      • 素晴らしいアルバム・ジャケット・トップ100:先駆的なスリーヴ・デザイン

                                                        通常、私たちはレコードのサウンドを評価の対象にしているが、ここではそのヴィジュアルを評価したい。象徴的なものから見逃されがちなものまで、本ランキングに含まれる優れたアルバム・カヴァーは多岐にわたる。印象的な画像や見事なポートレート写真、悪夢や幻覚のようなものもある。ロックンロールのイメージを押し出したものが多いことから、自ずとセクシャルで扇情的なものも多くなっている。では全100枚のランキングをどうぞ。 *アルバム・タイトルをクリックするとSpotifyの試聴ページに飛びます <関連記事> ・史上最も物議を醸したアルバム・ジャケット20枚 ・史上最悪のアルバム・ジャケット20枚 100位 : ザ・フレイミン・グルーヴィーズ『Supersnazz』 (デザイン : シリル・ジョーダン) 数十年の間に生み出されたフレイミン・グルーヴィーズのアルバム・カヴァーやポスターには、グループのリーダーで

                                                          素晴らしいアルバム・ジャケット・トップ100:先駆的なスリーヴ・デザイン
                                                        • 芸術とは何か?ダミアン・ハーストの物議を醸した5つの作品を解説 - NEW ART STYLE

                                                          ダミアン・ハーストは、1965年イギリス・ブリストル出身の現代美術家、実業家、アートコレクター。1990年代のイギリスで頭角を現した作家グループ「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBAs)」の代表的な人物の一人。1988年にYBAsが開催したグループ展「Freeze」にて、イギリスの著名コレクターのチャールズ・サーチに見出されたことをきっかけに、現在の美術界で高い評価を得ている。 出典:https://www.theguardian.com/ 「死」を制作の中心的なテーマに据えるハーストの作品群には過激なものが多く存在し、発表する度に批判を受けることもしばしば。そんな悪名高きハーストのこれまでに物議を醸してきた作品を5つ紹介(記事内は1ポンド=160円、1ドル=130円で計算)。 1:「ホルマリン漬け」シリーズ 《The Physical Impossibility of Death

                                                            芸術とは何か?ダミアン・ハーストの物議を醸した5つの作品を解説 - NEW ART STYLE
                                                          • ウォーホルの“アートな箱に”3億円! 他の美術館では|地方潮流 | NHK政治マガジン

                                                            新たにオープンする鳥取県立美術館がアンディ・ウォーホルの作品「ブリロの箱」5個を3億円で購入した。 県民からは「どこが美しいのか分からない」「5個も必要?」と疑問や批判の声。 税金3億円の使いみちは無駄遣いなのか、有効活用なのか。 実は、他の美術館でも過去に類似のケースがあった。その後の評価は… (柴田暢士、立町千明、金澤志江) 【リンク】作品購入の責任者 鳥取県教育委員会 美術振興監 尾崎信一郎さんに聞く 【リンク】行政支出に詳しい慶應義塾大学大学院の太田康広教授に聞く 「ブリロの箱」5点を3億円で購入 鳥取県は2025年春に倉吉市に開館予定の県立美術館の目玉作品として、ポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルの代表作の一つ「ブリロの箱」を、ことし9月に5点購入した。 洗剤付きのタワシの包装箱をベニヤ板の箱に描いた作品で、1点はウォーホルが手がけ6831万円、残り4点はウォーホルの死後、

                                                              ウォーホルの“アートな箱に”3億円! 他の美術館では|地方潮流 | NHK政治マガジン
                                                            • 8500人超の作家が「AIのトレーニングに人間の作品を無断使用するな」とOpenAIやMetaなどのAI開発企業に求める公開書簡に署名

                                                              生成AIのトレーニングに作家の著作が無断で使用されているとして、全米作家協会が「AIトレーニングに著作権で保護された素材を無断で使用するな」とOpenAIやAlphabet、MetaなどのAI開発企業へ訴える公開書簡を発表しました。この公開書簡には「ハンガー・ゲーム」シリーズで知られるスーザン・コリンズ氏、カナダを代表する作家であり2019年に「誓願」でブッカー賞を受賞したマーガレット・アトウッド氏など、8500人を超える作家が署名しています。 Open Letter to Generative AI Leaders https://actionnetwork.org/petitions/authors-guild-open-letter-to-generative-ai-leaders Nora Roberts, Margaret Atwood sign Authors Guild le

                                                                8500人超の作家が「AIのトレーニングに人間の作品を無断使用するな」とOpenAIやMetaなどのAI開発企業に求める公開書簡に署名
                                                              • メトロポリタン美術館がコレクション売却を検討。コロナによる財政難のため

