止まらない学生の「博士離れ」 担当者の狙いは 属性の多様性よりも経験・考え方の多様性 総合商社の三井物産が、大学院博士課程の新卒者に限定した採用活動を始めました。ここ最近、博士課程を修了しても研究機関のポストは限られ、希望の職に就くことも難しいといった将来への不安から来る学生の「博士離れ」が指摘されています。こうした中での今回の採用活動。ネット上では「これは極めて良い傾向」「こういうのはもっとあってもいい」との声が出ています。今回の異例の採用活動を発案した三井物産の採用担当者にインタビューしました。 止まらない学生の「博士離れ」 近年、学生の「博士離れ」が進んでいる現状があります。文部科学省が実施している「学校基本調査」によると、博士課程への入学者数は2003年の1万8232人をピークに以降は減少。14年は1万5418人となっています。ちなみにこのうち6千人弱は社会人入学者。また、学部入学
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