研究者や研究に関わる大学生や大学院生は、一年を通じて研究室ゼミや学会などで研究成果の発表を行なわなければなりません。また、近年、科学者でない人たちに対する一般向けのプレゼンや講演(アウトリーチ活動)の機会も増えてきています。他にも、研究論文や報告書を書いたり、研究費調達のために予算申請書やプロジェクトの提案書を作成したりすることも、研究者にとって欠かせない仕事です。これらはいずれも情報を他者(研究仲間や審査員、一般市民)へ伝えようとする行為であり、正確かつ効果的な情報の発信が望まれます。しかし、自己流で資料を作成して、闇雲に情報を発信していても、スムーズに情報は伝わりません。ときには誤った情報が伝わってしまい、研究の価値を正当に評価してもらえないことさえ起こりえるのです。 情報を正確にかつスムーズに他者に伝えるためには、情報をデザインすること、つまり文章を読みやすく整えたり、図表を見やすく
6月に入り、いよいよ全国的に雨の季節になりました。足元が濡れるのは好ましくないものの、雨そのものは嫌いじゃない。雨音を聞きながらの読書は捗りますしね。……いい雨だね。 ところで、日本語における「雨」の表現と言えば、どんなものがあるでしょうか。 たとえば、「狐の嫁入り」*1。いわゆる「天気雨」を指す表現で、その由来には諸説あるとのこと。「晴れてるのに雨が降ってる! おかしい!」という異様さから、「キツネに化かされている」ような感覚を抱いたことで、そう呼ぶそうです。 地方によっては、「狐雨」「狐のご祝儀」とも言うそうな。さらに、海外では同様に「天気雨」を表す言い回しとして、熊や虎、鼠やジャッカルが結婚することもあるのだとか。雨=結婚という発想は世界各地で見られるようですね。 四季の変化に富み、天候も変わりやすい日本では、さまざまな時代や地方、場面場面において、多くの「自然」に関する言葉が生まれ
堺市の竹山修身市長は大阪都構想の住民投票を受け、市役所で取材に応じ、橋下徹・大阪市長について「(府職員と知事の関係で)一緒に仕事をしたことがあるものとして、個々の改革の着想や手法はすばらしいものがあると思う。だがPDCA(計画・実行・評価・改善)の検証をしっかりとしなかった。腰を据えた改革ではなく一気呵成(いっきかせい)にやろうと急ぎすぎた」と述べた。 最も印象に残る橋下氏の言葉については「(知事時代に)あなたたちは破産会社の従業員ですよといわれショックを受け、一緒に財政改革プログラムに取り組んだ。それは堺でも生かしたいと思っている」と語り、記者団から橋下市長が政界から引退しないでほしいかと問われると「それにはコメントしません」と言及を避けた。 大阪都構想については「堺市では一昨年9月の市長選で市民に『NO』といっていただいた。だが、都構想が突きつけた大都市の発展はどうあるべきかという課題
姪っ子の小学校が、今週末に運動会が開催されるそうで、娘たちと応援にでも行こうと思っています。 え?!運動会?! まだ5月なのに!!って話しですよね。 もともとは秋開催だった 運動会といえば10月のイメージです。 長女の幼稚園も、10月開催です。 今年は、なんと体育の日が絡んだ連休の中日開催ということで、お出かけできないよ!と年間行事カレンダーを見て嘆いていたわけですが、やはり運動会といえば秋の風物詩といっていいでしょう。 それが、姪っ子の小学校は、数年前から6月開催に変わったのです。 理由は、何かと行事の多い秋の行事の分散化。 あと、10月の開催ということで練習すべき9月がまだ猛暑で、熱中症対策もあるそうです。 開催される10月上旬も、まだ暑いということもあったようです。 スポンサーリンク 6月開催が5月開催に 猛暑を避けるために6月開催にしたようですが、更に開催が早まりました。 そう、梅
Inc.:ソニーやザ・ホーム・デポ社、JPモルガン・チェース社など、巨大企業が大規模なサイバー攻撃の被害に遭ったというニュースを、頻繁に目にするような気がしませんか。けれども、サイバーテロリストたちは大企業だけに興味があるわけではありません。彼らは、私やみなさんの多くが勤めているような、サイバー攻撃の標的になるとは考えにくい小規模な会社も喜んで狙うのです。 みなさんは、サイバー攻撃に対するリスクを最小限に抑えるべく、すでに万全の対策を取っていますか? Peppercomm社を経営する私は、自社がどういった対策を取り、実施すべきかを学ぶべく、2人の専門家にアドバイスを求めました。Peppercomm社の顧客であるウェルズ・ファーゴ社の企業向け金融部門代表兼上級副社長であるSteve Ellis氏。そして、Peppercomm社でIT部門のディレクターを務めるDeivis Baez氏です。 E
1万票差でも多数確実が出せるワケ - ゆとりずむについて、いくつか不正確に思える所がありましたので、シンプルに指摘します。 サンプル数 標本に属するデータ数の事をサンプル数と表現するのは誤り。サンプルサイズが正しいです。 サンプル比率 サンプルサイズ / 母集団サイズ という量を、サンプル比率(リンク先の画像の表を参照)と表現してはいけません。表の上の方に載せられている標本比率と全く同じ言葉(日本語か英語かの違いだけ)なのに、違う意味が指されています。標本比率や標本割合というのは、標本に属する、ある性質を持った要素の数の割合、の意味で、標本の大きさを母集団の大きさで割った量は、(標本)抽出率などと呼ばれるのが普通です(私は、抽出割合と表現します)。 信頼区間 表中にある信頼区間の列に書かれている数値は、信頼区間ではありません。これは、誤差幅や精度の半分、です。通常、信頼区間と言った場合には
デンマークの首都コペンハーゲンで、13歳と14歳の男女生徒25人が、セックスについて話し合うサークルに集まっていた。その場の様子はぎこちなかった。赤くマニキュアをした自分の爪を見つめる生徒もいれば、携帯電話をいじくっている生徒もいる。討論のテーマがマスターベーションに移ると、女生徒の一人が、ニヤニヤし始めた男子生徒の方を指さしてから、忍び笑いを隠すように両手のひらで口を覆った。 「笑ってもいいよ」と講師のアンドレアス・ベック・クロンボルグが声をあげた。生徒たちにとっては「お兄さん」といった感じの29歳だ。「これから話し合う題材は、ちょっと困惑しそうなことだから」と彼は続けた。 デンマークで性教育を提供している非営利団体「セックスと社会」は最近、教育内容の調整をはかった。これまで性教育の重点はどう避妊するかに置かれてきたが、今は妊娠やセックスをより肯定的に教える方向にシフトしている。 欧州で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く