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ブックマーク / wirelesswire.jp (26)

  • AIは監視資本主義とデジタル封建主義を完成させるか

    AIは監視資主義とデジタル封建主義を完成させるか 2023.04.13 Updated by yomoyomo on April 13, 2023, 18:16 pm JST 先週、朝日新聞デジタルに掲載されたメレディス・ウィテカーのインタビュー記事「ChatGPT、何が問題か 元グーグル社員「非常に無責任で無謀」」が話題となりました。記事内容は、ChatGPTに代表される今話題のAIサービスの多くが、巨大な消費者市場から得られたデータ資源とそれを握るビッグテックへの権限の集中の結果生まれたもので、中立的でも民主的でもなく、倫理的な懸念があることを訴えるものです(今週になって、朝日新聞デジタルにほぼ同内容の「AI開発、中立的でも民主的でもない 元グーグル専門家」、「「チャットGPT、全世界が実験台」「データ集中と監視、強まる恐れ」 元グーグルの専門家が警告」という二つの記事が公開されてい

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    sonota88 2023/04/13
  • 米国の国家サイバーセキュリティ戦略とインフラとしてのオープンソース

    米国の国家サイバーセキュリティ戦略とインフラとしてのオープンソース 2023.03.23 Updated by yomoyomo on March 23, 2023, 11:08 am JST 今回は、今月のはじめに米国のバイデン政権により発表された国家サイバーセキュリティ戦略(全文PDF、概要書)の話から始めたいと思います。 その冒頭で「サイバーセキュリティは、我々の経済の基機能、重要インフラの運用、民主主義並びに民主的制度の強靭さ、データや通信のプライバシー、そして国家防衛に欠かせない」と宣言するバイデン政権は、国家サイバーセキュリティ戦略における5つの柱を掲げています。 重要なインフラの防衛 脅威アクターの妨害、解体 安全と回復力を推進する市場力形成 回復力のある未来への投資 共通の目標を達成する国際的パートナーシップの構築 注目すべきは、「重要なインフラの防衛」についての記述に顕

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    sonota88 2023/03/23
  • インチキAIに騙されないために

    インチキAIに騙されないために 2023.01.11 Updated by yomoyomo on January 11, 2023, 12:20 pm JST プリンストン大学教授のアーヴィンド・ナラヤナン(Arvind Narayanan)を最初に認知したのは、当初はエドワード・W・フェルテンの個人ブログだった、コンピュータセキュリティやプライバシーなどを中心的に扱うFreedom to Tinkerへの寄稿者としてでした。連載でも2014年の「ビッグデータの不都合な真実」という文章で、フェルテンとナラヤナンによるビッグデータの匿名化技術に関する論文を取り上げていますが、ナラヤナンをセキュリティやプライバシー分野の研究者だと思っていました。 しかし、彼はそれにとどまらず、大学の講義をオンラインで無償提供するCourseraでビットコインと暗号通貨技術の講座を持ち、書籍『仮想通貨の教科

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    sonota88 2023/01/12
  • ネットにしか居場所がないということ(後編)

    ネットにしか居場所がないということ(後編) The Internet Is Not Therapy 2016.11.30 Updated by yomoyomo on November 30, 2016, 18:16 pm JST (前編はこちら) ウィキペディア編集者の墓標 ワタシもアンドリュー・マクミランの文章を読んで初めて知ったのですが、ウィキペディアの編集合戦がこじれにこじれるなどし、第三者の介入を余儀なくされたエリオットの事例は、実は例外的なものではなかったりします。英語版ウィキペディアは、7人からなるサポートチームを組織しており、ウィキメディア財団は、ウィキペディアにおける編集者同士の(メンタル面の問題を含む)深刻なトラブルを調査し、対応できるようにしています。 具体的には、最近の更新がボランティアのコミュニティのメンバーにより監視されており、何か問題があれば上記のチームに連絡

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    sonota88 2016/11/30
  • ネットにしか居場所がないということ(前編)

    ネットにしか居場所がないということ(前編) The Internet Is Not Therapy 2016.11.29 Updated by yomoyomo on November 29, 2016, 16:05 pm JST 自分は誰かとつながりたい。自分は、それこそ、人間に対する優しい感情を失いたくない。(色川武大『狂人日記』) ウィキペディア編集者エリオット(仮名)の乱心 「シドニー郊外のある火曜日の夜、エリオットは家のコンピュータの前に座り、Wikipedia を編集しながら、彼が苦労して書いた文章をしきりに差し戻す仲間のボランティアと論争していた」 アンドリュー・マクミラン(Andrew McMillen)が、今年 Medium から大手雑誌出版社コンデナストに買収された人気ブログ BackChannel に寄稿した「Wikipedia Is Not Therapy!」は、そ