                                                                メトロポリタン美術館がコレクション売却を検討。コロナによる財政難のため新型コロナウイルスの影響による資金不足で、メトロポリタン美術館がコレクションの一部の売却を検討していることがわかった。 メトロポリタン美術館 (C) Pixabay メトロポリタン美術館が、新型コロナウイルスの影響で1億5000万ドルの資金不足に直面する恐れがあるため、コレクションの一部の売却を検討していることがわかった。 ニューヨーク・タイムズによると、同館の学芸員は重複している作品や展示されたことがほとんどない作品などを整理し、各部門の所蔵品を評価予定。売却される作品は競売前に部門長、館長、理事会の承認を得る必要があり、理事会は3月の評議員会で同館のコレクション保存方針の改訂を承認する必要があるという。 同館館長のマックス・ホラインは今回の決定について、「パンデミックがどのように展開するのか、私たちの誰も完全な見通し

                                                                  メトロポリタン美術館がコレクション売却を検討。コロナによる財政難のため
                                                                • 1万円からはじめる「アートの共同保有」は、日本人の美意識を変えるか? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                  旅先で美術館に足を運ぶ。好きな画家の企画展をチェックする。ギャラリーショップで気にいった作品のポストカードを購入する──。現代人のアートとの距離感はさまざまだ。ほとんど興味のなかった人でも昨今、ビジネスの文脈においてアートの素養や美意識が問われるようになったことで、美術鑑賞を意識的にはじめてみた人もいるかもしれない。だが、「どこから手をつけたらいいのかわからない」「歴史背景やコンテクストがわからないので、きちんと理解できている気がしない」と、どこかアートにとっつきにくさを感じている人も多いのではないだろうか。 「はじめてギャラリーへ足を運んだとき、『呼ばれてない』感じがしたんです。いいな、と思う作品があっても、値段が書いていないし、勇気を出して聞いてみると私にはとても手が届かない金額で……自分の中に相場感や評価軸がないから、それが高いか安いのかもわからない。当時の私のように、”興味はあって

                                                                    1万円からはじめる「アートの共同保有」は、日本人の美意識を変えるか? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                  • 【書評】13歳からのアート思考 末永幸歩 ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                                    今週のお題「名作」 名作、それはこの本です!「13歳からのアート思考」という題名は、たいていの大人はアート思考をすでに知っているという意味にも取れます。しかし、実際に「アート思考」という言葉が世の中にで登場したのはつい最近のことです。つまり、たいていの大人もよく意味を知らない言葉なんです。その「アート思考」とは何かをやさしく教えてくれるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 この本は、大変評判が良いので、この本の表紙をご覧になったことがある方も多いと思います。 アート思考を知りたいと思う人も多いと思いますが、題名に「13歳からの」と書いてあるので、ちょっと初歩的な内容かなという事で敬遠していた人もいると思います。 ところがどっこい、この本はアート思考というよくわかったような、よくわからないよ

                                                                      【書評】13歳からのアート思考 末永幸歩 ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                                    • アンディ・ウォーホルのプリンス・シリーズは著作権侵害であると最高裁判所が判決を下す

                                                                      1億9500万ドル(約270億円)で落札された、シルクスクリーンで印刷されたマリリン・モンローの肖像「ショット・セージブルー・マリリン」など、数多くのポップアートを生み出してきたアーティストがアンディ・ウォーホルです。そんなウォーホルの作品のひとつである「オレンジ・プリンス」をはじめとするプリンス・シリーズが、著作権侵害であるとアメリカの最高裁判所が判決を下しました。 21-869 Andy Warhol Foundation for Visual Arts, Inc. v. Goldsmith (05/18/2023) - 21-869_87ad.pdf (PDFファイル)https://www.supremecourt.gov/opinions/22pdf/21-869_87ad.pdf Supreme Court Rules Andy Warhol's Prince Art is C

                                                                        アンディ・ウォーホルのプリンス・シリーズは著作権侵害であると最高裁判所が判決を下す
                                                                      • ブルボン小林が語る「富田童子『BOYS OF THE DEAD』と東浩紀『ゲンロン戦記』」の話 : -

                                                                        TBSラジオ『たまむすび』 2021年03月03日放送「マンガ、ときどき本」 パーソナリティ : 赤江珠緒 パートナー : 博多大吉 ゲスト : ブルボン小林 TBSラジオの番組『たまむすび』内「マンガ、ときどき本」コーナーでブルボン小林さんが「富田童子『BOYS OF THE DEAD』と東浩紀『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる』」について話されていました。 ■富田童子 『BOYS OF THE DEAD』 (プランタン出版 2020年) https://www.c-canna.jp/c/item/82960029086450000000.html ■東浩紀 『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる』 (中公新書ラクレ 2020年) https://www.chuko.co.jp/laclef/2020/12/150709.html 赤江珠緒 さあ、では「マンガ、ときどき本」本題に入り

                                                                          ブルボン小林が語る「富田童子『BOYS OF THE DEAD』と東浩紀『ゲンロン戦記』」の話 : -
                                                                        • デジタルの“バーキン”は模倣かNFTアートか 「エルメス」がクリエイターを提訴 - WWDJAPAN

