小学生が将来就きたい職業のランキングで、動画サイト「ユーチューブ」に投稿して収入を得るユーチューバーが急上昇している。スマートフォンの普及で動画を手軽に視聴できるようになり、人気ユーチューバーへの注目度が高まっているようだ。 今春入学の新1年生の男女計4000人を対象としたクラレのアンケートでは、男子が将来就きたい職業の25位にユーチューバー(0・6%)が入り、前年の54位(0・1%)から順位を上げた。19位の「おもちゃ屋」「鉄道・運輸関係」「動物園・遊園地」(1・0%)との差は0・4ポイントで、ベスト20入りも視野に入った。 学研ホールディングスが昨年9月、小学1~6年の男女計1200人に尋ねた調査でも、全体の0・5%がユーチューバーと答えた。0・3%だった「キャビンアテンダント」「アナウンサー」など、かつての花形職業を上回り25位だった。