沖縄県宮古島市議だった石嶺香織さん(42)が産経新聞社のインターネット記事で名誉を傷つけられたとして、同社に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は31日、一審・東京地裁判決と同様に名誉毀損を認め、賠償額を11万円増やし22万円の支払いを命じた。記事の削除も命じた。判決によると、2017年3月22日に公開された記事は、石嶺さんが県条例に違反し県営住宅に入居していると示唆した。増田稔裁
ジャニー喜多川氏、そしてジャニーズ事務所における性暴力被害について、多くの被害当事者たちが声を上げている。 声を上げている、と言っても、この話は今始まった訳ではない。長い時間、多くの被害当事者たちが声を上げ続け、そしてこの社会はそれを、無視し、時に嘲笑い、「噂話」として消費してもきた。 ジャニー喜多川氏の加害行為が未曾有の性暴力事件として報じられ、その実態を論じる声が連日マスコミを中心とするメディアや、SNS、さまざまな場で聞こえてくる。ここまで長きに渡り無視されてきた声であるのにも関わらず、断片的な情報を元に、各氏それぞれに持論が交わされる。 その声のありようの中には、被害自体を矮小化するような声もある。また、性暴力というものの実態を知ることなく無責任に投げつけるような声もある。縦横無尽に交わされる言葉そのものに傷つきを抱えている人も、多くいることは想像に容易い。 性暴力被害にあい、今を
支持率が急落する中、菅総理が辞任を表明。「衝撃が走る」と騒ぐ政治記者。仮に菅総理に、「繰り返しで切り抜け、決して余計なことは言わずに、質問をはぐらかす言い方で切り抜けるしかありません」と記者会見の対応を指南して政権の延命に手を貸す政治記者がいたらどうだろうか?実は、これは21年前に起きたことだ。 記者が権力の側に立って物事を考えるという衝撃の事実だった。その真相は?政治権力と記者の関係とはどうあるべきか?政治が混迷を深める今、敢てこの問題を通してメディアの在り方を問う。(写真は筆者撮影の「指南書」) 元NHKエース記者が口にした「指南書問題」かつて政治部のエース記者と言われ途中でNHKを去ったOBに会ったのは2019年の夏だった。品の良さを感じる小料理屋の奥座敷で、OBと向き合った。政治を取材するとはどういうことか。そういう話をしている時に、OBがふと口にした。 「指南書問題、あれは駄目だ
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