シングルマザーなのかと思ったら、途中で一回だけさらりと父親が出てきて面食らった。この異常な妻が娘を虐待するのをただぼんやりと見ていたのか、彼は
2020年4月、兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が室内の金庫に3400万円を残して孤独死した。住所も名前もわからない身元不明の死者「行旅死亡人」として官報に掲載されていた彼女は、いったい何者なのか? ここでは、取材をした共同通信記者、武田惇志さんと伊藤亜衣さんの共著『ある行旅死亡人の物語』(毎日新聞出版)より、一部を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/2回目に続く) 所持金約3400万円の行旅死亡人 「本籍(国籍)・住所・氏名不明、年齢75歳ぐらい、女性、身長約133cm、中肉、右手指全て欠損、現金34,821,350円 上記の者は、令和2年4月26日午前9時4分、尼崎市長洲東通×丁目×番×号(注:原文では番地など表記)錦江荘2階玄関先にて絶命した状態で発見された。死体検案の結果、令和2年4月上旬頃に死亡。遺体は身元不明のため、尼崎市立弥生ケ丘斎場で火葬に付し、遺骨は同斎場にて保管して
2011年の東日本大震災時に宮城県警本部長として人命救助や行方不明者の捜索などの全体指揮を執り、退官後は経験を語り継ぐ活動に取り組む竹内直人さん(66)がこのほど、京都府警福知山署で講演した。署員や自衛隊員、市職員ら約70人を前に「想定外を最小限にするには、災害の知識や自治体との連携強化が大切だ」と訴えた。 竹内さんは09年10月に本部長に就任、11年10月まで勤めた。被災直後は情報が混乱し、誤った被害状況や遺体発見情報が相次いだと振り返り「普段から現場の状況を短時間で客観的に伝える訓練が重要」と強調した。 交通整理や避難誘導に当たっていた警察官14人が津波に飲み込まれたことについて「管理者として断腸の思い」と声を落とし、避難誘導の場所や撤収時間を事前に決めておく必要性を説いた。 被災地で外国人窃盗団が横行しているとのデマが流れ、自ら避難所を回って住民の不安を解消した経験を明かし、「危機管
東日本大震災の発生直後に、凄惨な被害を撮影したNHK仙台の報道ヘリ。搭乗した鉾井カメラマンと小嶋カメラマンの体験を、3月に「取材ノート」に掲載したところ、多くのメッセージをいただきました。 ネットでは報道ヘリについて厳しい意見を目にすることもあり、正直、記事を書く前は賛否が分かれると思っていました。しかし報道ヘリの役割について考えるきっかけになったというコメントが多く寄せられ、撮影した2人に届けさせていただきました。コメントを送っていただいた方、記事を読んでいただいた方に、改めて感謝申し上げます。 さて、記事にはたくさんの質問も寄せられました。 「報道ヘリって救助の妨げになっているのでは?」 「救助を求めている人の様子をテレビで伝えて、それで終わりなの?」 「NHKの報道ヘリ態勢ってどうなっているの?」 確かに、災害報道の際「報道のヘリの音で、現場で救助を求める人の声が聞こえなくなるのでは
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