大学図書館の方からの話で、学生が絵本を探すときに、検索欄に「絵本」と入れて検索しているというのを聞いた。 直感的に絵本に関係する本は出てきそうだけど、絵本そのものはHitしないだろうなと思った。 でも、他に絵本だけを検索する方法があるかなと考えても、よい方法も思い浮かばない。 とりあえず試しにCinii Booksで色々と検索してみました。 フリーワード検索欄で、「絵本」で検索すると18,693件Hitする。 紀伊国屋書店の児童書のカテゴリをみると32,214件件なので、なかなか妥当な数字なのかな。 項目ごとで検索してみる。 タイトルの項目で検索すると16,843件Hitする。 Hitした資料を見てみると、確かに絵本がHitしているのだが、一見するとタイトルに"絵本"の文字はない。 よく見ると、シリーズ名に絵本が含まれる試料が多く、これらがHitしている様子。「ふしぎいっぱい写真絵本」「講
博物館で貝類学者・大山桂博士の蔵書の寄託を受け入れることになりました*1。大山桂博士(1917-1995)は文献記述を重視する研究スタイルから、個人で大量の文献を収集していました。この蔵書は大山博士が晩年に研究員を勤めた鳥羽水族館で保管されていましたが、長期保存により適した環境に置くとともに、調査研究・普及教育での活用を進めるため、当館に寄託されることになりました。18〜19世紀の西洋の貝類図譜を含む、書架延長約270メートルという超弩級の文庫で、貝類学ではおそらく東アジア最大級です。この蔵書を受け入れるにあたり、問題になったのは燻蒸(殺虫)処理です。鳥羽水族館での蔵書の保管場所は害虫の非管理下だったため、博物館の収蔵庫に入れるにあたって燻蒸処理が必要でした。移送に伴う大量の文献資料の殺虫処理はあまり例がないと思いますので、メモがてら記録をしておくことにします。 計算すると、受け入れ予定の
江戸時代の禅僧で、和歌や漢詩、書の大家でもあった良寛(1758~1831)が知人にあてた手紙が天理市の天理大学付属天理図書館で見つかった。10月19日に始まる記念展で初公開される。 故郷の越後で暮らしていた文政期に書かれたと見られ、近くに住む親戚で酒造業を営んでいた山田杜皐(とこう)あての短い礼状。詳細は不明だが、薬をもらった礼と乳母の件についての依頼は申し伝えたと用件のみを簡潔に記している。細くやわらかい文字で、縦16センチ、横26センチの小さな紙いっぱいに書かれている。筆跡や内容などから真筆と判断された。 良寛は地位のある人からの書の依頼は断ることもあったが、身近な人の善意への礼状は数多く残っており、書状全体の3割以上を占めるという。 天理図書館は、国宝や重要文化… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると
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