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ブックマーク / courrier.jp (7)

  • 「昆布」が気候変動に苦しむアラスカの“救世主”になろうとしている | 困窮する先住民の暮らしを救えるか?

    地球温暖化が進み、従来作っていた農作物を作るのが難しくなるなど、人々の暮らしを支えてきた産業が各地で脅かされている。そんなアラスカで注目されるのが「昆布」の養殖だ。日人の生活に馴染みの深い海藻は、現在「スーパーフード」として世界から注目を集めているという。 注目を浴びる「海藻」 デューン・ランカード(64)は、アラスカ南東部沖のシンプソン湾で刺し網漁船を走らせていた。海面には日光に照らされた浮標が広がっている。その水面下には2万平方メートルもの養殖場が広がっていた。 アラスカ先住民族である彼は、同地で数十年にわたって漁業を営んできた。同時に先住民による環境保全団体を運営し、約4000平方キロメートルの環境を守ってきた。しかし、アラスカではこれまで狩猟の対象としていた野生生物やサケの個体数が減少している。そこで彼は、昆布の養殖を始めた。 「当初は、海の酸性化と温暖化、海面上昇にどう対応し

    「昆布」が気候変動に苦しむアラスカの“救世主”になろうとしている | 困窮する先住民の暮らしを救えるか?
    seven_cz
    seven_cz 2024/03/10
    アラスカではカニが採れなくなり、北海道では昆布が採れなくなり、気候変動に対応して水産業も変わっていかないと生き残れない。ニシン、イカ、サンマ、サケ、ホッケ、そして昆布。喪失を埋めるのは容易でない。
  • 英メディア「草間彌生が批判されるのは、世界が変わったからにすぎない」 | 「現代の価値観」の枠にはめる意味は?

    2023年10月、アーティストの草間彌生は、過去に人種差別発言をしたことを謝罪した。 価値観を時代にあわせてアップデートする過程で、かつての過ちを認めることは大切だろう。だが、それによって「キャンセル」されることは必ずしも正しいのだろうか──英メディア「アンハード」が論じる。 美術界の大御所が排斥の危機に 「人は生命の美と同じように恐怖も描くべきだと、私はずっと前に心に決めた」 芸術家はいかに怪物を創り出すか──あるいは、いかに怪物になるか。これを主題にしたH.P.ラヴクラフトの短編小説『ピックマンのモデル』の主人公はそう語る。 ピックマンの描いた絵は悪夢そのもので、語り手を務める友人かつ芸術家仲間は、ひと目見るのも堪えられないほどだ。語り手は身震いしてこう語る。

    英メディア「草間彌生が批判されるのは、世界が変わったからにすぎない」 | 「現代の価値観」の枠にはめる意味は?
    seven_cz
    seven_cz 2023/11/29
    Dexter Thomasは米国西海岸拠点のライターでドキュメンタリ制作者だけど、彼の草間彌生批判に行き過ぎな点があるのではという英国メディアの指摘の記事に、英国を腐す向きは何が言いたいんだろう?草間キャンセル上等?
  • 脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり

    アメリカの名門大学に編入したのに…がっかり? 脱北者で人権活動家のパク・ヨンミ(27) は、現在ニューヨークに在住し、難関エリート校のひとつであるコロンビア大学に通っている。2016年に韓国の大学から編入したのだ。 彼女がアジア圏だけでなく、欧米諸国でも注目を集めたきっかけは、2014年の国際会議でのスピーチだった。 彼女はアイルランドで開かれた18~30歳の若者による国際会議「One Young World」に参加し、壇上で涙ながらに北朝鮮の悲惨な実情や、常にレイプや死と隣り合わせだった中国での脱北生活について語った。その様子は世界中で報じられ、英メディアBBCが毎年発表する、世界に影響を与えた「100人の女性」にも選ばれた。

    脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり
    seven_cz
    seven_cz 2021/06/21
    woke cultureは元来「社会/人種差別に対する警告」を意味したが、オバマ氏による「自分の価値観で他者を切り捨てることの排他性」への懸念表明で異なる文脈を持つように。そこへFox Newsがこのような発信をする意味は…。
  • 大反響! 「ティックトック父さん」との擬似テレビ電話で性犯罪から身を守れ | もしも、タクシーで恐怖を感じたら

    10代の娘を持つあるお父さんのアイディア 非常に便利ではあるが、事件も少なくない配車サービス。米「ウーバー」が2019年末に公表した報告書によると、同社のサービス中に運転手や利用客が関わった性的暴行事件の報告数は、アメリカ国内で年間3000件以上にのぼる。 報告があった性的暴行のうち、乗り合わせた乗客が関与したケースが56%を占め、運転手が関与した比率もこれに近いと、米メディア「ブルームバーグ」は報じている。 とはいえ、夜遅い時間の帰宅ともなると、アメリカでは公共のバスや電車を使うよりも、配車サービスの方が安全だと捉えられている節がある。

