1月25日付の朝日新聞デジタルに、小学校のかけ算 えっ?順序が違うと「バツ」 がある。 この記事によると、「8人に鉛筆をあげます。1人に6本ずつあげるには全部で何本いるでしょう」という問題に対し、小2の娘が「8×6=48」と答えてバツになっているのに驚いた40歳の会社員が、疑問をブログで書いたところ千件近いコメントが寄せられた。これをネタに朝日新聞がまとめた取材は要約すると以下の通り。 1.教科書会社各社がつくり教師が授業の参考にする「指導書」で「正しい順序」を徹底するよう促している。 2.一方、文科省に問い合わせると、「国として、『正しい順序』を決めてはいない」と意外な回答。学習指導要領自体にも「順序」の記述はない。ただ、「8×6=48」をバツとする指導については「学校現場に裁量があり、コメントする立場にない」。 3.専門家によれば、鉛筆をトランプのように配れば「1巡あたり8本」×「6巡