日産のミニバンの代名詞であり、2017年1月の登録車販売ランキング2位(因みに1位はノート)を獲得。1984年9月の「サニー」「ブルーバード」以来、32年ぶりに登録車販売ランキングワンツーの立役者、セレナを1200kmあまりテストしたのでそのレポートをお届けしよう。 テスト車はセレナGグレード。期間は1月19日から2月3日までの15日間。市街地や高速道路、一部ワインディングロードを含め1200kmほどを走行したが、今回はクルマの性格を考慮し、コーナーを攻めるようなことはしなかった。燃費は車載計を使用して計測した。 タイヤはブリヂストンエコピアEP150で195/65R15を履いていた。 日産 セレナの第一印象「良くも悪くも“セレナらしさ”が満載」日産自動車グローバル本社の地下駐車場でテスト車に乗り込んだ時、その視界の良さに驚かされた。C25(先々代)ほどサイドのシュプールラインの効果は感じ