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    sonota88 2016/11/30
    ジェイク・オロウィッツの話がとてもいい
  • もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて

    もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の

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    sonota88 2016/08/22
  • ユートピアのキモさと人工知能がもたらす不気味の谷 - WirelessWire News

    ユートピアのキモさと人工知能がもたらす不気味の谷 Creepy utopia and uncanny valley which artificial intelligence triggers 2016.06.28 Updated by yomoyomo on June 28, 2016, 12:29 pm JST 伊藤計劃の『ハーモニー』を少し前に読み終えたのですが……と書くと、今頃かよ! と言われそうですが、そう、今更です。随分前に何かのセールのときに Kindle 版を安価で購入しておいたままになっていて、昨年秋の台湾出張時に高速鉄道で台南から板橋まで戻る間に第一章を読んだものの、続きを読むにいたったのは最近だったりします。 (ところでこういう読書のディティールを書くのは、この後の文章の伏線でもなんでもなく、「台湾出張時に」とさらっと書いておくことで、さも自分ができるビジネスマンであ

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    sonota88 2016/06/29
  • テクノロジースタートアップは経済的不平等に貢献しているか?

    テクノロジースタートアップは経済的不平等に貢献しているか? Do technology startups contribute to economic inequality? 2016.02.02 Updated by yomoyomo on February 2, 2016, 15:19 pm JST 現在では LISP ハッカーとしてよりも、シードアクセラレーター Y Combinator の共同創業者して知られるポール・グレアムですが、エッセイストとしても著名な彼の文章は時折論議を呼びます。今年に入って書かれた、ズバリ「経済的不平等(Economic Inequality)」と題されたエッセイもかなり論議を呼びました……というか、もう少し正確に書くなら、多くの批判を浴びました。 ありがたいことにグレアムは、この文章の短縮版を書いてくれているので、内容紹介代わりにまずこれを全訳してみま

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    sonota88 2016/02/10
  • 20年後:インターネットの自由という夢の死

    20年後:インターネットの自由という夢の死 After Twenty Years: The Dream of Internet Freedom is Dying 2015.09.14 Updated by yomoyomo on September 14, 2015, 18:01 pm JST 今でもあのときの記憶がよみがえっては俺を苛む 呪いのように俺を苛む 夢が現実にならなかったら、それは嘘になるのか それとももっとひどいものなのか その想いが俺を川に向かわせる 川が干上がっているのは分かっているのに その想いが今夜も俺を川に向かわせる (ブルース・スプリングスティーン「ザ・リバー」) 前回の文章は、インターネットが一般的になっての20年をソーシャルメディアとネットコミュニティという切り口でワタシなりに総括した仕事についてのものでした。前回の文章は最初に朝日新聞デジタルの20周年記念特

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  • 『羅生門』としてのUber、そしてシェアエコノミー、ギグエコノミー、オンデマンドエコノミー、1099エコノミー(どれやねん)

    『羅生門』としてのUber、そしてシェアエコノミー、ギグエコノミー、オンデマンドエコノミー、1099エコノミー(どれやねん) Uber as The Rashomon, and sharing economy, gig economy, on-demand economy, or 1099 economy (WTF) 2015.08.07 Updated by yomoyomo on August 7, 2015, 16:54 pm JST ワタシは地方在住なのですが、何かイベントにかこつけては年に2回ほど東京に遊びに行きます。昨年あたりから感じるのは、宿がとりにくくなっていることです。これはワタシがまさにおのぼりさんが泊まるようなホテルに泊まるからというのもありますが、上京する週末の一月以上前に予約を入れようとしても、以前よく使っていたホテルがいくつも既に満席になっていて呆然となったりし

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    sonota88 2015/08/09
  • 『デジタル音楽の行方』から10年経って

    『デジタル音楽の行方』から10年経って Ten years after 'The Future of Music' 2015.06.22 Updated by yomoyomo on June 22, 2015, 15:50 pm JST 二〇一五年のある日、あなたはなじみの曲が優しく流れる中で目を覚ます。音楽とともに起きたので気分は上々。バスルームに向かうと、パーソナルメディアマインダが鏡の中のディスプレイに映像を映し出し、あなたはその日の準備をしながらパーソナライズされたニュースを少し見る。シャワー室に入ると、パーソナライズされた音楽プログラムが用意されており、先日ダウンロードした楽曲の新しいライブバージョンが流れ出す。元のバージョンよりずっとよかったので、服を着ながら「テイストメイト」プログラムに、その新しいトラックをプレイリストのローテーションに加えるよう指示する。 あなたは新型の

