手持ちのお金 最後の100円でかけた電話 人の切実な思い 聞いてきた公衆電話 「心配いらんから それじゃ」。夜の電話ボックスでうつむきながら受話器を置く男性。深刻な「ワーキングプア」について、マンガ家の深谷かほるさんが公衆電話を舞台に描きました。 手持ちのお金 最後の100円でかけた電話 見かけることの少なくなった公衆電話ボックス。 ひとりのサラリーマンが、ふるさとの母に電話をかけています。 「紹介したい人?そんなんまだだよ うんうん頑張る 心配いらんから それじゃ」 こんなに働き疲れているのに、スマホも持っていない。 それでも、母に心配かけさせまいと、最後の100円を使って電話をかけ、うそをつきます。 人の切実な思い 聞いてきた公衆電話 深谷かほるさんは、働いても働いても、困窮してしまう若者を創作で描きました。 この「ワーキングプア」の問題は、大きく広がっています。 「驚くべきは現時の文