本棚に眠っている本を寄贈してください―。伊達市立図書館は、家庭で読み終えた本や郷土資料の寄贈を受けて蔵書にする取り組みを新たに始める。予算を掛けずに市民の読書環境を維持し、充実を図る。 募集するのは、辞典や辞書類を除いた、出版年月の比較的新しい本と、郷土の資料全般。期間は11月5~14日。寄贈された本は、職員が整理して本館や大滝分室の蔵書に加えたり、古くなった本と入れ替える。市内6カ所にある地域文庫の巡回用にも加えるという。 11月15、16の両日には、同館で図書交換会を開催して、寄贈本のうち蔵書と何冊も重なっている本や、蔵書の中で除籍扱いになった本などを1人当たりの上限を決めて提供する。ただ寄贈を受けるだけではなく、市民に還元できる取り組みにするという。 市立図書館は、一般書籍をはじめ、基礎資料としての幅広い書籍と、郷土の歴史や文化を収集する役割を持つが、限られた予算で十分に購入する
登別市立図書館アーニス分館が1日、中央町の協同組合ショッピングセンター・アーニス内に開設された。約7千冊の蔵書を有し、インターネット環境や映像資料などをそろえている。同館入り口で行われたセレモニーで、関係者がくす玉を開いて、市内で2番目の所蔵書数を誇る新施設のオープンを祝った。 セレモニーには市や市教育委員会、市議会、市立図書館協議会などの関係者ら約20人が出席。市教育委員会の垣内登紀子教育委員長があいさつで「小さなスペースで大きな情報を得られる図書館として内容の充実を図りたい」と期待を膨らませた。関係者によるくす玉開きが行われ、訪れた市民と一緒に開館を祝った。 アーニス分館は2007年度(平成19年度)、整備に向けた協議を開始。08年度に図書館別館の整備を決定。13年度に高齢者や障害者へのバリアフリー対応や駐車スペースを確保するため、開設場所はアーニス内の市地域情報センター(愛称・pi
伊達市図書館が、日中は仕事をしていて来館できない共働き世代などに利用してもらおう―と、梅本町にある本館の開館時間を試行的に1時間延長して1カ月が過ぎた。延長した午後6時以降の利用者は1日平均約6人にとどまっているものの、自習する高校生のまとまった利用もあり、児童生徒が夏休みに入る今月下旬以降、利用者がどのように推移するか注目している。 本館の開館時間は、午前10時~午後6時で、月曜日が休館。これを6月から9月末までの4カ月間、休館を除いた毎日、午後7時まで延長する。 同館によると、6月1カ月間の午後6時までの在館者数は1日平均9・16人だった。同6時以降を見ると6・05人で、このうち成人が4・74人と大半を占めた。閉館する同7時時点では2・05人でいずれも同館の日平均利用者(平日160人、土曜、日曜250人)の1割に満たず、利用者はこれまでのところ限定的。ただ、月初めには試験期間中と重な
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