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    sonota88 2015/06/24
  • IoTを巡る壮大な懐疑論

    IoTを巡る壮大な懐疑論 The Epic Skepticism of the Internet of Things 2015.06.10 Updated by yomoyomo on June 10, 2015, 18:17 pm JST WirelessWire News が「The Technology and Ecosystem of the IoT」を新たなキャッチフレーズにサイトリニューアルして少し経ちました。この IoT(Internet of Things、モノのインターネット)については、ワタシも過去に連載で取り上げています。 Here, There and Internet Everywhere IoTとメイカーとロボットとウェアラブルの交点となるオライリーのSolidカンファレンス ……なのですが、どうもこの話題で文章を書いても反応が鈍く、当方の力不足を痛感します。

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    sonota88 2015/06/10
  • ビッグデータ時代の犯罪とセキュリティを考えるのに有益な四冊

    ビッグデータ時代の犯罪とセキュリティを考えるのに有益な四冊 Because Big Data is not dead yet 2015.04.28 Updated by yomoyomo on April 28, 2015, 16:10 pm JST 「ビッグデータ」という言葉もバズワードとしてすっかり消費され尽くした感があります。2年前の時点で「ビッグデータは死んだ」と言い出す気の早い人もいたわけですが、ガートナーが毎年発表しているテクノロジのハイプ・サイクルの2014年版を見ると、ビッグデータはハイプサイクルの頂点を越し、下り坂に入ったあたりです。 しかし、当然ながらビッグデータという言葉が今後急速に廃るわけではなく、前述のハイプサイクルにおいてちょうど頂点にさしかかろうとしている「モノのインターネット」にしても、単にこれまでネットにつながってなかったものがつながって終わりではなく、そ

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    sonota88 2015/04/28
  • SIMカードを標的に - 米NSAと英GCHQ、ゲマルト製品の暗号キーを不正入手(The Intercept報道) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    次の記事 SIMカードを標的に - 米NSAと英GCHQ、ゲマルト製品の暗号キーを不正入手(The Intercept報道) 2015.02.20 米国家安全保障局(NSA)と英政府通信部(GCHQ)が、SIMカードメーカーの内部コンピューターネットワークに侵入し、世界各国で使われている携帯通信端末でプライバシー保護のために利用されている暗号キーを盗み出していたという。エドワード・スノーデン(Edward Snowden)元NSA職員から提供された機密書類に基づく情報として、The Interceptが米国時間19日付記事で伝えている。 The Interceptによれば、NSAらがハッキングしたのは、世界最大手のSIMカードメーカーであるオランダ、ゲマルト(Gemalto)社のネットワーク。同社は年間約20億枚のSIMカードを製造しており、同社の製品はベライゾン(Verizon)、AT

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  • 男だけの世界──Oculus Riftは性差別的か? - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    SNS 研究、特に10代の若者のソーシャルネットワーク利用に関する研究の第一人者であるダナ・ボイド(danah boyd)の新刊『It's Complicated: The Social Lives of Networked Teens』のことは半年以上前から注目していたのですが、刊行に際して公式サイトに書籍をまるごと PDF ファイルで、クリエイティブ・コモンズの「表示―非営利―継承」ライセンスで公開したのには驚き(つつも、これ幸いとダウンロードし)ました。 ティーンエイジャーのネット利用にまつわる神話の実態を解説し、彼らを取り巻くリスクを過大視する大人たちを諌める穏当さをもったであり、ゴールデンウィークには感想を原稿にしようかとのんびり読んでいたのですが、平和博氏が『It's Complicated』の概要を紹介する「「デジタルネイティブ」は幻想だとダナ・ボイドはいう」というエントリ

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    sonota88 2014/12/11
  • オバマ大統領のネット中立性ルール保護要請の倒錯性と意義 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    米中間選挙における民主党の大敗から間もない11月10日、オバマ大統領がアメリカ連邦通信委員会(FCC)に対して「ネット中立性」の保護強化を要請する Net Neutrality: President Obama's Plan for a Free and Open Internet を発表したのは、連載でも「ネットワーク中立性の死とともに我々は現在のインターネットを失うのか?」という文章を書くなど、ネット中立性の問題を一応追ってきたワタシにとっても驚きでした。 最初に書いた通り、中間選挙で大敗を喫した直後、もはやレームダック化は避けられないなどと言われる中でこういう発表をやられても、アメリカ政治について大した知識がない当方には今回の発表の実効性がどの程度なのかよく分からなかったりします。 ただ今回の発表は、声明文だけでなくそれを語る動画を用意するなどなかなか周到です。ページに Twit

