オリンパスが不適切な買収などによる損失隠しを行っていた問題で、現旧経営陣だけでなく、歴代の監査役についても損害賠償を求めて提訴する方針とのこと(毎日新聞)。 すでに現旧経営陣に対しオリンパスは36億1000万円の賠償を求めて提訴しているが、さらに監査役についても「不正の疑いがあるにも関わらず必要な調査をしなかった」として提訴に踏み切ったとのこと。監査法人については「責任の程度は低い」として提訴は見送る方針だそうだ。 また、マイケル・ウッドフォード元社長を解任した当時の取締役ら14人に対しては、オリンパスの個人株主から損害賠償として約13億の支払いを求める株主代表訴訟も起こされている(ロイター)。