「山月記」に関するツイートでかなりツイッター上で話題になっていた新井紀子さんについて、私も色々思うところを書いていたのだが、ご本人からリプライをもらっていたことに気づかず、ツイッターのアナリティクスを見ていて返信があったことに気づいたのでこちらからも返信しようとしたら、ブロックされていたので返信ができなかった。 やり取りに関してはご興味のおありの方はツイログ等で私と新井さんのタイムラインを追いかけていただければわかると思うのだけど、ブログにまとめようと思ったのは「山月記」をめぐる批判を超えた次元での疑問であるので、その辺りのことはここでは触れず、より本質的と思われるところを考察し、書いておきたいと思う。新井さんの諸々のツイートから感じられる教育観・教養観に関する疑問である。 私が主に日本の教育について問題に感じていることの一つは「教養の退潮」ということで、より本質的に社会や人間、科学や諸々