                                                                          ”メタバーキンズ”の公式インスタグラムアカウント(@metabirkins)から ”メタバーキンズ”のインスタグラムアカウントにはたくさんの”メタバーキンズ”が掲載されている(”メタバーキンズ”の公式インスタグラムアカウント(@metabirkins)から) 製作者のメイソン・ロスチャイルドが発表したエルメスに対するオープンレター(メイソン・ロスチャイルドの公式インスタグラムアカウント(@masonrothschild)から) 製作者のメイソン・ロスチャイルドが発表した声明(メイソン・ロスチャイルドの公式インスタグラムアカウント(@masonrothschild)から) 「エルメス(HERMES)」は14日、“バーキン(Birkin)”をデジタル上で模した“メタバーキンズ(MetaBirkins)”を製作・販売したメイソン・ロスチャイルド(Mason Rothschild)に対して商標権侵

                                                                            デジタルの“バーキン”は模倣かNFTアートか 「エルメス」がクリエイターを提訴 - WWDJAPAN
                                                                          • VTuber85名のコメントが集合 2022年の思い出と2023年の目標は?

                                                                            VTuber85名のコメントが集合 2022年の思い出と2023年の目標は? 2022年のMoguLiveの締めくくりとなる企画は、VTuberからの特別コメント記事です。「Q1:2022年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など」と「Q2:2023年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ」の2つの質問に回答していただきました。 Q1 2022年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など 印象的だったのはストリーマーRUSTという企画での炎上ですねW(炎上と言いつつ、沢山のストリーマーさんと関われて、友達もできたので、とてもいい思い出です!!) そんな思い出深い2022年は、配信を始めて2年目の年で、ストリーマーとしての自覚が出てきた一年でもありました。そして、ありがたいことに、私のチャンネルを見てくれる人も増えました。理由はどうあれ、多くの人が見てくれているという

                                                                              VTuber85名のコメントが集合 2022年の思い出と2023年の目標は?
                                                                            • 画像生成AIの病理学的論考 |嘯(しゃお)

                                                                              画像生成AIが広く使われるようになり、既に1年半以上が経過した。Midjourneyのサービス開始が2022年7月、Stable diffusionの公開が2022年8月である。画像生成AIは、文字を打ち込むことで画像を生成するという画期的な技術であり、その手軽さや品質から「創作」との相性がよくも思えるが、実際は様々な課題が表出し、現在解決に至っているとは言えない。単なる画像生成だけでなく、画像編集技術や付随的な陰影算出技術などが開発されているにも関わらず、である。画像生成AIに対する意見というのは好意的なものから否定的なものまで幅広く、その意見の幅は興味深い。ここでは、なぜ課題が生まれ、何が問題となっているのか、なぜ分断が生まれるのかという点に注目し、その背景的心理などを言語化し考察したい。生成AI利用の是非を問うものではなく、なぜ分断がここまで起きているのか、という点に注目する。あくま

                                                                                画像生成AIの病理学的論考 |嘯(しゃお)
                                                                              • プーチン氏にオマージュささげる愛国ファッションショー ロシア

                                                                                ロシア・サンクトペテルブルクで行われたファッションショーで、アレクセイ・セルギエンコ氏によるウラジーミル・プーチン大統領をモチーフにした絵をあしらった服を披露するモデル(2023年11月30日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【12月2日 AFP】ロシアのアパレルブランドが今週ファッションショーを開き、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領にオマージュをささげ、米ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)風にプーチン氏の顔をあしらったセーターなどを披露した。 11月30日夜にプーチン氏の故郷サンクトペテルブルク(St. Petersburg)で開催されたファッションショーでは、愛国者を自称するアーティストのアレクセイ・セルギエンコ(Alexey Sergienko)氏が絵画コレクション「大統領は心優しき人」を基にデザインした作

                                                                                  プーチン氏にオマージュささげる愛国ファッションショー ロシア
                                                                                • 京都市京セラ美術館がついに開館。こけら落としの「杉本博司 瑠璃の浄土」に注目

                                                                                  京都市京セラ美術館がついに開館。こけら落としの「杉本博司 瑠璃の浄土」に注目2017年から大規模改修を行ってきた京都市美術館が、京都市京セラ美術館としてついに開館を迎える。こけら落とし展の様子とともに、その内部をレポートする。 京都市京セラ美術館外観 撮影=来田猛 4月4日(*)、待望の美術館がついに開館を迎える。2017年から大規模なリニューアルを進めてきた京都市京セラ美術館(京都市美術館)だ。 景勝地である岡崎公園内に位置する同館は、公立美術館としては上野の東京都美術館に次ぐ日本で二番目の公立美術館(1933年開館)。大規模改修に伴いネーミングライツを導入し、19年から呼称は「京都市京セラ美術館」となった。 京都市京セラ美術館 洋風建築に和風の屋根をかぶせた、和洋折衷のいわゆる「帝冠様式」を代表する建築として知られるこの美術館。80年以上の時を経ていま、建築家・青木淳らの手によって生ま

                                                                                    京都市京セラ美術館がついに開館。こけら落としの「杉本博司 瑠璃の浄土」に注目