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    sonota88 2014/11/21
  • なぜ私たちには「忘れられる権利」が必要なのか? ・中編 【対談】KDDI総研・高崎晴夫氏、東京大学・生貝直人氏 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    なぜ私たちには「忘れられる権利」が必要なのか? ・中編 【対談】KDDI総研・高崎晴夫氏、東京大学・生貝直人氏 2014.10.28 検索エンジンをターゲットとした「忘れられる権利」は、データそのものの削除ではなく、データへリンクをさせないことで、現実的な運用を可能としている。しかし一方でデータそのものが残存することで、プロファイリングへの対応という新たな課題が生じている。インターネットの利用スタイルがソーシャルに移行した中で、「忘れられる権利」というキーワードが喚起するデータやプロファイリングへの対峙は、新たな局面を迎えつつある。 「忘れられる権利」が生まれた背景の深層と、現在議論されている課題について、この分野におけるエキスパートであるKDDI総研 主任研究員・高崎晴夫氏と東京大学情報学環准教授・生貝直人氏による対談の中編をお送りする(司会進行:JIPDEC)。 自分に関係ないデータの

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  • VAIO株式会社は日本のベンチャーの台風の目になるかもしれない - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    7月1日、VAIO株式会社が発足しました。 もちろんこれは、かの偉大なる大SONYからのスピンオフ部隊で、その数、わずか240名。 ソニーのパソコン事業部はもともと1100人体制だったということですから、もの凄いシェイプアップが行われたことになります。 新会社のドメイン、その名もvaio.comでは、類を見ない勇ましい文句が踊っています。 これを見て、あなたは何を感じたでしょうか。 筆者ははっきりと、「ワクワクする」と思いました。 構成員の75%を切り捨てるという大胆な決断、普通であればリストラは後ろ向きに捉えられがちです。 しかし敢えて「大メーカー」の看板を外し、襟を正し、「小さなメーカーになった」と自覚した組織は、強い。 なにしろもともと優秀な人たちしか採用されない会社です。 その中からさらに生え抜きの25%の人材に絞り込み、彼らが自分たちの立ち位置をハッキリと「小さなメーカー」

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    sonota88 2014/07/01
  • 2014年はビットコインの年になるか?(別にならんでいい) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    昨年からブログで取り上げようかと思いながら、どうも気が乗らなかった話題に P2P ベースのデジタル仮想通貨 Bitcoin があります。 昨年後半から IT 系ニュースサイトでこの名前が話題になることが目立って多くなり、そうでなくてもマイクロペイメントの夢を追ってきた人間としては、いやぁ、当然ワタシも大昔から目をつけてましたよ、とばかりにいっちょかみしておきたい気持ちはあったのですが、一方でどうも話題の波に乗ることへの不安を感じていました。 ただ昨年末、なぜかワタシも参加できた ICPC 2013秋会合において、人間的な好き嫌いはまったく別として仕事に敬意を払っている八田真行氏らの話を聞いて、その試みに面白みを感じるところまでは来たように思います。 この文章を読まれている方で Bitcoin についてあまり知識がない方は、まずは Bitcoin Project が公開している日語字幕付

  • 今年のうちに見ておきたい講演その他(その1):スノーデンと民主主義と自由の未来 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    今年も残すところわずかとなり、2013年をふりかえる的な記事も増えていますが、2013年「今年の人」を選ぶとすれば、与えた世界的なインパクトという点で外せないのは、アメリカ国家安全保障局(NSA)による PRISM プログラムを暴露したエドワード・スノーデン(Edward Snowden)でしょう。 彼が告発した NSA の個人情報収集活動については、先日も連邦判事が NSA の電話メタデータ一括収集は憲法違反である疑いが強いと宣言するなど未だ波紋を呼んでいますが、個人的に面白いと思ったのはエベン・モグレン(Eben Moglen)コロンビア大学教授による全4回の連続講演 Eben Moglen: Snowden and the Future です。 ワタシがモグレンのことを知ったのはフリーソフトウェア財団(FSF)の関係で、彼は長年にわたり FSF の法律顧問を務め、リチャード・ストール

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    sonota88 2013/12/21