週刊文春の報道をきっかけに芸能活動休止を発表したダウンタウン・松本人志氏を巡って、NHKでも火種がくすぶっています。それは去年10月に放送された特番「松本人志と世界LOVEジャーナル」。実は放送前からキャスティングを巡ってはNHK内でも批判がありました。NHKは今や吉本芸人の力無くして番組制作が成り立ちませんが、他のお笑いタレントにも“飛び火”が懸念されています。私個人のディレクターとしての経験と、現場からの声を元にNHKと吉本興業について改めて考えてみます。 「松本人志と世界LOVEジャーナル」の舞台裏 去年の10月17日に放送されたこの番組については、実は放送前から現場職員の一部で番組を不安視する声が上がっていました。松本人志氏と呂布カルマ氏の過去の言動に、女性蔑視的な要素が多く含まれていたからです。NHKの番組公式サイトには「思春期の娘の父親でもある松本さんと、多様な立場の出演者たち
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