田島社長:鈴木先生、まいどどうも。あれ、今日はインディラ先生はいらっしゃらないんですか? 鈴木先生:えぇ、インディラ先生はちょっとインドに戻っているんですよ。今日は私だけです。 田島社長:なんや…。 鈴木先生:何かご不満ですかな? 田島社長:いやいやそういうわけでは…コホン。今日はですね、「インドでビジネスをする上で中間層が消費のカギ」とよく聞くようになりましたけど、この「中間層」というもの、これがいまいちようわからんのです。この中間層がどういうものか、どれぐらいいるか、どんなものを買うのか、お伺いしたいんですわ~。 鈴木先生:インドが注目されているのは10億人を超えるマーケットの大きさでしょう。そして、その消費を今後支えていくであろう「中間層」がカギになるのは間違いないです。実は、出張にいったインディラ先生が、田島社長のために用意してくれた資料があります。こちらの図表1を見てください。