2012年6月、ノルウェー南東部でスカイダイビングを楽しんだ男性撮影の映像に、専門家が「史上初めて」と驚く貴重なシーンが映っていたことが、最近になって判明した。彼が撮影したのは、ダイビング中の自分のすぐそばを通り過ぎて行った、小さな隕石。光を失った“光っていない”隕石が落下している映像はこれまでにないそうで、彼の動画は貴重な記録として大きな注目を集めているが、少しでもタイミングがずれ、隕石に当たっていたとしたら……。彼は即死していた危険もあったという。 ノルウェー放送局NRKや英紙デイリー・テレグラフなどによると、貴重な映像を撮影していたのは、オスロのダイビングクラブに所属するアンネシュ・ヘルストルップさん。彼は2012年6月17日、ノルウェー南東部の街レーナで仲間たちと一緒にスカイダイビングを楽しんでいた。その最中、パラシュートを開いてすぐに何らかの違和感を覚えていたものの、当時はそれが