★税金について面白く読ませる高橋創税理士によるコラム。税制上の都合で業務用のパソコンを「10万円未満」におさえている会社がありますが、これは合理的な判断なのでしょうか?★ 新型コロナウイルスの感染拡大への対策としてテレワークなどが推進されていますが、それを支援するものとして、東京都は都内の中小企業を対象にテレワーク導入の経費を助成する取り組みを始めました。 それ自体はとても素晴らしいことですし、うちでも使えるものならば使いたいような制度なわけですが(税理士事務所でのテレワークには色々問題があるようなので踏み切れないのです)、気になったのはパソコンなどの機器の購入費が「税込単価1,000円以上10万円未満」までとされている点。ちょっと上限が低すぎやしませんかね。 「仕事上使い勝手がいいものにすべき」が本音 税金の世界でも、資産購入時の金額や新品中古の違いによる取扱いの差が存在します。たとえば