    大反響! 「ティックトック父さん」との擬似テレビ電話で性犯罪から身を守れ | もしも、タクシーで恐怖を感じたら
    seven_cz
    seven_cz 2020/08/25
    閃いた!バーチャルパパとプロンプトを自動生成して、何かの時には位置情報つきで緊急通報できるアプリの需要があるのでは!(世界中で閃かれてる気はする。
  • シエラレオネで子供たちが性暴力の標的になった理由 | 伊藤詩織が現地取材 | クーリエ・ジャポン

    自らの性暴力被害について世界的に報道されるという重圧を経験しているジャーナリストの伊藤詩織が、このテーマを取材し報道することの葛藤や意味を思い巡らしながら、アフリカのシエラレオネに飛び、そこでレイプ被害に遭った子供たちの声を聞いた──。 性暴力被害を報道する・されるということ 2018年のノーベル平和賞は2名に送られた。共通テーマは、性暴力だった。 コンゴ民主共和国の産婦人科医デニ・ムクウェゲ氏は、武力紛争下でレイプ被害に遭った女性たちの治療に携わる努力が称えられた。 イラクの少数派ヤジディ教徒の人権活動家ナディア・ムラド氏は、過激派組織「ISIS」の性奴隷となった自らの経験を世界に向けて語り、同じ被害者の救済を訴えるその勇気が称えられた。 紛争下での「武器」としての性暴力は、古代から繰り返されてきたが、2018年はとくに#MeTooムーブメントの後押しもあって、光が当てられたのだろう。

    シエラレオネで子供たちが性暴力の標的になった理由 | 伊藤詩織が現地取材 | クーリエ・ジャポン
    seven_cz
    seven_cz 2018/11/02
    今年のノーベル平和賞の二人が性暴力と戦った現場は紛争地だったが、この記事はエボラ禍の地。家庭や学校という居場所を失った子らが被害に遭う。平和と教育(性教育・性暴力の知識も含む)が如何に重要か伝える記事。
  • 見て見ぬふりする「傍観者」も性暴力の加害者だ | アメリカで広がる第三者介入トレーニングの取り組み | クーリエ・ジャポン

    近年の研究で性暴力の抑止には女性に用心を呼びかけるより、現場に居合わせても危険な兆候を傍観しがちな第三者の意識を変えるほうが効果が高いことが明らかになっている。 こうした研究結果を受けて、アメリカではすべての人に当事者意識を持ってもらうことを目的とした「第三者介入トレーニング」が広がりを見せている。 傍観者にならないための第三者介入のやり方で、一般社団法人「ちゃぶ台返し女子アクション」も掲げている「3D」がある。 ・DIRECT(直接介入)=直接干渉し、事態の悪化を止める ・DELEGATE(委譲)=別の人に助けてもらうようお願いする ・DISTRACT(気を紛らわす)=注意をひくような“邪魔”を意図的に作り出し、問題となりうる状況を和らげる なかでもDISTRACTは気軽にできるやり方だ。 たとえば、飲み会の席で上司からセクハラを受けている同僚がいたとする。そこで直接介入ができない、ほか

    見て見ぬふりする「傍観者」も性暴力の加害者だ | アメリカで広がる第三者介入トレーニングの取り組み | クーリエ・ジャポン
    seven_cz
    seven_cz 2018/11/02
    良記事。“近年の研究で性暴力の抑止には女性に用心を呼びかけるより、現場に居合わせても危険な兆候を傍観しがちな第三者の意識を変えるほうが効果が高いことが明らかに”、「第三者介入トレーニング」の有用性。
  • なぜ日本のメディアは取り上げない? 全米で話題騒然の小説『パチンコ』 | クーリエ・ジャポン

    米国で話題を集めている小説がある。タイトルは『pachinko』、そう、日でお馴染みのあのパチンコである。 著者は米国在住の韓国アメリカ人、イ・ミンジン氏。第二次世界大戦の前から1980年代にかけての日を舞台に四世代の韓国系の家族を描いている。なぜか日では取り上げられないこの小説の著者イ氏に米国「ニューヨーク・タイムズ」紙が日の新大久保でインタビューした。 日のなかでも雑多な雰囲気で、多言語の飛び交う街として知られる東京・新大久保。 韓国系の人々が多く住むこの街には、近年さまざまな国から移住者がやってくる。韓国系の肉料理店だけでなく、ハラール・フード(イスラム法で許された材)を扱う料理店など、アジア諸外国の店舗が軒を連ねる新大久保は、民族・文化的に均質とされる日では異質の街なみを形成している。 そんな新大久保は、小説家Min Jin Lee(イ・ミンジン)氏と会うのにぴった

    なぜ日本のメディアは取り上げない? 全米で話題騒然の小説『パチンコ』 | クーリエ・ジャポン
    seven_cz
    seven_cz 2018/01/24
    米国系韓国人である作者による遠い日本での"在日"の物語。NYTのwebで全文読める。夫の赴任による日本滞在時期の多くの在日へのインタビューで作品が練られた、米国人ではあるが韓国系として日本で差別を体験、等。
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