初のキュレーションプロジェクトを公開[映画.com ニュース]9月27日から東京現代美術館(江東区)で開催される東京アートミーティング(第5回)「新たな系譜学をもとめて‐跳躍/痕跡/身体」の内覧会が9月26日同館であり、俳優、ダンサーとして活躍する森山未來が、自身初のキュレーションプロジェクトを報道陣に紹介した。 東京アートミーティングは、現代美術と様々な分野の表現を融合し、新たな可能性を探求する展覧会のシリーズ。今回は総合アドバイザーを野村萬斎が務め、身体に残された記憶や知の痕跡が、それぞれの時代の表現にとりいれられ、新たな創造を産み出してきた系譜をたどっていく。 森山がダンサーの大植真太郎、平原慎太郎とともに出品したのは、3人がそれぞれ選んだ映像のQRコードを並べ、ダンスのジャンルで分類した「これがダンスに見える日」と題したプロジェクト。「縦横奥行きの三次元があったとしたら、舞台表現で
相模原市の歴史的公文書を保存する市立公文書館が10月1日(水)、城山総合事務所第2別館3階(旧城山町役場議場等)にオープンする。開館を記念し、企画展示を開催。馬の戸籍(馬籍)について記載された珍しい公文書(1927年)が公開されるなど「市民に親しみの持たれる施設を目指したい」と市は話している。 相模原市では、これまで条例規則、総合計画、議会議事に関する資料などの歴史的公文書を、市立博物館や津久井郷土資料館等、市内6カ所で保存してきた。各文書の保存期間を定め、一元管理すると同時に、市民に広く公開し、利用できるようにと今年4月に条例を施行。その管理施設である公文書館が10月1日にオープンする。 同館で保存されるのは、明治時代初期から現在に至るまでの公文書約2万5千冊。明治20年代の旧青根村の村会議案議決書や、旧相模原市への移行前年である1954年(昭和29年)の相模原町最後の町議会会議録など、
HOME新刊案内阿部泰郎[監修]江口啓子・鹿谷祐子・玉田沙織[編]『室町時代の少女革命 『新蔵人(しんくろうど)』絵巻の世界』(笠間書院) 10月下旬の刊行予定です。 阿部泰郎[監修]江口啓子・鹿谷祐子・玉田沙織[編] 『室町時代の少女革命 『新蔵人(しんくろうど)』絵巻の世界』 (笠間書院) ISBN978-4-305-70745-1 C0093 B5変形判・上製・カバー装・184頁 定価:本体2,200円(税別) 少女は男となることを望んだ……! 男装して宮中にあがり、帝の愛をめぐって姉と争う少女の物語絵巻。 男性だけが成仏できるとされた時代、女性はどのように生きたのか―。 人物絵の隣に台詞が書かれた「室町時代のマンガ」とも言える、ユニークな佳品。マンガ的吹き出しつき現代語訳に加え、絵巻全体を写真で紹介。本作品が持つ意義も多方面から、あますところなく伝えます。 『新蔵人』絵巻は中世に多
◆1888年3月15日付「宮崎新報」 県内初の日刊紙として1888年(明治21年)に発刊した「宮崎新報」の創刊号が、国の重要文化財・旧吉松家住宅(串間市)で見つかった。現存で唯一。新報は、鹿児島県からの分県運動を進めていた岩切門二(1860~96年)らがつくった新聞で、調査した県立図書館は「明治期の県内の政治状況を知る貴重な資料」としている。同図書館で30日から始まる特別展で公開される。(尾谷謙一郎) 創刊号は88年3月15日付で8ページ建て(縦26センチ、横20センチ)。2段組みの1面上段に社告を掲げ、「社会の耳目となりて、敏捷(びんしょう)な報道者たらんことを欲する者なり」と記している。発行所は、現在の県庁近くにあった。 同図書館などによると、岩切は発起人の一人で、主筆を担当した。宮崎県が再置された83年以降、郷土紙の発行に力を注ぐようになったとされ、発刊当初は特定の政党に偏らない「不
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